バイカーを対象としたアンケートによると、「ソロツー派」は60%近く。一人旅ならではの自由がある一方で、慎重に準備をしていくことがソロツーリングを楽しむポイントです。
この記事では、ソロツーリングの醍醐味や旅を楽しむコツ、おすすめアイテムなどを紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
バイカーの60%がソロツー派!一人で走る魅力とは?
日本トレンドリサーチがバイク乗り500人を対象に実施したアンケートでは、ソロツーリング派が約60%。
引用:マイナビニュース
その理由の多くは「1人の方が気楽だから」「他のライダーに気を使わなくて済むから」。
仲間と走るマスツーリングは景色や思い出を共有できるという魅力もある反面「自分のペースで走れない」という一面もありますよね。
また、どんな時に走る?という問いに対しては「天気が良い時」「落ち込んだり悩んだりした時」などの回答が多いようです。
バイク日和にも、心が沈んだ時の気分転換にも、ソロツーリングに出かけることで何かが変わるきっかけになるのは間違いないでしょう。
ソロツーリングを楽しむためのコツ
▲納車したてホヤホヤのHONDA・GROMで海までソロツー
気の向くままに走るツーリングも良いけど、あまりにも無計画で準備不足過ぎると旅先で困るのは自分自身。
ここからは、ソロツーリングを楽しむためのコツを紹介していきます。
ソロツーリングの目的を決める
免許取り立てのバイカーは、目的を決めるのがいまいち苦手な人も。
初心者ほど最初は近場から走ってみて、徐々に距離を伸ばしていくことをおすすめします。例えば「最寄りの道の駅で絶品ラーメンやソフトクリームを食べる」「海の見える絶景スポットでバイクと夕日の写真を撮る」程度のものでOK。
上級者になってくると、ソロツーからのソロキャンプが趣味という人も!キャンプ場の敷地内にテントを張る場合、予約が必要なところもあるので、事前の下調べは必須ですね。
余談ですが私のバイク仲間の兄ちゃんは、テントと地図を積んだハーレーで日本一周していました。北海道の山でテントを建てようとしたらデカい熊が居たそうです(危)!
テントや寝袋をバイクに積む場合は、バイクネットでしっかりと固定することが大切です。おすすめは、こちらのツーリングネット。
引用:Amazon商品ページ
しっかり固定しないと落下の危険性も。両手で左右に揺らしても動かないくらいに安定させましょう。
持ち物の準備をしっかりと
最低限持参すべきものは、ヘルメット・ジャケット・グローブ、靴(できればライディングブーツ)、免許証。ガソリン代が払えるぐらいのお金とレインスーツもあるとさらに安心です。
見知らぬ街や遠くへのツーリング時に重宝するのが、ツーリングマップルです。A5判サイズでリュックにもすっぽり入り、地域ごとに絶景ポイントや宿泊施設などの情報も満載です。
引用:Amazon商品ページ
何より情報が年々アップデートしていくので、最新の情報が得られます。
ソロツーリングのルートを決めよう
「これまではマスツーリングで、先頭の人についていくだけだった」という人へ向けて、2つの提案です。
①Googleマップに目的地を入力し、検索する
②自分好みにルートを修正して走る
ガソリン価格高騰中の今はできるだけ無駄な走行距離は短くし、交通量の多い道を避けたり走りやすいルートを選んだりして、オリジナルのツーリングルートを完成させましょう。
グルメ情報やおすすめルートをバイカー目線で集約したツーリングマップルは、ソロツーリングの頼もしい相棒です。
ソロツーリングの心得|知っておきたいポイント3つ
ソロツーリングに出かける前に、心得として知っておくと得するポイントを3つ紹介します。今後も役立つ情報ばかりなので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。
JAF会員になっておくと安心
引用:JAF公式サイト
ソロツーリングのデメリットは、予期せぬトラブルに見舞われた時に一人で対処しなければならないこと。いざというときのために、JAFの会員になっておくと安心です。
パンク、ガス欠、事故、バッテリー上がりなどを対象とした質の高いロードサービスが「何度でも」無料で受けられる特典もあります。
天気を甘く見てはいけない
私が以前入っていたバイクチームでは「降水確率が40%以上なら、降ってなくても中止」というルールがありました。
少々の雨ならまだしも、台風や雷、雪などの予報が出ている時は「ちょっとぐらい大丈夫だろう」という油断が事故のもと。
安全を最優先するには、悪天候の予兆があればバイクに乗らないなど、慎重に判断することをおすすめします。
走る前に簡単なメンテナンス
ソロでロングツーリングへ出かける場合は、事前に最寄りのバイク屋などで簡単にメンテナンスしておくこと。ガソリンを満タンにするのはもちろん、タイヤの空気圧や灯火類の確認をしておきましょう。
また、ソロツーリング中に「ガソリンが高いから」と給油をギリギリまでケチるのはNG。ソロだからこそ小まめに給油しましょう。ガソリンスタンドのない山道などでガス欠など起こすと大変です。
常に余裕を持った状態で臨むことが、ソロツーリングを楽しむ一番のコツといえるでしょう。
まとめ
ソロツーリングは自由で気ままな一方で、トラブルに自分で対処しなければいけないというリスクもあります。いざという時に慌てないためにも、事前にある程度の下調べや準備をしておくことが、ソロツーリングを楽しむ一番のコツです。
ぜひ、楽しく安全に走ってくださいね。
投稿者プロフィール
- 愛媛県今治市在住のママライダー。フリーランスのWEBライターです。主に文章を書き、趣味でイラストを描いてます。CB400SSに10年乗ったのち、2023年秋よりHONDAのグロムに乗り換え。田舎の下道や海沿いを、気の向くままにのんびり走るソロツーリングを好みます。地図と数字と冬が苦手。好きなのは旅、東京、コーヒー。初心者や女性ライダーさんに優しい記事をお届けできればと思います。
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