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Moto Connect(モトコネクト) > 記事 > コラム > まとめ > 操って楽しい! おすすめ125ccギア付きバイク6選【2022年版】
まとめレビュー

操って楽しい! おすすめ125ccギア付きバイク6選【2022年版】

沼尾宏明
最終更新日 2022/12/09 11:51
沼尾宏明
Published: 2022年12月11日
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原付二種(51~125cc)は、コスパが抜群です。

目次
  • ダックス125 カワイイ、そして走りは万能
  • GSX-R125 スポーツランを学べる!
  • 125DUKE 豪華なシャーシと装備を堪能
  • FSR125[MUTT Motorcycles] 純正なのにカスタムチック
  • スポーツクラシック125[F.B.MONDIAL] レトロレーサーの趣
  • クロスカブ110 シリーズ屈指の出来映え
  • 【最後に余談】私がおすすめ車両を選んだもう一つの基準

原付一種(50cc未満)よりパワーがあり、二段階右折や上限30km/hといった規制もありません。それでいて税金や保険などの維持費は原付並みで、もちろん車検もナシ。はじめてのバイクにも、セカンドバイクにもピッタリです(筆者もスーパーカブ110を所有しています)。

加えてギア付きの125ccは、オートマよりスポーティで操る楽しみに満ちています。

当記事では、筆者が乗ったことがある車両を中心におすすめモデルを選んでみました。

ダックス125[HONDA] カワイイ、そして走りは万能

ダックス125は、多くのライダーに愛されたダックスを現代に再現したモデル。ダックスフンドをモチーフにした胴長短足フォルムは実にカワイイです。

このスタイルと、幅広い走りに対応できるのが選定のポイント。トコトコとのんびり流す走りにも、スポーティな走りにもしっかり応えてくれます。

独自のモノコックフレームによる剛性感と、しっかり奥で踏ん張る専用サスを採用したおかげで、コーナリングでは不安なく旋回可能。125クラスとしては乗り心地がよく、60km/hで巡航するシチュエーションでも実に快適です。

この走りは、同系のエンジンを積むモンキー125とスーパーカブC125の“いいとこどり”と言えます。

モンキー125は、5速マニュアルのエンジンと前後12インチ、タンクをホールドできる車体で非常にスポーティ。スーパーカブC125は、高回転寄りのエンジンと前後17インチの車格でロングツーリングが得意です。

両者の中間に位置するのがダックスと筆者は考えます(車体のカッチリ感だけならモンキーより上ですが)。

さらに125ccクラスでは珍しく、2人乗りが得意なのもポイントです。

ちなみにダックスは“ギア付き”と言っても、クラッチレバーがなく、足元のペダルだけで変速できる4速自動遠心クラッチなので、小型限定AT普通二輪免許で乗れます。同門のスーパーカブC125、CT125ハンターカブ、クロスカブ110、スーパーカブ110も同様です。

■主要諸元■全長1760 軸距1200 シート高775(各mm) 車重107kg■空冷単気筒SOHC2バルブ 123cc 最高出力9.4ps/7000rpm 最大トルク1.1kg-m/5000rpm■タイヤF=120/70-12 R=130/70-12 ●価格:44万円

GSX-R125[SUZUKI] スポーツランを学べる!

現行の国内125cc唯一のフルカウル車がGSX-R125です。
その外観に恥じない本格的なスーパースポーツ(SS)で、高性能なDOHC4バルブヘッドのエンジンを搭載。これはホンダCB125Rが’21年にエンジンを変更するまでクラス唯一のメカニズムでした。

走り出すと低回転域ではマイルドで、ゆっくり流しても楽しい。そして7000rpm程度からパワーがあふれ出します。ビッグバイクでは控えめに開けるスロットルを、GSX-R125では思いっきり開けつつ、6速マニュアルを駆使しながら、この領域をキープして走るのが実にスポーティです。

もちろんビギナーは回さずに走ってOK。慣れたら試行錯誤しながら「どうやってパワーを引き出すか」試すといいでしょう。高性能バイクの基本を学べるハズです。

ハンドリングは軽快さと安定感が同居。しっかり体重移動して曲がるSSの走りが味わえます。

スポーツ性を高めるために、ハンドルは低めのセパレートタイプ。上体はわりと前掲するので、そこは頭に入れておきましょう。

■主要諸元■全長2000 軸距1300 シート高785(各mm) 車重137kg■水冷単気筒DOHC4バルブ 124cc 最高出力15ps/10500rpm 最大トルク1.1kg-m/8500rpm■タイヤF=90/80-17 R=130/70-17 ●価格:45万3200円

125DUKE[KTM] 豪華なシャーシと装備を堪能

本格的な走りが楽しめるネイキッドとして125DUKEを選びました。

エンジン&車体を共通とするハスクバーナのスヴァルトピレン125と悩みましたが、ヤンチャな雰囲気ビンビンの外観と、カラー液晶メーターが決め手に(スヴァルトピレン125はシックモダンな外観とモノクロ液晶メーターが特徴です)。

秀逸なのはシャーシ。390と共通のクロームモリブデン鋼の格子状(トレリス)フレームと倒立フォークは、125とは思えないほどの高級感があります。なおかつ乗った際の“カッチリ感”がスバラシイ。

搭載される6速ミッションの水冷単気筒エンジンは高回転型のため、5000-6000rpm前後まで回さないと本領を発揮できませんが、常に車体はカッチリして安心感抜群。エンジンよりも車体の性能が上回り、“何をやっても受け止めてもくれる感”は、なかなか125では味わえません。

低回転域ではトルクがマイルドなので、マッタリ走るもよし。一方、スロットルを大きく開ければスポーティに走ることも可能。ただし1~2速で回転を上げるとリミッターに引っかかるので適度にシフトアップしていく必要があります。

乗車姿勢は上体が起き、ラクチン。シート高は830mmあり、小柄な人には足着き性はややキビシイかもしれません。店頭などでチェックさせてもらいましょう。

■主要諸元■軸距1357±15 シート高830(各mm) 車重139kg(乾燥)■水冷単気筒DOHC4バルブ 124.7cc 最高出力15ps/10000rpm 最大トルク1.22kg-m/7500rpm■タイヤF=110/70-17 R=150/70-17 ●価格:59万9000円

FSR125[MUTT Motorcycles] 純正なのにカスタムチック

マットモーターサイクルはイギリスのメーカー。2013年に設立された新興ブランドで、2019年から日本にも上陸を開始しました。250と125をラインナップし、125は7車種を展開しています。

最大の特徴は、メーカー純正ながらカスタムマシンの趣である点。創業者がカスタムビルダーとあって、小径ヘッドライトやウインカー、薄いシートなどの攻めたスタイルは純正モデルと思えないカッコよさがあります。

エンジンは某国産メーカーの5速マニュアル+空冷単気筒で、鼓動感と小気味いいサウンドが持ち味。なお、全モデルとも基本的にエンジンと車体が共通ですが、タンクやホイールなどを変更することで個性を演出しています。

個人的に気になるのがFSR125です。前後18インチのスポークホイール+ブロックパターンタイヤを履くモデルが多いのに対し、FSR125は17インチキャストホイールとロードタイヤを採用。オンロードで素直な走りが期待できます。

また、全身をブラックアウトした外観と極薄のシートもカッコイイ。同社で最も低いシート高780mmもグッドです。

■主要諸元■全長1930 シート高750(各mm) 車重110kg(乾燥)■空冷単気筒SOHC2バルブ 124cc 最高出力12ps 最大トルク1.0kg-m■タイヤF=120/70-17 R=130/70-17 ●価格:62万400円

スポーツクラシック125[F.B.MONDIAL] レトロレーサーの趣

1948年に創業し、レースで活躍したイタリアンブランドこそF.B.モンディアル。2015年に復活し、近年、日本上陸も果たしました。

スポーツクラシック125は、このクラスでは貴重なフルカウルのネオレトロ。1950年代前後の世界GPマシンを思わせるカウルと右2本出しアップマフラーが独特です。

1949年から始まったロードレース世界選手権125ccクラスで初代チャンピオンを獲得した名ライダーのネッロ・パガーニの名がカウルに記されているとおり、往年のレーサー気分が味わえそうですね。

車体はスポーツクラシック300(排気量は249cc)と共通で、これに6速ミッションの124cc水冷単気筒を搭載。ワイヤースポークホイールを採用しながら、フロントにはφ40mm倒立フォークと4ポットのラジアルマウントキャリパーといった高性能パーツを組み合わせているのもポイントです。

残念ながら試乗経験はなく、このスタイルに惚れました(笑)。とはいえ、走りも楽しそう。軽く前傾するセパレートハンドルと133kgの軽い車重によって、コーナーをヒラヒラと駆け抜けられそうです。

■主要諸元■全長2009 軸距1360 シート高804(各mm) 車重133kg■空冷単気筒DOHC4バルブ 124cc 最高出力13.6ps/9750rpm 最大トルク1.07kg-m/8000rpm■タイヤF=100/80-17 R=130/70-17 ●価格:52万2500円

クロスカブ110[HONDA] シリーズ屈指の出来映え

スーパーカブ110をベースにアウトドアスタイルを与え、専用のロングサスなどを与えたモデルがクロスカブ110です。

オフロード系のスーパーカブと言えば、CT125ハンターカブがありますが、車重や足着きなどがより気楽で、お値段も控えめなのがポイントです。

2022年型から新エンジンをはじめ、キャストホイール+フロントディスクブレーキ、ABSなどを獲得し、大幅に魅力がアップしました。

試乗してみると、ベースのスーパーカブ110よりやや大柄かつリラックスした乗車姿勢で、安心感と余裕のある乗り心地が素晴らしい。

車重はハンターカブより13kg軽い107kgなので取り回しや小回りが得意。それでいて60km/hでの直進安定性もバッチリです。さらにエンジンは音と振動が控えめで、出力特性もスムーズ。郊外の道路を淡々と走るようなロングツーリングがとてもラクです。

運転は前述したとおりクラッチレバーがない4速自動遠心クラッチでイージー。スーパーカブC125やCT125ハンターカブの44万円に対し、36万3000円とリーズナブルなのも見逃せません。

スーパーカブC125と比べると、ハンドルは若干クロスカブの方が遠く、ライポジが一段とゆったり。また、キャストホイール化によるチューブレスタイヤは、スポークホイール+チューブタイヤのハンターカブよりパンク時の対応がカンタンです。

筆者は、2022年型より一世代前のスーパーカブ110(JA44)を所有していますが、ツーリング向けにクロスカブ110が欲しいぐらい気になっています(笑)。

■主要諸元■全長1935 軸距1320 シート高784(各mm) 車重107kg■空冷単気筒SOHC2バルブ 109cc 最高出力8ps/7500rpm 最大トルク0.9kg-m/5500rpm■タイヤF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:36万3000円

【最後に余談】私がおすすめ車両を選んだもう一つの基準

前述のとおり乗ってみて「楽しかった」と思ったバイクをはじめ、個人的にデザインが気になる車両、そして「国内モデル」と海外メーカーの「正規輸入車」を選びました。

原付一種&二種クラスでは多くの「並行輸入車」が販売されています。
「並行輸入車」とは、海外で販売されているモデルを、ショップなどが独自のルートで輸入販売する車両のこと。
対して日本メーカーが国内向けに販売する車両を「国内モデル」「国内仕様」と呼び、海外メーカーの日本正規代理店を通じて入荷した車両を「正規輸入車」と呼びます。

並行輸入車はえてしてリーズナブルですが、その分、万一の際のメーカー保証が受けられなかったり、スペアパーツがなかったりといったケースも。

並行輸入車を否定するつもりは全くありませんが、命を預かるバイクだけに保証は大事。価格だけに飛びつかず、販売するショップが独自の保証を付帯しているか確認しましょう。

投稿者プロフィール

沼尾宏明
ふだんフリーランスとして、主にバイク雑誌の編集やライターをしている沼尾です。
1989年に2輪免許を取得し、いまだにバイクほどオモシロイ乗り物はないと思い続けています。フレッシュな執筆陣に交じって、いささか加齢臭が漂っておりますが、いい記事を書きたいと思っているので、ご容赦ください。趣味はユーラシア大陸横断や小説など。よろしくお願いします。
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