みなさん、こんにちは。バイク歴40年、アラ還ライダーの「むらなす」です。
私は現在、中型バイクのオーナーです。愛機は Kawasaki 250TR 。
大型バイクに乗っていたこともあったけど、今は中型バイクが楽しくて楽しくて…
そんな私の主観と独断で選んだ、素敵な中型バイクたちを紹介します。
今回紹介する中型バイクは、どれもこれも魅力的! 記事を書いてて欲しくなっちゃいました。
国産バイクはもちろん 輸入バイクもチョイスしたので、これから中型バイクを選ぼうとしている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
オンロードバイク系
走るのはほとんどアスファルトの上…そんな「オンロード派」ライダーって、けっこう多いのではないでしょうか。まずは、オンロードを存分に楽しめる魅力的な中型バイクたちを集めてみました。
HONDA GB350
中型でビッグシングルを楽しみたいのなら、このバイク!
発売以来、超人気のGB350。現在 新車で買える国産中型(251〜400cc)単気筒バイクの中で、最も人気と言っても過言ではありません。
3,000回転という低回転域で最大トルクを発揮するエンジンは扱いやすく、初心者からベテランまで十分楽しむことができます。
単気筒だから低燃費。しかも15Lの燃料タンクでロングツーリング可能。燃費がいいから、1回の給油で航続距離500kmはいけそう。
直立的なライディングポジションのGB350。ほかにスポーツタイプの「GB350S」もリリースされています。
リラックスしたポジションのGB350か、やや前傾気味のスポーティなポジションのGB350Sか…お好みでチョイスしましょう。
【主要諸元】
シート高:800mm
車両重量:179kg
燃料タンク容量:15 L
燃料消費率(WMTCモード値):39.4km/L
エンジン:空冷4ストロークSOHC 2バルブ 単気筒
総排気量: 348㎤
最高出力:15kW [20PS ] / 5,500rpm
最高トルク:29N・m [ 3.0kgf・m ] / 3,000rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:561,000円(消費税込み)
Kawasaki ELIMINATOR 400
エリミネーターが帰ってきた! 1986年に登場し、大人気だった先代エリミネーター。
今回登場した新型エリミネーターは、先代の重厚さと魅力を引き継ぐ、迫力ある仕上がり。エリミネーターの名に恥じない造りです。
エンジンはZ400と同じ2気筒4バルブツインカム。そして先代に比べ車重が軽い! 車両重量は、先ほど紹介したHONDA GB350と変わりません。
2気筒だけど、トルクフルでよく回るエンジン。車重が軽いから、イイ加速をしてくれます。カテゴリー的に、ワインディングを攻めるバイクではないけれど、コーナーリングも楽しめるバイクです。
ロングツーリングに出かけたくなる、そんなバイクですね。
【主要諸元】
シート高:735mm
車両重量:176kg
燃料タンク容量:12 L
燃料消費率(WMTCモード値):25.7km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 2気筒
総排気量: 398㎤
最高出力:35kW(48PS)/10,000rpm
最高トルク:37N・m(3.8kgf・m)/8,000rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:759,000円(消費税込み)
SUZUKI GSX250 R
フルカウルスポーツって、やっぱカッコいい!
レーシーなイメージのSUZUKI GSX250R。しかし、ライディングポジションは見た目より乗りやすく、長距離ツーリングもこなせるバイクです。
6,500回転で最大トルクを発揮する、Vストロームと共通のエンジンは 扱いやすくトルクフル。見た目ほど尖ったバイクではないから、初心者にも十分楽しめるバイクです。
ABS標準装備で街乗りから長距離ツーリングまで快適に走れるよう設計されたGSX250R。もちろんワインディングロードもスポーティに楽しめます。
「GSX-R」の名前はダテじゃない! その血統は脈々と受け継がれています。
【主要諸元】
シート高:790mm
車両重量:181kg
燃料タンク容量:15 L
燃料消費率(WMTCモード値):32.8km/L
エンジン:水冷4ストロークSOHC 2バルブ 並列2気筒
総排気量: 248㎤
最高出力:18kW [24PS ] / 8,000rpm
最高トルク:22N・m [ 2.2kgf・m ] / 6,500rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:602,800円(黒、黒/赤) / 614,900円(青、白) (いずれも消費税込み)
BMW G310R
近年は輸入車がお求めやすくなりました。BMWのネイキッドスポーツ G310Rは、国産の中型バイクと さほど変わらない価格帯で販売されています。
特筆すべきはその軽さ。ガソリンやオイルを入れた、走行可能な状態の車両重量が164kg。女性に人気なのもうなずけます。
「街に挑むスプリンター」というキャッチコピーの通り、街乗りはもちろん 郊外へのツーリングも十分楽しむことができます。
タンク容量は11Lだけど、単気筒で燃費の良いエンジンなので長距離ツーリングも大丈夫。さすが、ドイツで生まれたバイクですね。
【主要諸元】
シート高:785mm
車両重量:164kg
燃料タンク容量:11 L
燃料消費率(WMTCモード値):30.3km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒
総排気量: 312㎤
最高出力:25kW [34PS ] / 9,250rpm
最高トルク:28N・m / 7,250rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:720,000円(消費税込み)~
Royal Enfield CLASSIC 350
オシャレにのんびり走りたいのなら、コレ!
ロイヤル・エンフィールドは、現存するオートバイのブランドとしては世界最古です。イギリスで生まれ、現在はインドに拠点を移し製造販売されています。
特徴はそのクラシカルなデザイン! 日本でここまでクラシカルなデザインのバイクを作っているメーカーはありません。
見た目はクラシックだけど、中身は最新。吸気はフューエルインジェクションでユーロ5に適合する基準です。
ライディングポジションは直立に近いラクなポジション。単気筒で低回転から大きいトルクを発揮するエンジン。どこかホッとする、そんなバイクです。
ほかのライダーとかぶらないバイクをお探しなら、ロイヤル・エンフィールドはおすすめですよ。
【主要諸元】
シート高:805mm
車両重量:195kg
燃料タンク容量:13 L
燃料消費率:ー
エンジン:空冷4ストロークSOHC 2バルブ 単気筒
総排気量: 349㎤
最高出力:14.9kW [20.2PS ] / 6,100rpm
最高トルク:27N・m / 4,000rpm
変速機:5速/リターン
メーカー希望小売価格:694,100円(消費税込み)~
Kawasaki Ninja ZX-4RR KRT EDITION
2023年7月15日に発売された Kawasaki Ninja ZX-4RR KRT EDITION 。満を持して登場したインラインフォー。カワサキの本気度がうかがい知れる、スーパースポーツモデルです。
スムーズに吹け上がるエンジンは街中でも扱いやすい仕上げ。もちろん峠道ではその真価を発揮します。
見た目のレーシーさとは裏腹に乗車ポジションがラク。80年代のレーサーレプリカとは違います。
「RR」のほかに「SE」シリーズもラインナップされています。
【主要諸元】
シート高:800mm
車両重量:189kg
燃料タンク容量:15 L
燃料消費率(WMTCモード値):24.4km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 4気筒
総排気量: 399㎤
最高出力:57kW [77PS ] / 14,500rpm
最高トルク:39N・m [ 4.0kgf・m ] / 13,000rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:1,155,000円(消費税込み)
オフロード・アドベンチャーバイク系
オフロードバイクやアドベンチャーバイクって、実は扱いやすくて実用的。このコーナーでは、最近人気のオフロード・アドベンチャー系 中型バイクを集めました。
HONDA CRF 250 L
林道などのオフロードはもちろん、街中も、ワインディングもマルチに楽しく走ることができる…HONDA CRF250Lはそんなバイクです。
見た目はモトクロッサーみたいだけど、足つき性も割とよく、軽いから取り回しもラクラク。
単気筒だけど、水冷DOHCのエンジンは、とてもパワフル。
このシリーズ、オフロードの走破性能を強化した「CRF250S」もラインナップされています。
オフロード ガチ勢は「S」もイイですね。
【主要諸元】
シート高:830mm
車両重量:141kg
燃料タンク容量:7.8 L
燃料消費率(WMTCモード値):33.7km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒
総排気量: 249㎤
最高出力:18kW [24PS ] / 9,000rpm
最高トルク:23N・m [ 2.3kgf・m ] / 6,500rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:521,500円(消費税込み)
Kawasaki VERSYS-X 250 TOURER
Kawasaki VERSYS-X 250 TOURERは、その名の通り、ロングツーリングに焦点を合わせたツアラーモデルです。
しかし、そのエンジンは先代Ninjaのエンジンをリファインしたもの。つまりよく回る。250ccという排気量ながら、ストレスなく吹け上がるエンジンなのです。
オンロード主体のロングツーリングはもちろん、ラフロードも行けてしまう…そんなバイクです。
大容量燃料タンクで航続距離も長く、まさにツアラー。長時間乗ることを想定したライディングポジションも疲れにくくてイイ感じ。
VERSYS-X 250でアドベンチャーに出かけませんか?
【主要諸元】
シート高:815mm
車両重量:183kg
燃料タンク容量:17 L
燃料消費率(WMTCモード値):30.0km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列2気筒
総排気量: 248㎤
最高出力:24kW [33PS ] / 11,500rpm
最高トルク:21N・m [ 2.1kgf・m ] / 10,000rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:726,000円(消費税込み)
KTM 390 ADVENTURE SW
KTMはヨーロッパ、オーストリアのバイクメーカー。国産バイクとさほど変わらない価格帯のバイクを販売していることから、最近よく見かけるようになりました。
そんなKTMから発売されているアドベンチャーツアラーが「KTM 390 ADVENTURE SW」。
水冷DOHCの単気筒エンジンは扱いやすくパワフルでスムーズ。オフロードはもちろん、街中にも気楽に繰り出せるバイクです。
アドベンチャーツアラーとして設計されているので、長距離ツーリングで疲れにくいのも特徴。
400ccクラスのアドベンチャーバイクをお探しなら、最適解のひとつですよ。
【主要諸元】
シート高:855mm
乾燥重量:161kg
燃料タンク容量:14.5 L
燃料消費率:29.6km/L
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒
総排気量: 373.2㎤
最高出力:32kW [44PS ] / 9,000rpm
最高トルク:37N・m / 7,000rpm
変速機:6速/リターン
メーカー希望小売価格:899,000円(消費税込み)
スクーター系
ひと昔前は、中型スクーターの選択肢は少なかったのですが、最近は各メーカーからいろいろなコンセプトの面白いスクーターが発売されています。
その中から、特徴的な中型スクーターをチョイスしてみました。
HONDA ADV160
スクーターだけど、スポーツ走行も楽しめる。このクラスで唯一のアドベンチャースタイルで、人気なのがHONDA ADV160 です。
免許はオートマチック限定でOK。スクーターだから、気楽に乗れる!
街乗りも、通勤も、高速も、長距離ツーリングも楽しく走ることができる…そんなスクーターです。
ほかの人とは違う、個性的なスポーツスクーターに乗りたいライダーにおすすめですよ。
【主要諸元】
シート高:780mm
車両重量:136kg
燃料タンク容量:8.1 L
燃料消費率(WMTCモード値):42.5km/L
エンジン:水冷4ストロークSOHC 4バルブ 単気筒
総排気量: 156㎤
最高出力:12kW [16PS ] / 8,500rpm
最高トルク:15N・m [ 1.5kgf・m ] / 6,500rpm
変速機:オートマチック
メーカー希望小売価格:473,000円(消費税込み)
トリシティ 300
フロント2輪の独特な形状。ひときわ異彩を放つのが YAMAHA トリシティ 300 です。
「転ばないバイク」を目指してYAMAHAが開発したバイクで、自立システム「スタンディングアシスト」を装備しているから、自立しちゃいます。
走行安定性もバツグン。コーナーリングも2輪バイクと同じように自然なリーン。
300ccという余裕の排気量で、長距離ツーリングもタンデムも 楽しいバイクですよ。
【主要諸元】
シート高:795mm
車両重量:237kg
燃料タンク容量:13 L
燃料消費率(WMTCモード値):31.5km/L
エンジン:水冷4ストロークSOHC 4バルブ 単気筒
総排気量: 292㎤
最高出力:21kW [29PS ] / 7,250rpm
最高トルク:29N・m [ 3.0kgf・m ] / 5,750rpm
変速機:オートマチック
メーカー希望小売価格:957,000円(消費税込み)
中型バイクは奥が深い!
私(むらなす)は若い頃、大型バイクに乗っていたけど 今は中型バイクのとりこです。
大型バイクもイイけれど…中型バイクって、大型バイクにはないイイところがいっぱいありますよ。
今回、この記事で紹介したのは、どれも最新の安全装備やシステムを導入している中型バイクたちです。
私が中型免許を取った頃(1980年代)のバイクって、今のバイクと比べると扱いにくいバイクが多かった…。
最新のバイクってイイですね。欲しくなりました。
この記事が、これから中型バイクを選ぼうとしている皆様のお役に立てば幸いです。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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