おそらく日本人に「あなたが尊敬する歴史上の人物は?」と質問をすれば、きっと高確率で「坂本龍馬です」という答えが帰ってくるはずです!
言わずと知れた日本の近代化に多大な影響を与えた「坂本龍馬」は、高知県出身であることは広く知られていますが、実は高知県は「ツーリングスポットの宝庫」でもあることは、、、あまり知られていないように思います(さすライダー調べ)
ということで今回は「元四国の民」の僕が厳選した、龍馬さんのお膝元の高知県のおすすめツーリングスポットを紹介します。
1 高知市:桂浜
高知市内からバイクで30分くらいの場所に位置する、緩やかな弧を描く美しい砂浜が「桂浜」です。
高知県を代表する観光スポットで、敷地内には複数の飲食店やショップが軒を連ねる「海のテラス」や「桂浜水族館」それから龍馬さんについて学べる「坂本龍馬記念館」などの見所がたくさんあります!
とにかく高知県でどこに行けばいいのか迷った時、そして高知市内で宿泊する日や翌日に真っ先に向かう場所として最適な場所です。
桂浜に行くなら絶対に見逃せない場所が「坂本龍馬像」で、太平洋を眺める龍馬さんをバッチリと写真に収めることができます!
まさか高知県をツーリングするのに「龍馬さんに挨拶無し、、、」なんて個人的には絶対にあり得ないので、ある意味「高知県ツーリングのマストスポット」と呼べる場所です(龍馬さんに挨拶なしダメ絶対)
ちなみに嬉しいことに桂浜は入場料が無料で、バイクはなんと1日50円(!)のほぼタダみたいな料金で駐輪可能です。
桂浜
〒781-0262 高知県高知市浦戸6
TEL: 088-841-4140
料金:入場無料
駐車場:あり(バイク1日50円)
公式HP:https://katsurahama-park.com/
2 高知市:ひろめ市場
高知市内のど真ん中にある「高知県の食のテーマパーク」とでも呼ぶべき巨大フードコートが「ひろめ市場」です。
高知県名物の「カツオのタタキ」を中心とする新鮮な魚介類やご当地グルメを提供する飲食店の数々、それからカレーやラーメン、うどんなどの定番メニューを提供する大衆食堂の数々、、、さらにはおしゃれなカフェや居酒屋などがひしめき合う「エネルギッシュ&旅情満点のフードコート」で、好きなお店で好きなものを購入して共通のイートインスペースで食べる、、、例えるなら「イオンのフードコートのウルトラ旅情バージョン」みたいな感じの場所です!
ただ館内をブラブラと歩くだけでも楽しいので、桂浜と同様に高知県に来たなら絶対に行くべき場所です!
あくまで完全に僕の独断と偏見ですが、ひろめ市場で「カツオのたたき」を食べるなら「明神丸」がおすすめです!
客の目の前で豪快に藁焼き(カツオのたたきを作る伝統的な調理法)をするパフォーマンスを見学できるので、見ても食べても楽しめるお店です。
ちなみに誠に残念ながら、ひろめ市場にはバイクを置ける場所がないので、、、近隣の駐輪場を利用するか、バイクを置ける宿に泊まって歩いて行くことをおすすめします(特にお酒好きは後者がおすすめ)
ひろめ市場
〒780-0841 高知県高知市帯屋町二丁目3-1
TEL:088-822-5287
営業時間:月~土曜日 10:00~23:00、日曜日 9:00~23:00(店舗により異なる)
料金:入場無料
駐車場:なし(近隣の駐輪場を利用、バイクを置ける宿に宿泊)
公式HP:https://hirome.co.jp/
3 土佐清水市:足摺岬
はじめての場所をツーリングするライダーが無条件で目指す場所「その土地の最果て」つまりは高知県なら「足摺岬(四国最南端 )」を目指すのがセオリーです!
、、、ということで四国最南端ですが、ここは日本で有一の「黒潮本流が直接ぶつかる場所」という大変貴重な場所です。
もちろん、最果てスポットの定番「〇〇端」と記された記念撮影用のオブジェと「到達証明書(四国最南端足摺岬到達証明書)」も用意されているのでどちらもお忘れなく(到達証明書は観光案内所でゲット)
足摺岬にはこれまた最果てスポットの定番「灯台(足摺岬灯台)」が設置されていますが、残念ながら中には入れない灯台となっております。。。
しかし「足摺岬灯台」と書かれた案内板があるので「最果ての地を訪れた。。。」という証拠としてしっかりと写真に収めておきましょう!
ちなみに足摺岬は高知市内からの往復の場合は丸1日、それなりの規模の町がある四万十市や宿毛市からも半日程度の時間を要するので、、、アタックする際は他に予定を入れないことをおすすめします(実際の距離より遠く感じます)
足摺岬
〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬1349
TEL:0880-82-1212
料金:入場無料
駐車場:あり(無料))
公式HP:https://www.city.tosashimizu.kochi.jp/kanko/g01_ashizurimisaki.html
4 香美市:龍河洞
岩手県の龍泉洞、それから山口県の秋芳洞と並ぶ「日本三大鍾乳洞」のひとつが高知県の龍河洞です!
なんと!約1億7,500万年という人間の感覚なら「永遠」と呼べるほどの途方もない時をかけて形成された鍾乳洞で、、、その全長は実に約4kmにも及んでいます。
ちなみに洞内を見学するためには「観光コース:1,200円、冒険コース:観光コース+1,500円+レンタル用品代、西本洞コース:観光コース+1,000円+レンタル用品代」という3つのコースのいずれかを選ぶ必要があり、このうち後者2コースはヘッドライトの明かりを頼りに狭い場所をかいくぐったり、岩をよじ登ったりするアドベンチャーな体験ができます(閉所恐怖症の方は要注意)
僕は今までひたすら日本中の鍾乳洞内を歩きまくっている「鍾乳洞評論家」ですが、龍河洞はお世辞抜きで一見の価値があります!
以前はどちらかというと寂れた施設感がありましたが、現在は綺麗な休憩所やおしゃれなカフェなどが設置されていて、ビフォー龍河洞もアフター龍河洞も快適に過ごせるようになっています。
なお、龍河洞にはバイクOKの無料駐車場が完備されているので、心ゆくまで日本屈指の鍾乳洞を堪能しましょう。
龍河洞
〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1424
TEL:0887-53-2144
営業時間:8:30~17:00(季節による変動あり)
料金:観光コース1,200円(他コースあり)
駐車場:あり(無料))
公式HP:https://ryugadou.or.jp/
5 四万十市:四万十川の沈下橋
高知県を流れる「日本最後の清流」として名高い「四万十川」は、全長約196kmにも及ぶ四国最長の大河です!
ライダーとしては四万十川沿いをバイクで走れる国道441号線・381号線を走るのがセオリーで、道幅が狭いながらも四万十川の繊細で美しい景色を堪能できます。
そして、四万十川沿いを走っていると度々見かける、細くて頼りなさそうな(いい意味で)冒険心をそそる橋が「沈下橋」です。
沈下橋とはその名前通り川に沈下してしまう橋のことで、増水時に水没する地元民が使う生活道路です。
ちなみに水没時に水の抵抗を減らすために「欄干」が無いことが特徴で、それゆえフォトジェニックかつ落下のリスクもある、、、というまさに旅情あふれる橋なのです!
、、、とは言ってももちろん一般道には変わりないので、そのままバイクで渡ることができますが、、、これがなかなかスリリングで人によっては恐怖心を覚えるかもしれません、、、が!四万十川に来たらぜひチャレンジして欲しい案件です。
なお、沈下橋は無名のものから名の知れた観光スポットになっているものまで複数存在しますが、上の写真の沈下橋は「岩間沈下橋」という名の割と有名な存在です。
ぶっちゃけSNSやYouTubeを見る限りは、ガチで川に落ちたライダーもいるようなので、、、なんせ旅情が爆裂してるし、メチャメチャ写真映えする場所ですが、くれぐれもバイクで渡る際は細心の注意を払って運転しましょう。
なお、僕は一応プロのライターとして、こういった一定のリスクがある場所の写真撮影には心得があるので、橋の上にバイクを停めて写真を撮っていますが、少なくても重たいバイクや足つきの悪いバイクは途中停車しないことをおすすめします(もちろん対向車がいる時の撮影はNG)
四万十川の沈下橋
〒787-0014 高知県四万十市駅前町8-3(四万十市観光協会)
TEL:0880-35-4171(同上)
料金:通行無料
公式HP:https://www.shimanto-kankou.com/
決して龍馬さんへの挨拶をお忘れなく!
今回紹介したツーリングスポットはあくまでごく一部で、高知県には他にも魅力的な場所がたくさんあります!
何よりも大切なことはどこを走っても、どこに立ち寄っても、何を食べても、、、決して!あ〜決して!高知県に来たら龍馬さんへの挨拶を忘れないことです(ここ重要です)
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投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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