みなさんこんにちは。日本一周旅を終え、現在おかわり旅(2周目)をしているこつぶです。
今回は超超超ロングツーリング向けのCBR250RRへの積載スタイルと荷物をすべて大公開しちゃいます。前回よりアップデートされていますので過去記事と見比べながらぜひ参考にしてみてください!
前回の積載記事はこちら
前回と今回の積載スタイルの違い
リアキャリアは付けない
前回の日本一周のときは、とても大きなキャリアを後ろに付けていました。その結果、積載量はアップしたのですが、かなりバランスが悪く重心が高すぎて走行に苦労しました。
その反省を踏まえ今回キャリアは付けませんでした。新しくなったCBRはスポーツチックな見た目にカスタムしていっていたので、旅が終わった後にすぐ元に戻せるようにしたいというのも主な理由です。
サイドバッグを導入
リアキャリアをなくした代わりにサイドバッグを導入しようと思い、Tanaxの「カービングシェルケース」を購入しました。
CBRのように、タンデムシートが先細りでスペースが全くない、スポーツタイプのバイク向けに作られたもので、今まで装着が難しかったスポーツタイプの車両にも装着可能です。
ホムセン箱は継続
トレードマークにもなりつつあるおなじみのホムセン箱は今回も載せていきます。
キャリアを付けないのでホムセン箱も載せられないかなと諦めていたのですが、Tanaxのケースがとても広く平らに面を作ってくれるおかげでまたこの子(箱)と旅ができることに。
せっかくかっこいいサイドバッグを付けたのにホムセン箱のおかげで台無しになっている感じではありますが、私にとっては旅人らしさや想い出が詰まっているお気に入りの箱なのです。
ホムセン箱を安定させるための工夫
箱を積むにあたってリアの方に縛る機構が無かったりして、上に載せる荷物の荷重を全部サイドバッグで受け止めている状態で負荷がかかっていました。
そこで、すべり止めシートを傾斜している箱の下とサイドバッグを止めている金具の下に入れ、さらに厚みを出すことで箱の角度がなくなり、ズレと背中の圧迫は解消されました。
荷物の中身をくわしく紹介
サイドバッグ(片側①)の中身
基本的にサイドバッグには、重心をなるべく下げる為に使用頻度が低いものや重いものを中心に入れています。登山用品・温度調節のための衣類・雨具や、夜に宿で取り出す充電器類など。
ガジェットポーチ
ポーチの中には、充電コードや照明など細々したガジェット類のパーツが入っています。
ユニクロ ウルトラライトダウン
テントの袋に入れています。
カッパ
モンベル「ストームクルーザージャケットWoman’s」と「レインダンサーパンツWoman’s」を購入。今回登山道具もフルで積んできているので、出来るだけバイク用と併用できるウェアを持っていきます。
熊鈴
山に登るので熊よけ対策として持っていきます。
折り畳み傘
EVERNEW「SL76gアンブレラ」。軽くてコンパクトな登山用の傘です。
登山用の着替え
登山用のシャツとズボンと防水ハットを圧縮袋に入れています。
登山用ザック
モンベル「アルパインパック60 Woman’s」。登山用の60ℓ大型ザックです。これは背骨を抜いて丸めています。
ユニクロ ヒートテック
夏に出発したおかわり旅ですが、北海道から南下予定なので度々寒くなることがあるかなーということで防寒具は持っていってます。
サイドバッグ(片側②)の中身
こちらにはキャンプ道具一式が入っています。今回は、椅子や焚火台などキャンプをより充実させて楽しむための+αのギアは持っていかず、必要最低限のアイテムを厳選しています。
私の超超超ロングツーリングのときのキャンプの役割は「節約のための宿泊手段」です。キャンプのためにツーリングしているわけではなく、あくまで走った後に睡眠をとって生活をするだけのためという必要最低限レベルだということを前置きしておきます。
ブルーシート
テント設営の際や雨の日に覆ったりと何かと便利に使えます。
ミニテーブル
なんとYouTubeチャンネルの視聴者さんの手作り!
小物類
袋はモンベルの「O.D.ガベッジバッグ 4L」でゴミ袋用の袋ですが、フォークやスプーン、ヘッドライト、蚊よけスプレー、ティッシュ、絆創膏、ゴミ袋、替えのガスボンベなど登山で使用する細々とした小物類をまとめています。
クッカー・ガスボンベ
登山用に新しく買ったJET BOIL「アウトドアバーナー スタッシュ」です。中にガス缶や土台が収納できてコンパクトになります。
マグカップ
Snowpeak「チタンマグカップ」。凝った料理・キャンプ飯は作らないと割り切って荷物を減らす方を優先しています。
テント
モンベル「ステラリッジ テント2」。2人用のテントです。登山向けで耐久性やコスパ的に考えてもこのテントが一番よかったです。アルプスに上ると稜線上のテントはほとんどモンベルなんですよね、間違いない逸品です。
寝袋
モンベル「シームレス ダウンハガー800 ハーフレングス#1」。身体をすっぽり覆うのではなく胸までの丈となっていて、荷物の軽量化に特化したニッチな登山者向けのシュラフです。通常、上は防寒具を着て寝るのですが私は145cmなので全身すっぽり入ります!しかもこの「#1」ってがっつり冬用なんです。ハーフレングスで事足りるおかげで3シーズン用の寝袋と同等もしくはそれ以下の重量で真冬の寝袋を持ち歩けるという、すばらしい発見でした。
リマインダーディスクロック
コミネ「リマインダーディスクロック」はサイドバッグの外側にカラビナで付けています。カバー&ディスクロックで防犯対策。今回サイドバッグにも南京錠を取り付けて中身を盗まれないように対策しています。
ホムセン箱の上の黒いビニールの中身
ホムセン箱に入らないサイズのものは、防水用の黒いビニール袋に入れて箱の上に載せています。落ちないようにネットで固定。普段あまり使用しないものを入れています。
登山用トレッキングポール
モンベル「アルパイン カーボンポールS」。めちゃくちゃ軽くてSサイズなので小さい人向けですね。重い荷物を背負って宝満山を登ったときにポールの重要性を身を持って実感しました。
登山用ザックのフレーム
サイドバッグに収納されている登山用ザックから抜いた背骨です。ザックを丸めるためにこちらは抜いています。
マット
サーマレスト「Zライトソル」です。
ランタン
CARRY THE SUNのソーラーランタンは、上部に内蔵されたソーラーパネルで充電できるため、常にホムセン箱の上に載せて日中充電して夜使います。収納時はぺちゃんこになって重さはわずか57g。登山する人にめちゃくちゃ人気です。
ホムセン箱の中身
バイク用カバー
夜寝る前にバイクを覆う防犯用カバーはFRJ のもの。コニタンのYouTube で紹介されているのを見て買いました。コンパクトなのに積載した状態でもバイクにかけられて◎。収納サイズが大きく見えますがかなり生地が薄くてギュっとつぶせばぺちゃんこになるし、コンプレッションバッグに入れるとさらに小さくなると思います。
一眼レフカメラ・交換レンズ
Sony「デジタル一眼カメラ α7 IV 」です。望遠レンズ・広角単焦点レンズ・標準域のズームレンズの計3本。
パソコン
M1 MacBook Air。旅先でも仕事や編集をしなくてはいけないので常に持ち歩いています。
マスク
登山靴
モンベル「ツオロミーブーツ Women’s」。ゴアテックスの防水とグリップ力が高いソールが特徴の高機能登山靴です。どこにも入りきらなかったからホムセン箱に入れています。
アタックザック
モンベル「バーサライトパック20L」。登山用のものですが日常用としても使っています。この中身は次の項目で詳しく紹介します。
(ホムセン箱の中の)アタックザックの中身
アタックザックには宿泊先で使う生活用品を入れています。主に夜使うものですね。宿に到着してから手短に済むように生活必需品はひとまとめにしておきます。
メンズビオレ ボディシート
お風呂に入れないとき、これで身体を拭くとめちゃくちゃさっぱり!まるで風呂上りのような爽快感が得られます。テント泊が続いたときはもちろん、銭湯に毎日通うのは地味に出費がかさむため、2日に1回で済ませる貧乏節約旅にはかなり重宝します。女性でもメンズビオレがおすすめです。
ドライシャンプースプレー
こちらもお風呂に入れないとき用。ビオレのボディシートと共に簡易お風呂セットです。
化粧ポーチ
私の顔面を作りものたちが集合。コンタクトも一緒に入れています。
ストレートアイロン
「こんなもん持っていかんでええやろ」って思われている男性もいらっしゃるかと思いますが私にとっては必需品です。夜、お風呂とドライヤーの後にかけると、翌朝時間を使わずとも髪の毛が真っ直ぐな状態から活動スタートできます。夜の仕込み用。
歯磨き・口腔ケアグッズ
結構かさばるのですが、親知らずを抜歯して歯列矯正を始めた私にとっては重要なアイテムたちです。糸ようじ、うがい薬、部分ブラシ、歯磨き、ワイヤーが痛くなったときに使うワックス、つまようじ、舌ブラシ、一番大きいのがジェットウォッシャーです。普通の人はノーマルの歯ブラシ1つで十分ですね。。。
お風呂道具
シャンプー、リンス、洗顔、化粧落とし、ニベアボディミルク、ダメージケア用オイルです。荷物を少しでも減らすために顔の保湿もボディミルクで補います。こだわりが強いのでお風呂グッズもやや大きめです。
パジャマ用ズボン
夜寝るとき用のズボンですね。
Tシャツ類
ユニクロのカップ付きTシャツと、登山用の高性能の汗冷えしないミレー「ドライナミックメッシュインナー」と、普通のシンプルなTシャツですね。当日自分が着ているものと着替えを合わせて全部で5セット分持っていきます。
その他着替え
パンツ、靴下、タオルもTシャツと同じく5セット分用意。SEA TO SUMMIT「ドライサック」に入れています。着終わった汚れものの服はレジ袋に入れて圧縮します。
ボディバッグの中身
ボディバッグの正体はモンベルの登山用ザックの上蓋=トップリッドなんですよ。取り外すとウエストバッグとして使用できて常に身に着けています。使わない登山用荷物をしまっておくのはもったいないので再利用しています。意外と大容量。
帽子
バイク降りたあと、ヘルメットを脱ぐと髪の毛がペタンとなるから帽子は必須ですね。
おりものシート
女性に向けてお話しますが、生理用品はコンビニで小さいパックをそのつど買い足してかさわばらないようにしています。だから基本はおりものシートだけ用意。
ヘアバンド
髪の毛が邪魔なときに使います。最近ストレスなのか頭頂部が薄くなってきて。。。それを誤魔化すときに結構便利です。
日焼け止め
ALLIEの日焼け止めです。バイクから降りたらジャケットを脱ぐし観光もしたりするので。
財布
当然持っていくものですね
細かい機材類
一眼レフ以外の細かい機材ですね。DJIワイヤレスマイク、insta360 ONE RS 1-inch 360Edition、そして愛用しているDJI Pocket 2です。DJI Pocket 2はバイク降りてから使っているポケットサイズの小型ジンバルカメラですごく性能が良いです。歩きながら撮影できます。あとはミラーレス一眼を乗せても大丈夫なほどしっかりしている三脚兼自撮り棒です。大きい三脚を立てるまでもないけど、ご飯タイムとかにちょっとした撮影をしたい場合に手軽で便利です。
まとめ
荷物の総重量は32kgでした!子供をタンデムしている感覚に近いかも?
今回のギアは前回の日本一周が終わってから集めた登山用品が中心で高級ギアが多め。
登山しない人や、現実的に節約したい人、ちょっとかさばってもコスパいいものを!という方は、前回の旅の積載&荷物まとめを参考にしてみてください!
今回の動画はコチラ
投稿者プロフィール
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バイク旅のYouTuberとして活動している、こつぶと申します。
2019年から愛車のCBR250RRで日本一周を開始し、一年半かけて達成しました。
現在はその体験記をYouTubeやSNSに投稿しています。
私の日本一周記を通して、全国のおすすめツーリングスポットや、
ぜひバイクで走って欲しい日本の絶景道、キャンプ地、そしてバイクで旅する楽しさを、
皆さんにお届けしていきます。
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