「バイクでただ走るだけじゃ、つまんないなぁ」
「バイクには、どんな楽しみ方があるの?」
バイクはもっているけれど、マンネリ化してきて、バイクに乗り始めた頃のワクワク感が薄れきたと感じていませんか?
筆者も、以前マンネリ化して、せっかくバイクがあるのに、バイクに乗らなかった時期があります。
そこで今回は、バイク歴40年の筆者が、筆者流のバイクの楽しみ方を解説します。
ちょっとマニアックな楽しみ方もありますが、最後まで読んで、バイクの楽しみ方の参考にしてください。
【バイクの楽しみ方】基本編:初心者向けガイド
バイクの楽しみ方の基本や考え方について、この章では解説します。
ツーリング計画や準備も「楽しみ方」のひとつです。
ツーリングの準備や計画を楽しむ
バイクはツーリングの準備や計画も楽しめる趣味です。
実際に走るルートの計画や、持っていくものをリストアップし準備するのは、実に楽しい!
子供の頃の「遠足の前の日」に似た感覚ですね。
ツーリングの準備や計画を楽しんで、ツーリング当日は実際に走って楽しめる…バイクって「ひとつぶで二度おいしい」的な趣味です。
安全に楽しむための基本ルール
バイクを安全に楽しむためには、基本ルールを守るための準備をしましょう。
- バイクの整備は万全ですか?
- ヘルメットやグローブ、ブーツ、プロテクターなど安全のための装備は大丈夫ですか?
- ツーリングのルートは事前に確認できてますか?
バイクのメンテナンス、安全装備の確認と着用、ルート確認など、きちんと準備しましょう。
そしてツーリングの当日は、道路交通法を遵守してください。
基本ルールを守ることで、安全に楽しくバイクを満喫できます。
バイクに合わせた目的地を選ぶ
ツーリングの目的地は、バイクに合わせて選びましょう。
排気量やバイクのカテゴリーによっては、走るのが大変なルートもあるからです。
たとえば筆者の場合、愛機がカワサキ250TRなので、県道や市道・町道など細くてグネグネの走りにくい道(いわゆる酷道・険道)を、あえて選んで楽しく走ってます(かなり変態的です)。
大排気量の重量車とは違った楽しみ方ですね。
あなたのバイクに合わせた目的地やルートを選びましょう。
【バイクの楽しみ方】応用編:バイク+◯◯で楽しく!
バイクで目的地に「行って帰る」だけの単調なツーリングになっていませんか?
「バイク+◯◯」という感じで、バイクツーリングにプラスアルファを加えると、ツーリングは劇的に楽しくなりますよ。
この章では、筆者の「バイク+◯◯」を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
バイク+神社めぐり
「バイク+神社めぐり」は、心落ち着くツーリングを満喫できます。
神社は厳粛な気持ちになれる場所です。
交通安全を祈願するのもよいでしょう。
筆者は「バイク+神社+御朱印」も楽しんでいます。
行った先々の神社で御朱印を拝受するのです。
御朱印は参拝した記念になり、参拝したときの記憶もよみがえるのでオススメですよ。
あなたもバイクで、近くの神社からめぐってみませんか?
バイク+グルメ
「バイク+グルメ」は目的地に着くまでワクワクが止まりません。
「何を食べようかなぁ」「どんなお店なんだろう」など、期待がふくらみます。
筆者が最近ハマっているのは「ライダーズカフェ」です。
筆者の地元、熊本県の阿蘇周辺には、素敵なライダーズカフェが多くて、メチャ楽しい!
ほとんどのライダーズカフェは、オーナーさんがバイク乗りだから、すぐに打ち解けられます。
常連さんもライダーが多く、すぐ友達になっちゃいます。
ライダーズカフェを探す場合は「目的地+ライダーズカフェ」でGoogle検索してみてください。
バイク+アウトドアコーヒー
「バイク+アウトドアコーヒー」は、名水めぐりと組み合わせると楽しいツーリングになります。
湧き出る名水を使って淹れるアウトドアコーヒーを飲むひとときは、最高!
これも、筆者が地元「阿蘇」で楽しんでいるツーリングです。
バーナーやケトルなどのコーヒーグッズは、登山用の小さくてコンパクトなものを選ぶのがコツです。
バイクは積載量が限られるので、コーヒーグッズのサイズはよく考えましょう。
皆さんも「アウトドアコーヒー」をやってみませんか?
ハマりますよ。
【バイクの楽しみ方】テクニック編:腕を磨いてさらに楽しく
この章では、ツーリングのときに筆者が今も続けている、「ライディングテクニックのトレーニング方法」を紹介します。
ライディングテクニックが上達していくのがわかれば、あなたのバイクライフはさらに楽しくなります。
ライディングテクニックの向上を常に意識してバイクに乗れば、楽しいうえに腕も磨けて一石二鳥です。
ライン取りと道路上の安全確認
より安全に走るため、ライン取りと道路上の安全確認を常に意識しましょう。
コーナリングのライン取りがうまくいくと、コーナーをスムーズに抜けれます。
基本は「アウト・イン・アウト」です。
アウト・イン・アウトは、コーナリング時に外側から進入し、コーナーの内側を通って、再び外側に抜けるテクニックです。
これにより、滑らかで安定した旋回が可能になります。
道路上の異物確認も常に意識してください。
たとえば、道路上の砂や落ち葉はスリップダウンの原因になります。
道路上の異物を発見したときに、スムーズかつ安全にライン取りを変更するライディングテクニックも覚えましょう。
ゆっくり走れば、コーナリング中のライン変更は可能です。
コーナリングテクニック
ツーリングでコーナリングテクニックをトレーニングしましょう。
見知らぬ道も、基本やルールを守れば安全に楽しく走れます。
たとえば、スローイン・ファーストアウト。
スローイン・ファーストアウトとは、コーナー進入時にスピードを落とし、安全に曲がりながら出口で加速するテクニックです。
これにより、安定性とコントロールが向上します。
コーナリングが終わったあとに、心の中で、今のコーナリングを自己採点しましょう。
採点は「よかった」か「悪かった」で大丈夫です。
- 安定していたか、いなかったか?
- 次はどうすればうまくいくか?
こういったことを反省しながら走り続けると、ライディング・テクニックが磨かれていきます。
筆者は、今も反省しながら走り続けています。
ブレーキングとギア選択
ブレーキングとギアの選択も、スムーズなコーナリングに必要不可欠なテクニックです。
ブレーキング(減速)がしっかりできてない場合、コーナリング中にオーバースピードで転倒するかもしれません。
「減速しすぎかな」と思えるくらい、減速しても大丈夫です。
安全にコーナーを抜けることを最優先し、コーナーの手前でしっかり減速しましょう。
また、ギアの選択が間違っていると、コーナーの出口でギクシャクした走りになってしまいます。
ギアの選択は、さまざまなコーナーを経験して、体で覚えるしかありません。
常に学習する気持ちでコーナリングしましょう。
【バイクの楽しみ方】ベテランの経験から学ぶ
筆者は、先輩ベテランライダーから多くのことを学び、今があります。
皆さんも、先輩ライダーの話しに耳を傾けてみてください。
きっと、あなたのためになることがあるはずです。
40年のライディング経験から学んだこと
筆者が40年のライディング経験で学んだことは「安全第一」です。
いつも「無事カエル」ことを心がけてます。
「今日も無事に帰れますように…」と願いながら、家の玄関を出ます。
しかし、願うだけでは安全運転テクニックは上達しません。
漫然と、ダラダラ走らない意識を持つようにしましょう。
常に研究しながら走るのも楽しいですよ。
狙ったコーナリングができたときの爽快感は格別です。
40年にわたり常に考えながらバイクに乗り続けた結果、安全運転テクニックがかなり上達しました。
バイクは危険が伴う乗り物であることを理解し、研究しながら走れば、ライディング・テクニックは上達するでしょう。
ライディング・テクニックが上達すれば、バイクはさらに楽しい趣味になります。
バイクコミュニティの魅力
バイクコミュニティで仲間が増えるし、知識も増えます。
同じ意識や価値観のバイク仲間がたくさん集まるFacebookコミュニティに、筆者は参加しています。
実際、コミュニティに入ってバイク仲間が増えました。
未知のツーリングスポットも、コミュニティの仲間にたくさん教えてもらいました。
コミュニティで腕のいいバイク屋さんにもめぐりあえて、我が愛機は絶好調です。
バイク系のコミュニティに参加すれば、さらにバイクライフは楽しくなりますよ。
まとめ:あなたのバイクの楽しみ方を見つけましょう
あなたのバイクの楽しみ方を見つけましょう。
「バイク+◯◯」的な楽しみ方が見つかると、バイクライフがさらに充実します。
初心者からベテランまで、それぞれの楽しみ方を見つけてバイクライフをお楽しみください。
この記事で紹介した「バイクの楽しみ方」が、読者の皆さまがバイクを楽しむヒントになれば幸いです。
読者の皆さまのバイクライフを応援しています。
投稿者プロフィール
-
熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
最新の投稿
- ツーリング2024年11月14日【地元ライダーが選ぶ】熊本県のおすすめロードとツーリングスポット&グルメ7選
- お役立ち2024年11月9日秋冬のツーリングウェアはコレ!気温15℃前後の服装をベテランが伝授
- コラム2024年11月3日違うジャンルのバイクに乗り換えて良かったこと、しんどかったこと
- コラム2024年10月12日【好きを仕事に】未経験からでも始められるバイク系ライターの成功方法とスキル