バイクでのんびり走っていたり、小さいバイクに乗っていたりするとあおり運転を受けることがあります。そんなとき安全に切り抜けるためにはどうしたら良いでしょうか?
バイクの楽しみ方は人それぞれで、景色を楽しみながらのんびり流すのも気持ちがいいものです。
しかし時には煽り運転に遭遇してしまうことも。特に、信号のない快走路や高速道路では、後ろからプレッシャーを感じる場面も少なくありません。
あおり運転を受けると怖くて身体にも変な力が入ってしまいます。しかし、煽り運転の恐怖がトラウマになってバイクに乗れなくなってしまうのは非常にもったいない。
この記事では、バイクで煽られないための運転術と、万が一煽られたときの適切な対処法について詳しく解説します。これを読んで、安心してバイクに乗れるようになりましょう!
バイクで煽られやすい状況とは?
バイクに乗っている際に煽り運転を受けやすい状況を理解する事は、ライダーが安全に走行する上で非常に重要です。
車間距離が近い
バイクはクルマと比較して運転者からの前方の視界が広く、安全が確認しやすいため前車との車間距離が近くなることがあります。
これをクルマ側のドライバーが『煽られている』と捉え、急ブレーキや蛇行運転などの煽り運転に合うことも。
すり抜けや頻繁な車線変更
次に、バイクがすり抜けや、車線変更などを頻繁に行う場合、その動きが他のドライバーに予測しづらく、反感を買う可能性が大きいです。
このような場合、周囲の車のドライバーがバイクの運転にイライラして煽り運転に及ぶことがあります。
これらの状況を避けるために、ライダーは常に周囲の車両と適切な車間距離を保ち、予測可能な運転を心掛けることが求められます。
交通法規を遵守し、積極的に安全な運転技術を身につけることで、煽り運転に遭遇するリスクを減らすことができるでしょう。
煽られないための運転マナー
バイクの運転マナーを守ることと適切な運転技術を身につけることは、煽り運転を防ぐ上で非常に重要です。
十分な車間距離を保つ
速度や道路状況に応じた適切な車間距離を取り、周囲をよく観察しましょう。適切な車間距離を保つことは、急なブレーキや事故の際に衝突を避けるために重要です。
また、十分な車間を保つことで、煽り運転の原因となる状況を避けることができます。
流れに合わせたスピードで走る
交通の流れに合わせたスピードで運転することも大切です。速すぎても遅すぎても、後続車に不快感を与え、煽り運転の原因となることがあります。
合図を早めに出す
車線変更や方向転換をする際には、必ず事前に合図を出し、周囲の車両に意図を明確に示すことが重要です。突然の動きは誤解や危険を招きやすいので、スムーズかつ予測可能な運転を心掛けましょう。
交通の流れを読む
ハンドサインやサンキューハザード、速い後続車が近づいてきたらすぐに道を譲るなど、交通の流れを読み、周囲の車両の妨げにならない運転を心がけることも効果的。
急な減速や割り込みなど、自分がされたら嫌なことは他の運転者にもしないよう注意しましょう。
あおられた時の冷静な対応策
距離を取る
煽り運転を受けた場合は、『煽り返してやろう!』などと考えず冷静に行動しましょう。感情的にならずに煽ってくる車との距離を広げて下さい。煽り運転をするような人種とは関わらないのが一番です。
車間距離を取っていれば、煽り運転者が不測の行動を取った場合でも反応しやすく、安全に対処することができます。
避難する
状況がエスカレートする兆しがある場合は、安全な場所への避難を検討してください。人が多くいる場所や警察が近くにいる場所への避難が望ましいです。
証拠を残す
可能であれば、煽り運転をしている車両のナンバープレートを記録し、状況が許すならビデオや写真で証拠を残すことが推奨されます。
ただし、運転中のスマホ撮影は危険を伴うため、安全が確保できる状況でのみ行ってください。ドライブレコーダーやアクションカメラを搭載しておくと効果的です。
警察に通報する
煽り運転が激しく、自身の安全が脅かされると感じた場合は、警察に通報しましょう。特に、煽り運転が暴力的な行動に発展する恐れがある場合は、早急に対処を求めることが重要です。
ヘルメットを脱がずに走行中でも通話できるため、インカムを装着していると安心です。これらの対応策を踏まえ、煽り運転に遭遇した際は冷静に状況を判断し、自分の安全を最優先に行動しましょう。
まとめ
バイクでのんびりと景色を楽しむのは素晴らしい時間ですが、時として煽り運転に遭遇することがあります。
煽り運転は、非常に不快で危険な行為です。適切な運転マナーを心掛け、冷静な対応をすることで、煽り運転のリスクを大幅に減らすことができます。
適切な車間距離を保ち、予測可能な運転を心掛けることが大切です。急な動きを避け、交通の流れに乗るようにしましょう。
煽られた際には感情的な反応を避け、冷静に状況を判断し、自身の安全を最優先に行動することが重要。必要があれば警察へ通報して下さい。
ドライブレコーダーの使用は、証拠保全のためにも有効です。安全なバイクライフを送るためには、この記事で紹介した対策を実践し、いつでも冷静かつ安全に配慮した運転を心掛けましょう。
この記事が皆さんの安全なバイクライフに役立つことを願っています。
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投稿者プロフィール
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バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
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