アドベンチャーバイクとは、オンロードの快適性と、未舗装路を走れる走破性を兼ね備えたバイク。
普段の通勤やロングツーリングはもちろん、林道ツーリングやキャンプツーリングにも最適です。大型のモデルが注目されがちなジャンルですが、400ccクラスにも魅力的なアドベンチャーバイクがちゃんと存在します。
この記事ではアドベンチャーバイクの400ccクラスを中心に、一部500cc前後の注目モデルも番外編としておすすめをご紹介します!これからアドベンチャーバイクデビューを考えている人も、乗り換えを検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。
400ccクラスのアドベンチャーバイクがおすすめの人は?
●気軽にアドベンチャーバイクを楽しみたい人
アドベンチャーならではの乗り方を楽しみたいけど1000cc越えなどの大型は大きすぎる、と感じるライダーにおすすめのバイクです。大型に比べれば軽量で扱いやすいサイズ感の車体が多く、400ccまでの排気量なら普通自動二輪免許で乗れるところも魅力です。
●林道や未舗装路を走りたい人
舗装路だけでなく、林道や未舗装路にも挑戦してみたい人におすすめのバイクです。400ccクラスのサイズ感は、日本の自然を楽しむのにも適しています。
●キャンプやロングツーリングを楽しみたい人
荷物の積載性に優れているので、キャンプツーリングや宿泊するロングツーリングなど荷物を積む機会が多い人におすすめです。小柄な人や女性でもアドベンチャーバイクの良さを生かして楽しむことができます。
アップライトなライディングポジションで長距離でも疲れにくく、高めの車高なので見晴らしが良いのも大きな魅力のひとつ。
●取り回しの良さと走りやすさを重視する人
比較的軽量で扱いやすいので、大型より取り回しもしやすく、普段の街乗りからワインディングまでバランスよく楽しめます。
【Honda:ホンダ】NX400

HondaのNX400は、DAILY CROSSOVERをコンセプトとした見た目で、タフさと軽快さを両立させ、街中でも似合うデザインのアドベンチャーバイク。
エンジンは399cm³水冷DOHC直列2気筒で、トルクフルなため低・中回転域をよく使う市街地でも走りやすく、高回転域では伸びのあるパワフルな加速感です。クラッチ操作を自動制御するHonda E-Clutchを採用しているので、必要に応じて使い分けて楽しめます。
アップライトなポジションと視点の高さ、良好な足つき性などで乗りやすく、ビギナーからベテランまでにおすすめの万能型アドベンチャーバイクです。
カラー:マットバリスティックブラックメタリック
全長×全幅×全高:2,215×830×1,390mm
シート高:800mm
車両重量:196kg
排気量:399cc
エンジン:水冷並列2気筒
最高出力:46PS
最大トルク:38N・m
燃料タンク容量:17L
【KTM】KTM 390 ADVENTURE R

KTM 390 ADVENTURE Rは特にオフロード性能に優れたミドルクラスのアドベンチャーバイク。
399cc単気筒エンジンは軽快な吹け上がりと扱いやすさを兼ね備えていて、ワインディングやツーリングでもスポーティな走りが楽しめます。21インチのフロントホイールと18インチのリアホイール、ロングストロークサスペンションを採用していて、未舗装路や林道でも優れた走破性を発揮します。
電子制御によるライディングモードやコーナリングABSなど、安全性と快適性を高める装備も充実。
オンロードを楽しめるのはもちろん、本格的に林道ツーリングへ挑戦したい人や、ダートも積極的に走りたい人におすすめのバイクです。
カラー:ホワイト(ホワイト/オレンジ)
シート高:825mm
車両重量:165kg(燃料除く)
排気量:398.7cc
エンジン:水冷4ストローク単気筒 DOHC
最高出力:45PS
最大トルク:39N・m
燃料タンク容量:14L
【KTM】KTM 390 ADVENTURE X

KTM 390 ADVENTURE Xは、390 ADVENTURE Rと同じ399cc単気筒エンジンを搭載しながら、オンロードでの快適性と扱いやすさを重視したアドベンチャーモデル。
19インチフロントホイールを採用することで舗装路での安定感や軽快なハンドリングを実現し、通勤などの街乗りからワインディングやロングツーリングまで、幅広いシーンで高い実力を発揮します。アップライトなライディングポジションやウインドスクリーンによって長距離走行でも疲れにくい設計。
メインはツーリングや普段使いだけど未舗装路も走れるバイクに乗りたいというライダーや、初めてアドベンチャーバイクに乗る人にもおすすめのバイクです。
カラー:オレンジ(国内導入モデルは一色展開)
シート高:825mm
車両重量:165kg(燃料除く)
排気量:398.7cc
エンジン:水冷4ストローク単気筒 DOHC
最高出力:45PS
最大トルク:39N・m
燃料タンク容量:14L
【BMW】BMW F 450GS

BMWのF450 GSは、GSシリーズのDNAを受け継ぎながら、400ccクラスならではの扱いやすさを実現したミドルアドベンチャーバイク。
新開発の420cc並列2気筒エンジンは最高出力48PSを発揮し、178 kgという軽い車体で日本の道路や林道でも扱いやすい絶妙なサイズ感です。ライディングモードやABS Pro、トラクションコントロールなど電子制御装備も充実しており、様々な路面状況で安心して走行できます。6.5インチTFTディスプレイやグリップヒーターなど快適な装備があるのもありがたい。
最新装備付きで大型アドベンチャーバイクの雰囲気を味わいつつ、軽さと扱いやすさを重視したいライダーにおすすめのバイクです。
カラー
F 450 GS エクスクルーシブ:コスミック・ブラック
F 450 GS スポーツ:レーシング・レッド
F 450 GS GSトロフィー:レーシング・ブルー・メタリック
シート高:815mm(標準)/860mm(GS Trophy)
車両重量:178kg
排気量:420cc
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒 DOHC
最高出力:48PS
最大トルク:43N・m
燃料タンク容量:14L
【Royal Enfield:ロイヤルエンフィールド】
NEW HIMALAYAN

ロイヤルエンフィールドのNEW HIMALAYANは、従来のHIMALAYANからフルモデルチェンジを果たした452ccアドベンチャーバイク。
ロイヤルエンフィールド初となる水冷エンジンSHERPA(シェルパ)450を搭載し、低回転から力強いトルクを発揮することで、ヒマラヤ山脈のような過酷な環境でも快適に旅ができることを重視されて作られています。21インチのフロントホイールとロングストロークサスペンションで高い走破性を持ち、電子制御式スロットルなど最新技術も搭載。
クラシカルなデザインも魅力で、のんびりと景色や自然を満喫しながら旅をしたいライダーや、自分のペースでバイクライフを楽しみたいライダーにおすすめです。ヒマラヤ山脈に着想を得た6色のカラーリングにも注目です。
カラー
Mana Black(マナ・ブラック)
Kaza Brown(カザ・ブラウン)
Slate Himalayan Salt(スレート・ヒマラヤン・ソルト)
Slate Poppy Blue(スレート・ポピー・ブルー)
Hanle Black(ハンレ・ブラック)
Kamet White(カメット・ホワイト)
全長×全幅×全高:2,245×852×1,316mm
シート高:825mm(アクセサリーシート装着時 805mm/845mm)
車両重量:196kg(燃料90%搭載時)
排気量:452cc
エンジン:水冷4ストローク単気筒 DOHC
最高出力:40PS
最大トルク:40N・m
燃料タンク容量:17L
【Triumph:トライアンフ】スクランブラー400XC

トライアンフのスクランブラー400XCは、スクランブラー400Xをベースにして本格的なオフロード性能と強化された装備を持ったタフな佇まいのバイク。モダンクラシックなスクランブラーらしさと、現代的な実用性を兼ね備えています。
398cc水冷単気筒エンジンは低回転から扱いやすく、市街地やツーリングでも軽快な走りができます。新たに採用されたサイドレーススポークホイールやチューブレスタイヤ、アルミ製サンプガード、ハイマウントフロントフェンダーなどにより、400Xよりもオフロード性能が高められています。
トライアンフらしいデザインと質感にこだわりたいライダーや、ツーリングでは自然を楽しみつつ、時には未舗装路にも足を延ばしてみたい、というライダーにおすすめのバイクです。
カラー:RACING YELLOW(レーシングイエロー)・STORM GREY(ストームグレー)・VANILLA WHITE(バニラホワイト)
シート高:835mm
車両重量:190kg(燃料含む)
排気量:398cc
エンジン:水冷4ストローク単気筒 DOHC
最高出力:40PS
最大トルク:37.5N・m
燃料タンク容量:13L
【Benelli:ベネリ】TRK502X
ベネリのTRK502Xは、アドベンチャーモデルであるTRKシリーズのフラッグシップモデル。2020年からベストセラーを3年間記録した、アドベンチャーらしい「クチバシ」を持つ人気のバイクです。
499.6cc水冷並列2気筒エンジンは、高速道路での巡航やタンデム走行でも余裕のある走りを実現させています。20Lの大容量燃料タンクなので一度の給油で長距離を快適に走れます。十分な最低地上高を備えていて、舗装路だけでなくフラットダートにも対応できます。日本導入モデルはヨーロッパモデルより3cmシートが低いので、足つき性も安心。
ロングツーリングをメインに楽しみたいライダーや、高速道路での快適性や積載性を重視するライダーにおすすめのバイクです。
カラー:ホワイト・グレー・グリーン
全長×全幅×全高:2,220×915×1,480mm
シート高:830mm(ローシート仕様)
車両重量:235kg
排気量:500cc
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒 DOHC
最高出力:47.6PS
最大トルク:46N・m
燃料タンク容量:20L
【BRIXTON Motorcycles:ブリクストンモーターサイクルズ】
Crossfire 500 Storr
BRIXTON Motorcycles(ブリクストン モーターサイクルズ)はオーストリア発のバイクブランド。
CROSSFIRE 500 STORR(クロスファイア500・ストー)はその最新アドベンチャーバイクで、ネオレトロかつアウトドアテイストの溢れた、他のアドベンチャーとは一味違ったデザインとなっています。
ラリーマシンを思わせる独創的なフロントフェイスや、スチール製フレーム、スポークホイールが強い存在感を醸し出します。486cc並列2気筒エンジンにより高速でも安定した走りで、19インチフロントホイールやKYB製サスペンションなど装備も充実。特別な電子制御はあえて搭載しておらず、シンプルにバイクを楽しむことが重視されています。
人とは違った独創的なデザインのアドベンチャーバイクを楽しみたい、といったライダーにおすすめです。
カラー:セージグリーンマット・バックステージブラック
全長×全幅×全高:2,171×916×1,432mm
シート高:839mm
車両重量:209kg
排気量:486cc
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒 DOHC
最高出力:47.6PS
最大トルク:43N・m
燃料タンク容量:16L
400ccクラスのアドベンチャーバイクで自由に楽しもう!
400ccクラスのアドベンチャーバイクは、大型モデルほどの大きさや重量を感じにくく、普段使いもできるのにロングツーリングや高速道路も快適にこなせる、といったバランスの良さが魅力です。
各メーカーから個性豊かなモデルが登場しており、オンロード重視からオフロード志向まで、自分の楽しみ方に合った一台を選べるようになっています。
荷物を積んでキャンプツーリングへ出かけたり、林道に挑戦してみたり、長距離の旅にでかけたりと、行動範囲を広げてくれるのもアドベンチャーバイクだからできる楽しみ方。気になるモデルがあれば、ぜひチェックしてみてください!
投稿者プロフィール

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GPZ750R改に乗っているねこにんじゃと申します。
ライターでイラストレーターです。
「おすすめグッズを知りたいけど面倒だから誰かまとめて」
「整備について知りたいけど難しいから簡単に知りたい」
などなどのバイクライダーの希望をかなえます。
バイクライフがより楽しくなるような情報を、できるかぎりわかりやすくお届けしていきます。
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