みなさんこんにちは。kanaeです。
今回は愛知県新城市出身の私目線で、奥三河のグルメツーリングスポットをご紹介しますよ!
奥三河は自然豊かでツーリングにも最高の地域です。
奥三河ならではの珍しいグルメやスポットも沢山あるのですが、今回は、私が実際にツーリングで訪れてみた「ここは良いぞ!」をピックアップしましたよ!
名古屋からだと日帰りツーリングできる距離ではありますが、1日じゃ足りない!近場で地元をあえて泊まりツーリングしたことで新しい発見もありました。奥三河、奥が深いですね。「おすすめだに」
前回の記事はこちら
奥三河ってこんな場所
愛知県と言えば尾張と三河ですね。この三河の北東部にある「新城市」「設楽町」「東栄町」「豊根村」が奥三河にあたります。
豊根村は長野県の県境にあります。名古屋からだと静岡県へ行くよりも遠いイメージがありますね。
奥三河は愛知県の中でも「秘境」と言われるスポットが溢れています。滝や棚田、伝統のお祭り、温泉、ダム、バイク乗りには気になるワードがいっぱいですね!訪れる度に変わる山の景色はとても美しく、四季を楽しむこともできます。
ただ、最近は新しいスポットも目立ちます。
例えば新城市にある桜淵公園がリニューアルされたり、新しい道の駅したらが誕生したり、どちらも地元のバイク乗りの立ち寄りスポットとなっています。
手つかずのままの豊富な自然と新しいスポットが混在する注目のエリアです。
ツーリングで訪れた際は、地元の方とお話してみて下さい。三河弁がほっこり、暖かく迎えてくれますよ。
新城市
私が子供時代に過ごしたのが、今回ご紹介する一つの新城市です。平成17年に旧鳳来町と旧作手村と合併したので、私が子供の頃の印象よりもかなり広範囲になりました。
2012年に新東名高速道路が開通して「新城インターチェンジ」が使えるようになると、格段に奥三河ツーリングがしやすくなったんです!
名古屋から新東名に乗って1時間強で新城に着くんです。もちろん下道で行くのも良いですが、冒頭でお伝えした通り、奥三河は長野の県境まであるので目的地によっては高速道路を使うのが個人的にはおすすめです。
子供の頃は「新城に高速道路が出来るなんて!」と想像できない程、いい意味で田舎だったので、完成した時はとっても嬉しかったですね。
新城と一言に言っても「旧鳳来町」「旧作手村」とそれぞれ特徴があるんです。もっと掘り下げたいところですが、それは次回にして、今回はグルメに注目しますよ!
道の駅もっくる新城のグルメ
道の駅もっくる新城は、新東名高速道路インターチェンジを降りた目の前にあります。国道153沿いにあるので奥三河ツーリングで頻繁に通る場所です。
特に印象的なのは奥三河の木材を使用したアーチ型の建物です。気の温もりが感じられますね。
道の駅の名前はの由来は「木材、来る」でもっくるなんです。
この施設の中のフードコートがおすすめですよ。地元の食材を使った料理が人気です。
注目はジビエ料理です。新城はジビエが有名で、ここでは「ししラーメン」が頂けるんです!猪の肉が入ったラーメンってどうなの?と思われるかもしれませんが、臭みがなくあっさりとした「ししラーメン」がとっても美味しい。ジビエってなかなか食べる機会がないですが、ここでは気軽に美味しいジビエ料理が頂けるんです。
私がししラーメンを初めて食べた時、地元の方に「猪の骨から出汁を取っているので臭みがないんだよ」と教えて頂きました。地元の方もおすすめのししラーメン是非皆さんにも味わって頂きたいですね。
バイク乗りの女性が営むカフェ「安樹」さん
奥三河にひっそりとたたずむカフェです。昔ながらの日本家屋がカフェになっていて素朴で落ち着いた雰囲気です。
安樹さんはこの辺りでは有名な道の駅「鳳来三河三石」すぐ裏手にあります。
こんなに有名な道の駅のすぐ裏手にありながら、私が安樹さんを知ったのは今年に入ってから。「ひっそりとたたずむお店」の表現がぴったりで、こんなところにお店があるの?と一見すると分かりにくいんです。
道の駅鳳来三河三石の横の、車一台がやっと通れる細くて急な坂を登った先に安樹さんはあります。
バイクで行くのがおすすめですが、道の駅から安樹さんまでの、坂道と砂利道はかなり注意が必要です。無理はせずに坂道は歩いて行っても良いですね。
お店のテラス席がとっても素敵。
風の音が聞こえるだけの静かな空間です。ぼーっとしていたらいつの間にか時間が過ぎていた!そんな空間です。自然の音に囲まれて癒されますね。
メニューは至ってシンプル。和菓子とお茶です。食事などはありません。ただ店主さん手作りの和菓子がとっても美味しい。私は柏餅と新城紅茶をを頂きましたよ。
季節ごとに変わるそうで、是非夏の和菓子も頂きに訪れたいです。
私はYouTubeの撮影をしていたので、お店の撮影許可を頂きました。この時初めて分かったのですが、安樹さんのオーナーさんはバイク乗りだったんです!共通の知り合いも多く、私の同級生の事も知っていたりで話に花が咲きました。新城は田舎なので、昔から近所を歩くとだいたい知り合い(笑)話しかけてよかったな。
オーナーさん自身もツーリングなどを楽しまれていているので、ツーリングで訪れた際は是非バイクのお話をしてみてください。
こんな素敵なお店が10年前からあったなんて驚きました。地元とは言え、まだまだ知らない場所が沢山。新しい発見が楽しいですね。
安樹さんへ行った時の様子は動画でもご紹介しています。
東栄町
東栄町は奥三河の中でも特に好きな場所の一つです。温泉や滝、伝統ある「花祭」が有名です。花祭は国の重要無形文化民俗文化財に指定されているんですよ。私は実際に花祭を見たことがないのですが、実は昨年からこの花祭を学ぶ機会があり興味を持つようになりました。東栄町の中でも地域によって違う約40種類の舞が夜を徹して行われます。赤い鬼の面も印象的です。昨年はコロナの影響でお祭りの開催はありませんでしたが、再開したら是非見てみたいですね。夜通し舞を舞うお祭りってどんなのだろう!地元の方の話ではひたすら淡々と夜通し舞を舞っているそうです。
とうえい温泉 花まつりの湯にある東栄町グルメ
東栄町にある「花まつりの湯」この温泉施設がとっても良いです。湯船の数も多く、サウナや露天風呂、掛け流し風呂など充実していて湯量も豊富なんです。
日帰りでも、泊まりツーリングでも何度も利用したことがあるお気に入りの温泉です。
施設内のレストラン「華の舞」で頂けるのが東栄町の特産品「東栄チキン」です。テレビでも取り上げられる地元でも人気の鶏肉です。テレビ放送直後は「幻のチキン」と言われるくらい購入困難だったそう。
他にも地元ならではの食べ物が頂けるので、日帰りツーリングでは温泉に入らなくても食事だけで十分楽しめる場所です。
グルメ以外にもとうえい温泉のおすすめは裏手にある展望台です。歩いて1分で着きます。この展望台から「奥三河のナイアガラ」と呼ばれている「蔦の渕」が見えるんです。表からは見えないので気づき難いのですが、バイクを駐車場に停めて是非歩いて行ってみて下さい。滝の音とマイナスイオンで癒されますよ。
シルバーかあちゃんの店
とうえい温泉のすぐ横の建物の中にあるのが「シルバーかあちゃんの店」です。名前の通り地元のおばさん達が切り盛りしています。
五平餅が人気なのですが、私はいつもモーニングを頂きます。
コーヒーを注文すると、ゆで卵、ピーナッツがついてきます。でも、ある時はゆで卵とピーナッツの他に焼き芋がお皿に乗っていたり、ある時はお菓子が乗っていたり、乗っていなかったり(笑)3回目くらいで気がついたのですが、シルバーかぁちゃん達の朝ごはんやおやつをお裾分けしてくれていたんですね。本来はコーヒーと茹で卵とピーナッツですよ。
私がコーヒーをいただく朝の時間帯は、他のお客さんはほとんどいません。次回は五平餅を頂きたいですね。
シルバーかぁちゃん達の三河弁とのんびりと優しい雰囲気がとっても好きで、居心地がいいです。
豊根村
バイク乗りにとって豊根村で有名なのは「茶臼山高原」ではないでしょうか。
茶臼山までのワインディングロードは気持ちよく走れますし、茶臼山高原ではキャンプや展望台、春は芝桜が綺麗でツーリリングの立ち寄りスポットとして人気で定番の場所です。
四季折々の景色が楽しめるので何度行っても良いですね。
道の駅豊根グリーンポート宮嶋「人よりチョウザメが多い村」
道の駅豊根グリーンポート宮嶋は、数ある道の駅の中でも特に「ご飯が美味しい!」と思う特別好きな道の駅です。
「山のレストランふるさと」では地元の食材を使った様々なお料理が頂けます。
レストランの入り口の料理の見本がとっても可愛い!お店で働く方の手作りだそうです。
ここで頂けるのが「チョウザメ料理」です。
チョウザメの肉を団子にした「チョウザメ団子の香酢定食」や「ザメ重」を食べるために行くと言ってもいくらい美味しいんですよ!
「チョウザメが村の人口を超えましたので、食べに来て下さい」のキャッチフレーズが話題になりましたね。それだけチョウザメの養殖に力を入れていて、他では高価なチョウザメ料理を豊根村では比較的低価格で頂けるそう。
チョウザメというとキャビアのイメージがありますが、チョウザメを一度食べると栄養もあって美味しくて人に勧めたくなるんです。
「山のレストランふるさと」の店主さんにお話を伺うと、最初の頃はチョウザメ料理は敬遠されてなかなか受け入れてもらえず苦労があったそうです。でもこの美味しいチョウザメ料理を食べてもらいたい思いで、いろんな調理方法で改善を重ねて来たそう。
チョウザメ料理には地元の方の熱い思いが詰まっているんですね。
他にもダムカレーがおすすめです。
夏季限定の焼き魚(川魚)や五平餅、特産品のブルーベリーもありますよ。私はここの道の駅で何を食べても美味しいので自信を持ってお勧めしています。
定休日が水曜日なので行こうかなと思われた方、お気をつけ下さい。
まとめ
地元ということで記事にも熱が入ってしまいました。今回ご紹介したのはおすすめスポットの極一部。奥三河は温泉宿や、絶景や、立ち寄りスポットなど魅力に溢れています。私はグルメツーリングが好きなので、ここの〇〇を食べよう!と決めてからツーリングコースを設定することが多いですが、奥三河はどの目的地に設定しても、道中も楽しめるんです。
普段は名古屋で仕事をしていますが、数日間奥三河で過ごしながらオンラインでお仕事をする事にチャレンジしてみたいですね。時間がゆっくり流れているので、普段見えない物が見えたり感じられるはずです。
奥が深い奥三河。何度訪れても新しい発見があります。まだまだ知らない魅力がありますね。
是非みなさんもツーリングで行ってみて下さい。おすすめです。
私のYouTubeチャンネルでも奥三河ツーリングの様子が公開されているので合わせてチェックしてみてください!
投稿者プロフィール
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愛知県でHONDAのX-ADVとスーパーカブ110に乗っていますkanaeです。
バイクが好きでバイクに関わるお仕事がしたくて2021年に会社を退職。
SNSを活用しバイクの楽しい事を発信したり、アパレルブランドを立ち上げました。
YouTubeではその土地で出逢った人々や綺麗な景色、美味しいグルメにスポットを当てています。
全国のゲストハウスをバイクで巡るのも目標!