気持ちよく週末のロングライドを楽しんでいると、突如襲ってくる手首の痛み、特にSSの場合は結構辛い、、、けれど「これぐらいなら大丈夫!」とそのまま走り続けるのは考えものです。
何故なら手首はクラッチやブレーキ、アクセルワークで常に動かす必要があるので、痛みは最悪運転に支障が出てしまう可能性がります。
何より痛みを我慢して走っても全然楽しくないので、早めにこれから解説する対策を試してみましょう!
グローブのサイズが合っているか確認する
ちょっと大きいけどカッコいいから、、、ちょっとキツイけどセールで安かったから、、、などの理由で、グローブのサイズが合っていないと手首の疲労が早まります。
グローブはピッタリとフィットした時に最大限の性能を発揮するので、必ず自分に合ったものを選びましょう。
ちなみに純粋に手首が疲れにくいグローブを選ぶなら、防水性や防寒性よりも操作性を重視したショート丈のグローブを選びましょう。
グリップやレバーの握り方を変える
教習所では常にしっかりとグリップを握るように指示を受けますが、実際それではロングライドでは手首を痛めてしまいます。
グリップの外側から包み込むように「添える」感じで優しくグリップを握り、内側に隙間ができる握り方をすると、疲れ難くリラックスして運転できるのでおすすめです。
また、レバーはテコの原理を使って、2本もしくは3本の指で外側を引っ張るとコントロールし易くなり疲労も軽減されます。
レバーの位置を調整する
これはあくまで車種によりますが、クラッチもしくはブレーキレバーが調整できる場合は、自分に合うように調整しましょう。
グリップとレバーの距離を調整できるマシンは、大抵レバーの付け根付近にダイヤルがあり、それを回すことで調整ができます。
これを手が大きめの人は遠目に、小さめの人は近めに設定するとグリップを握り易く、結果として手首の疲労を抑えることができます!
また、レバーの高さも調整できる車種もあるので、その場合はさらに自分の手に合った調整をすることができます。
レバーやワイヤーに注油をする
アクセルの握り方を工夫しても、レバーの距離を調整しても手首が痛くなってしまう、、、それに動作が重い気がする、、、そんな時は注油をしてみましょう!
実はクラッチ&ブレーキレバーとスロットル、そして双方のワイヤーは定期的な注油が必要なパーツで、注油を怠ると動きが渋くなってしまいます。
頻度的には半年に1回程度で構わないので、定期的に注油をすると常に軽い動作で疲れ難くなります。
ちなみに注油をする際は「ワイヤーインジェクター」を用意すると作業効率が上がります!
レバーを社外品に交換してみる
愛車のレバーが自分の手に合っていないと感じているなら、思い切って社外品に交換すると手首の痛みを軽減できる場合があります。
もちろん愛車の社外品への対応状況にもよりますが、自分好みのレバーを選ぶことができます。
また、レバーに調整ダイヤルが付いていない車種に乗っている場合は、ダイヤル付きのレバーに変えることもできます。
手首のサポーターを導入してみる
手首の痛みを軽減するアイテムとして、おそらく最もコスパが良いのがサポーターです!
身近なところでは100円ショップでも手に入りますし、バイク専用品でも1,000円〜2,000円で購入することができます。
しかもグリップの握り方を変えたり、レバーに注油をしたり調整する必要もないので、最も手軽な対策でもあります。
スロットルアシストを導入してみる
スロットルアシストとはアクセルグリップを「握って回す」のではなく「手の平で押すだけ」に変えてくれる疲労軽減アイテムです。
しかもグリップにハメ込むだけの簡単取付けなので、バイクいじりが苦手なライダーでもすぐに導入することができます!
また、サポーターと同じく価格が1,000〜2,000円程度となっているので、バイク用品としてはコスパに優れているところもポイントです。
手首が痛くなる前に対策を!
常に手首が痛い状態で走り続けてしまうと、最悪腱鞘炎を誘発してしまう可能性があります。
何よりせっかくの愛車とのロングライドを心から楽しむために、手首が痛む前に対策しておきましょう!
ツーリングで出てくる体の痛みの原因・対策を知りたい方はぜひ下記の記事もチェックしてみて下さい!
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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