国内外のメーカーが次々と新モデルを発表するアドベンチャーバイクは、今最もホットなカテゴリーの一つです。
元々は「ビッグオフ」とも呼ばれていた、オンオフ問わず走れる大排気量マシンが中心でしたが、最近は中型免許で乗れるマシンも増えており、ますます人気が高まっています!
ということで、そんなアドベンチャーバイク界の王者と称される「BMW GS」に乗っている僕が、2022年のおすすめマシンを紹介します。
アドベンチャーバイクとは?
おすすめのマシンを紹介する前に、アドベンチャーバイクとはどんなマシンなのか?を解説しておきます。
一言で表すと「長距離を快適に走れる走破性の高いツーリングマシン」のことで、具体的にはウインドスクリーンとハンドガードで走行風が当たらず、グリップヒーターや電源ソケットなどの快適装備があり、広いシートとパニアケースで荷物がたくさん積めて、高速走行でもぶれない大柄な車体構成のマシンが一般的に「アドベンチャーバイク」と呼ばれています。
プラスしてある程度のオフロード走行ができるという条件もありましたが、現在はオンロード中心のモデルも出回っており、またかつてはリッタークラスの大排気量マシンが中心でしたが、現在は扱いやすいミドルクラスや400cc以下のマシンも増えています。
SUZUKI Vストローム250 ABS
アドベンチャーバイク=大排気量マシンという概念を打ち破った、スズキの本格250ccアドベンチャーバイクが「Vストローム250 ABS」です。
250ccとしては大柄な車体にウインドスクリーン、ハンドガード、USBソケット、専用パニアケース(オプション)などのアドベンチャーバイクには欠かせない装備を搭載しています!
ただし、基本はオフロードでの運用は想定されておらず、あくまでオンロードツーリングに絞ったマシン構成となっています。
SUZUKI Vストローム250 ABS |
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒、排気量:248cc シート高:800mm、重量:189kg 車両価格:613,800円(税込) |
KTM 390アドベンチャー
アドベンチャーバイクとしては軽量な158kgの車体に、ハイパワーな単気筒エンジンを搭載したKTMのマシンが「390 アドベンチャー」です。
オンロードでのパフォーマンスはもちろんですが、ブロック調のタイヤを履かせたオフロードでの走破性も高く、道を選ばないアグレッシブなツーリングを求めているライダーにはうってつけのマシンとなっています。
もちろんウインドスクリーンやハンドガードなどの快適装備、それからトラクションコントロールなどの電子制御も搭載しており、上位モデルと比べても遜色ない仕上がりになっています。
KTM 390アドベンチャー |
エンジン:水冷4ストローク単気筒、排気量:373cc シート高:855mm、重量:158kg 車両価格:829,000円(税込) |
HONDA X-ADV
HONDA独自の自動変速システム「DCT」を搭載した、オートマチックアドベンチャーバイクが「X-ADV」です。
まるでスクーターとスポーツバイクのハイブリッドのような独特な世界観を持つマシンで、さすがに本格的なダート走行には向かないですが、フラット林道程度ならそのまま入っていける懐の深さが魅力です。
また、5インチの大型液晶ディスプレイがとても見やすく、トラクションコントロールやモードセレクトなどの電子制御が快適なツーリングをサポートしてくれます。
HONDA X-ADV |
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒、排気量:745cc シート高:790mm、重量:236kg 車両価格:1,320,000円(税込) |
ハーレーダビットソン:パンアメリカ / パンアメリカ Special
ハーレーといえば大排気量クルーザーモデルの顔のような存在ですが、突如2021年に異色の新モデルが登場しました!
それは、これまでのハーレーとは全く異なる個性的なデザインと、新開発のレボリューションMAXエンジンを搭載したアドベンチャーモデル「パンアメリカ」です。
数々の快適装備と電子制御を満載した巨大な車体は、なんとオフロード走行にも対応しており、更に上位モデルの「パンアメリカ Special」には画期的な自動車高調整システム「アダプティブライドハイト」が搭載されています。
ハーレーダビットソン パンアメリカ |
エンジン:水冷4ストロークV型2気筒、排気量:1,252cc シート高:830mm、重量:258kg 車両価格: 2,745,600円〜(税込) ※パンアメリカ Specialの車体データ |
BMW R1250GS アドベンチャー
常にアドベンチャーバイクというカテゴリーの頂点に位置し、競合他社のベンチマークであり続けるマシン、それがBMWの「R-GSシリーズ」です。
中でも最上位グレードの「R1250GS アドベンチャー」は、圧倒的な存在感と至れり尽くせりの装備、それから最新の電子制御の数々を盛り込んだ「全部入りの究極のアドベンチャーバイク」と言える存在で、もはや乗ること自体がステータスと言っても過言ではありません。
とは言っても実車を目の当たりにすると、乗ることを躊躇してしまう車格にビビりますが、いざ走り出すとあまりの乗り易さと、オフロードを「普通に」走れてしまうことに誰もが驚くはずです。
BMW R1250GS アドベンチャー |
エンジン:水冷4ストローク水平対向2気筒、排気量:1,254cc シート高:850mm、重量:278kg 車両価格:2,319,000円〜(税込) |
見ているだけでアドベンチャーな気分に浸れる!
個人的なアドベンチャーバイクの最大の魅力は「マシンを見ているだけで冒険心が湧いてくる、どこか遠くに行きたくなる」つまりは見ているだけでアドベンチャーな気分に浸れることです。
だから、退屈な日常から抜け出したい、、、そんなライダーはアドベンチャーバイクを所有することをおすすめします!
アドベンチャーバイクに関する記事↓
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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