若者の間でバイク離れが進む中、1984年から40年以上無事故を継続する還暦ライダーの筆者が、16歳のバイクライフについて考察します。
1980年代の「3ない運動」を経験した筆者が、もしも今「16歳」として人生をやり直すことができるのであれば、どうするか?二輪の世界に足を踏み入れるかどうかを考えてみました。
40年超のバイク歴にもとづき、現代の若者が後悔しないための条件や、生涯の相棒と出会うための道筋を具体的に解説します。
- 友達のバイクがうらやましかった16歳の頃…80年代の「3ない運動」が僕の心に火をつけた!
- 停学・退学の恐怖に震えた「3ない運動」…学校という檻の中で耐えたあの日
- 友達のRZ50とハスラー250…自由を謳歌する友人に抱いた猛烈な嫉妬心
- 「なんで俺だけ…」やり場のない怒りが、40年以上続くバイク愛の原点!
- 若者のバイク離れは本当?「やめてよかった」から見える現代のバイク事情
- もしも今、僕が16歳だったらどう動く?バイクで後悔しないための「5つの絶対条件」
- 1.【自立】バイク購入から維持費まで、すべて自分が出す
- 2.【学習】無知は事故に直結!バイクの「知識」を深める努力を惜しまない
- 3.【責任】万一の事故に備え「任意保険」には必ず加入する
- 4.【安全】「無事帰る」ことがすべて!安全運転至上主義を貫く
- 5.【品格】学校と社会のルールを守り、周囲に迷惑をかけない
- 【無事故歴40年超】焦らなくていい…昔も今も幸せに走り続けている僕の秘訣とルール
- よくある質問(FAQ)
- Q.若者の「バイク離れ」が深刻と言われる主な原因は何?
- Q.ネットで「バイクをやめてよかった」という声があるのはなぜ?
- Q.16歳で免許を取得するのと、高校卒業後(19歳など)に乗るのはどちらがよい?
- Q.バイク初心者が事故を起こさず、無事故を継続するための秘訣は?
- Q.「新基準原付(125cc)」導入は、若者にどんな影響がある?
- まとめ:もしも僕が今16歳ならバイクに乗る…かも。でも、ルールは守る!
【この記事でわかること】
✅80年代の「3ない運動」がバイク愛の原点
✅現代の「バイク離れ」の背景
✅後悔しないための「5つの絶対条件」
✅遅く乗り始めてもバイクを楽しめる秘訣
友達のバイクがうらやましかった16歳の頃…80年代の「3ない運動」が僕の心に火をつけた!

(出典:ヤマハ公式サイト、スズキ公式サイト)
1980年代の高校では「3ない運動(免許を取らない、バイクを買わない、バイクに乗らない)」が全国的に猛威を振るっていました。
校則でバイクが禁止され、校則違反は停学や退学処分となっていた時代です。
停学・退学の恐怖に震えた「3ない運動」…学校という檻の中で耐えたあの日
学校側は生徒の動向を厳しく監視しており、隠れて教習所に通うことさえ困難な状況でした。
もしも発覚して処分を受ければ内申書に影響し、進学や就職に響きます。
3ない運動という檻の中で、若者は二輪車への憧れを押し殺して生活していました。
規則を破ることの代償は将来を左右するほど重く、多くの高校生が卒業まで忍耐を強いられた事実があります。
当時の抑圧された環境が、逆にオートバイへの情熱を純粋に育む要因となったのです。
友達のRZ50とハスラー250…自由を謳歌する友人に抱いた猛烈な嫉妬心
当時、ヤマハ RZ50やスズキ ハスラー250を乗り回す友達がいました。
彼らは、バイクが校則で禁止されてない高校に進学した、僕の中学時代の友人たちです。
2サイクルエンジンの排気音や、ヘルメットから覗く誇らしげな表情は、自転車通学を余儀なくされていた僕の目にまぶしく映りました。
自由を謳歌する友人たちへの嫉妬心は、胸を締め付けるほど強烈だったのです。
自分だけが取り残されている感覚は、16歳の少年には、言葉で表現できないほどの孤独と劣等感を生み出しました。
「なんで俺だけ…」やり場のない怒りが、40年以上続くバイク愛の原点!
校則を守る誠実さと、公道を走りたい欲望との間で激しい葛藤が続きました。
友人が遠方の阿蘇までツーリングに出かける話を聞くたびに、やり場のない怒りが心の中に積もっていったのです。
そのときの「いつか必ず乗ってやる!」という執念は、19歳での免許取得を機に爆発しました。
16歳の頃に味わった屈辱がエネルギーとなり、40年以上一度も途切れることなく、今も無事故でオートバイに乗り続けている強い原動力になっています。
若者のバイク離れは本当?「やめてよかった」から見える現代のバイク事情

現代の若者が二輪車から離れる背景には、経済的な負担増と価値観の変化が関係しています。
自由に使えるお金が減り「タイパ」や「コスパ」を重視する生活で、趣味としてのオートバイの優先順位が昔に比べて変わっているようです。
深刻と言われる若者のバイク離れ…コストと「タイパ」重視、価値観のズレ
車両価格の上昇に加え、年間10万円を超える維持費は、若者にとって経済的な「壁」です。
雨天時の不便さや装備の費用は、効率性を重視するタイパやコスパの価値観と合いません。
スマートフォンやゲーム等の代替コンテンツが充実している現代において、リスクを負ってまでオートバイに乗る動機が薄くなっています。
移動手段としての利便性よりも、趣味としての手間を「負担」と感じる層の増加もバイク離れの一因です。
「バイクをやめてよかった」はどうして?無知が招くリスクと不安の正体
Webで見かける「バイクをやめてよかった」という意見には、事故への恐怖や経済的な理由が隠れています。
十分な安全教育やライディング技術を知らないまま公道に出て「ヒヤリハット」の恐怖を経験し「バイク=楽しくない」と感じる若者もいるようです。
正しい知識と技術、そして任意保険に未加入でバイクを所有することは、不安につながります。
無知ゆえに挫折を感じるケースがあります。
新基準原付(125cc)導入でバイクを取り巻く環境が変わる
「新基準原付」の導入は、50cc以下の原動機付自転車(原付)市場に変化をもたらします。
最高出力を制限した125ccバイクが原付一種として扱われることで、車体の安定性や制動力の向上が見込まれるためです。
「新基準原付」は、若年層が二輪車に触れるハードルを下げるきっかけとなる可能性も秘めています。
新しい基準に適合したバイクが普及することで、移動手段や趣味としての価値が再評価され、市場が活性化するでしょう。
もしも今、僕が16歳だったらどう動く?バイクで後悔しないための「5つの絶対条件」

もし僕が、現代の16歳としてバイクライフを再スタートさせるなら、自分自身に厳格なルールを課します。
40年超のバイク歴から導き出した、後悔せずに乗るための「5つの絶対条件」です。
1.【自立】バイク購入から維持費まで、すべて自分が出す
バイク代や任意保険代、ガソリン代やタイヤなどの消耗パーツ代といった費用です。
親に頼らず自分が払うことで、バイクへの愛着と責任感が芽生えるでしょう。
2.【学習】無知は事故に直結!バイクの「知識」を深める努力を惜しまない
エンジンの構造やタイヤの限界、交通心理学を学ぶことは、公道での生存率を左右します。
ネットの不確かな情報に惑わされず、整備マニュアルや専門書などから正しい知見を吸収する姿勢が、安全につながります。
3.【責任】万一の事故に備え「任意保険」には必ず加入する
無保険での走行は自らの人生だけでなく、相手の人生も破壊する超危険な行為です。
年間数万円の保険料を惜しまず、対人対物無制限の任意保険に加入することこそが、社会の一員としてオートバイに乗るための絶対条件といえます。
4.【安全】「無事帰る」ことがすべて!安全運転至上主義を貫く
速度の出し過ぎや無理な追い越しは、命を削る行為です!
40年超のバイク歴で確信したのは「無事に帰還する」こと以上の価値は存在しないということです。
常に防衛運転を意識し、命を最優先します。
5.【品格】学校と社会のルールを守り、周囲に迷惑をかけない
校則の遵守や騒音への配慮は、ライダーの社会的地位を守るために不可欠です。
暴走行為や爆音、迷惑駐車を避け、一人の自立した市民として行動することは、周囲から信頼され、長く趣味を楽しめることにつながります。
【無事故歴40年超】焦らなくていい…昔も今も幸せに走り続けている僕の秘訣とルール

僕の40年以上の無事故記録は、偶然の産物ではありません。
落ち着いて走り、常に冷静な判断をしてきた結果です。
長く、そして深くオートバイという趣味を楽しむための、僕が実践している具体的な秘訣とルールを明かします。
「19歳スタート」は遅くない…高校卒業後の冷静な判断力
僕は「3ない運動」の影響で、19歳で初めてオートバイを買いました。
高校卒業後、社会的な責任を理解し始めた時期に乗り始めたことは、事故抑制につながりました。
16歳の衝動に任せるよりも、精神的に成熟した状態でハンドルを握る方が、交通状況の判断力があります。
バイクに遅く乗り始めましたが、長いバイク人生の中ではわずかな時間にすぎません。
焦らず準備を整えることが、結果として40年以上の継続に繋がります。
「生きて帰る」が最強の技術…「無事故歴40年超ライダー」の安全運転テクニック
安全運転において最も重要な技術は、コーナリングや加速ではなく「危険予測」です。
交差点で直進する際や死角の多い道路では、常に「他車が急に現れる可能性」を想定して速度を調整します。
1984年から現在に至るまで、僕は常に最悪のシナリオを予測し、危険を避け、安全を確保して走り続けています。
高度なテクニックを誇示するのではなく、淡々と安全に走り続けることこそが、最も習得すべき最強の技術です。
バイクは素敵な相棒!ツーリングの風を感じ続ける豊かな人生の描き方
オートバイは単なる移動のための機械ではなく、人生の景色を色あざやかに変えてくれる相棒です。
阿蘇の米塚を望むパノラマラインを愛車と駆け抜ける時間は、多忙な日常ですり減った心を生き返らせます。
適切にメンテナンスし、手をかけた分だけ応えてくれる愛機との対話は、格別です。
40年以上経った今も、早朝の澄んだ空気の中でエンジンを始動する瞬間の高揚感は変わりません。
無事故を貫くことで、この至福の時間は永遠に続きます。
よくある質問(FAQ)
読者の皆様から寄せられる、若者のバイクライフや安全に関する疑問に、40年超の経験を持つライダーの視点から回答します。
不安を確信に変え、一歩踏み出すためのヒントとして、お役立てください。
Q.若者の「バイク離れ」が深刻と言われる主な原因は何?
車両価格の高騰、年間10万円規模の維持費、そして公共交通機関やデジタルコンテンツの充実が挙げられます。趣味の多様化により、不便さやリスクをともなうオートバイの優先順位が下がっている社会的背景が存在します。
Q.ネットで「バイクをやめてよかった」という声があるのはなぜ?
事故への恐怖、経済的な圧迫、あるいはライディングスキルの不足によるストレスが主な要因です。適切な安全教育や保険の備え、そして無理のない資金計画がないまま所有した結果、楽しさよりも負担が勝るためでしょう。
Q.16歳で免許を取得するのと、高校卒業後(19歳など)に乗るのはどちらがよい?
精神的な成熟度と判断力の観点から、19歳以降の開始を推奨します。高校生活での学業や校則を優先し、自立した大人として責任を負える状態で乗り始めることで、僕のように40年以上にわたるバイク人生を楽しめるでしょう。
Q.バイク初心者が事故を起こさず、無事故を継続するための秘訣は?
常に「かもしれない運転」を徹底し、安全を確保することです。他車の動きを疑い、自分の技術を過信せず、速度を控えめに保つ習慣が、40年以上無事故を継続してきた僕の唯一かつ最強のメソッドです。
Q.「新基準原付(125cc)」導入は、若者にどんな影響がある?
出力制限された125cc車両が原付一種扱いとなることで、車体の安定性が向上し、安全性が高まります。購入の選択肢が広がり、若者が二輪車文化に触れる入り口となることが期待されています。
まとめ:もしも僕が今16歳ならバイクに乗る…かも。でも、ルールは守る!
1980年代の「3ない運動」という檻の中で16歳の青春時代を過ごした僕は、オートバイという自由を切望していました。
もし今、僕が16歳だったとしても、僕は迷わずオートバイのハンドルを握る方向に進むでしょう。
しかし、それは「自由」と引き換えに「責任」を負う覚悟がある場合のみです。
自らの資金で愛車を所有し、任意保険でリスクに備え、法規とマナーを遵守する。
このルールを厳守することこそが、事故という悲劇を遠ざけ、一生モノの楽しみを享受するための唯一の道です。
もしも僕が今16歳で、責任を負えない見通しであれば、乗り始める時期を遅らせるかもしれません。
ルールを守る品格のあるライダーとして走り続けたいと、今も考えています。
この記事が読者の皆様のお役に立てば嬉しいです。
読者の皆様のバイクライフを応援しています。
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投稿者プロフィール

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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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