スポーツ系バイクに乗っているライダーの方は、当然そのスポーツ系のバイクが好きで乗っている方々だと思います。
峠やサーキットを走る時には、バイク用レザースーツやレーシングスーツやなど、走り重視の服装をされることが多いと思います。
今回はスポーツ系バイクに似合うお洒落なウエアという事で、街乗りファッションを中心に紹介していきたいと思います。
スポーツ系バイクとは
まず、スポーツ系バイクといっても大きく分類してもネイキッド・ストリートファイター・スポーツツアラー・アドベンチャースポーツ・スーパースポーツなど、いくつかに種別されます。
もとはモータースポーツという言葉からきたスポーツ系ですが、区分が曖昧です。ここでは、スーパースポーツ系のフルカウルタイプをスポーツ系と定義していきたいと思います。
街乗りファッション
スポーツ系というとレーサー的なものを想像しますし、当然それらは似合うのですが、ここではもう少しカジュアルに、街乗りファッションを中心に紹介させていただきます。
街乗りといっても、バイクに乗るうえでは当然、安全面も考慮しなければいけません。しかし、街にバイクで出かけるのであれば、街に馴染む服装を選ぶ必要があります。
そんな街にも馴染めて、安全面も考慮した「お洒落な街乗りファッション」を紹介していきます。
レザージャケット
まずは、ライダーなら1枚は持っておきたい、レザージャケットから紹介させていただきます。革は風を通さず、保温性も高く、素材も丈夫でライダーにとって抜群に相性が良いジャケットです。
BATES(ベイツ) レザージャケット BAJ-A1
引用:paypayモール
BATES(ベイツ)のレザージャケットBAJ-A1です。
BATESは、1939年にアクセサリーパーツ業として始まりましたが、’71年に公開された『イージー・ライダー』でのキャプテンアメリカのジャケットを手掛けた「ABC Custom Leathers」をデザイナーごと吸収合併して、ファッション業界にも参入しました。
その後、俳優スティーブ・マックイーンが愛用したことや、レースシーンにおいてもマート・ローウィルやケニー・ロバーツといった伝説となったトップレーサー達をサポートし、全米のレースシーンを数々の名作モデルで彩りました。現在でもBATESの名は廃れることなく、多くのライダーに愛用されています。
こちらは、‘70年代のBATESヴィンテージ復刻デザインのダイヤ柄で、硬めに仕上げたキャニオンレザーを使用しています。
表地には牛革(1.3~1.5mm)が使用され、裏地にはサテン(ポリエステル)が使用されています。また、肩・肘ウレタンパッド(縫込み脱着不可)が装備されています。
クラシックレーサーのこのジャケットは、最低限の装備はしつつ街乗りとしてもスポーツ系バイクに非常にマッチします。
参考価格:69,360円(税込み)
TEDMAN(テッドマン) DEVIL SOLDIER フライトジャケット TMAL-410
引用:YAHOO!ショッピング
TEDMAN(テッドマン) のフライトジャケット「DEVIL SOLDIER 」TMAL-410です。
TEDMANは、1991年にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのトーランスで、テッドカンパニーとして誕生しました。
第二次世界大戦以来、様々な部隊マスコットが誕生し、その中の「レッドデビル」にインスパイアされ「テッドマン」としてタトゥーのモチーフとして人気となりました。それから「テッドマン」がファッションのデザインとして人気を集め、様々なアイテムが製造されました。
こちらは、テッドマンがデザインされた本革仕様のMA-1タイプのフライトジャケットです。柔らかい上質なピッグレザーを使用し、立体感のあるテッドマンの3Dワッペンがいい味を出しています。
レーサー仕様ではありませんが、防寒性にもすぐれスポーツ系バイクにもとても似合います。
参考価格:60,500円(税込み)
Schott(ショット) SHEEP CLASSIC RACER JKT(シープ クラシック)
引用:YAHOO!ショッピング
Schott(ショット)のSHEEP CLASSIC RACERジャケットです。
Schottは、アメリカ合衆国のニューヨークで、アーヴィン・ショットとジャック・ショットの兄弟 によって、レインコートを作る会社としてブランドスタートをしました。
1928年に世界で初めて、フロントジッパーを採用したライダースジャケットを発表 しました。このことが後のライダースの仕様に大きな影響を与えました。
誕生から100年以上の歴史を持つMade in USAの「Schott」は現在も多くのファンに愛されています。
こちらは、しなやかで柔らかい質感の シープスキン(羊革)を使用し、Schottのモデルの中でも不動の人気を誇るクラシックレーサーのジャケットです。
ライナーはサラリとしたポリエステルで、袖通りも良く着用しやすくなっています。
このシンプルで王道のクラシックレーサーのジャケットは、スポーツ系バイクの街乗りにぴったり似合います。
参考価格:68,200円(税込み)
レザージャケットについて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ読んでみて下さい↓
ミリタリージャケット
ミリタリージャケットは、元々が過酷な環境・状況に耐えうるように軍で使用されていたジャケットのため、ライダーのジャケットとしてすごく相性がいいのです。
Buzz Rickson’s(バズリクソンズ) B-10 フライトジャケット
引用:YAHOO!ショッピング
Buzz Rickson’s(バズリクソンズ)のB-10フライトジャケットです。
Buzz Rickson’sは東洋エンタープライズ社が、1993年にフライトジャケットの歴史と誇りを追及するミリタリーブランドです。
その復刻作業は、当時の軍用としての環境に耐えうる規格に基づいたもので、糸の縫合から織り、生地の素材、各部の軍用パーツ、全体のフォルムに至るまで徹底的にこだわっています。
B-10は第二次世界大戦末期の1943年に、初の布製のフライトジャケットとして登場しました。ライニングにアルパカウールを採用したことで、シープスキンに匹敵する保温性を誇りました。
こちらのB-10フライトジャケットは、表素材は綿100%の丈夫なコットンツイル生地になっています。また裏地は、ウール40%/アルパカ35%/コットン25%の天然素材混紡パイルのファー仕上げで、防寒性・保温性が確保されています。
また、こちらのB-10はスーペリア・トッグス社製の復刻モデルです。
この歴史あるフライトジャケットもスポーツ系バイクの街乗りには、抜群にマッチします。
参考価格:81,400円(税込み)
AVIREX (アビレックス) N-2B フライトジャケット
引用:Amazon
AVIREX(アビレックス)のN-2Bフライトジャケットです。
AVIREXは、1975年にアメリカ空軍のコントラクターとして発足し、厳しい軍規定をクリアして次々と開発し、膨大な数の製品を納品してきた実績があります。
そんなAVIREXは、より広くフライトジャケットを知ってもらうために街着として発表し、瞬く間に脚光を浴びるようになったのです。
このN-2Bは、1950年代初期にヘビーゾーン(-10℃~-30℃)用のフライトジャケットとして開発されたN-2Aに改良を加えられたモデルです。
表地は、ナイロン100%で、裏地もナイロン100%です。 中わたは、毛60%・ポリエステル25%・レーヨン12%・ナイロン3% の配合となっています。
こちらのフライトジャケットもスポーツ系バイクとの相性もバッチリです。
参考価格:96,800円(税込み)
ナイロンジャケット
ナイロンジャケットは、軽くて耐久性もあり、お手入れも楽で、比較的に価格もお手頃といったところでおすすめです。薄手のモノから、防寒性の高いものまでいろいろなタイプがありますので、シーズンに合わせて、またファッションアイテムとしても何着か持つのに最適です。
VANSON(バンソン) ライダース ワンスター JFV-801
引用:Amazon
VANSON(バンソン)別注モデルのワンスター ボンディングライダースジャケット JFV-801です。
VANSOは、1974年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州のボストンにて設立されました。当時からライダースジャケットの製作を行い、モーターサイクルの市場に進出し、日本を含む各国からの需要も高まり、アメリカ最大級のライダースメーカーとしての地位を確立しました。
また、レザージャケットを中心に人気のアメカジブランドでもあります。
VANSONには別注アイテムやコラボアイテムが存在しており、こちらも別注モデルで、表地に光沢のあるサテン生地(ポリエステル100%)が使用され、裏地には薄手のフリース生地(ナイロン100%)を張り合わせた、ボンディング仕様のシングルライダースジャケットです。
こちらは、春・秋シーズンに最適で、スポーツ系バイクにも抜群にマッチします。
参考価格:18,480円(税込み)
CRAY SMITH(クレイスミス) フライトジャケットDRAG FORCE CSY-8320
引用:Amazon
CRAY SMITH(クレイスミス)のフライトジャケットタイプのDRAG FORCE CSY-8320です。
CRAY SMITHは、1930年代に誕生したと言われるアメリカン・カー・カルチャー「ホットロッド」。そのホットロッドカルチャーのれい明期 の1931年に設立された、カムシャフトを中心に高精度のカスタムパーツを提供することで有名なブランドです。
CRAY SMITHの有名なキャラクター「スモーキングウッドペッカー」。この葉巻をくわえた黄色いくちばしと赤い羽根毛 のキャラクターを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
こちらは、そんなCRAY SMITHからMA-1フライトジャケットタイプのジャンバーで、ワッペンや刺繍が惜しみなく施されています。
表地にナイロン100%、裏地にフェイクファーを張り、防寒・保温性も万全です。
アメリカンレーシングなCRAY SMITHは、スポーツ系バイクにもピッタリ合います。
参考価格:35,200円(税込み)
その他ジャケット
こちらでは、レーサージャケット寄りですが、街着としても全然「OK」なメッシュジャケットをふたつ紹介します。
BATES(ベイツ)2ウェイメッシュジャケット BJ-M2011SPL
引用:YAHOO!ショッピング
BATES(ベイツ)の2ウェイメッシュジャケットBJ-M2011SPLです。
BATESに関しては、上記に説明がありますので割愛させていただきます。
こちらは、肩にチタンパッド(脱着不可)、ソフトプロテクターを肩・肘・胸・背中に標準装備(脱着可)しています。また、防風インナーも標準装備し脱着可能となっています。
春・夏・秋と長いシーズン活躍でき、必要に応じてソフトプロテクターも脱着可能ですし、BATESのデザイン性の高さから街乗りとしても充分利用できます。Gパンなどと合わせるとよりカジュアル感がアップします。
参考価格:35,380円(税込み)
MICHELIN(ミシュラン)メッシュジャケット M18109S
引用:Rakuten
MICHELIN(ミシュラン)のメッシュジャケットM18109Sです。
MICHELINは、1889年に創立された、フランスの世界最大規模のタイヤメーカーです。誰もが知っているタイヤメーカーからライディングウエアが発売されています。
そのMICHELINからサーキットの空気感が漂うスタジャン風メッシュジャケットです。通気性の高いポリエステルメッシュ生地を使用しています。薄手ながらも肩・肘・脊髄・胸部パットのポケットを装備し、本格的な走りにも対応しています。
春から秋にかけて、長いシーズン使用でき、街着としてもお洒落なデザインを追及していますので、スポーツ系バイクにもマッチします。
参考価格:20,400円(税込み)
まとめ
スポーツ系バイクに似合うお洒落なウエア9選ということで紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
レーサー系以外にもクラシック系・ミリタリー系などの中から、街乗りでのスポーツ系バイクに抜群にマッチするウエアを選択させたいただきました。
場面や気分に合わせて、ファッションを楽しむのもライダーの楽しみのひとつではないでしょうか?
今回紹介させていただいた中で、お気に入りが見つかったのなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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バイク大好きで30年近く乗っています。
バイクのメンテナンス・カスタムは、ほぼ自分ですべてやります。
愛知県在住でツーリングも大好きです。
◇バイク保有経歴
ゼファー400(マフラーはモリワキのワンピース搭載)
⇒ボルティ(カフェレーサーフルカスタム)
⇒Roiyal Enfield Bullet350
⇒エストレヤ(カフェレーサー・CRキャブ搭載)
⇒GN125H(カフェレーサカスタム進行中・現在所有)
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よろしくお願いします。
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