佐賀にツーリングしたことはありますか?
佐賀県には、美しい景観と豊かな自然が魅力のツーリングスポットが、たくさんあります。
おいしいグルメもたのしめるので、ライダーにとって佐賀は、まさにパラダイスな場所です。
この記事では、九州在住の地元ベテランライダーが選ぶ、佐賀県のおすすめツーリングスポットと佐賀のおすすめグルメを、厳選して紹介します。
この記事で紹介しているのは、筆者が実際に行ったことのあるお気に入りのスポットで、読者の皆さまにおすすめしたいところばかりです。
佐賀県をツーリングして、美しい景色とおいしい食べ物を堪能しましょう。
それでは、さっそく佐賀の魅力を見ていきましょう!
佐賀のツーリングスポット編
この章では、佐賀のツーリングスポットとして以下の4か所を紹介します。
- 虹の松原
- 名護屋城跡
- 加部島
- 波戸岬
どれもステキな観光名所で、それぞれの観光名所近くの道も、景色がよくてたのしめますよ。
虹の松原
虹の松原は、佐賀県唐津市の唐津湾沿岸に広がる、全長約4.5km、幅約500mの松原です。
約100万本のクロマツが海岸線に沿って孤を描くように続いており、その美しい景観から「日本三大松原」の一つに数えられています。
虹の松原は、国の特別名勝に指定されているほか、「日本の白砂青松100選」「日本の渚百選」「かおり風景100選」「日本の道100選」にも選ばれている名勝です。
虹の松原は、玄海国定公園の一部でもあります。
松原の中を走る道は、バイクのツーリングコースとしても大人気です。
虹の松原をバイクで走るたびに、筆者は心が癒されます。
遊歩道も整備されているので、バイクを停めて散策するのもおすすめですよ。
虹の松原 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒847-0022 佐賀県唐津市鏡
営業時間:24時間(年中無休)
駐車場(駐輪場):あり
名護屋城跡
名護屋城跡は、佐賀県唐津市にある、豊臣秀吉が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際に築かせた城跡です。
1591年からわずか数か月で完成したとされ、当時は大坂城に次ぐ規模を誇りました。
城跡とその周辺には、全国から集まった諸大名の陣屋跡も残っており、これらの遺跡群は国の特別史跡に指定されています。
ツーリングでこの地を訪れた際「徳川家康屋陣跡」「前田利家陣跡」などの標識を見た歴史好きの筆者は、感動して鳥肌が立ちました。
ここに秀吉や家康、利家など歴史上の人物が集結していたかと思うと…歴史好きにはたまりません。
現在は、広大な城跡を散策できるほか、佐賀県立名護屋城博物館では、出土品やジオラマなどで当時の様子を詳しく知ることができます。
名護屋城の近くには、海を見ながら走れるワインディングロードもあるので、ツーリングコースとしてもおすすめですよ。
名護屋城跡 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3
営業時間:24時間(年中無休)
駐車場(駐輪場):あり
名護屋城駐車場住所:〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1935
加部島
加部島は、佐賀県の北部に位置する島です。
「島」ですが、現在は呼子大橋で九州本土とつながっており、バイクで渡れます。
豊かな自然と美しい景観が魅力の観光地です。
筆者は、まず「杉ノ原牧場」を目指しました。
杉ノ原牧場は、加部島の北端に位置する海に面した広大な牧場で、牛たちがのびのびと草を食む姿を見れます。
水平線が見える牧場に牛がいる…とても癒されました。
海が見える牧場って、なんだか不思議な光景です。
というのも、筆者は熊本在住で、牧場といえば阿蘇…つまり牧場は山の中というイメージがあるからです。
そして、島の中には佐賀県内最古といわれる田島神社があります。
参拝して、ツーリングの交通安全を祈願しましょう。
加部島では、新鮮な魚介類も味わえます。
有名な呼子のイカやさまざまな海の幸を、島内の食事処でお楽しみください。
加部島 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒847-0305 佐賀県唐津市呼子町加部島
営業時間:24時間(年中無休)
駐車場(駐輪場):あり
波戸岬
波戸岬は、佐賀県唐津市鎮西町の東松浦半島の最北端にある岬です。
玄界灘に面しており、九州の最西北端の岬です。
緑豊かな自然と美しい海に囲まれた景勝地で、玄海国定公園の一部にも指定されています。
玄界灘の青い海と空、緑豊かな岬のコントラストが美しく、特に夕日の時間帯は絶景です。
「日本の渚百選」にも選ばれており、多くの人々を魅了しています。
また、波戸岬は「恋人の聖地」サテライトに認定されており、ハート型のモニュメントがカップルに人気です。
岬には、つぼ焼き小屋が並んでおり、名物の「さざえのつぼ焼き」の香りがたまりません。
周辺には、国民宿舎やキャンプ場もあるので、宿泊の目的地としても人気の場所です。
ツーリングの宿泊地に、波戸岬はいかがですか?
波戸岬 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒847-0404 佐賀県唐津市鎮西町波戸947
営業時間:24時間(年中無休)
駐車場(駐輪場):あり
佐賀のグルメ編
佐賀は、いろいろおいしいものがいっぱい!
今回は、その中でも筆者が特にお気に入りのグルメ3つを皆さまに紹介します。
- からつバーガー(唐津地区・松原本店)
- 井手ちゃんぽん 本店(武雄ちゃんぽん)
- 村岡総本舗 本店(小城羊羹)
佐賀にツーリングするのであれば、ぜひ味わってみて下さい。
からつバーガー(唐津地区・松原本店)
「からつバーガー」は、佐賀県唐津市の虹の松原の中にある、老舗ハンバーガーショップです。
地元の食材を使った手作りバーガーが人気で、休日には多くのバイクや車が訪れ、「からつバーガー」のファンで賑わいます。
実は筆者も「からつバーガー」の大ファンです。
素材はもちろん、オリジナルのデミグラスソースが絶品!
美しく静かな松原の中で食べる「からつバーガー」で、お腹も心も満たされます。
虹の松原にツーリングするのであれば「からつバーガー」もセットで味わいましょう。
あぁ…記事を執筆して画像を見てたら、また「からつバーガー」を食べたくなってきました…
からつバーガー(唐津地区・松原本店) 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒847-0022 佐賀県唐津市鏡4
営業時間:10時00分~19時30分
店休日:不定休
電話番号:0955-56-7119
駐車場(駐輪場):あり
井手ちゃんぽん 本店(武雄ちゃんぽん)
「ちゃんぽん」といえば長崎を連想される方が多いと思いますが、実は佐賀にもおいしいちゃんぽんがあるのです。
佐賀県武雄市の北方町は、佐賀県内でも有数のちゃんぽん激戦区として知られており、国道34号沿いに多くのちゃんぽん店が軒を連ねています。
この地域は「武雄・北方ちゃんぽん街道」とも呼ばれ、地元の人々や観光客に人気です。
武雄ちゃんぽんは、豚骨ベースであっさりしているけどコクがあります。
麺は中太ストレート麺のモチモチとした食感で、具材は豚肉、キャベツ、もやし、玉ねぎ、かまぼこ、ネギなどです。
お店によっては、キクラゲや魚介類が入ることもあります。
紹介している「井手ちゃんぽん 本店」のほかにも、個性的でおいしいちゃんぽん屋さんが武雄にはあります。
「武雄・北方ちゃんぽん街道」のちゃんぽんを、ぜひ食べ比べてみてください。
井手ちゃんぽん 本店(武雄ちゃんぽん) 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒849-2201 佐賀県武雄市北方町大字志久1928
営業時間:11時00分~20時30分
(火曜日のみ11時00分~15時00分)
店休日:水曜日
電話番号:0954-36-2047
駐車場(駐輪場):あり
村岡総本舗 本店(小城羊羹)
「小城羊羹」(おぎようかん)は、佐賀県小城市の名物です。
小城羊羹を作っている和菓子店は小城市内に数店舗ありますが、中でも村岡総本舗は佐賀県小城市に本店を構える老舗の和菓子店です。
1899年(明治32年)に創業した村岡総本舗は、江戸時代から続く伝統的な小城羊羹の製法を守り、作り続けています。
小城羊羹の特徴は、その食感です。
表面はシャリシャリ、中はしっとりで小倉、抹茶、本ねりなどさまざまな種類があります。
タンクバッグやウェストバッグに収まるサイズの羊羹もあるので、お土産に最適ですよ。
佐賀名物の小城羊羹、大切な人へのお土産にいかがですか?
村岡総本舗 本店(小城羊羹) 情報(参照:Googleマップ)
住所:〒845-0001 佐賀県小城市小城町861
営業時間:9時00分~18時00分
店休日:なし(年中無休)
電話番号:0952-72-2131
駐車場(駐輪場):あり
まとめ:佐賀はおいしくて癒される!
佐賀県には、美しい景観や豊かな歴史を感じられるツーリングスポットが、たくさんあります。
地元ならではのグルメも楽しめるので「おいしい」ツーリングもたのしめます。
虹の松原、名護屋城跡、加部島、波戸岬など、魅力的なスポットを巡りながら、からつバーガーや武雄ちゃんぽん、小城羊羹といった絶品グルメも堪能してください。
この記事を参考にして、佐賀へのツーリング計画を立ててみてはいかがでしょうか。
あなたもぜひ、安全運転で佐賀の魅力を存分にたのしんでください。
この記事が、読者の皆さまのお役に立てば幸いです。
読者の皆さまのバイクライフを応援しています。
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投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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