こんにちはヨシキです。皆さん、オフロードバイクライフは楽しんでいますか?オフロード用品はさまざまありますが、その中でも特にスタイルと好みが出るのがゴーグルの存在。けれども普段オンロード用のフルフェイスヘルメットしか使わない方にとっては、ゴーグルは馴染みが無くてなかなか選びにくいのではないでしょうか?
結論から言えば“気に入ったものなら何でもいい”となるのですが、ゴーグルならではの注意点もあります。そこで今回は、整備士ヨシキが私のモトクロスレーサー時代の経験をもとにゴーグルの選び方を解説していきます。
お気に入りのゴーグルを見つけてオフデビューしちゃいましょう!
そもそもオフロードバイク用ゴーグルは必要?
そもそもオフロードゴーグルは必要なの?という疑問について。オフロードゴーグルが絶対必要か?といわれればそんなことも無いのですが、皆さんフルフェイスヘルメットのシールドは下げますよね?オフロード用のヘルメットにはシールドがありませんので、その代わりにゴーグルを使用しています。
なので普段からシールドをしていなかったり、ジェットヘルをノーゴーグルでつけている人にとってはゴーグルの必要性はあまり感じられないかもしれません。
目を保護したり、通気性を考えるとゴーグルがおすすめ
とはいえ、ゴーグルは目を保護する重要な装備。林道やオフロードコースに入る人にはゴーグルの着用を強くおすすめします。
また、スキー用のゴーグルはシングルレンズのものだと通気性が悪く、曇りの原因となるので、できればきちんとしたオフロード用のゴーグルを着用しましょう。
ただし、スキー用のゴーグルでダブルレンズのものは曇りにくく、顔と密着する部分のスポンジが厚いので寒い時にはおすすめです。ですが、スキー用のゴーグルは交換レンズが高いことも多く、傷がついてしまうと交換費用がかさんでしまうので普段使いは控えたほうがいいかもしれません。
レンズを変えれば競技用オプションも装着可能
“競技用と街乗り用でゴーグルが分けられているから、どちらを選べばいいか分からない”
“街乗りもしたいし、いずればコースも走るかも…”
そんな悩みは考えなくて大丈夫です。好きなデザインを選んでください。競技用と街乗り用ゴーグルの違いはオプションパーツが付いているか否かだけ。ほとんどのオフロード用ゴーグルには“ロールオフ”などのオプションパーツが用意されているので、街乗り用を買ったとしてもすぐに競技使用に変更できます。
もっと言えば、別に競技用のオプションパーツを使わずとも十分コースは楽しめますので、このあたりは心配いりません。
余談ですが、私は競技用のオプションパーツを付けると視界が狭まって嫌だったので、余程の悪天候でなければパーツはほとんど付けていませんでした。
オフロードバイク用ゴーグルの選び方
ではオフロード用バイク用のゴーグルの選び方をご紹介していきましょう。といっても注意点は2つ。メガネ装着が可能のなのかとヘルメットとの相性を確認するだけです。
お気に入りのデザインを見つける方がよっぽど重要です。
基本はデザイン重視でOK
これはもう私の主観も入っているかもしれませんが、ゴーグルの選び方はデザイン重視に尽きます。カッコイイゴーグルはそれだけでテンションが上がりますし、ライディングが楽しくなります。
最近はフレームレスモデルや大型レンズが流行っており、若干ヘルメットとの相性確認がシビアになりましたが、それでも気に入ったデザインを優先して選んだ方が、満足感は高まります。
大型レンズモデルはヘルメットとの相性を確かめよう
大型レンズモデルはフレームがノーズガードにあたって上手く収まらないことがあります。ゴーグルを購入するときは普段使っているヘルメットを被ったうえで、ゴーグルを試着。隙間なく装着できることを確認してから購入するようにしましょう。
もしフレームが当たって入らない場合は、フレームパーツを取り外したり、ノーズガードを取り外して調整ができるので、どうしても使いたいゴーグルが見つかったときは相性を確認して必要に応じで調整すればOKです。
メガネをかけている方はメガネをした状態でゴーグルが装着できるか要チェック
メガネをしている方は一度試着することをおすすめします。“メガネOK”と書いてあるゴーグルでも、メガネの形状によっては上手く使えなかったり、メガネがゴーグルで押されてこめかみが痛くなることもあります。
“お気に入りにゴーグルを見つけたけれど、メガネとの相性が悪い”となった場合は、無理をしないで違う商品を選ぶか、バイクに乗るときだけコンタクトレンズにするといいでしょう。
スキー用のダブルレンズタイプはあまりおすすめできない
スキー用のダブルレンズタイプは、寒いときにはいいのですが、先程も言った通り、傷がつくとレンズ交換が高くついてしまいます。
また、通気性用の穴に泥が詰まると掃除が厄介なので普段使いはおすすめできません。
2024年おすすめオフロードバイク用ゴーグル
それでは、ここからはヨシキチョイスのオススメオフロードバイク用ゴーグルをご紹介していきます。選考基準はデザイン性だけ!気に入ったゴーグルを見つけたら是非試着してみて下さいね。
SCOTT
オフロード用ゴーグルといえばSCOTTというくらい有名なこのメーカー。メガネ用シリーズも充実しており“迷ったらコレ”というくらい失敗のないブランドです。
私のおすすめはプロスペクトシリーズ。豊富なフレームカラーとレンズカラーの組み合わせで、お気に入りのスタイルがきっと見つかります。
100%
もともとはデカールの保護フィルムメーカーだった100%。今では一流ゴーグルメーカーとして広く知られています。モトクロス界隈ではよく使用されており、ゴツいフレームは目立つこと間違いなしです。
私のおすすめは“アルメガシリーズ”。とにかくデザインが豊富で、他のライダーと一味違うデザインをお探しならこれしかありません。
DRAGON
DRAGONも一流のゴーグルブランドです。ウインタースポーツ用のゴーグルも広く取り扱っており、スキーやスノボを楽しむ方には馴染みのメーカーかもしれませんね。DRAGONといえばフレームレスで有名な“NFXS”。全面がレンズになっており、フレームが見えないこのシリーズは見れば一発でDRAGONと分かります。
お値段はちょっとお高めですがデザイン性は抜群です。
LEATT
プロテクトメーカーで有名なLEATT。最近はゴーグルも発売しています。スタイルは非常にシンプルですが存在感もアリ、価格帯も他のゴーグルメーカーに比べて安価なものからハイエンドまで幅広く用意されているのでコストパフォーマンスも抜群です。
ビックフレームでもないので、幅広いヘルメットに対応し、フィッティングで困ることがほとんどないのが特徴です。
FOX
オフロードウェアの老舗FOXのゴーグルも大変おすすめ。シンプルなフレーム、バンドにはFOXのエンブレムと一目でFOXとわかるこのゴーグルには根強いファンが多くいます。
特徴は豊富なカラーリング。単色、ミラー、マルチカラーなど、様々なパターンが用意されており、どれを選ぼうか悩んでしまうところ。
ウエアーとのトータルコーディネートもできるので、FOX愛用者にはこちらのゴーグルがおすすめです。
投稿者プロフィール
-
元モトクロス国際B級ライダーのヨシキです。
趣味は林道探検、オフロードバイクでどんな山道も散策します。
今は整備士として活躍しているので、メンテナンス、DIYでできる整備など、お役に立てる情報を発信していきたいと思います。もちろんレーサーならではのライテク記事も執筆していくのでおたのしみに。
【愛車たち】
SUZUKI RM-Z250,HONDA CR125,SUZUKI RM80L
最新の投稿
- メンテナンス2024年11月17日100均工具は使えない!?整備士ヨシキが100均工具の限界に挑戦!
- ライディング2024年11月10日ブレーキ操作が上手くなりたい!指の本数でわかる上達メソッド
- ヘルメット2024年11月6日安全なオフロードヘルメットの選び方を紹介!中華ヘルメットは危険!?
- 整備2024年10月14日整備がもっと楽しくなる!プロ仕様のオススメ工具を紹介