みなさんこんにちは。バイクで日本一周体験記を発信しているこつぶです。
前回は長野・群馬県境の絶景ツーリングスポットを紹介しました。
前回の記事はこちら↓
さてここから長野を北上したこつぶは、新潟県に突入します。新潟県といえば、東西に長く伸びた日本海沿いのツーリングを思い浮かべますが、今回は山中のツーリングがとても印象に残っているので、ご紹介します。
それではこつぶの日本一周バイク旅、新潟編スタート!
清津峡渓谷トンネル:映えの定番!写真撮るならココ
早速向かったのは、「映え」で有名な清津峡。
写真好きな近辺の方ならこの光景は見たことがあるのではないでしょうか?
とっても綺麗なのですが、1番奥の定番撮影スポットにたどり着くまでが何だか怖い雰囲気なのです。
しかも流してるBGMがホラーちっく…(何故なのだろう)
一番奥の写真スポットで何枚か写真を撮っていると、「写真撮ってくれませんか」と、カップルさんに声をかけられました。
周りをよーく見ると、カップルだらけ…
トンネルの水の奥に立って写そうと思うと、誰かに写真を頼まないと無理な距離なので、ここでは皆さん助け合って写真撮影を行なっていました。
というわけで、カップルさんの写真を息巻いて撮影した私ですが、彼女さんの方も本気で私の撮影をしてくださり、ぼっちライダーとカップルの世にも奇妙な大撮影大会が始まりました(笑)
水たまりがけっこう深い錯覚をしていて、向こう側まで行くつもりがなかったのですが「意外と行けますよ!」と、後押しされて突撃!!
歩いてみたら意外と浅く、靴も濡れませんでした。
人気の場所なので、常に人がいて上手いこと1人になるタイミングがなく、想像してたような写真は撮れませんでしたが、彼女さんがとってくれた写真、とても上手いです。
トンネルの出口のような展望口はあちこちにあるので、ここ以外の場所でも素敵な写真が撮れそうな感じでした。
駐車場に戻り、出発の準備していると、先程のカップルさんが通りかかり「日本一周してるんですか!?」と、びっくりして駆け寄ってきました。
また色々お話して、今度は「一緒に写真撮っていいですか?」とお誘いいただき、お互いの携帯で皆で記念写真をパシャリ。
トンネルで生まれた不思議な連携プレーと、まさかの素敵な思い出です!
※現在(5月8日時点)混雑緩和の為、事前予約が必要となっています。詳しくは公式サイトからご確認ください。
■清津峡渓谷トンネル公式サイトはこちら
魚沼スカイライン:緑を全身で感じながら走る!
バイク乗りなら○○スカイラインという名前の道路は走らなきゃ…!という使命感に駆られませんか?
例に漏れず私もそんな名称に期待してこのルートを選択したのですが、スカイラインの入り口は草が生い茂った狭い道が続き、こんな、トトロ追いかけてるときに通りそうな道のどこがツーリングスポットなんだ!と思ってしまいました….
しかし、安心してください!
頂上付近はこのようにとっても綺麗な光景が広がります。
なんっにもないですが…
展望台も、ただの更地状態でした。
でも、バイク乗りはそこに道があれば、良い景色と風を感じルことができれば何だって良いのです!(笑)
スカイラインを超え、日本海側を目指して山を越えている道中には、雪除けトンネルが頻繁に現れるようになり、九州では見ない光景にワクワクが高まります。
上の原キャンプ場:マニアックなソロキャンプライダー向け!?
日本海側へ向け山越えを試みていた道中、300円という格安のキャンプ場を見つけIN!
どんなところかなとドキドキして向かうと、体育館の裏の広い空き地のような雰囲気でした。
受付は500mくらい離れた民宿。
民宿のおじちゃんに「今日の宿泊はあなただけだからね。ほんとにあそこに1人で泊まるの?大丈夫?」なんて言われて少し怖くなってしまいました。。。
夕方までは目の前の体育館でスポーツの練習をしていて賑やかなのですが、みんなが帰ると途端に田舎の山奥独特の静寂に包まれます。
初心者には厳しいかな、しかし孤独と静寂を愛するソロキャンプライダーにはおすすめの空間と言えるでしょう!(私は終始ビビっていました)
最寄りの温泉はすぐ近くの民宿で、日帰り湯があるということなので歩いて向かうことに。
古き良き民宿で、おばあちゃんのおうちのお風呂を借りているような雰囲気に何だか心が落ち着きました。
※現在、営業休止中(オープン時期未定)となっています。
詳しくは公式サイトからご確認ください。早く営業再開されますように…!!
■上の原キャンプ場 公式サイトはこちら
美人林:全身で森林浴!最強のリフレッシュスポット
さあ張り切って新潟山間ツーリング二日目です。
最初に訪れたのは樹齢100年ほどのブナ林エリア
その名も「美人林」
九州民には物珍しいブナ、実はしっかり間近で見たことがありませんでした。
北のほうまでやってきたんだなあと実感が湧いてきます。
清々しいこの空間に思わず大はしゃぎ!
美しい山林の空気に触れ、森林浴して少しは美人になったでしょうか。。。
星峠の棚田:日本の棚田100選!日本らしい景色に癒されよう。
全国の棚田の中でも特に有名な場所が新潟県十日町市の山村にあるここ「星峠の棚田」です。
この時期は稲が青々としていて、まわりも緑が豊かで規模が大きいので、一瞬どこが棚田かわからないほどでした。
全体的に棚田!!
駐車場や観光案内もシンプルで、ガッツリと観光地化しているわけではないので現地の方に迷惑をかけないように駐車マナーなど注意が必要です。
しかしその分、棚田やそこで働く人々の自然体な姿を見ることができます。
バナナウィンズ:海沿いに出たらおしゃれなカフェで日本海ツーリングのスタートだ!
日本海目指して長野県から横断してきた新潟ツーリング、ついに海沿いへ!
寺泊の海沿いに出てオシャレなカフェへランチ休憩に入ります。
ここは、新潟に縁のある知り合いにおすすめされたお店。
近くには有名な魚市場もあり、グルメ観光にはうってつけの場所のようです。
お昼時はかなり人気なようで、しばらく待ちがあったのですが、旅ライダーと見るや店員さんが気を利かせて、「暑い中大変だったでしょう。待っている間にこれ飲んでー」と、苦汁入の元気が出るお水をくれました!笑
入っておすすめの野菜カレーを注文。
単品で頼んだはずでしたが、別の店員さんがやってきて「店長が、バイクで暑い中
遠いところから大変だろうから、野菜食べて栄養つけてということで、どうぞ」と、サラダとドリンクももってきてくれたのです。
先ほどお水を持ってきてくれた方は店長さんだったようです。
さては、店長、バイク乗りなのでしょうか!?
定かではありませんが、旅人への優しい心遣いと人情味あふれるおもてなしに感動したのでした。
最後はバナナウィンズのオリジナルステッカーもいただきました!
とてもよくしてくれていい気分で1日を過ごすことができました。
真夏の暑い日でバテていましたが、お腹いっぱい元気になって、新潟の海沿いを北上すべく出発!
また行きたいおすすめのお店でした。
■バナナウィンズ公式サイトはこちら
最後に
今回は日本一周25・26日目、新潟県山間部の記録をお届けしました。
絶景もさることながら地元の方達の優しさに癒されたツーリングとなりました。
これから夏本番となっていきます。
皆さんも美しい緑に癒されてみてはいかがでしょうか。
続きはこちら↓
投稿者プロフィール
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バイク旅のYouTuberとして活動している、こつぶと申します。
2019年から愛車のCBR250RRで日本一周を開始し、一年半かけて達成しました。
現在はその体験記をYouTubeやSNSに投稿しています。
私の日本一周記を通して、全国のおすすめツーリングスポットや、
ぜひバイクで走って欲しい日本の絶景道、キャンプ地、そしてバイクで旅する楽しさを、
皆さんにお届けしていきます。
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