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Moto Connect(モトコネクト) > 記事 > コラム > お役立ち > 【元バイク屋が解説】90&2000年代のちょい古バイクの購入時の注意点&長持ちのコツ
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【元バイク屋が解説】90&2000年代のちょい古バイクの購入時の注意点&長持ちのコツ

バイク大好きフォアグラさん
最終更新日 2024/07/17 12:14
バイク大好きフォアグラさん
Published: 2024年7月17日
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はい!元バイク屋のフォアグラさんです、こんにちは。

皆さん、欲しいと思ったバイクが、20年落ち30年落ちで躊躇しているってケースありませんか?近年は特にCB400SFやSRの様なオーソドックスな形の、オートバイらしいオートバイが相次いで生産終了してしまっていることから、90年代や2000年代のちょい古バイクの人気が高まっています。そこで今回は元バイク屋という視点から、20年30年前のバイクを買う前に知っておきたい注意点や、すでに所有している方にも長く乗れるような対策方法を皆さんにお伝えしたいと思います。

目次
キャブレター車の注意点とその対策キャブレターとインジェクションの違い「キャブ車はやめておけ」と言われる理由パーツが生産終了していた場合の対策は?中古パーツを購入社外メーカーの補修パーツを購入他車種からの流用カスタムパーツに変更古い車両のチェックポイント外装が綺麗か?タンク内のサビがないか?走行距離は?多走行車の注意点パーツの劣化は?古いけど走行の少ない車両まとめ

キャブレター車の注意点とその対策

キャブレターとインジェクションの違い

まずキャブレターについて。このキャブレターというパーツは、エンジンのシリンダー内部にガソリンを霧状にして噴出するパーツです。今はほぼ全てにキャブレターは使用されておらず、代わりにインジェクションというパーツが使用されています。

ではこのキャブレターとインジェクションは何が違うのかと言うと、キャブレターは機械的にガソリンを噴出するのに対し、インジェクションはコンピューターによって燃料噴射を管理しています。

下写真 引用元:ヤマハ公式サイト

実用上どのような違いがあるのかというと、キャブレターの場合はアクセルを開けると同時にエンジンのピストンが下がった負圧を利用するなどして、機械的な仕組みによってガソリンと空気を吸い込むので、基本的に気温や高度、酸素濃度などは考慮されません。

それに対しインジェクションの場合はECU(エンジンコントロールユニット)というコンピューターからの指示通りに燃料を噴射します。このECUは様々な環境に応じて適切な燃料噴射量を噴出するように指示します。ですのでキャブレター車に比べて、気温や高度などの環境が違っても、エンジンの性能を安定させやすく、本来の性能も発揮しやすくなります。また排ガス規制にも対応させやすく、燃費もいい傾向にあります。はっきり言ってしまうと、性能的にはキャブレターよりも優れていると言ってもいいでしょう。

ただキャブレターならではの、一呼吸置いてから加速するファジーなフィーリングが好みという方もいますし、インジェクションはコンピューター制御が故、突発的な故障があった場合は出先で修理対応が難しいという難点もあります。キャブレターの場合は修理が可能ですが、インジェクションの場合は交換になるケースが多いのです。

「キャブ車はやめておけ」と言われる理由

ここからが本題で、「キャブ車はやめておけ」とよく言われる理由について、それはキャブレターは詰まるということです。

キャブレターの中にはジェットというガソリンが通過する小さな穴があります。長期間乗らずにいるとキャブレター内に残ったガソリンが固着してしまい、ガソリンが通らなくなってしまうのです。そうすると当然エンジンがかからなくなってしまったり、本来のパワーが出なかったりもします。こうなってしまうとオーバーホール、つまり分解整備が必要になります。

このキャブのオーバーホールは難易度が高く、小さいパーツが多いだけでなくとてもデリケートなので、基本的に素人整備はあまりお勧めしません。分解して綺麗にして元通りに組み直したつもりでも、元のフィーリングと変わってしまうことが多々あります。
また多気筒車であれば、バキュームゲージというツールを使って同調を取る必要もあり、手間もかかり難易度が高いのです。

ですので、まずキャブを詰まらせないようにすることがとても大事。とはいえ詰まらせないようにするということは、実は難しいことではありません。1番簡単なのは定期的に乗るということ。そして長期間乗らない場合は、キャブレター内に残ったガソリンを抜いておくということです。

このガソリンの抜き方というのは簡単で、キャブレターを横から見た時1番下にあるドレンスクリューという小さなネジを緩めるだけです。そうするとガソリンがポタポタと落ちてくるので、そのガソリンをウエスや不要なタオルに染み込ませ、ドレンスクリューを締め直して完了です。

ただ抜く前にはガソリンがキャブレターに送られないように、コックをオフにしておきましょう。また燃料コックにオフがないという車種の場合は、負圧式と呼ばれるものですから、オンまたはリザーブの位置のまま抜いて大丈夫です。作業中は火気厳禁!絶対にタバコなんか吸ってはいけません。

もしガソリンを抜かない状態でしばらく放置してしまった場合、心配ならガソリン添加剤をしばらく入れて走るといいでしょう。その場合、用量は必ず守ってください。多く入れてしまうと添加剤自体が汚れとなって固着してしまいます。

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そしてこのジェットを詰まらせる原因というのは、ガソリンだけではありません。錆などの異物が詰まらせてしまうこともあるのです。ただこの異物については後で詳しく解説をします。

キャブはジェットが詰まりやすいというだけでなく、このようなダイヤフラムというゴム製のパーツも経年劣化していきます。そして劣化すると硬くなってしまい、スロットルレスポンスが悪くなってしまうのです。

引用元:Amazon

他にも組み直す際にうっかり他のパーツに挟んで噛んでしまったり、最悪穴が開いてしまうなんていうこともあり、そういった場合はダイヤフラムの交換が必要になります。

ただ、古いバイクだとこのダイヤフラムを交換するから注文しようとしても、もうメーカーは生産終了していて出てこないこともあります。そんな場合は、もうこのバイクとお別れしなければならないのでしょうか?

パーツが生産終了していた場合の対策は?

愛車のパーツが生産終了していた場合、どのように対応すればいいのでしょうか?古いバイクを買おうとしている人や、すでに買って乗っている人は不安ですよね?
実はよほど不人気車だったり、旧車と呼ばれるほど古いバイクでもない限り、意外となんとかなります。

主な手段としては以下の4つです。

中古パーツを購入

まずヤフオクやメルカリで中古パーツを購入というパターン。これは最も一般的かつ手っ取り早い手段と言えるでしょう。

メリットは加工する必要がなく、そのまま使用できるということと、純正品ならではの品質の高さという点にあります。

とはいえ中古なので劣化している可能性も否定できず、これが最大のデメリットです。また出品数が少ないパーツの場合足元を見て、高額な価格で出品しているケースも見受けられます。
運が良ければ事故車からダメージのない部分を取り外しただけの、まだまだ使える状態の良いものを手に入れられるかもしれません。

社外メーカーの補修パーツを購入

次にAmazonなどで中華補修パーツを購入するパターン。実は中華メーカーが独自に補修パーツを製造しているケースもあります。

例えばさきほど解説したキャブレターのダイヤフラム。これはカワサキZZ-R250の物。現在ZZ-R250のキャブの純正パーツが出てくるかどうか自分は知りませんが、このように販売されていることもあるのです。

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メリットは手頃な価格で手に入れられるということ。そして新品であるということ。
逆にデメリットはどの程度の品質なのか分からないということや、車種専用として売られているにも関わらず微妙にサイズ感が合わず、若干加工しなければならないという可能性もあります。耐久性なども全く不明です。
外装パーツ等であればある程度ごまかしも効きますが、こういったキャブの内部のパーツだったりすると正直不安は残ります。

他車種からの流用

そして共通パーツ使用車種や流用可能車種の調査という選択肢。

同じメーカーの中には共通のエンジンを使用した車種等が存在します。若干出力特性は変えてあったりしますが、基本的には変わりません。ですので先ほどからお伝えしているキャブレターやイグニッションコイル、オルターネーターなど、同じものを使用している場合が少なくありません。
ヤフオクやメルカリで出品する人の多くは、実際に取り外した元の車種の名称で出品していることが多いです。ですので共通のパーツが使われている車種を調べ、その車種名で検索をしてみると意外と出てきたりもするのです。

例えばホンダのX4というドラッグスタイルの大型バイクとSC40という型の古いCB1300SUPERFOURは同じエンジンを搭載していて、共通パーツだらけです。

左:CB1300SUREP FOUR、右:X4 引用元:ホンダ公式サイト

またブラックバードとX11も、基本的にフルカウルかネイキッドかという違いですので、共通パーツは当然多くなります。

左:CBR1100XXブラックバード、右:X11 引用元:ホンダ公式サイト

さらに言うとメーカーが違っても流用できる車種もあったりしますので、是非調べてみましょう。完成車両としてのメーカーは違っていてもその車体を構成するパーツは同じメーカーが作っていたりもします。

そもそもさっき例に挙げたキャブレターは大体ケーヒンかミクニという2社ですからね。ホンダのバイクだけどカワサキのバイクのパーツが流用できるなんていうケースも、多くはありませんがあり得るのです。

カスタムパーツに変更

そして最後の選択肢は、カスタムパーツに変更してしまうという力技です。

純正パーツはもう生産されていなくても、社外パーツはまだ在庫があったり、中古で手に入ったりもします。100%オリジナルにこだわりたいというわけでなければ、いっそカスタムしてしまえという選択肢もありです。バイク販売大手のレッドバロンなどは、こういった古い車両でも長く乗れるように、中古パーツを大量にストックしているとのことですので、不安を感じる方はレッドバロンでの購入も検討してみると良いかもしれません。

古い車両のチェックポイント

これから購入を検討している人はもちろん、すでに所有している人も自分のバイクはどうなのかということを確認してみてください。外装の状態から推察できたり、走行距離が多い車両であればどこを確認しておくべきなのか、古いバイクで確認すべき点について解説をします。

外装が綺麗か?

まず1番大事なこと、外装が綺麗かどうかということです。
「いやいや、古いバイクで不安なのは綺麗かどうかじゃなくて、壊れないかどうかなんだよ。」と思うかもしれませんが、自分の経験上、外装は最も重要なのです。買い取りの時も古いバイクの場合は特に重要視してきました。

全体をパッと見てくびれた印象を受けないかどうか、塗装面が日焼けしていないか、サビは多くないか。このバイクがどのような扱いを受けてきたかは、まず間違いなく外装に現れるからです。

そう!20年30年も前のバイクで塗装面の色合もなく目立ったサビもない、そういうバイクはまず間違いなく大切に扱われてきたバイクです。屋内保管、またはきちんとカバーがかけられた状態でもない限り、外装を綺麗な状態で維持することはできません。
そのように大切にされてきたバイクは、適切なオイル管理が行われているということはまず間違いないでしょう。その購入店でメンテナンスを受けてきたバイクであれば、オイル管理も確認することができるでしょう。ですので外装の状態というのは、そのバイクのコンディションが現れると言っても過言ではないのです。

よく「見た目は気にしないから長く乗れるバイクが欲しい」というお客さんがいます。実はこれってすごく難しいことなのです。見た目が綺麗なバイクは大事にされてきていて、長く乗れることが多いし、見た目がくびれているバイクは雑に扱われていることが多いので、コンディションは良くない傾向にあります。中には大事にはしているのだけど、転倒による傷やへこみが多くて見た目が良くないというケースはありますが、色合やサビについては前のオーナーの扱いが現れるところなのです。是非この点はチェックしてみてください。

タンク内のサビがないか?

次に確認して欲しい点はタンク内のサビ。
「タンクの中なんて外からは見えないし、気にしないよ」という方も多いのですが、このタンク内のサビについては絶対に確認してください。

最初の章でキャブレターの話をしましたが、タンク内にサビがあると、このサビがキャブレターまで到達し、ジェットを詰まらせてしまうことがあるのです。そうなるとガソリンが噴出されませんから走行不能へと陥ってしまいます。ですのでタンクのサビは絶対に確認しておきましょう。大きなサビがある個体は要注意。

このタンクのサビは直接手を突っ込んで落とすことができないので、タンク用のサビ取り剤を使って落としますが、外装のサビと違って完璧に落とすことはできません。しかしサビがこれ以上広がったり発生しにくくなるように、タンク内部をコーティングすることも可能です。気に入ったバイクのタンク内にサビがあった場合、購入前にサビ取りとコーティングを交渉してみてもいいと思います。購入時であれば格安で作業してもらえるかもしれません。

走行距離は?

そして外装やサビ以外にも気になるのは走行距離です。古いバイクであればあるほど必然的に走行距離が多くなる傾向にもあります。
結論から言うと、自分の場合あまり走行距離は気にしません。それよりも先ほどからお伝えしているように、どのように扱われてきたかということの方が、よほどコンディションに影響します。

ただし走行距離が多い場合、将来売却する場合の査定額(リセールバリュー)は低くなります。やはりいくら大事に扱われてきたとは言えど、走行距離が多いバイクというのは敬遠されがちで売りにくいのです。自分が乗りつぶすというのであれば、距離が多くても大事に扱われてきた個体が良いでしょう。

多走行車の注意点

とはいえ走行距離が多い場合というものにも、当然注意すべき点があります。それはいわゆる消耗品。そして消耗品ではなくとも劣化しやすいパーツです。消耗品というのはエンジンオイルなどの油脂類、そしてタイヤやチェーンなどです。

エンジンオイルなどの油脂類は基本的に納車整備で交換してくれるはずなので、あまり気にする必要はありません。しかしタイヤやチェーンといった消耗品は、およそ何万kmとか何年といった対応期間があります。例えばタイヤの場合は溝はしっかり残っていても、10年も前に製造されていれば硬くなってグリップ力が低下しているはずです。ですのでタイヤの側面サイドウォールにあるこの表記を見て、いつ製造されたタイヤを履いているのかということは確認しておくべきでしょう。

屋内保管だったりすると紫外線を浴びておらず、クラックもなかったりします。その上 バイク屋さんがタイヤワックスをつけて綺麗に見せてるので、しっかりと表記を確認しないと生存年月日新しいか古いかどうかというのは分かりません。この表記の読み方については今回は割愛しますが、ネットで調べれば解説をしているページがすぐに見つかると思います。

パーツの劣化は?

また消耗品ではなくとも劣化しやすいパーツというものも確認が必要です。特に気にして欲しいのはゴムのパーツ。レバーについているブーツやホース類、プラグキャップ等です。

こういったパーツは、一般的に消耗品という分類にはなりませんが劣化しやすい物です。

またブレーキキャリパーやマスターシリンダーといったパーツも、放置期間が長い車両だと、引きずっていたり固着してしまっている場合もあります。なかなかこういったパーツは購入前に外して確認してもらうわけにもいかないので、レバーを握ってみて違和感はないか、リアブレーキを踏んでみて違和感はないか、また可能であれば少し押して歩いてもらって、擦れるような音はしていないか引きずっている印象はないか確認できたら良いです。

古いけど走行の少ない車両

そして気をつけて欲しいのは、くびれた印象ではあるものの走行距離が少ないという車両です。

ある程度古いのに距離が少ないということは、放置されていた期間が長い可能性が高いです。いかにも大事に扱われれてきたわけではなさそうなのに、距離が少ないとなると、各部がきしんでいたり錆びていることでしょう。そんな車両から目立つ錆を取り除いて「古いので色合や錆は多少ありますが、年式を考えたら仕方ないですよね。むしろ年式の割に距離が少ないから、これはお勧めですよ」なんていう勧め方をするお店もあるかもしれません。もちろん契約をしてからきちんとパーツ交換をし、保証をつけて売ってくれるのかもしれませんが。

先ほどコンディションが良くても距離が多いバイクは売りにくいと言いましたが、その逆でコンディションが良くなくても距離が少ないバイクというのは売りやすいのです。走行距離イコール車両のコンディションと考える方というのはすごく多いのです。
もちろん走行距離は、コンディションを押し計る重要な情報の1つであることは間違いないのですが。

この走行距離の考え方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方、もっと深く知りたいという方は、こちらもご覧になってください。

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まとめ

90年代~2000年代のちょい古バイクってかっこいいですよね。シンプルな造形、いかにもオートバイといった佇まい、ここ最近のバイクにはない魅力やかっこ良さがあります。
古いバイクを購入する際は、この記事でお伝えした点の確認をすることと、納車整備ではどのパーツを交換してくれるのか、交換する予定のないパーツを交換してもらいたい場合はどのくらいの追加料金で整備してくれるかを、確認・交渉しておくと安心です。

なお、今回の記事の内容は下記の動画でも詳しく解説していますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました

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