皆さん、楽しいツーリングライフを送っていますか?
自然いっぱいの道で風を感じたり、目的地でおいしいものを食べたりと、バイクは様々な娯楽を与えてくれます。
一方で、走行中や目的地到着後に「これがあったら便利だな」「もっと楽な方法ないかな」というシチュエーションに遭遇することもあるでしょう。
上記のような気になる点は、バイク用品が解決してくれるかもしれません。
この記事では、ツーリング時になくても良いけどあると便利なアイテムについて、走行中、目的地到着時、トラブル発生時といった状況に分けて紹介します。
快適な走行をサポートするアイテム
手の疲れ防止になる「スロットルアシスト」
高回転でアクセルを開け続けると、手首や前腕あたりに痛みが生じる場合があります。特に高速走行時に連続してエンジンを回す必要がある場合に発生するケースが多いです。
そんなときに、スロットルアシストをハンドル部分に装着すると手のひらでアクセルを回すことができるため、手首回りにかかる力を軽減させ、痛みを和らげてくれます。
腕の痛みが気になった際に装着してみてはいかがでしょうか?
振動による手のひら疲労を防ぐ「パームプロテクター」
パームプロテクターとは、手のひらに装着する事で振動に起因する腕の疲れを軽減するアイテムです。
元々はオフロード走行の際に使われるもので、地面の凸凹からくる衝撃に耐えるため、ライダーはハンドルを強く握り続ける必要があります。その結果手のひらにマメができやすくなり、痛みで走行に悪影響を及ぼしてしまいます。
上記のような理由から、手のひらにかかる負担を軽減するために使われるようになりました。
舗装路での走行時も活用ができるため、ハンドルを握り続けることで疲れを感じる際に装着すると良いでしょう。
長時間の走行によるおしりの痛みを軽減「ゲル入り座布団(ゲルザブ)」
長時間走行し続けると、おしりが痛くなってきませんか?バイクの純正シートが固いと、余計に痛みやすくなる人もいるでしょう。
ゲル入り座布団、通称ゲルザブは長時間のライディングでのおしりの疲労進行を防ぐ効果があります。実際に座ると意外と柔らかくはないものの、おしりからシートにかかる圧力を分散させて痛みづらくなるのです。種類によって大きさや装着方法が変わるため、バイクが対応しているかどうか購入時にチェックしましょう。
エフェックス発のゲルザブは巻き付けタイプと純正シートの裏に貼り付けるタイプがあります。↓
お使いのスマートフォンをツーリング中のナビ代わりに「スマホホルダー」
多くの方がお持ちと思われるスマートフォンはスマホホルダーを用いることでバイクに装着することができます。
バイク用のカーナビがなくてもスマートフォンアプリのナビ機能を画面を見ながら使用できるため、日常利用しているスマホをツーリング中も活躍させることができます。
スマホホルダーに関する記事はこちらから↓
ホルダーにスマホを装着する際に便利なUSB電源に関する記事も公開しています↓
蒸れの防止や防寒対策まで用途は様々「インナーグローブ」
バイク用のグローブの下にインナーグローブを装着することで、夏は手汗の不快感を軽減する吸水速乾効果、冬は寒さから守る保温効果が期待できます。
全てのシーズンをを網羅するアイテムは多くないため、夏用と冬用に所持しておきましょう。例えば、RSタイチからは「クールライド」「ウォームライド」と2種類販売されています。
ミラーにうつる視界を簡単に広くする、貼るタイプの「広角ミラー」
バイクの両サイドに取り付けられているバックミラーは、単に本体を取り換えるだけでなくフィルムを貼ることで広角に視界を広げることができます。
広角ミラーにすることで視界が広がったり、夜道を走る際に後方の車から飛んでくるライトの眩しさを軽減することが可能です。一方で、映し出される被写体が小さくなり、距離感が掴みづらくなるという点もあります。
広角ミラーと一言で言っても眩しさ軽減に特化しているものや、薄暗い時間帯の視認性を上げるタイプの製品が販売されています。購入時には自分のタイプに合うものを選びましょう。
デイトナの製品は車種やメーカーによって様々な種類が販売されています↓
高速走行を邪魔する風からライダーを守る「ウィンドスクリーン」
高速巡行時は走行風から発生する風圧の影響で体に疲労がたまります。また向かい風により小さな物体が飛んできて痛いなんてことも…。
ウインドスクリーンを装着することで、風による影響を減らすことができます。装着することでバイクの見た目が大きく変化しますが、疲れを気にせず快適にツーリングをしたい方におすすめのアイテムです。
製品によって取り付け方や対応する車種は異なるため、購入の際はバイクの車種が対応しているかどうか確認しましょう。
旅先でのトラブル対策に持っておきたいアイテム
突然の雨に降られても快適走行を維持する各種防水対策グッズ
ツーリング途中や出先で雨に降られた経験は多くの方がお持ちだと思います。雨で身体が濡れると、冷えてしまいバイクの操作に加えて自身の体調にも影響を及ぼします。
そのため、急な雨に備えてレインウェアや防水グローブを携行しておくと、雨天時の走行ストレスや操作性の悪さを軽減できます。特に何泊もするツーリングの際は雨の日が重なる可能性が高いため、持っておいても損はないでしょう。
雨天時の走行に関する記事はこちらから、雨対策グッズの紹介もしていますよ↓
ガス欠秒読み状態? そんな時に安心できる「ガソリン携行缶」
ガソリンメーターが限界に近づいている…でもガソリンスタンドが近くにない。そんな状態で走るといつガス欠を起こして走行できなくなるか不安になってしまいませんか。
そんな時の予備としてガソリン携行缶を持っておくと安心です。1リットル以下のペットボトル大のサイズのものが販売されているため、荷物はかさばらずに済みます。
近年、ガソリンに起因する事故や事件により、消防法による規制が強化されています。携行缶へのガソリンの注入時はガソリンスタンドにて本人確認や利用目的を控えたうえで行う必要があるので注意してください。
ガス欠対策はこちらの記事を参考に↓
転倒やパンク等の応急措置に必要な工具類
不慮の事故や立ちゴケで傷ついてしまったバイク…。傷程度であれば自走はできますが、ブレーキやクラッチレバーの破損や、タイヤのパンクは走行そのものが難しくなってしまいます。
そのため、車載工具を準備しておくといざとなったときの応急処置用に使えます。転倒時の部位破損は部品交換のためにレンチを利用して取り外すことが可能。また、タイヤの空気が抜けた際はパンク修理キットを使って補修することができます。
レンチ等の車載工具にはどのような種類があるかは下記記事で紹介されています↓
パンクに関する記事はこちら↓
目的地でバイクを降りた際に便利なアイテム
不安定な路面に停車する際の不安解消に「キックスタンドパッド」
未舗装の駐輪場などに停車する時、スタンドを安定させるためのアイテムとして、キックスタンドパッドがあります。
スタンドに接地する地面が土やぬかるみで柔らかくなっていると、車体の重みで沈み込んでバイクを倒してしまう危険性があります。キックスタンドパッドは、スタンドが接地する場所に置くことで車体を安定させることができます。転ばぬ先の杖として用意しておくと良いでしょう。
ヘルメットをバイクに固定、盗難対策にもなる「ヘルメットホルダー」
バイクから降車後に被っていたヘルメットを車体に固定するために、ヘルメットホルダーが役に立ちます。目的地でバイクを手に持って移動する必要はなく、盗難対策にもなるので非常に役に立ちます。
バイクのタンデムステップ部分に取り付けるタイプから、ワイヤー型のタイプまで様々なので、自身に合ったタイプを準備しましょう。
一方でヘルメットのリングがヘルメットホルダーに届かない、ヘルメットロック回りにサイドバッグがあるためリングを装着できないといった問題でヘルメットロックが使いづらいケースも。そんな時はヘルメットロックアシストをつかって、リングをひっかける位置を変えることで解消ができます。
キーを保管したり荷物を固定したり、ツーリング中の様々な用途に使える「カラビナ」
カラビナは登山用品として登場したアイテムですが、普段使いする際も使えるケースが多く、バイク用としても役に立ちます。
たとえば、バッグにひっかけることでバイクのキーなどを取り出しやすくしたり、目的地でバイクから離れる際にライディングウェアを車体に固定して落下・盗難防止を防いだり等。状況に応じて利用用途は様々。
1つでもカラビナを携行しておくといろんな場面で役に立つかもしれません。
ツーリングをもっと楽しむためにアイテムの準備を!
ツーリング中から降車後にかけて役に立つアイテムを紹介しました。
単にバイクに乗っているだけでは解消されない不便な部分や気になる点は、アイテムを駆使して解消することができます。これからのバイクライフに役立ててみてくださいね。
投稿者プロフィール
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主に千葉、神奈川へツーリングに行くことが好きな鈴木敬です。ライダー歴は今年で3年になりました。スズキですがYAMAHA MT-25乗りです笑
一緒にツーリングに行っていた友人がバイクを降りてからソロツーリングメインになり、月一の遠出やソロキャンプを楽しんでいます。
一人気ままなツーリングをしながら得た知見をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
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