バイクの冬眠準備をしているそこのあなた、ちょっと待って下さい!バイクシーズンが終わりと思っていませんか?
「冬のバイク、ツーリングは辛い・・・」たしかにそれも一理あるでしょう。
実は冬のツーリング、バイクにも魅力はいっぱいあるんです。
そこで、今回は寒くても乗りたくなっちゃう「冬のバイク、ツーリング」の魅力を解説いたします。
冬のツーリングは演出が肝!
ウェアをかっこよく着られる
冬のバイクの魅力その1、それはライディングウェアをかっこよく着られることではないでしょうか。
革のライダースにマフラーで渋い演出やMA-1などでミリタリーコーデ、マウンテンパーカースタイルのウェアでカジュアルに着るのもいいでしょう。
夏よりもウェアの種類が多くなるので、オシャレを楽しむ季節でもあります。
イルミネーションを見に行こう
冬の楽しみと言えば、イルミネーションもその1つでしょう。暖房の効いた車で見に行くのもいいです。
しかし、バイクで行くからこそ味わえる感動もあるはずです。苦難の先に輝く光に、思わず女性ライダーもうっとり、デートツーリングにいかがでしょうか。
筆者のおすすめは宮ケ瀬の約1万球のジャンボクリスマスツリーと、周辺に設けられた約50万球のイルミネーションです。
近くの相模湖プレジャーフォレストも有名で、どちらも高速道路のIC近くなのでアクセスはかなり良いですね。
冬ならではの楽しみ
温泉が気持ちいい
温泉を目当てにツーリングに行くのもいいでしょう。冬のツーリングで冷え切った身体を温めてくれるオアシス、暑い季節では味わえない特別なひと時です。
ちょっとした休憩でも、冷たくなった足先を温めてくれる足湯もおすすめですよ。身体の芯から温まるので、出た後も効果が続くのが嬉しいですね。
ただし、足湯を求めてラリーはおすすめしません。
地獄の足湯ラリー記事はコチラ↓↓↓
食べ物が美味しい
寒い季節に格別になるものの1つとして、食べ物もあげられるでしょう。
お腹をすかし、凍え切った身体に染みわたるのは一杯のラーメン以外にあるでしょうか・・・いえ、ありません!
リーズナブルで幸福感と満腹感を満たしてくれるラーメンの喜びは、寒い時期の贅沢と言えるでしょう。
「空腹は最高のスパイス」と同じ効果が味わえるのが冬のバイクの魅力でしょう。
エンジンの熱が心地良い
夏は大嫌いだったエンジンの熱も、この時期は親友となってくれます。特に夏の大型バイクで渋滞にはまった際は地獄だったでしょう。
しかし、寒い時期ではこの熱が心地よいです。道の駅やコンビニで休憩した際は、是非マフラーやエンジンの熱で、かじかんだ手を温めて下さい。※火傷には注意して下さい。
季節を味わう
ツーリングコースが変わる
夏では暑くて避けていたコースも冬では逆に走りやすいこともあります。渋滞しやすい海沿いの道も、シーズンオフなので交通量は減ります。
ライダーも少ないのでのんびり走りたい方にもおすすめの時期です。峠や山道も冬景色を楽しむこともできますが、道路の凍結などに十分注意して下さい。
星空ツーリング
冬のナイトツーリングでもう一つの楽しみは、「星」ではないでしょうか。
星空を満喫しながら走るのもよし、星空スポットを求めてちょっと郊外にツーリングもいいでしょう。
ひざ掛けと水筒に、暖かい飲み物を用意して出発です。
おすすめスポットは神奈川県小田原市の諏訪野原公園です。夜景も星空も楽しめて一石二鳥ですよ!
神奈川県立おだわら諏訪の原公園
〒250-0055 神奈川県小田原市久野3821−1
黄昏られる
人肌恋しいこの季節、冬のバイクで出来ること、それは黄昏られることでしょう。
冬の海、缶コーヒーかタバコをふかして愛車に寄っかかりながら自分自身を見つめなおす。
そんなことも様になるのが冬のバイクではないでしょうか。
注意点
冬のツーリングの魅力をいくつかご紹介しましたが、注意することもあります。
道路の凍結
先ずは道路の凍結です。先ほど記述もしましたが、山間部では気温の差が激しいです。
道路の凍結、または融雪剤(塩カル)を撒いていることがあります。これらはスリップしやすくなります。
塩カルの道路を走行した後は必ず洗車しましょう。かなり錆びやすくなってしまいます。
もし、山間部を走行するのであればしっかりと下調べをしてから出発しましょう。
バッテリー上がり
また、冬はバッテリーが弱まる季節です。出先でバッテリーが切れたら極寒の中を過ごさなければなりません。
もし、バッテリーをしばらく交換していないならこれを機に交換してはいかがでしょうか。
また、万が一上がった場合の対策も頭に入れておきましょう。
防寒対策
さらに、冬のツーリングで気を付けることは防寒対策と言えるでしょう。
寒さで体力が削られるのはもちろんですが、寒さによって身体がこわばります。
身体がこわばると余計な力が加わり、筋肉が緊張しやすくなるので、腰痛や首肩の痛みが出やすくなるでしょう。
やりすぎるなんてことはありません。しっかりと暖かいインナーやアウター、カイロを装備しましょう。
まとめ
ということで、今回は冬のバイク、ツーリングの魅力をお伝えしました。
オフシーズンと言えど、走ることだけが魅力ではなく雰囲気や季節感を楽しむのがコツです。
ワイワイ過ごすというよりも、落ち着いてバイクと過ごすことが冬のバイク、ツーリングの魅力ではないでしょうか。
皆さんも是非、イルミネーションや温泉、ラーメンを目指して冬のツーリングに出発です!
冬の防寒対策はぜひ下記の記事も参考にしてみてください!↓
投稿者プロフィール
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神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。
好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。
苦手:集中すること、単調作業。
愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ
風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。
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