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【いくら掛かる?】バイクの維持費徹底計算!一番オトクな排気量は?

悩める読者
バイクに乗ってみたいけど維持費ってどれくらい掛かるんだろう?
一番コスパのいい排気量のバイクがいいなぁ

バイクに初めて乗るような学生さんや、少ないお小遣いで趣味のバイクを楽しんでいるパパライダーさんたちにとってバイクの維持費にいくらかかるかというのは大きな問題ですよね。

今回は50ccの原付から400cc以上の大型バイクまで掛かる維持費を徹底計算していきます。

絶対かかる固定経費

絶対に固定でかかる経費には、税金と自賠責保険料があります。また、税金は、軽自動車税と自動車重量税に分けられます。

それぞれ詳しく内容を見ていきましょう。

税金

軽自動車税

区分 総排気量または定格出力 税額(年間)
原動機付自転車 50cc以下または0.6kw以下 2,000円
90cc以下または0.8kw以下 2,000円
125cc以下または1.0kw以下 2,400円
軽二輪 250cc以下または2.0kw以下 3,600円
小型二輪 250cc超または2.0kw超 6,000円

軽自動車税は毎年5月に納税します。バイクを新しく所有することになったときは15日以内、市外に転出したり廃車・譲渡をしたりした場合には30日以内に申告が必要です。

きちんと申告しなかった場合、前の所有者へ課税されたり、納税通知書が届かず軽自動車税を滞納してしまったりする原因になります。

納税通知書に記載された期限までに納税しなかった場合、その期間に応じて延滞金が発生します。

二度の催促状と、最終通告の催告書が届いても納税されない場合、預金口座やバイクが差し押さえられてしまいます。忘れないように納税しましょう。

自動車重量税

区分 総排気量または定格出力 税額(年間)
原動機付自転車 125cc以下または1.0kw以下 課税なし
軽二輪 250cc以下または2.0kw以下 新車登録時のみ 4,900円
小型二輪 250cc超または2.0kw超 登録後12年目まで 1,900円
登録後17年目まで 2,300円
登録後18年目以上 2,500円

バイクの自動車重量税は、車重ではなく排気量によって区分されています。納税は、軽二輪以外は車検ごとに2年分納めることになります。

車検代に自動車重量税も含まれていますし、納税しないと車検を受けることができないので、忘れることはないでしょう。

自賠責保険料

自賠責保険料(本土)

保険期間 原動機付自転車 軽二輪 小型二輪
12ヶ月 7,070円 7,540円 7,270円
24ヶ月 8,850円 9,770円 9,270円
36ヶ月 10,590円 11,960円 11,230円
48ヶ月 12,300円 14,110円
60ヶ月 13,980円 16,220円

自賠責保険は、別名『強制保険』とも呼ばれています。すべての自動車に加入する義務があるからです。

自賠責保険に加入していなかった場合1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。加えて、違反点数6点(=免許停止処分)を受けるので忘れないように加入し、期限切れにも注意しましょう。

車検のあるバイクの場合は、車検の度に2年分加入するのが一般的で、車検代の中に自賠責保険料も含まれています。

自賠責保険料は、沖縄県や離島で金額が異なります。お住まいの地域に該当する場合には各自ご確認ください。

それぞれ違う変動経費

任意保険

任意保険は、自賠責保険でカバーしきれない損害に対する補償をするための保険です。条件によって保険料は異なりますが必要最低限の補償をつけて月々3,000円前後といったところでしょうか。

あくまでも『任意』ですが、事故によって相手に後遺障害が残るような怪我をさせてしまったり死亡させてしまったりした場合には数億円の損害賠償を請求されることがあります。

自賠責保険では死亡で3000万円、後遺障害で4000万円までが補償限度額です。それ以上については任意保険または実費で支払わなくてはなりません。

数億円を現金で用意できないのであれば任意保険には必ず加入しておきましょう。

ガソリン代

ガソリン代は、地域や走る距離によって金額が変わってきますので、これくらい掛かると断言はできません。

私の場合ですと、年間で3000km〜5000km程度走ります。

燃費が平均20km/Lだとすると必要なガソリンの量は、150L〜250Lです。1Lあたり160円(ハイオク)と仮定すると、24,000円〜40,000円という計算になります。

法定点検費用

法定点検には、12ヶ月点検と24ヶ月点検があります。法定点検は、安全に走行するために必要な点検で、法律で定められた義務ですので必ず実施しましょう。

250cc超のバイクなら、24ヶ月点検は通常車検のタイミングで実施し、車検費用にも含まれているので忘れませんが、12ヶ月点検や車検のない250cc以下のバイクだと罰則もないことから忘れてしまいがちです。

金額はショップによってまちまちで一概には言えませんが、大まかには以下の表のような価格帯です。

排気量 12ヶ月点検 24ヶ月点検
50cc以下 5,000円 7,000円
125cc以下 6,000円 9,000円
250cc以下 8,000円 10,000円
251cc以上 10,000円 15,000円

詳しくは、お世話になっているバイクショップやお近くのバイク用品店などへ問い合わせてみましょう。

車検費用

車検は、排気量が250cc超のバイクに必要な検査です。車検に通らなければ公道を走行することができません。

車検切れの状態で公道を走行すると、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。また、違反点数6点(=免許停止処分)も加わりますので注意してください。

もしも車検を切らしてしまったときは、バイクショップに頼んで引き取りに来てもらうようにしましょう。『少しだけ!』などとこっそり公道を走らないようにしてください。

車検の費用は平均して50,000円〜80,000円といったところです。これに加えて消耗品の交換が必要であれば追加で部品代と工賃が掛かってきます。

その他の消耗品

バイクには法定点検や車検、税金以外にも走っていたら消耗して交換が必要になるものがたくさんあります。

走り方や車種、消耗品のメーカーやランクによって金額は全然違うため、金額を正確に出すことは難しいです。そのため今回は、主な消耗品の交換費用をハーレーダビッドソンを例に上げて紹介します。

金額はナップス全店共通外車工賃表を参考にしています。

消耗品目 交換時期 価格
エンジンオイル 3,000km毎もしくは半年ごと 1,650円〜
オイル&フィルター オイル交換2回に1回 3,080円〜
プライマリーオイル 2年に1回 1,980円〜
ミッションオイル 10,000km毎もしくは2年に1回 1,430円〜
タイヤ(前後とも) 摩耗したら交換もしくは4年に1回 16,940円〜
ブレーキパッド 摩耗したら交換もしくは2年に1回 2,200円〜

これらを参考にしていただければいいかと思います。ハーレーは、純正品と社外品の価格差も大きいですし、バイクショップや用品店とディーラーとの工賃の価格差も大きいです。

信頼できるバイクショップを見つけてメンテナンスをおまかせしましょう。

また、ハーレーの場合、走行距離50,000km及び10年落ち程で各所に不具合が生じやすくなります。どんなに古くても部品はたくさんありますが、修理費用に20〜40万円ほど確保しておくと安心です。

バイクの維持費まとめ

今回は、車検のある2年間を基準に概算の維持費を検証していきます。(年間走行距離は5000kmとします。)

項目(2年分) 90cc以下 125cc以下 250cc以下 400cc以上
燃費(概算) 40km/L 50km/L 30km/L 20km/L
軽自動車税 4,000円 4,800円 7,200円 12,000円
自賠責保険 8,850円 8,850円 9,770円 9,270円
任意保険料 60,000円 60,000円 72,000円 72,000円
ガソリン代
(160円/L)
40,000円 32,000円 54,000円 80,000円
12ヶ月点検 5,000円 6,000円 8,000円 10,000円
24ヶ月点検
(車検)
7,000円 9,000円 10,000円 80,000円
エンジンオイル交換 2,200円 2,200円 2,200円 3,300円
オイル&
フィルター交換
4,180円 4,180円 4,180円 6,160円
エンジンオイル 【1L✕4回】7,480円 【1L✕4回】7,480円 【1.5L✕4回】10,000円 【3L✕4回】20,000円
タイヤ交換 5,390円 6,600円 6,050円 20,000円
タイヤ(前後) 12,000円 12,000円 30,000円 40,000円
ブレーキパッド 2,200円 2,200円 2,200円 2,200円
合計
(端数切上)
約160,000円 約160,000円 約220,000円
約280,000円

上記の表はあくまでも概算です。車種によっても、乗車頻度によっても、持ち込むショップによっても金額はまちまちで一概に基準となるような金額を算出できるものではありません。

実際、私がお世話になっているカスタムショップでは維持費にここまで掛かっていません。あくまでも維持費の目安として参考にしてください。

おわりに

今回は、バイクの維持費にどれくらい掛かるのかを検証してきました。年間維持費は、125cc以下で80,000円程度・400cc以下で10万円程度、大型バイクで15万円程度を目安にするといいでしょう。

各排気量でコストパフォーマンスに優れるのは、下道しか走らないのなら125cc、高速道路も走ることがあるのなら400ccだと私は考えています。

理由は、125ccなら時速60kmまで出すことができて、50ccと比べると道路交通法による独自の縛りもないため他の車と同じように走ることができるからです。

また、250ccは車検がないものの、高速道路を走るとなるとパワー不足で流れに乗るために必至でアクセルを開ける必要がありますが、400ccあれば多少楽に巡航できます。

何より普通自動二輪の免許で乗ることができるので大型バイクよりもコストパフォーマンスには優れています。

それでも私が大型バイクに乗り続けているのは、どの速度域でも不足しないパワー、長距離移動時の快適性を重視しているからです。

皆さんもコストとスペック、そして快適性を天秤にかけて、ご自分にあったバランスの良いバイクを選んでみてください。

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PaPa-rider

バイクには、20歳の頃から乗っていて、ホーネット250・CBR1000RR・VRSCDX・XL1200X・FXDBと乗り継いできました。妻と娘の3人家族で、娘がまだ小さいため、なかなか毎週末バイクに乗るというようなことができません。そんな時、縁あってこちらで記事の執筆をさせていただけることになりました。読者の皆様の中には、私と同じような境遇の方々もいらっしゃると思います。そんな皆さんの楽しいバイクライフの一助になるように1記事1記事を丁寧に仕上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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