はい、元バイク屋のフォアグラさんです。こんにちは。
さて、今回はバイクを買ったらまず揃えるべきモノについて解説をしていきます。
バイクを買っても、まだ他にも揃えなければならない物はたくさんありますよね。 ヘルメットやジャケット、グローブの他にも、バイクカバーや盗難防止用のロック、ツーリングに行くならシートバッグなども必要になってきます。
ヘルメットやジャケットといったライディングギアは、おそらく免許取得の時点である程度揃えているという方も多いと思うので、今回は車体に取り付けたいパーツやカバーの選び方、ロックの選び方など車体に使うものを解説していきます。
それでは早速行ってみましょう。
バイクの購入時に取り付けたいアイテム
はい。ではまずバイクを買ったら即!取り付けたいアイテム、というより納車前整備の時に一緒に取り付けてもらって、即使いたいアイテムをお伝えします。
今や必需品 USBコンセント
まずはやはりUSBコンセントです。これはスマホの充電に必要ということはもちろん 、USB充電タイプの電熱装備にも必要ですし、キャンプで使うモバイルバッテリーやランタンといった電子機器の充電にも使います。
これはもう現代のバイク乗りにはマストと言える装備です。

実はこれ何でも良いというわけではないのです。自分がお勧めしたいのはこの2つ。
まず1つ目はこのUSB-C PDにも対応した2口タイプかつスリムなコレです。
コレの良いところは、まず見た目がスタイリッシュ。超スリムタイプのため、ハンドルに取り付けても後付け感がなくて、まるで純正装備のような感じです。
製品によっては接続部カバーがゴムのものもあるんですが、こちらのであればシャッターのようなカバーになっています。
しかもUSB-Aにも対応しているので、PD充電不対応の機器にもType-Aの口を使って充電できるというのが良いです。ちょっと古い機器だとPDだと全く充電しないものってあったりしますからね。
それでいて約3000円と非常にお買得感があります。今から購入するのであれば、もう断然この2口タイプがおすすめです。
そして新商品で、同じくこの2口タイプでオン/オフスイッチや電圧計が付いたものが出ているのです。

オン/オフスイッチが付いている上、スタンバイ状態が10分続くと自動電源オフになるという機能が搭載されているため、バッ直(バッテリー直付け)での取り付けが可能になりました。これなら電源取りも簡単。自分で取り付けをすることができます。
そしてもう1つおすすめの充電器なのですが、バッテリー充電器と一体型になっているタイプです。こちらはスリムタイプでこそありませんけれども、簡単にバイクのバッテリーが充電できるというタイプです。

一般的には、バッテリーを取り外して自宅に持ち込み、100Vコンセントに充電器を差し込んで充電をする必要がありますけれども、こちらはこの充電器にモバイルバッテリーをケーブルで刺すだけでバイクのバッテリーを充電できるという、画期的な機能が盛り込まれているのです。もちろん普段は通常のUSBコンセントとして使うことができて、スマホなどの充電ができます。
こちら価格は約8000円と高くはなりますけれども、バッテリーの充電器が一般的に5,000~2万円くらいすることを考えると、高コスパと言えるでしょう。
今からUSB充電器を取り付けるのであれば、この2機種がおすめです。
どちらもネット販売をメインにしたKaedear(カエディア)というバイク用品メーカーですので、バイク屋さんではおそらく取り扱っていません。自分で取り付けることも難しくはありませんけれども、自信がないという方は事前にバイク屋さんに持ち込み取り付けが可能かどうか確認しておきましょう。
これもマスト(?)「スマホホルダー」「スマートモニター」
充電器の次はスマホホルダーもしくはスマートモニターです。
ツーリングにおいてナビを使うのであれば、どちらかは必ず必要になります。
スマホホルダーを使う方も多いのですが、バイクで使うと不便を感じることも多いのです。晴れた日は輝度不足で画面が見づらい上、夏場は高温で動作停止して画面が真っ暗になってしまいます。さらにiPhoneなどの高額なスマホの場合、カメラに光学式の手ぶれ補正機能が搭載されています。その光学式の手ぶれ補正機能がバイクの振動により破損してしまい、カメラそのものが使い物にならなくなってしまうというリスクがあるのです。これにはAppleも公式に注意換期していることで、修理に出すと数万円もの高額な費用が必要になります。

そこで近年はこの振動を減少させるスマホホルダーがよく販売されています。
ただ安いものでも5,000円程度、高いものだと1万5,000円~2万円というお値段になります。振動対策を施したとは言っても破損しないことを約束しているわけでもなく、破損した場合に修理費用を出してくれるわけではありません。
そんなリスクを背負うのなら、いっそこのスマートモニターの方が個人的にはおすすめです。

自分も愛用しているこのモデルであれば2万7,500円で、ドラレコ付きのモデルになると5万円弱です。取り付けには多少手間がかかりますけれども、先ほどお伝えしたUSBコンセントと同時の作業であれば重複する内容も多いので、かなり安くなるはずです。
ただし、あまりにも安すぎる中華企業などの製品の場合、日本の技適に適合していない違法商品も多いので要注意。ドラレコもマストと言える時代ですから、このドラレコ付きで5万円弱のモデルというのが基本的にはおすすめです。
もうすでにドラレコが取り付けられている中古車を買ったと言うのであれば、自分と同じ2万7,500円のこのシンプルモデルがおすめです。スマホホルダーだけで運用するのであれば、別途ドラレコは用意したいところです。
転ばぬ先の「レバー」
そしてあともう1つ、人によってはレバー類をお勧めします。特に初めてのバイクという方、納車前にこんなこと言うのは大変気が引けるのですが、結構な確率で立ちゴケを経験することになります。その際、純正レバーだと結構簡単に折れてしまうこともあるのです。
クラッチレバーが根元から折れてしまうと、それだけでバイクって立ち往生してしまう乗り物なのです。

このように先端部がえぐれて折れやすくなっているものであれば良いのですけれども、そうではないレバーの場合は交換しても良いかもしれません。長距離ツーリングで「電波の届かない山間部を走るかもしれない」「ロードサービスがなかなか来れないところを走るかもしれない」という方は、用心のために一応交換しておくのもアリかもしれません。こういった交換用のレバーは様々なメーカーから発売されておりドレスアップ効果もありますからね。実用云々以外にもプチカスタム気分で交換してみても楽しいですよ。
取り急ぎすぐに取り付けておきたいパーツ類というのはこんなところでしょうか。
盗難防止に必要なアイテム
自宅用には強固な「チェーンロック」
では次、盗難防止に必要なアイテムを紹介していきましょう。つまりロックです。
まず絶対に必要なのは自宅用の強固なロックです。これはしっかりと焼き入れがされたチェーンロックがおすすめです。

ワイヤーを束ねたタイプだとほとんど音を立てずに切断されてしまいます。では焼き入れされた強固なチェーンロックなら切断される心配はないのかと言うと、そんなこともありません。ただし電動工具が必要になることが多く、静かに切断することは難しいのです。
プロの窃盗弾が嫌がることは、音を立てたりして目立つことです。ですので電動工具が必要になるようなチェーンロックは嫌がるのです。
過去に自分の動画チャンネルで実演検証をしましたが、静かに切断可能な手動工具であるボルトカッターを用いたところ、このKaedear製の「KDR-LK2」とデイトナ製の「ストロンガーチェーンロック」は破壊できませんでした。また「KDR-LK2」は16トンの油圧カッターを使っても切断することができず、逆に油圧カッターの刃が割れるというハプニングにも至りました。価格も安く非常にお勧めできるロックです。
とはいえロックが付いた車両ごと持っていかれてしまったり、ホイールを外されてしまってはどうしようもありません。
つまりどんなに頑丈なロックを使用したところで、絶対に安心というわけではありません。でもやはりロックが付いているバイクとロックの無いバイクの、どちらが狙われるかと言えば、当然ロックがついていないバイクです。
それに窃盗団ではなく、いたずらレベルや素人レベルの犯行に対しては十分抑止効果あるでしょう。
あれば安心 出先用ロック
そしてもう1つは出先用のロックです。こちらはコンパクトなディスクロックがおすすめです。もちろん日常用としてチェーンロックと併用することも可能です。

傾斜に反応するアラーム付きのものが良いですね。振動に反応するものでも良いのですが、窃盗弾はあえて台風の日を狙ってきたりします。
振動に反応してアラームが鳴るものだと強い風にも反応します。そのため台風の日などだと鳴りっぱなしになってしまって、オーナーがうるさい、近所迷惑だからと言ってアラームを切ってしまう、そのタイミングを狙っているのです。しかも台風の日、特に深夜だったりすると、外を歩いている人はほとんどいません。犯行の絶好のチャンスなのです。
ですので可能であれば傾斜に反応するタイプというのがおすすめです。車体を真っすぐに起こしたりした時にだけアラームが鳴りますので、台風のような風では反応しません。ただ、お値段は2万円近くちょっとお高めなのです。振動感知タイプだと3000円ぐらいからありますね。
もちろん振動感知のタイプでもとても有要ですし、出先でのトラブルにも十分対応できますので、お財布と相談した上でどちらかを選ぶと良いでしょう。
その浮いた差額分でGPSの追跡装置や盗難保険に入るというのも賢い選択肢の1つです。
盗難防止にも有効「バイクカバー」
では次、盗難防止の観点からも、バイクの良い状態を維持するためにも重要なアイテム、バイクカバーについて解説をします。

先ほど盗難対策グッズについて話をしましたが、実を言うと最も重要なことはロックをつけて防御力を高めるということ以前の問題として、ターゲットにされないことなのです。 そのために重要なことは車種や車両状態を特定させないということです。
窃盗団は常日頃からターゲットとするバイクを探しています。そのバイクは価値が有るものなのか無いものなのか、街中を徘徊しチェックしているのです。ですのでパッと見ただけで車両を分からなくさせるということは、とても重要なのです。
そして車両のコンディションを保つためにも、バイクカバーは絶対に必要なアイテムです。カバーをかけずにいると塗装面は日焼けして色褪せていきますし、金属パーツはサビが発生し、アルミのパーツも腐食していきます。
安いものであれば3,000~4,000円程度からありますけれども、正直なところ使い勝手はイマイチな場合が多いです。
耐熱素材ではないのでマフラーの部分が溶けてしまったり、カバーをかける時に前後が分かりにくくてイライラしたり、防水テープがすぐに剥がれてしまったり・・・
ただ毎年買い換えると割り切って使うのであれば、あえて安いものを選ぶというのも悪くはありません。
対して良いバイクカバーとはどのような点が違うのでしょうか?

まず生地の品質。ただ誤解しないで欲しいのは、厚ければ厚いほど良いというわけではありません。厚いと当然重くなりますので、カバーをかけること自体がおっくうになってしまったり、その重さが故、まとわりついた細かい砂が風が吹く度びにバイクの車体を傷つけてしまうこともあります。
重要なのはある程度の厚さがあり、かつしっかりと水を弾き染み込まないということです。
そして通気性も良いこと。ベンチレーションが付いているということが重要です。水を中に通さなかったとしても、逆に蒸れて水分を放出できないとサビを発生させてしまいます。走行後に冷ましたところで、多少熱を持っていることも多いので、どんどん蒸れていきます。
また、耐熱素材を使用していることも重要です。いくら耐熱素材だからと言っても、走行直後にバイクカバーをかけるのはさすがにNGなのですが、帰ってきてからヘルメットを脱ぎ、グローブを脱ぎ、荷物を下ろしと、一息ついてからカバーをかけるくらいなら、もう全然OKです。
対熱素材を使用していない安いバイクカバーだと、完全に冷え切らないとカバーをかけられませんから、その間に汚れたり雨に降られてしまう可能性もあります。それに、うっかりかけ忘れたまま一晩なんていう経験は、自分も何度もあります。ですのでこの辺りが、やはり安物と1万円を超えてくるもので違ってくるポイントです。
ちなみに自分のバイク用品ブランド「Foie Gear」でもバイクカバーを製造販売しています。値段は1万5,000円程度とそこそこ高額な部類になります。これまでにお伝えしてきた特徴を盛り込んでいることはもちろん、外したカバーを鞄のようにまとめておける一体構造になっています。これなら隣のバイクの迷惑にもならず、風に飛ばされる心配もありません。また、カバーをかける際はこの鞄の状態から広げることになりので、前後を書き間違えてイライラすることはありません。
興味がある方は是非チェックしてみてください。
ツーリングに必要なアイテム
では最後にツーリングに必要なアイテムです。
真っ先に思い浮かぶのは積載用のバッグ類です。ネットやハードケースなどでもよいのですが、価格と実用性、手軽さ、そしてバイクを乗り換えても継続して使いやすいことを考えると、やはりバッグ類がおすすめです。

バイクに取り付けるバッグは、主に3つのパターンがあります。
タンクに取り付けるタンクバッグ、シートに取り付けるシートバッグ、そして車体の左右に取り付けるサイドバッグです。
今回はオーソドックスなネイキッドを想定して解説しますが、実際に購入される際は、ご自身のバイクにあったデザイン・サイズのものを選んでみてください。
実は便利な「タンクバッグ」

まずタンクバッグ。これはタンクの上のスペースを有効活用するためのものです。マップやタブレット端末が入るように作られているものが多いです。
マグネットで取り付けるタイプが多いのですが、樹脂タンクやアルミタンクにも使えるよう吸盤式のものもあります。
マグネットが使える車種であればマグネット式の方が、使い勝手は良いでしょう。マップ以外にも財布やスマホ、タオルや飲み物といった、すぐに取り出したいものを入れておくと便利です。
マップが入るサイズのものでも、安いものであれば5,000円少々から購入することが可能です。
積載量なら一番の「シートバッグ」

そしてシートバッグ。これは最も積載力が高いものなので、宿泊を伴うツーリングの場合はマストとも言えるものです。その大きさも1泊程度のコンパクトなものから、キャンプツーリングに使えるような特大のものまで、たくさんラインナップされています。自分もツーリングの期間や荷物の量によって3種類のものを使い分けています。
ただし気をつけたいことが1点あります。このシートバッグは重心が高くなってしまうため、走行安定性が低下してしまうこと。ですのでツーリング中もスポーティーに ワインディングを楽しみたいという方は、このシートバッグよりもサイドバッグの方 がおすすめです。
場合によっては「サイドバッグ」も

サイドバッグは重心が低くなるため、シートバッグを小さめ、かつ軽い荷物をメインにして、サイドバッグに重量物を入れるというのが良いでしょう。
ですので自分はシートバッグには着替やレインウェア、タオルなどを入れて、サイドバッグにはカメラや工具といった重量物を入れるように意識しています。
同じ荷物、同じ量であったとしても、どのバッグに何を入れるかを考えると、走りも良くなって、よりツーリングを楽しめるようにもなるのです。
まとめ
というわけで今回はバイクを買ったらまず揃えたいアイテムについて解説をしましたが、いかがでしたか?
特にロックやバイクカバーなどの盗難防止用品については、対策をしておかないと取り返しがつかないことにもなりかねませんので、真っ先に用意したいところです。
この記事の内容は、こちらの動画でも詳しく解説しているので、ぜひご視聴ください。
では今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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元バイク屋のYouTuber。
バイクライフに役立つ情報を毎週配信。
メカの話やバイク購入アドバイスはもちろん、用品レビューやバイク屋裏話まで、バイク乗りなら誰もが気になるテーマばかり。
ちなみに中身はアラフォーのおっさん。
好物はサッポロ黒ラベルとキャベツ太郎だが、子どもができて以来、ふるさと納税で貰った無糖レモンサワーで節約している。
最近、血糖値と血圧を気にしているらしい。
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