
最近の夏は暑すぎる…我慢していたら命の危険を感じます💦
私の活動拠点である福岡県では、太宰府市が2024年に年間猛暑日日数62日、および40日連続猛暑日という、日本の気象観測史上最高となる「日本一の猛暑記録」を樹立しました。
福岡に限らずですが、最近の夏の暑さは異常です。とてもではありませんが日中に長時間のツーリングなんて出来ません😵
今回は、ライコランド福岡空港店さんに撮影協力をいただき、そんな夏を乗り切るための最新ハイテク冷却ガジェットをご紹介していきます!
売り切れる前に購入して今年の夏もなんとか生き残りましょう!
ライコランド福岡空港店 店舗情報

【所在地】〒812-0897 福岡市博多区半道橋2丁目14-24営業時間
【平日】11:00~20:00【土日祝】10:00~19:30店休日
【駐車場台数】バイク48台 車40台
【電話番号】092-412-8000
【公式サイト】https://www.ricoland.co.jp/shopinfo/fukuokaairport/index.html
【各種SNS】X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、公式ライン
冷却ガジェットの3方式を理解しよう

「とりあえず人気のやつ買えばいいでしょ…」
熱中症対策グッズを選ぶとき、ついランキング上位を反射的にポチりたくなりますよね。その気持ち、痛いほど分かります。ですが、ちょっと待ってください。
実は、ライダー向けの冷却ガジェットは、その冷やす仕組みによって大きく3つの方式に分けられます。
具体的には、水分が蒸発する力で冷やす『気化式』、ファンの風で汗を飛ばす『送風式』、そして電気の力で冷やしたプレートを直接身体に当てて体温を下げる『電子式(ペルチェ)』の3つです。
そして厄介なことに、この3方式は得意な天候・使用シーンがまるで違います。
湿度の高い梅雨明けの九州で『気化式』が効きにくい場面もあれば、信号待ちの灼熱地獄で『送風式』だけが頼りになる瞬間もある。仕組みを知らずに選ぶと、「思ったより涼しくない…」という失敗につながりかねません。
まずはこの3つの仕組みと、それぞれの『得意・不得意』を一緒に押さえていきましょう。ここさえ分かれば、後半の商品選びが一気にラクになります!
気化熱式

最も歴史が古く、種類も豊富なのがこの『気化熱式』です。仕組みはとてもシンプルで、含ませた水分が蒸発するときに、まわりの熱を奪っていく現象を利用しています。
夏の夕方にやる『打ち水』と同じ原理、と言えばイメージしやすいでしょう。代表的なのは、水に濡らすだけで冷たくなる『冷感タオル』や『冷感インナー』。
水を含ませた生地の上から走行風を受けると、染み込んだ水分が蒸発して、接触面がひんやりと保たれます。走っている間ずっと風を浴び続けるライダーとは、相性のいい方式です。
✅メリット
- 電源・バッテリーが一切いらないので、ツーリング先で充電切れの心配がない
- 構造が単純なぶん軽量で、価格も手頃(数百円〜数千円が中心)
- 濡らしてジャケットの下に仕込むだけ。手軽に導入できる
⚠️デメリット
- 湿度が高い日は効果が落ちる。空気がすでに水分でいっぱいだと、蒸発しにくくなるためです
- 水分が乾けば冷却は止まる。こまめな『再給水』が前提になります
- 走行風が当たらない渋滞や信号待ちでは、ひんやり感が弱まりやすい
九州を走っていて実感するのは、海沿いや梅雨明け直後のような湿度の高い日だと、気化熱式は本領を発揮しにくいということ。その様な日は常に汗だくみたいな環境で逆に不快になることもあります。
逆に、カラッと晴れた高原のワインディングを流すような日には、電源いらずでこれほど頼れる相棒もありません。「自分が主にどんな天候・どんな道を走るか」を思い浮かべながら読み進めてみてください!
送風式

次に紹介するのが、小型ファンの風で涼をとる『送風式』です。いわゆる『空調服』をイメージすると分かりやすいでしょう。服の中に風の通り道を作って汗の蒸発を一気に促す仕組みです。
気化熱式が「走行風頼み」だったのに対し、送風式はファンが自分で風を起こすのが最大の違い。だからこそ、走行風がほぼ当たらない渋滞や信号待ちでも、変わらず涼しさをキープできます。
先ほど触れた「灼熱の信号待ち地獄」でも頼りになるのは、まさにこのタイプ。最近はベスト型のほか、首元に風を送る『ネックファン』も人気です。
✅️メリット
- 止まっていても涼しい。エンジン熱がこもる渋滞・信号待ちで効果を発揮
- ファンが汗を強制的に飛ばすので、汗ムレ・ベタつきが大幅に減る
- 風量を自分で調整できる機種が多く、その日の暑さに合わせやすい
⚠️デメリット
- バッテリー駆動が前提。連続使用時間と、ツーリング前の充電管理が不可欠
- ファンとバッテリーのぶん、気化熱式より重く・かさばりやすい
- 気温が体温を超える猛暑日は、送り込む風そのものが熱風になり、効果が薄れる
夏、街中のストップ&ゴーを繰り返すツーリングで「もう勘弁してくれ…」となるのは、たいていバイクが止まっている時間。そこで活躍するのが送風式です。
送風式の空調ウェアは、真夏のツーリングライダーにとっての最高の相棒です。一方で、充電が切れるとただの重たいサウナスーツに…。
充電できる環境や、充電切れの際に収納する場所があれば夏のツーリングの強い味方になるでしょう。
電子式

最後が、近年いちばん勢いのある『電子式』です。中核となるのが『ペルチェ素子』という小さな半導体デバイス。
電気を流すと片面が冷たく、もう片面が熱くなるという性質を持っていて、その冷たい面を肌に当てることで、水も風も使わず、プレートそのもので接触面をダイレクトに冷やす仕組みです。
ポイントは、気化熱式や送風式が「汗の蒸発を助けて涼しくする」のに対し、電子式は接触面を物理的に冷却して、ひんやり感をはっきり感じられること。
この即効性が支持され、最近はペルチェ素子を搭載した『ネッククーラー』も普及し、街中でも見かける機会がぐっと増えました。
さらにここ数年は、ペルチェ式の冷却プレートをファンと組み合わせた『空調服』タイプも各社から続々と登場しています。
✅️メリット
- 湿度に左右されにくい。気化熱式が苦手なジメジメした日でも、冷たさをしっかり感じられます
- スイッチを入れた瞬間から冷える即効性と、肌に当たるプレートのダイレクトな冷感
- 送風+ペルチェのハイブリッド機など、これまでの冷却ウェアの上位互換になりえる
⚠️デメリット
- バッテリー消費が激しい。強冷モードは持続時間が短くなりがちで、予備電源が欲しい場面も
- 冷えるのはプレートが触れている一点に限られ、全身を冷やす力は構造上ひかえめ
- 素子の『熱い面』の処理(排熱)が必要なぶん、構造が複雑で価格は高めになりやすい
蒸し暑い日でも、湿度に負けず首元をスッと冷やしてくれるのは、ありがたい進化です。ただし注意点は「広い面を涼しくする」より「急所をピンポイントで冷やす」のが得意な方式。
全身の暑さ対策というより、他の方式と組み合わせることで、その真価が発揮されます。
【2026年最新】ハイテク冷却ウェア8選

ここからは、いよいよ実際に買える具体的なモデルを見ていきましょう。
先ほど解説した『気化式』『送風式』『電子式』の3方式から、2026年シーズンに手に入る注目の8種を厳選しました。
「自分の走り方」と照らし合わせ、適切なものを購入してみて下さい♪
【気化熱式】RSタイチ_LIQUID WIND

タイチが本気で作り込んだ、気化式の超本格派ガジェットが『LIQUID WIND(リキッドウインド)』です。
ただの濡らすだけのベストではありません。腰に装着したボトルから専用の冷却水をアンダーウエア内へ“自動で送水”し、走行風で気化させて胸部と背中を集中的に冷やすという、給水システム内蔵の一着です。
2024年モデルからは送水が電動化され、手元操作の『マニュアルモード』と、約5分ごとに自動で水を送る『オートマチックモード』を搭載。



公式テスト(室温35℃/湿度70%/風速6m)ではウエア表面温度が約5.2℃低下したと報告されています。
✅️メリット
- 5分毎の自動給水、さらに自分のタイミングでも給水でき、「ずっと濡れたて」の冷感を保てる
- アンダーウエア型なので、手持ちのメッシュジャケットの下に仕込める
⚠️デメリット
- ボトル・ポンプを含むシステム構成のため、気化式の中では価格・装備が大がかり
- 専用冷却水が必要なためランニングコストが掛かる
- 走行風が前提で、完全停車中の冷却は弱まる

【気化熱式】デイトナ_Wet Cool Vest

「とにかく手軽に、安く気化式を試したい」という方の入口に最適なのが、デイトナの『ウェットクールベスト(DI-015)』です。
必要なのは水だけ。電源もバッテリーも一切いりません。高い保水力を持つ特殊吸水繊維を使い、ベストに水を給水して着るだけ。走行風を受けて気化熱でクールダウンします。
乾いてきたら吸水ポケットから追加給水できるのも実用的。サイズはタイト・フリー・ワイドの3種類です。
✅️メリット
- 税込5,280円という手頃さで、気化式デビューに最適
- 特殊繊維で外側が漏れにくく、ベタつく不快感を抑えている
⚠️デメリット
- 構造がシンプルなぶん、強制給水・送風のような能動的な冷却力はない
- 湿度の高い日・停車時は気化式共通の弱点が出る
- 濡らして着用するため内側の衣類は濡れる
【気化熱式】南海部品_Vapour

南海部品の『Vapour(ヴェイパー)』は、独自開発の気化熱フィルム『ヴェイプシール』を採用したメッシュ型です。
フィルムから出る水蒸気と走行風を利用して冷却し、体感温度を最大で約7℃下げることが実証されています。付属ボトル約250〜300ccの水道水で最大約4時間使用でき、ツーリング途中で水を足せばさらに延長可能。
メッシュジャケットの下に着る前提の設計です。空調服と同時利用で更に効果がアップします。
また、取説に記載がありますが、給水後は数分平置きして水分を全体になじませる必要があります。(これを怠るとベスト下部に水分が集中し効果半減)
✅️メリット
- バッテリー不要で、水の補給だけで何時間でも継続使用できる
⚠️デメリット
- 税込11,000円と、気化式の中ではやや高価
- 湿度の高い日・停車時は気化式共通の弱点が出る
【送風式】G.Pカンパニー_風太郎

ウェアではなく、バイク運転に特化したポータブル送風ファンという変わり種が『風太郎(ふうたろう)』です。特殊形状のチューブで冷やしたい体の奥まで風を送り込むのが特徴で、チューブを外せば直接送風にも切り替え可能。
さらにヘルメット用のドライファン、約10,000mAhのモバイルバッテリー、LEDライトまで兼ねる多機能ぶりで、1台で何役もこなします。
また、風量は5段階に調整可能で、風量3での使用なら最大13時間持続可能。
✅️メリット
- 専用ウェアが不要で、クリップで挟めれば好きな場所へ設置可能
- ヘルメット乾燥・モバイル充電・ライトと1台で何役もこなせる
⚠️デメリット
- ベスト型のように上半身全体を包む冷却効果はない
- バッテリー駆動のため稼働時間と充電管理が必要
- ファン自体が小型のためベスト型よりも出力は落ちる
【空冷&電子式】南海部品_ペルチェクールファンベスト2

ここからは送風とペルチェを掛け合わせた『ハイブリッド型』。南海部品の『ペルチェクール・ファンベスト2』は、ペルチェデバイス2基+送風ファン2基を標準装備したベストです。
一般的な空調服のように服がパンパンに膨らまない設計に、首の付け根あたりにペルチェを2個配置して肩まわりを冷やし、腰の上あたりの空調ファン2個で外気を取り込み、背中全体を冷却します。
そして“2”最大の進化が、電源の2系統化です。
昨年モデル(初代)は5Vバッテリー1つでペルチェとファンの両方をまかなっていましたが、「ファンの電力が足りない」という声を受け、今回ペルチェ用=5V/ファン用=17Vにバッテリーを分離。
これによりペルチェは出力最大で約9.4時間、ファンは出力最大で約10.5時間(20,000mAh搭載時)という、スタミナを実現しています。
✅️メリット
- 最大−22℃のペルチェ+送風で、停車中でも強烈な冷感が続く
- 電源2系統化で大幅強化。ペルチェ約14.9時間・ファン最弱で約28.3時間と長時間運転に対応
- オプションでペルチェを脇の下に左右追加可能。汗をかきやすい急所をピンポイント冷却
⚠️デメリット
- ペルチェ用の5Vモバイルバッテリー(PD3.0A対応)は別途必要(ファン用17Vバッテリーは付属)
- 税込44,000円と、今回の8着で最も高価
- 2系統のバッテリー管理に手間がかかる
【空冷&電子式】リンクスオブジャパン_冷暖BODYサーモベスト

『冷暖BODYサーモベスト』は、背中に約10cm四方の超大型ペルチェを備え、4段階調整の送風ファンと組み合わせた『ペルチェ×送風』のダブル冷却ベストです。
電源ONから約60秒で10℃まで冷却し、外気温に左右されにくいのが強み。ペルチェのみ/ファンのみ/併用を使い分けられ、冷えすぎを防ぐ『ゆらぎモード』(5分稼働+1分停止)も搭載。
名前の通り冬は温熱モードとしても使え、オールシーズン1着で対応します。
✅️メリット
- 約60秒で10℃という即効性と、湿度に強い安定した冷却
- 夏は冷却・冬は温熱の2in1で、年間を通して活躍する
- 冷却 約7~8時間 / 温熱 約19~22時間という長時間駆動
⚠️デメリット
- 連続使用時間は出力最大だと短くなる。終日のツーリングでは持たない可能性大。
- ペルチェ搭載ぶん重量と価格は気化式より上
【電子式】リンクスオブジャパン_サーモネック

ベストは大げさ、でも首元だけはしっかり冷やしたい——そんな方に向くのが首巻型の『サーモネック』です。
ペルチェ素子で首元を直接冷却し、頭部や上半身にこもる熱を効率よく逃がします。本体約155gと軽量かつ静音設計で、長時間装着しても快適。

冷却は3段階+ゆらぎモード、さらに温熱モード(約40/約46℃の2段階)も備え、4つのスナップボタンで首回りを調整できます。
連続使用時間は、冷却 約6~9時間 / 温熱 約25~29時間 ※10,000mAhのバッテリーを満充電から使用した場合の目安時間です。
✅️メリット
- 約155gと軽く、ヘルメットやジャケットと干渉しずらく、首への負担も少ない。
- 冷暖両対応で、年間通して使用可能。
⚠️デメリット
- ペルチェ接触部のピンポイント冷却で、上半身全体は冷やせない
- 冷却時の連続使用は短め。※バッテリー容量による
【空冷&電子式】リンクスオブジャパン_氷脈ファン

同じくリンクスの首掛けタイプで、より“送風”を効かせたのが『氷脈ファン(ひょうみゃくファン)』です。
首の両脇にペルチェ素子の冷却プレートを配置し、体温調整に重要とされる部位を直接冷やしつつ、ファンの送風も組み合わせたネッククーラー。

✅️メリット
- 冷却プレート+送風の合わせ技を、手頃な価格で体験できる
- 首掛け式で着脱が一瞬、休憩や徒歩移動でもそのまま使える
⚠️デメリット
- 出力最大では持続時間が1.3時間と短い
- 男性だと首の圧迫感が強く、長時間の着用は苦しい(筆者の場合)
- 重量400gは意外と重たく、首が凝る(筆者の場合)
まとめ
ここ数年で、ライダー向けの冷却ウェアは『気化式』『送風式』『電子式(ペルチェ)』の3方式が出そろい、2026年は選択肢がかつてないほど充実したシーズンになっています。
価格も性能も実に幅広く、だからこそ「人気だから」で選ぶと数千円〜数万円の失敗につながりかねません。冷却ウェア選びは、スペック表だけ見ると迷路に入り込みがちです。
自分の夏の走り方に“効く”一着を見つけるほうが、ずっと幸せになれるはず。暑さでバテてしまっては、せっかくの絶景も心に残りません。
この記事が、あなたの今年の夏を一段と快適で、自由なものにする手助けになれば嬉しいです!
【取材協力】ライコランド福岡空港店

2023年3月17日にオープン。九州最大級のバイク用品とレンタルバイクを扱うお店です。
用品店としてヘルメット、ウェア、ブーツ、パーツ、SP、オイルなど幅広い種類の商品を取り揃えております。「レンタル819 キズキ」との提携により約80台ものレンタルバイクをご用意。
【サービス内容】ヘルメットフィッティング、車検・点検、自賠責保険、インカム・パーツ取付、レンタルバイク
店舗情報
【所在地】〒812-0897 福岡市博多区半道橋2丁目14-24営業時間
【平日】11:00~20:00【土日祝】10:00~19:30店休日
【駐車場台数】バイク48台 車40台
【電話番号】092-412-8000
【公式サイト】https://www.ricoland.co.jp/shopinfo/fukuokaairport/index.html
【各種SNS】X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、公式ライン
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投稿者プロフィール
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【✨ライダーを子どもたちの憧れに✨】
Mister Clean こと えもです!🏍️💨
ロイヤルエンフィールドのカフェレーサー「コンチネンタルGT650」とともに、九州を中心としたツーリングスポット、バイクの魅力、ライダーのライフスタイルを発信しています!





























