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Moto Connect(モトコネクト) > 記事 > コラム > お役立ち > 【元バイク屋が解説】リターンライダー必見!30年間でバイクライフはこんなに変わった!!
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【元バイク屋が解説】リターンライダー必見!30年間でバイクライフはこんなに変わった!!

バイク大好きフォアグラさん
最終更新日 2024/07/26 13:14
バイク大好きフォアグラさん
Published: 2024年7月26日
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はい!元バイク屋のフォアグラさんです、こんにちは。
さて今回は、リターンライダーの皆さんに向けて知っておいて欲しいこと、昔と現代のバイクライフの変化と注意点をぎゅっとまとめました。

実は20年前30年前と比べて、バイク界隈は随分と様変わりをしています。
この記事ではバイクの性能の進化と用品の進化。次にバイクの購入や売却方法の変化の多様化。最後に実際にバイクを買ってから困らない様にツーリングの常識の変化と、大きく4つに分けて解説をしていきます。では早速いきましょう

目次
  • バイクの進化
    • ABS
    • トラクションコントロール
  • バイク用品の進化
    • バイク用エアバッグ
    • ヘルメットの進化
    • その他の便利な用品
  • バイクの売買の変化
    • バイクの買い方の変化
    • バイクの価格の高騰
    • 整備・修理についての変化
    • 査定の変化
    • 買取業界の変化
  • バイクにまつわる常識の変化
    • 運転マナーの変化
    • メカに詳しくなくても大丈夫
    • 大型免許は偉くない
  • まとめ

バイクの進化

まずは現代のバイクの進化について。今も昔もバイクはバランスを崩せば簡単に転んでしまうものですが、現代のバイクはそう簡単にバランスを崩しにくくなっているのです。いくつか理由はあるのですが、特に大きな理由はABSとトラクションコントロールという電子制御の2つです。

ABS

ABSとは「アンチロック ブレーキ システム」の頭文字を取ったもので、もうお馴染みの機能でしょう。

このABSがつくことによって、ブレーキ操作に伴う転倒リスクというのが劇的に減るのです。

例えば急ブレーキをかけた場合。ABSの無いバイクは、ブレーキの制動力がタイヤのグリップ力を超えてしまうとタイヤが滑ってしまいます。リアタイヤならまだ持ちこえられる可能性はありますが、フロントが滑ったらどうにもならず、転倒するしかありません。

バイク経験の浅い方や、久しぶりにリターンをした方の場合に、焦ってフロントブレーキを思いきり握ってしまうことが多いのです。そうなると、今言ったようにロックをして滑ってしまったり、フロントフォークが極端に沈みすぎたことによる反動でバランスを崩し転倒してしまうのです。いわゆる「握りゴケ」とも言われる状態です。しかしABSを搭載していると、この握りゴケのリスクも大きく減るわけです。

現在新車で販売されている排気量125ccを超える2輪自動車(軽二輪)に関してはABSが義務化されています。具体的には排気量125ccを超える2輪自動車の場合は一定の技術的要件に適合したABSの装備、そして50ccを超える原付2種の場合は一定の技術的要件に適合したABS、またはCBSの装備とされています。このCBSというのはコンバインドブレーキシステム(前後連動ブレーキ)というものです。
こういった具合ですが、中古で購入する場合はABSが搭載されていない車種もまだまだ多く流通しているので、購入前にABSがついているかどうかというのは確認しておくといいでしょう。

トラクションコントロール

もう1つの電子制御、トラクションコントロール。これも転倒防止に一役買っています。

例えば雨の日の濡れた滑りやすいマンホールの上にバイクの後輪が乗っていて、発進しようとした時や急加速しようとした場合、通常はスリップをしてしまいます。しかしトラクションコントロール機能がついているバイクの場合は、瞬時にそのスリップを感知して出力を制御し、なんなく安全に発進できるというものなのです。
ただしこのトラクションコントロールについては、新車でも搭載されている車種されていない車種がまちまちですので要確認です。

安全に寄与するのは雨の日のマンホールばかりではありません。例えば峠道に積もった落ち葉に乗り上げてスリップしそうな時も、このトラクションコントロールによって転倒を回避できる可能性はぐっと高まります。
特に大型のスポーツバイクなんかに採用されている性能の高いものであれば、スリップだけでなく、同時に車体のバンク角や前後にかかっている荷重などを常に監視していて、その姿勢によって最適な介入を行います。高性能なものであれば1/1000秒単位などで監視していて、一瞬で介入してくれるので非常に安心感が高いのです。

もちろんバイクである以上、絶対に転倒しないとは言えませんけれども、ABSやトラクションコントロールが搭載されている車種を選ぶことで転倒のリスク、特に単独事故のリスクはある程度減らすことができると言えるでしょう。

バイク用品の進化

先ほど解説をしたバイクの車体側、つまりハード側の安全に関する性能の進化だけでなく、バイク用品というソフト側の安全性も進化しています。

バイク用エアバッグ

ここ20年・30年の間に新しく出てきた物で紹介したい物といえば、やはりバイク用エアバッグでしょうか。

引用:hit-air公式サイト

上の写真は「hit-air」というブランドのエアバッグジャケットです。車体側にワイヤーとコネクターを取り付け、ジャケットと接続をした状態で乗車します。満一の事故の際でライダーが車体から離れた瞬間に、ボンベからCO2が首・背中・お尻などに送り込まれ、ライダーを守ってくれるっていうシステムなのですね。その所要時間なんとわずか0.1~0.2秒くらいということです。

「コネクターを外し忘れてバイクを降りたら、エアバッグが膨らむんじゃないの?」という疑問については心配無用です。約30kgの力が加わらないとボンベは作動しないので、バイクを降りようとしたところで通常作動することはなく気づきます。もし万が一作動して膨らんだとしても、ボンベを単品で購入することができ、再利用することが可能です。

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このhit-air以外にも、アルパインスターズやダイネーゼは接続不要のワイヤレスエアバッグを発売しています。ただしhit-airは4万円程度から購入できますが、こちらはおよそその倍。ダイネーゼはさらに高額になります。

引用:アルパインスターズ公式サイト、ダイネーゼ公式サイト

作動時間はhit-air以上に短縮されているとも言われているので、一概に価格だけを見て高いというのはナンセンスかもしれません。ちなみに自分はお財布と相談の上、hit-airのものを愛用しています。

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ヘルメットの進化

また進化をしているのはジャケットだけではありません。今はカーボン製のヘルメットが珍しいものではなく、安いものだと5万円程度で、ASTONEの製品であれば、なんと3万円台から購入することもできます。
そしてこのような昔ながらのフルフェイスヘルメットだけでなく、見た目はフルフェイスでありながら顎部分をガバッと開けられるシステムヘルメットも一般的になりました。

引用:WING JAPAN公式サイト、OGK KABUTO公式サイト

こうすることでヘルメットをかぶったままコーヒーを飲めたり、タバコが吸えたり、信号の待ち時間で曇りを取ったりすることができます。自分は一眼カメラで写真を撮る時にも使いやすくて気に入っています。
ただし一体整形のフルフェイスと比べ、強度では劣ること重量が重くなること、価格も高めになることがデメリットです。
ちなみに自分が愛用しているASTONEのRT1500というカーボンシステムヘルメットは約4万円です。これはカーボンを使っているので、システムヘルメットでありながら一般的なフルフェイスよりも軽量になっている点が気に入っています。

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また、ヘルメットのインナーバイザーも一般的になりました。昔はスモークシールドに交換したり、中にサングラスをかけたりしていましたけれども、今はヘルメットにサングラスがもう内蔵されているのです。

引用:OGK KABUTO公式サイト

走行中にも簡単に操作できるので、トンネルに入った時には外したり、夕日が正面に来てしまった瞬間に装着したりということが簡単にできるので、便利というより視界の確保という安全面において評価できる機能です。

もちろんだからといってバイクは安全な乗り物になったなんていうようなことはしませんが、以前に比べれば車体や用品の進化によって安全性はかなり高くなったと言えるのじゃないでしょうか。

その他の便利な用品

寒い冬の装備も進化して、電熱装備というのが当たり前になってきました。

引用:コミネ公式サイト

昔は厚着をして、信号待ちではエンジンに手をかざして、自販機のホットコーヒーで温まる、そんなことをしていましたが、今はグローブやジャケット・パンツ、なんなら靴下まで電熱装備で寒さ知らずです。

まだまだあります。スマホホルダーやスマートモニター。ナビとしての利用はもちろん、インカムと繋げて音楽やラジオを聴くこともできます。そう、このインカムも複数人のツーリングでは当たり前になりましたね。

昔は複数人で走る時は事前に合図を決めておいたり、会話ができるのは赤信号で停車した時だけ、ヘルメットのシールドをあげて大声で話しをしていました。でも今はこんなインカムが、安い物だともう1万円もしません。中には2台セットで1万円を切る物もあります。本当に時代は変わりました。

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バイクの売買の変化

バイクの購入や売却における変化についてもお伝えしましょう。

バイクの買い方の変化

まず購入について。昔は個人売買も多く、場合によっては地元の先輩から受け継ぐなんていうパターンも多くありましたが、現在はあまり聞かなくなりました。

最も多いのはバイク屋で購入することですが、ヤフオやメルカリといったフリマサイトという選択肢も一般的になりました。とはいえ現車確認できないリスクは言わずもがなです。

現代のバイクは先ほどお伝えした電子制御などによりコンピューターのパーツが多くなっているので、専用の診断機が必要だったり、修理というよりはアッセンブリーで交換というケースも多くなってきます。
個人が簡単に修理できるものではなくなってきているので、あまりお勧めできるものではありません。

そして店で購入する場合であってもホンダやカワサキの多くはホンダドリームやカワサキプラザのようなメーカーの系列店でしか新車を販売できなくなっています。レッドバロンやバイク館、バイク王をといった大手であっても、250cc以上のホンダ車や400ccを超えるカワサの新車はもう扱うことができません。ホンダの400ccやカワサキの大型を新車で買いたいのなら、メーカーのディーラーで買うしかないのです。
購入に関しては販売店が限定されてしまったため、昔よりも不便になってしまったのかもしれません。

バイクの価格の高騰

さらに言うと、バイクの価格は新車も中古も随分と高くなりました。
たとえば2022年に生産が終了したホンダのCB400SUPER FOURは、モデルチェンジを繰り返しながら約30年間も生産され続けた定番中の定番の名車ですが、その定価の変化は下の通りです

引用:ホンダ公式サイト

高くなったのは新車だけではなく中古車も、直近の3・4年くらいで相場が高騰していいます。例に挙げたCB400SUPER FOURでも、30年前の95年式くらいの個体で状態が良ければ、当時の新車と大して変わらない価格で売られているのです。
世界的な半導体の不足やコロナによる工場の閉鎖、大規模半導体工場の消失など複合的な要因で、新車の供給が追いつかなくなり、中古車の需要が高まったという背景があります。さらにバイクというものはグローバル商品ですから、世界の物価や円安の影響も大きく受けます。

軽自動車が100万円で買えなくなってしまったように、バイクに関しても同じことが起きているのです。この中古の価格高騰については自分のこちらの動画で詳しく紹介しています。

整備・修理についての変化

それと最後にとても重要なお話。自分が働いていたバイク屋もそうだったのですが、「原則としてウチで買ったバイクしか整備・修理を受け付けませんよ」という店が増えています。
というのも「ヤフオやメルカリで粗悪なバイクを安く購入し、バイク屋に持ち込んで点検修理をしてしまえばいい」と考えた人が多くいたからなのです。

そんなことが流行ってしまうと、バイク屋の整備工場は持ち込まれた粗悪なバイクの作業に追われてしまい、自分の店のお客さんのバイクを整備する時間がなくなってしまったのです。さらに言うと、そもそもがノーメンテで放置されていたような粗悪なバイクが多いわけですから、整備には時間がかかります。しかも買手にバレないように、悪いところを意図的に隠してあったりもするわけです。

他のバイク屋で買ったバイクであっても、どのような整備をされてきたのか、今までどのようなトラブルがあったのか全く分かりませんから、状況を知るだけでも時間がかかります。中にはロクに整備もしないで現状販売、ただ店の利益だけを上乗せして横流しして売っているという店もあります。
ですので、せめて自分の店で買ってくれたお客さんの面倒だけは見なければということで、「ウチで買ったお客さんしか見ませんよ」という苦肉の策を取った店が少なくないのです。

こんな感じでバイクの購入のハードルが上がってしまった反面、売却をすることに関しては非常に良い方向に劇的に変わりました。

査定の変化

昔は購入したバイク屋さんや、世話になっていたバイク屋さんに売却をしたり、知り合いに譲るといったことが一般的でした。まあ、バイク屋とはいえ査定が結構適当で、何を根拠に金額を決めているのかよくわからなかったり、「バイク屋さんが15万円って言ってるんだから、まあそんなもんなのかな?高く売れたのかな?」みたいな感じでしたよね。

しかし今は違います。例えばレッドバロンの査定の取り組み。1台1台シャーシダイナモに載せて、馬力やフレームのチェックを行って丸裸にされます。点検整備をきちんと受けて大事に乗られていれば良い査定額が期待できるでしょう。しかしその反面、修理や交換が必要な部分が見つかってしまい、減額につがる側面もあるかもしれません。変な車両が紛れ込まないという意味で購入時は安心感がありますが、売却時は一長一短といったところでしょうか。

買取業界の変化

そしてちょっと業界裏話というか、ぶっちゃけて話をしていきましょう。

実は買取専門業者の場合、基本的に自社で販売するのではなく、オークションに出品するというビジネスモデルなので、直接買取・直接販売ができる大手販売店の方が値段はつきやすいのです。このような大手販売店の場合は、ユーザーから直接買取、次のユーザーに直接販売することができます。

ただ、今自分がお勧めしているのは、もう最先端とも言えるオンライン査定です。電話1本で買取に来てくれる買取専門業者なんていうのは、もうちょっと昔の話になってきているのです。

オンラインの方が手軽ですし、正直価格も期待できます。写真をアップするだけでバイク屋さんだけでなく、有名な買取専門業者など複数の業者が競合入札をしていくので、電話をかけた一社だけに査定依頼をするよりも高額査定がつきやすいというだけでなく、断る場合でもオンライン上でできてしまうので、断る気まずさもないというので気兼ねなく利用できてしまう、何とも簡単すぎるシステムです。

2000年前後に、電話1本で買取業者が来てくれるという買取専門業者が連立し便利になったと思いましたが、それももう20年以上も前のことですからね。もう今はスマホで写真をアップするだけで、業者同士が勝手に入札をして勝手に高値がつくという時代になってしまったのです。

50ccでも、10年以上放置されているような不動車でも査定対象なので、廃車とか、ましてやお金を払って処分する前に、まずは一度値段がつくかどうか申し込んでみると良いでしょう。まだ売却は迷っているっていう方であっても、LINEのようなチャットで「今回は売却しません」と簡単に断ることができるので、まずは自分のバイクの査定価格を確認するということもできます。

バイクにまつわる常識の変化

バイクを取り巻く色々な事が大きく変わっていますが、1番変わったのは、そしてリターンライダーに絶対知っておいて欲しいことは、バイクライフを送る上での常識やツーリングの常識の変化です。

運転マナーの変化

これに関しては本当いくつもあるのですが、まず気をつけてもらいたいのは運転マナーについて。
信号待ちで並んでいる車の先頭に出るすり抜けや、黄色い実線をまたいで追い越しをかけるイエローカットと呼ばれるような違反行為。昔は違反とは認識されつつも大目に見られていたような風潮ありましたが、こういった運転については昔よりも世間の目は明らかに厳しくなっています。

警察がそこにいれば当然捕まえに来ますし、自分の様なYouTuberがそんな運転をしていればもう炎上案件です。久しぶりのリターンということもありますから、まずは安全運転を意識しすぎるくらいで走ってみてください。10代・20代の頃と比べれば体力も目も衰えていますし、社会的立場、責任も違うはずですからね。

メカに詳しくなくても大丈夫

そして特に自分が違いを感じていることはツーリングが身近になったということです。昔は「自分でバイクを直せない奴は乗る資格なんか無い」なんて言う人も少なくなかったですが、昔はあながち間違いでもなかったのです。というのも30年前は携帯電話なんて普及していなかったので、山奥でバイクにトラブルがあって動けなくなってしまったら、最悪命にも関わる事案だったわけです。

現在はバイクの任保険にロードサービスが付帯するのが常識になり、業者によっては距離無制限なんていうのもあります。今は出先のパンク程度のトラブルであっても、電話1つでロードサービスに来てくれるのです。ですのでバイクの修理ができなくても、バイクに乗って北海道を走れる時代になったのです。確かに修理はできるに越したことはありませんが、できなくても全然問題ないのです。

年に1回もしくは車検ごとくらいにバイク屋さんで点検を受けて、直すべきところは直し、消耗品をきちんと交換する、そうしていればあまりトラブルは起こりませんし、起きたとしてもロードサービスでなんとかなる、そんな時代なのです。昔の頑固な親父みたいに「バイクを直せない奴はバイクに乗るな」なんて言ったらヒンシュクを買う可能性が高いので注意してくださいね。

逆に言えばメカに詳しくない方や、忙しくてバイクの整備まで手が回らない人でもバイクを楽しめる、そんないい時代になったとも言えます。実際自分も今は仕事に育児にYouTubeと、自分のバイクの面倒を見てる時間を作れないので、基本的にお店任せです。バイク屋で整備をしていた自分だってこんな感じなので、お店に任せると割り切ってしまうのは大いにアリなのです。

大型免許は偉くない

昔は限定解除と言って、確かに400ccを超える大型バイクに乗れる人は少数派で、羨望の差しで見られていましたが、今や大型自動二輪免許は教習所で誰もが簡単に取れてしまうものです。中型ライダーにリッターバイクを自慢したところで「排気量マウント」と呼ばれて嫌われてしまうのがオチです。

自分もセカンドバイクのKLX125でのんびりツーリングを楽しんでいた時、道の駅で大型ライダーにマウントされ、本当に気分悪かった経験があります。「お兄さん背ぇ高いんだから、もっと大きいのに乗ったら?」とか「ほらサス沈んじゃってるよ。大きければもっと荷物詰めるよ」なんて言われました。散々マウントされた後、メインで乗っていた自分のバイクの方が大きい排気量だったので、SNSを見せて返り討ちにしてやりましたけどね。

まとめ

というわけでリターンライダーの皆さんに知っておいて欲しいこと1本に無理やりまとめてみましたがいかがでしたか?20年・30年前と比べると随分と事情が変わっていることご理解いただけたでしょうか。個人的には随分とバイクを楽しみやすくなった、そして快適で安全な環境を整いやすくなったと感じています。

こんな言い方をしては失礼ですが、意識はせずとも若い時と比べれば体力も少なからず落ちているはずです。反応も遅れたりするはずです。安全や周りの人への配慮を忘れず、是非再びバイクを楽しんでください。

今回の記事は下の動画でも詳しく解説していますので、こちらも是非ご視聴ください。
それでは今回も最後までご視聴いただきありがとうございました。

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