四国はバイクで走るべき道、絶景スポット、ご当地グルメ、そして温泉がバランスよく散りばめられた「ツーリングパラダイス」です!
とは言っても、行きたくても四国はとても遠くに感じるかもしれませんが、実は「首都圏から直行フェリーで行ける」って知ってましたか?
そんな遠いようで実は近い場所、魅力あふれる四国のおすすめツーリングスポットを、元四国在住ライダーの僕が紹介します。
四国へのアクセス方法
四国は瀬戸内海に浮かぶ「巨大な離島」なので、昔から海上交通網が発達しています。
まずはフェリーですが、これは「オーシャン東九フェリー」が「東京→徳島」の便を日曜日以外は毎日運行してますので、実は首都圏から四国へのアクセスは良好です。
基本は有明を19:30に出発して、翌日の13:20に徳島港に到着するので、さすがに1〜2泊では実現できないですが、意外と四国ツーリングは「イケる」ということが分かると思います!
ちなみに本州の瀬戸内エリア、それから九州からも四国行きのフェリー(中・短距離)が出ています。
もう一つは「橋」を使ったアクセスで、こちらは有名な「瀬戸大橋」それから淡路島経由の「明石海峡大橋、大鳴門橋」を渡る方法、そして原付ライダーの聖地と呼ばれている「しまなみ海道」の橋をバイクで渡る3つの方法があります(瀬戸大橋、淡路島経由は原付不可)
どの橋も本州の人間が想像する、一般的な橋とは桁違いのスケールなので、ただバイクで走るだけでも、そして見るだけでも十分貴重な体験ができます!
ただしこちらは岡山県(瀬戸大橋)それから兵庫県(淡路島経由)そして広島県(しまなみ海道)までバイクで行く必要があるので、首都圏ライダーにとっては、長期休暇が取れない限りは現実的な方法では無いかもしれません。
四国のおすすめツーリングスポット5選
実際に僕がバイクで訪れた経験をもとに、ライダー目線で四国のおすすめツーリングスポットを5ヶ所紹介します。
四国カルスト
近年バイク系SNSで大人気の、今四国で最もHOTなツーリングスポットが「四国カルスト」です。
愛媛県と高知県にまたがる天空の草原地帯を貫く「県道383号線」が絶景ワインディングロードになっており、ライダーならテンションが上がること間違いなしです!
ここまでのアクセス路は四国らしい見通しの悪い細いクネクネ道ですが、ところが四国カルストに入った瞬間「スパッ」と景色が開けます。
四国カルストの中心エリア「姫鶴平」には駐車場、トイレ、売店、宿泊施設があり、雲海が見える人気のキャンプ場も併設されています。
なので日帰りでも宿泊ツーリングでも楽しめますが、僕としてはどちらでも「カルスト珈琲」に立ち寄ることをおすすめします。
目の前に広がる絶景を眺めながら、こだわりのハンドドリップコーヒーを飲める最高のオープンカフェです!
剣山スーパー林道
徳島にある「オフローダーの聖地」と言っても過言ではない、日本最長の林道が「剣山スーパー林道」です。
日本百名山の「剣山」を貫く林道の総延長はなんと「87.7km」と圧倒的な大ボリュームで、全国各地のオフローダーがここを目指してやってきます。
しかし、常に全線走れるわけではなく、部分的な通行止めが多いので、走る前の情報収集は必須です(参考:とくしま林道ナビ)
ここは超メジャー級の林道なので、ライダーのSNSやYouTubeなどで色々と情報が出ていますが「基本的にはフラット」という情報に対して僕は疑問を覚えます(汗)
中には「頑張ればオンロードバイクで行ける」との情報も見かけますが、かなり砂利が深く滑る区間もあるので、僕としてはオン車で行くことを一切おすすめしません。
何しろ長丁場ですので、途中にある休憩スポット「ファガスの森」でまったりしつつ、安全にマイペースで楽しく走りましょう。
足摺岬
ライダーなら黙って先端を目指せ!、、、ということで、高知県にある四国最南端の地が「足摺岬」です。
ここにある最果て感満載の展望台からは、270度(公式情報)の大パノラマが見渡せ、地球が丸く見えると評判です!
ちなみにここまでの道のりはかなり遠く、ライダーなら達成感も味わうことができます。
足摺岬までのメインロードは「国道321号線」ですが、ほぼ全線に渡って気持ちの良いシーサイドルートなので、語呂合わせで「足摺サニーロード(321:サニー)」と呼ばれています。
途中には観光スポットも多く、足摺岬までの道のりは確実に丸1日コースとなりますので、間違っても半日で行く計画を立てないことをおすすめします。
最終的には「県道27号線」か「県道348号線」で足摺岬を目指すことになりますが、僕としてはワインディングと絶景が楽しめる「県道348号線」を推しておきます。
讃岐うどん巡り
四国のご当地グルメといったら「讃岐うどん」を絶対に外すわけにはいきません!
ということで、無数にある香川県のうどん屋の中から、僕が独断と偏見で選んだ3店舗を紹介します(完全に僕の好みです)
山内うどん
本場の讃岐うどんを食べるならココ!と豪語したい、超メジャー級かつディープなうどんを味わえる有名店です。
一見すると民家にしか見えないシンプルな佇まいは「美味しい讃岐うどん屋の条件の一つ」で、行列がなければお店と分からないレベルです。
ここのうどんは一口食べた瞬間に「美味い」という言葉が脳を支配します(天ぷらも是非)
山越うどん
釜玉うどんを提供する店は数あれど、ここは由緒正しき「釜玉うどん発祥の店」と言われている名店です(諸説あります)
ある意味今風のオープンエアな飲食スペースを併設した開放感溢れるお店で、のどかな田園風景を見ながら至高の一杯を味わえます。
ただし週末は激混み必須なので、可能な限り平日、それもお昼時をずらせばゆっくりと味わえます。
上戸うどん
うどん県、、、もとい香川県の最西端のうどん店、それが知る人ぞ知る「上戸うどん」です。
なんと朝6時から営業しているライダーの強い味方で、ここを起点に「讃岐うどん巡り」をするのが最も効率的です(看板には8:00〜と書いてます)
おすすめメニューは王道の「かけうどん」ですが、今までチェーン店で食べていた「かけうどん」は一体何だったんだ?と自分に問いかけたいほどの絶品です。
道後温泉
愛媛県にある四国を代表する観光スポットが「道後温泉」です。
あの「日本書紀」にも登場する、日本最古の温泉と言われおり(諸説あります)一見すると泊まれそうですが、実は「日帰り専用施設」となっています。
バイクは建物の裏手にある無料駐輪場に停められますが、常にある程度埋まっているので、、、GSのような大型バイクの方は控えた方が賢明です(周辺にバイクOKの有料駐車場あり)
温泉を楽しむのはもちろんですが、ライダーなら「道後温泉の素敵な建物と愛車を一緒に撮りたい」と思うことでしょう!
結論から言うと建物の正面は車道では無いので、一応押して持ってくることはできますが、周りの観光客の冷ややかな目が気になるので、、、おすすめは裏手の車道の路肩に停めて写真を撮ることです。
道後温泉はツーリング中にフラッと立ち寄る場所というよりは、その日の目的地としてぜひ宿泊前提で行きましょう(バイクを停めれる格安宿:ホテルエコ道後)
四国はツーリングパラダイス!
四国はライダーの好きなものが詰まったツーリングパラダイスです!
一周するのもよし、うどん巡りをするのもよし、ひたすら走るのもよし、とにかく一度愛車と行ってみましょう、必ずリピーターになりますから。
くれぐれもフェリー代破産にはご注意を、、、汗
モトコネクトでは全国のツーリングスポットを紹介しております↓
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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