春は暖かく、夏は暑く、秋は涼しく、冬は寒い…そんな四季の移り変わりをダイレクトに感じる我々ライダーの大好物!まさに四季を感じる現象の最高峰!SO、それは桜と並ぶ日本の誇り「紅葉」です!
真っ赤に染まった紅葉を横目に愛車と共に走る…穏やかで美しい風景を見つけては写真を撮る…そんな大人の静かで情熱的な紅葉ツーリングを楽しめる、関東の日帰り紅葉スポットを厳選してみました。
1 栃木県:日塩もみじライン

関東圏屈指の「バイクで走りながら紅葉を楽しめる道」が「日塩もみじライン」です。
かつては有料道路だった全長約28kmの気持ちの良いワインディングロードで、現在は「県道19号線」として無料化されています!
その名前通り例年10月中旬〜11月上旬頃に見頃を迎える「もみじ」が素晴らしく美しい道で「ワインディング+紅葉」というライダーにとって高級スイーツのような道になります。
日塩もみじラインは立ち寄りスポットが豊富なことも魅力のひとつで、特に太閤秀吉(後の豊臣秀吉)にゆかりのある「太閤下ろしの滝(写真の滝)」と「白滝」が個人的なおすすめです。
ちなみにどちらもバイクを置ける駐車場が用意されており、白滝の方には公衆トイレも設置されています。
日塩もみじライン
〒321-1400 栃木県日光市・那須塩原市
TEL:0288-22-1525(日光市観光協会)
料金:通行無料
紅葉の見頃:10月中旬〜11月上旬
駐車場:太閤下ろしの滝、白滝、他駐車スペースあり
公式HP:https://www.tochigiji.or.jp/spot/s11759
2 東京都:奥多摩湖
首都圏ライダー御用達の定番ツーリングエリア「奥多摩」にもおすすめの紅葉スポットがあります。
それは奥多摩のシンボルともいうべき「ドラム缶橋」がかかっている奥多摩湖で、例年10月下旬〜11月中旬頃にかけて湖畔の紅葉が見頃を迎えます!
なんと言っても「奥多摩周遊道路」を走ってアクセスできるのが、ライダーにとっては超高ポイントだったりします。
奥多摩湖の美しい紅葉を愛でた後におすすめのランチスポットが「のんきや」で、ドラム缶橋から大体5分くらい走るだけで辿り着けます!
基本的には「一般的なメニューはなんでもあり」の大衆食堂ですが、特に手打ち蕎麦と手打ち中華そばがライダーに大人気で、週末はそれ目当てのライダーが絶えずに来店しています。
ちなみにお店がちょっとしたコーナーの途中に位置しているので、予めGoogleMapなどで場所を把握しておくことをおすすめします(初見だと通り過ぎる可能性大)
奥多摩湖
〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町
TEL:0428-83-2152(奥多摩観光協会)
料金:見学無料
紅葉の見頃:10月下旬〜11月中旬
駐車場:周辺に複数の駐車スペースあり
公式HP:https://www.okutama.gr.jp/site/sightseeing/
3 茨城県:永源寺(もみじ寺)
その名も「もみじ寺」と呼ばれている、茨城県屈指の紅葉スポットが「永源寺」です。
1446年に建立された曹洞宗のお寺で、その後戦乱中に一度焼失するも1953年に再建され今に至っている…そんな大変歴史のあるお寺となっております。
例年11月上旬から下旬にかけて真っ赤な紅葉で埋め尽くされる境内は一見の価値があり、特に赤いバイクとのコラボ写真が最高に栄えます(赤だけに3倍映えます)
紅葉シーズン中の永源寺はそれなりの観光客が押し寄せてくるので…駐車場が早々に埋まってしまうことがあります。
例年「臨時駐車場」の設置や「常陸大子駅からのシャトルバス運用」などの各種対策が紅葉シーズン中に実施されているので、永源寺に行く際は予めその辺りの最新情報を調べておくことおすすめします。
ちなみに僕は思いつきでフラッと行ったら、普通に境内の駐車場が余裕で空いていたラッキーボーイだったりします(要らない情報)
永源寺 (もみじ寺)
〒319-3526 茨城県久慈郡大子町大子1571
TEL:0295-72-0494
料金:見学無料
紅葉の見頃:11月上旬から下旬
駐車場:敷地内駐車場、臨時駐車場(その年の最新情報をチェック)
公式HP:https://www.daigo-kanko.jp/spot-0020.html
4 群馬県:吹割の滝
その独特な形状と豪快な水の流れが「東洋のナイアガラ」と称されている、群馬県が誇る名瀑が「吹割の滝」です。
まるで巨大な岩を吹き割れたかのような唯一無二の滝は一見の価値があり、しかも他の一般的な滝と比べて「滝のすぐ近くまで行けること」も大きな魅力となっています!
例年10月下旬~11月上旬頃に見頃を迎える紅葉と吹割の滝のコラボ絶景は必見で、周辺の遊歩道を歩きながらゆっくりと鑑賞することができます。
吹割の滝の周辺には複数の駐車場があり、基本的には「呼び込みをしている店舗で買い物をすれば無料で駐車できるシステム」であることが多いですが…だがしかし!バイクは歓迎されないケースもそれなりにあったりするので…僕はいつも1日100円の「吹割の滝 龍宮駐車場」にバイクを停めています。
はい、100円です!たった100円で駐車場選びから解放されます!ちなみに1時間じゃなくて1日100円です!しかも滝から近いナイスな立地です!…ってことで、誰かここにバイクを停めない理由があったら教えて下さい。。。
吹割の滝
〒378-0303 群馬県沼田市利根町追貝
TEL:0278-23-2111(沼田市役所 観光交流課)
料金:入場無料
紅葉の見頃:10月下旬~11月上旬
バイクOKの駐車場:吹割の滝 龍宮駐車場(1日100円)
公式HP:https://www.numata-kankou.jp/fukiwarenotaki/
5 千葉県:養老渓谷
首都圏ライダー定番の日帰りツーリングエリア「房総半島」のちょうど真ん中くらいにある紅葉スポットが「養老渓谷」です。
養老渓谷を有する大多喜町から市原市まで流れている「養老川」によって形成された風光明媚な渓谷で、自然散策や渓流釣り、それからサイクリングや温泉などの様々な楽しみ方があります!
ちなみに紅葉の見頃は例年11月下旬~12月上旬頃となっており、ハイライトは「粟又の滝」と「筒森もみじ谷」です!
養老渓谷で紅葉狩りを楽しんだ後は、現地からバイクで20分くらいの場所にある「cafe BIGONE」に立ち寄るのがおすすめのコースで、近年バイク雑誌やYouTubeでブイブイ(死語?)言わせているライダーズカフェです!
ボリューム満点のハンバーガーとカレーがライダーに大人気のカフェで、バイク関連のイベントなども頻繁に開催されているのでぜひチェックしてみましょう。
養老渓谷
〒292-0632 千葉県夷隅郡大多喜町粟又
TEL:0470-80-1146(大多喜町観光協会)
料金:入場無料
紅葉の見頃:11月下旬~12月上旬
バイクOKの駐車場:周辺に複数あり(無料・有料)
公式HP:https://www.youroukeikoku.com/
バイクで紅葉を見に行こうよう!
恐らく春・夏・秋・冬の日本の四季の見どころの中で、最も見た目のインパクトが強く、なおかつバイクに乗るのに最も快適な時期に見に行けるのが紅葉です!
…ってことで!さぁ、みなさんご一緒に!バイクで紅葉を見に行こうよう(お後が宜しいようで)
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」