はい、元バイク屋のフォアグラさんです、こんにちは。
さて、今回は賢く経済的に楽しく安全なバイクライフを送るための情報を届けします。
中にはかなり意外なものもありますので、是非最後までご覧ください。
ケチってはいけないもの
その1 タイヤ
はい、ではまずケチってはいけないものからいきましょう。1つ目はタイヤ。有名メーカーのマフラーをつけている。エンジンオイルもこまめに交換している。でもタイヤはツルツルという方を結構見ますよね。

もちろんカスタムも楽しいし、エンジンオイルの交換はバイクのメンテナンスの基本で、バイクの寿命にも大きな影響を与える大事なメンテナンス。 しかしタイヤアというのはそれ以上に大事なのです。バイクの機関がいかに好調であったとしても、そのバイクと路面の唯一の接点であるタイヤがツルツルでは全てが台無し。自身の命にも関わる上に、他人に危害を加える可能性もあります。
よく誤解されているのがタイヤの残り。
溝が5分と言うと「あと50%使える」というのではなくて、もう交換を検討してもいいタイミングですからね。
これだけ溝が減っていれば排水性能は大きく低下して、非常にスリップしやすい状態です。高額なタイヤである必要はありません。ライフの良さが売りの安いツーリングタイヤでも構いませんので、タイヤは早め早めの交換をしていきましょう。
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その2 エンジンオイル
では2つ目。それは先ほどの話にも出ましたが、エンジンオイルです。

オイルの交換時期には諸説あります。バイクのメーカーは6,000kmと言っているけど、バイク屋さんは3,000kmで交換してくださいという。それは当然と言えば当然で、バイクの車種・気筒数やオイルの使用量によっても大きく異なるし、使用するオイルの銘柄やバイクの使い方によっても変わってくるからです。でもバイク屋さんは、どのお客さん、どのバイクであっても3,000kmと言いますよね。
そう!どんなバイク、どんなオイル、どんな使い方であっても、3,000kmで換えていればまず大丈夫です。
きちんと指定の粘度、規格のオイルを使用すれば、オイルが原因で機械的なトラブルを起こすということは考えにくいのです。「自分のバイクは何キロ走ったら交換」とメーカーが指定しているのか確認をしておきましょう。
ただし、そこで気をつけたいのが「シビアコンディション」というものなのです。
シビアコンディションという名前だけ聞くとサーキット走行のような過酷な使用環境を想像しがちですが、それだけではないのです。実は通勤、通学、お買い物といった短距離の走行が多い場合、オイルの劣化が早まるのです。

1度の走行距離が短いとエンジンが温まりきらないからなのです。燃焼時に発生した水分が、温まりきらないことによって蒸発せずにオイル内に残ってしまい乳化、オイル性能の低下につながります。
シビアコンディションの目安としては、1回の走行距離が7km以内などと言われています。心当たりがある方は早めの交換を心がけていきましょう。そう、できれば3,000kmってことですね。
オイルはバイクの寿命に直結する消耗品ですので、ケチらないで交換するのがおすすめです。もちろん1,000kmとか極端に早く交換する必要もありません。
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その3 安全装備
では次3つ目。安全装備です。
ヘルメットやプロテクター、最近だとバイク用エアバッグの進化が著しいです。
言わずもがな、バイクは危険な乗り物であり、ちょっとした運転のミス1つで簡単に命を失ってしまいます。金銭的に余裕があるのなら、是非スネル規格やMFJ公認といった上位の規格を取得したヘルメットやエアバッグジャケットを購入していただきたいと思います。
また自分のYoutube動画で紹介したBRAKE FREE。これはジャイロセンサーを搭載した、ヘルメットに取り付けるタイプのストップランプです。前後ブレーキの操作以外にも、エンジンブレーキにも反応するため、より細かく正確に減速を後続車に知らせることができます。

そしてライディングギアの中でも特に重要だと考えるのがグローブとシューズです。手を守ることはもちろんですが、バイクの操作全般に影響を与えるものですから。
つまり万が一の際の保護というだけではなくて、事故を起こさないためにも重要なものということです。

そしてシューズ。ヘルメットやジャケットは着用しているのに、シューズはスニーカーという人も結構いますよね。
シューズもグローブ同様バイクの操作に直結します。シフトの操作、ブレーキのタッチ、そして転倒時の保護性能。今このシューズについても開発を進めています。
デザインに定評のあるSCOYCOシューズとのコラボでそのまま街歩きができるデザインでありながら、防水透湿素材、ダイヤル式のシューレース、各部のプロテクター、日本人向けのジャパンフィットなど、一切の妥協を廃止したプレミアムモデルです。
もちろんどこのメーカーの商品でも構いません。ヘルメットばかりではなく、グローブとシューズについても是非意識を傾けていただきたいと思います。
ケチるべきもの
では今度は先ほどのケチってはいけないものから一転、ケチって良いもの、いやむしろケチるべきものをお伝えします。
多くの方が可処分所得に限度がある中で、このバイクという金のかかる趣味を楽しんでいるわけです。より楽しむためにも、節約できるものは節約していきましょう。
その1 ヘルメット
ケチるべきものその1、装備。特にヘルメットです。
「いやいや、お前、さっき安全装備はケチるなって言ったよな?」
はい、言いました。確かに余裕のある方や、バイクに乗る機会が多い方は、高額なヘルメット買った方が良いでしょう。実際、自分もアライのヘルメットを愛用しています。6万円もしました。
しかし誤解しないで欲しいのは、「ヘルメットを節約して欲しい」というのは「ヘルメットだけにお金をかけすぎるな」ということなのです。

5万円のヘルメットを買ってお金がなくなってしまい、ジャケットもグローブもシューズも普段着のまま。これでは安全とは言えません。大事なのはバランスです。
5万円のヘルメットを1つ買うよりも、2万円のヘルメットとジャケット・グローブ・シューズに1万円ずつ使って計5万円にした方が、より安全と言えるでしょう。
このバランスがおかしい人というのが少なくありません。守るべきものは頭部だけではありませんからね。
その2 全てのバイク用品
そしてケチりたいもの2つ目、バイク用品全て。
皆さん、バイク用品の量販店で買い物していますか? 案件が来なくなること覚悟で言います。量販店は高いです!すごく高いです!
どのくらい高いかというと、自分のブランドの商品を売る際に、某バイク用品メーカーを通して量販店での価格設定を相談したことがあります。ネット専売で23,800円としたジャケットが、もし量販店で同じ利益を見込んで販売するとしたら35,000円~40,000円ぐらいになります。
8,800円で販売したグローブは、量販店で販売するとしたら13,000円~15,000円くらいになってしまいます。もうそれくらい違うのです。

確かにこだわりの強い人や特殊サイズの方の場合、ヘルメットやグローブなどは、試着してから買いたいというケースもあるでしょう。パーツの取り付けが不安、適合が不安という方もいるでしょう。こういった場合は是非有人店舗の2輪用品量販店を使いましょう。
しかしインカム、バッグ、型番が分かっているパーツ、工具、洗車道具、ケミカル、こういったものはAmazonや楽天といったECサイトを活用しましょう。Amazonプライムならバイク用品はもちろん日用品、家電食品何もかも低価格で購入できる上、ほとんどの商品で送料が無料になります。1ヶ月間無料で試すこともできますので、是非ここは加入しておきましょう。
その3 高コスパメーカーを知ること
はい。そして3つ目。
上のAmazonの話に近いのですけれども、高コスパメーカーというのを知ることです。
近年このようなネット、ECサイトでの販売を評価することで、高い品質と低価格を両立しているメーカーというのが増えています。
詳しくは以前自分のYoutube動画で解説をしていますけれども、具体的には総合バイク用品メーカーの「Kaedear」、OEMメーカーから独自ブランドとして走り出したヘルメットメーカーの「ASTONE」、老舗ケミカルメーカーの「エーゼット」などです。
例えばKaedearの場合は無線充電機能を搭載したスマホホルダーが約5,000円、ASTONEはカーボンのヘルメットが約3万円と、もうハンパではなく安いです。
では「安かろう、悪かう」なのかと言うと、決してそんなことはないのです。
Kaedearは横浜発祥の日本のメーカーで、日本人社長、日本人スタッフによる商品開発設計を行い、実店舗もあるので安心です。
ASTONEも埼玉で1915年創業と歴史のある老舗のバイクショップ「はとや」が代理店になっていて、アフターサービスを行っています。
極めつけはエーゼット。ホームセンターなどでも見かけたという方も多いでしょう。低価格路線のケミカルメーカーです。こちらは1955年創業の大阪の会社なのです。
例えば一般的には200mlで2,000円少々というPEAの燃料添加剤。エーゼットの「FCR062」という商品は、なんと1Lで約3,000円です。しかも高濃度のため、1回あたりの使用量がガソリン5Lにつきわずか15mlで、1L缶を買えばガソリン333L分にあたり、給油量が1回15Lだとすると、20回以上使えるという計算なのです。今まで使っていた青いアレはもう使えなくなります。
もちろん安いからと言って、品質が悪いわけではありません。むしろ良いのです。高品質な原料を大量に調達することで価格を抑え、一般的には他者に外注するところさえも自社で一括管理、さらにネット専売商品としています。だから品質を落とさずに無駄なコストをカットでき、安く購入できるというわけなのです。
もちろん燃料添加剤に限った話ではなくて、防錆潤滑剤とかブレーキクリーナー、チェーンルブ、コーティング剤など、このエーゼットの商品全般に言えることなのです。
これらのメーカーを知っているかどうかでバイクライフにかかるコストというのが大きく変わってきますし、安く抑えられる理由まで理解していれば安心して使用することもできます。
反論多数⁉ これこそケチるべきもの
では最後、これもケチるものです。多くの読者と意見が対立するものなのですけれども、しっかり反論をさせていただきましょう。
はっきり言ってしまいましょう。任意保険こそケチるべきものの代表格と言っても過言ではありません。
もちろん「保険に入るか?入らないか?」という最低ラインの目線で言えば入るべきものです。しかしこの保険って、どのくらいのお金がかかるか知っていますか?
人生における買い物で1番大きなものは家。2番目に大きいものが保険とも言われているくらいなのです。損害保険に生命保険と保険会社はたくさんあるし、代理店など星の数ほど存在することからも保険は儲かる商品で、いかにその市場が大きいかが分かります。
そして任意保険を節約する方法は、大きく2つあります。

共済に切り替える
まず1つは保険から共済に切り替えるという方法。農協のJA共が有名です。詳細も保険と同様に、事故の際に相手への補償や自身の怪我などに備えるものです。対人、対物、そして人身傷害や搭乗者傷害と同様です。

一般的にはこの共済に切り替えることで大きくコストを抑えることができます。ただし実際に使用した際の満足度や、担当者の事故や保障に対する知識などでは、保険会社の任意保険よりも劣ると評されることが多いです。保険会社の社員は当然保険のスペシャリストでありますけれども、共はあくまで団体の職員です。やはり専門性や事故対応のサービスという観点で 差が出てしまうのは仕方のないところでしょう。
コストと引き換えにある程度失うものも覚悟しなければならないといったところでしょうか。
ネット保険から選ぶ
しかし近年においては、保険会社でありながら共済よりも低コストなものもあると言われる保険商品が登場しました。それがコストカット第2の方法、ネット保険です。
人件費や土地のかかる代理店を持たず、ネットの専門とすることで大幅にコストカットを行っています。それでいて事故が起きた際には、しっかりと専門知識を持った保険会社の社員が担当してくれます。今自分が最もお勧めしている方法がこれなのです。

実際自分も車の事故で利用したことがありますが、親切丁寧に対応してもらうことができ、何にも心配や不安というのはありませんでした。もちろんお金も、短期間で揉めることなく支払いをしてもらいました。
そして自分自身バイク屋で勤務している時は、保険の販売というのもしていたのですが、お客さんが事故を起こしても自分が事故対応をするといったことは1度もありませんでした。全て保険会社の社員が対応します。
ネットだから、代理店だからと言って、特にサービスに差はありません。親族の方が代理店経営をしているとか、勤務先で大幅割引きになる団体割引きがあるのなら、それはそのままで良いと思いますが、大多数の方はこのネット保険に切り替えることで、大幅な節約をすることができます。まさにケチるべきものなのです。
このネット保険、代理店保険含めて1番安い保険会社が分かるサービスというのがあります。申し込み者の平均で2万円以上安くなったという事実があります。低コストの保険に切り替えたところで何にも日常生活は変わりませんから、是非1日も早く切り替えることをお勧めします。もちろんこれからバイクを買うっていう方もこのサービスで保険加入ができますので、是非使ってみてください。
まとめ
こんな感じでケチってはいけないものとケチるべきものを説明してきましたけれども、もう1つ大事なものがありました。
ケチってはいけないもの。それは時間とガソリンです。どんなに道具を揃えても、良いバイクを買っても、やっぱりバイクは走ってなんぼ。時間を作って、たくさん距離を走って、バイクと多くの時間を共有しましょう。
自分は双子が生まれて以来、子育てに追われている今は本当にそう思います。次にまとまった時間が取れるのは何年後か分かりませんけれども、今バイクに乗る時間を確保できる方は、後々後悔のないように、たくさん時間とガソリンを使って思い出を作ってくださいね。
この記事は下の動画でも詳しく解説していますので、こちらも是非ご視聴ください。
それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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元バイク屋のYouTuber。
バイクライフに役立つ情報を毎週配信。
メカの話やバイク購入アドバイスはもちろん、用品レビューやバイク屋裏話まで、バイク乗りなら誰もが気になるテーマばかり。
ちなみに中身はアラフォーのおっさん。
好物はサッポロ黒ラベルとキャベツ太郎だが、子どもができて以来、ふるさと納税で貰った無糖レモンサワーで節約している。
最近、血糖値と血圧を気にしているらしい。
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