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バイク乗りの居場所を守るため、ゴミを拾うライダー達

「二輪通行禁止」「バイク駐輪場の閉鎖」これは、過去の話ではありません。再びライダーの居場所がなくなろうとしています。

空前のバイクブームということもあり、ライダー人口も増えバイク界は盛り上がっています。しかし、嬉しいニュースだけではありません。

今、ライダーの「マナー」が問われています。

今回は「ライダーの居場所を守るために活動している方々」を密着取材しました。

ライダーのマナー問題が顕著に

1980年代、最大のバイクブームが到来しました。ライダー人口も爆発的に増え、盛り上がりを見せていました。

しかし、これと並行して「暴走族」や「峠での暴走行為」などの問題が激化しました。峠には段差舗装、酷い場所では「二輪通行禁止」が全国各所に設けられました。

時代は進み少しづつではありますが、規制解除の動きがみられるようになりました。そんな中、近年のバイクブームにより、再びこの危機が訪れようとしています。

例えば、イエローカットの追い越し、ミラーやナンバープレートの整備不良、騒音などSNSで更に表面化しています。

バイク乗りの居場所が失われる

千葉県の有名なスポット「千葉フォルニア」では利用者のマナーが守られないため、目玉であるヤシの木に「撮影禁止」と書かれた幕が巻かれる事態に・・・

これは、ここだけの話ではありません。実は、関東でも有名なツーリングスポットである宮ケ瀬でも、このような危機がありました。

取材中に明らかになった事実

以前、「バイク仲間の作り方」の記事で、取材にご協力いただいた「鳥井原ふれあいの館」、こちらの駐輪場では多くのライダーが訪れ、交流を深めています。

取材許可をいただいた際に、こちらの館長から衝撃的なお話を聞きました。

バイク乗りの居場所を守るため、ゴミを拾うライダー達

「二輪通行禁止」「バイク駐輪場の閉鎖」これは、過去の話ではありません。再びライダーの居場所がなくなろうとしています。 空前のバイクブームということもあり、ライダー人口も増えバイク界は盛り上がっています ...

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駐輪場の閉鎖の声

引用:鳥井原ふれあいの館HP

「ライダーのマナーが酷い、駐輪場を閉鎖した方がいいのでは?」このようなことが、行政で議論されたそうです。

走行マナーや騒音、路上喫煙、ゴミのポイ捨てなど、訪れるライダーのマナーが問題視されました。

この問題に立ち上がったライダーがいた

こうした中、この問題に立ち上がった方々がいました。

ツーリングスポットでゴミ拾い

ツーリングスポットでゴミを拾うライダーの姿があります。毎月第二日曜日に行われるこちらの「Riders in Action」

ライダーのボランティアが各地から集まり、ゴミ拾いを続けています。この活動の成果もあり、「鳥井原園地」のゴミはかなり減少傾向に向かっています。

「かっこ悪い」がきっかけ

「無料で使わせてもらっているのに・・・」そう語る代表の佐藤さん。普段はツーリングの休憩で宮ケ瀬や道志を利用するそうです。

そんな中、ゴミがポイ捨てされている現状に「かっこ悪い」と感じ、一人でゴミ拾いを始めたのがこの活動のきっかけでした。

自分たちの二の舞にしたくない

「罪滅ぼし」「今、社会に対して何か出来ることをしたい」など、様々な理由で参加されているライダーもいらっしゃいました。

まさに「世代の方々」、若いころに自分も世間に迷惑をかけてしまった。気持ちを行動に換えたい、そのきっかけがこちらの活動だったそうです。

広がる活動

現在では40名以上の参加者、活動範囲も宮ケ瀬のメインスポットである「湖畔エリア」まで活動を広げています。さらに、埼玉県の「有馬ダム」、関西からは「マーブルビーチ、」ライダーの聖地「奥多摩」でも有志の方が立ち上がっています。

では、この活動が広がるきっかけは何なのでしょうか。

SNSの有効活用

※写真 みずまるさん(@MiZmr_zx14) twitter/instagram

その理由の1つにSNSがあります。twitterやinstagramなどでこの活動が拡散されています。拡散されやすい要因には「写真」があげられます。実は、ただのゴミ拾いを写す写真ではありません。

活動の記録を撮ってらっしゃるこちらの「みずまる」さん、普段は「カッコいいバイク」の写真を投稿しています。拘りぬいたアングルや、参加者がかっこよく写った写真など「広報」的なバックアップをしていると言ってもいいでしょう。

このように参加者の得意な分野や、強みを活かし活動を支えています。

地域との協力体制

そして、1番の理由と言ってもいいのが地域の方々との協力体制でしょう。ゴミ拾いの道具の管理や拾ったゴミの処分をしてくれています。

バイクでは道具や拾ったゴミの量が多いと「持って帰れない」という問題が発生してしまいます。ですが、地域の方々の協力によりライダーはゴミを拾うことが出来るようになりました。

行動は必ず返ってくる

ルールやマナーを守り、適切に施設を使っているライダーは何も問題ないでしょう。しかし、それはライダー目線の話であり、道を多く利用しているのは一般の車がほとんどです。

一部のライダーが問題を起こせば「これだからバイク乗りは・・・」と、ライダー全体の印象に響いてしまうのです。

※こちらはロードバイクですが、バイクにも同じことが言えます。

ちょっとしたことから始めませんか?

・無茶な走りをしない

・空吹かしをしない

・譲り合い

など「いい趣味」として捉えられるような行動をとるべきではないでしょうか。地域や施設の方々に「また来てほしいな」と思っていただけるグッドライダーになりましょう。

言い方を換えれば、行いは自分たちに返ってきます。それはマイナスなことだけではありません。

初のバイクイベントへ!

引用:RIDER'S BASE Riberty

2022年7月、なんと宮ケ瀬で初のバイクイベントが行われました!これは地域とライダーの信頼関係があってこその成果と言えるでしょう。

このように、ライダーが地域の信頼を得てイベント開催までたどり着いたのは、多くの時間とライダーの協力があってこそ出来たものと言えます。

バイク乗りが地域にとってプラスの存在になれば、バイクライフがより豊かになることに繋がります。イベントが増えるのは嬉しいことですよね。

まとめ

世の中にはバイク以外にも多くの素晴らしい趣味があります。釣り、キャンプ、ロードバイク、鉄道、スケートボードなど休日を潤してくれる大切な存在です。

しかし、一部の心ない人間でせいでその場所が使えなくなってしまうのはとても悲しいことです。その趣味を守るためにも「自分から」行動する必要があると、今回の取材で感じました。

全国のライダーの皆さん、今一度自分の行動を振り返り、何か行動を始めてみてはいかがでしょうか。そして、次の世代にこの楽しみを残そうではありませんか。

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だるま

神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。 好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。 苦手:集中すること、単調作業。 愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ 風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。

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