ライダーは暖かくなると北を目指す習性がありますが、ならば本州最北端の地「青森県ツーリング」はいかがでしょうか?
言わずと知れた「リンゴ王国」の青森県には、実はライダーの大好物のご当地グルメや道の果て、それからワイディングロードに温泉、そして興味深いB級スポット(?)などが点在しており、、、ツーリングの目的地としてのスペックはかなり高めです!
ということで、東北出身かつ日本2周ライダーの僕が、青森県のおすすめグルメ・ツーリングスポットを5ヶ所紹介します。
1 本州最北端 大間崎・マグロ丼
青森県は下北半島の最北端に位置する場所が「大間崎」です。
この先にあるのは北海道、、、つまりは「本州最北端の地」で、すぐ近くのフェリーターミナルから本州と北海道を繋ぐカーフェリー「津軽海峡フェリー」が毎日出航しています!
なお、ライダーとしては「愛車と本州の北の果まで来た達成感」を味わうことと「大間観光土産センター、土門商店、浜乃屋商店」の3か所で販売している「本州最北端大間崎到着証明書(200円)」を入手することが義務となっております。
大間といえば本州最北端であること以外に「マグロの一本釣り」でも有名で、多くの飲食店で通称「大間マグロ」と呼ばれるクロマグロ(本マグロ)を味わうことができます!
特に漁師さんが経営している食堂「魚喰いの大間んぞく」のマグロ丼は絶品で、初めて行くならここで食べることをおすすめします。
決して首都圏ではあり得ない鮮度とボリュームを誇る極上のマグロ丼を、現地ならではのリーズナブルな価格で味わうことができます。
大間崎・マグロ丼
〒039-4601 青森県下北郡大間町大間大間平17-1
TEL:0175-37-2233(大間町観光協会)
料金:入場無料
駐車場:徒歩圏内に町営無料駐車場あり
おすすめの食堂:魚喰いの大間んぞく
公式HP:https://oma-wide.net/
2 アンジェリック
せっかくリンゴ王国の青森県に来たからには、現地の美味しいりんごスイーツを食べたい!!、、、ということで、それならりんごスイーツの王道の「アップルパイ」はいかがでしょうか?
アンジェリックは青森市内に店舗を構える人気スイーツショップで、目玉は青森産のりんごをふんだんに使った至高のアップルパイです!
一度でもここのアップルパイを食べると「今まで食べてきたアップルパイは一体何だったのか?」と哲学的な思考にとらわれる事間違いなしです。
アンジェリックのアップルパイはカリッ!と香ばしい食感がクセになる逸品で、これはパイ生地の底面をキャラメリゼ(焦げ色を付けて香ばしく仕上げる方法)しているからです。
肝心のリンゴは全て青森県産の「ふじりんご、紅玉」を中心とした、オーナー自ら厳選したものを使っており、こんなにも手間をかけて素材にもこだわっているのに、、、1個460円という時代に逆行する高コスパを実現しています(※ご時世的に価格は常に変動します)
とにかく青森県に行ったらリンゴスイーツ!特にアンジェリックのアップルパイを食べることは、ライダーの果たすべき義務なのです。
アンジェリック
〒030-0113 青森県青森市第二問屋町2-8-32
TEL:017-757-8012
営業時間:10:00~18:00
定休日:火・水曜日、元日
駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.angelique-aomori.jp/
3 津軽岩木スカイライン
標高1,625mの岩木山を一気に駆け上がる豪快なワインディングロードが「津軽岩木スカイライン」です。
その言葉通り「一気に駆け上がる」都合上、平坦な区間はほぼ皆無となっており、その代わりに69ヶ所(!)のヘアピンカーブがライダーを待ち構えています!
ちなみに津軽岩木スカイラインは通行料1,050円の有料道路ですが、腕に覚えのあるコーナリング好きライダーなら血が騒ぐはずです!
津軽岩木スカイラインの終点は標高1,247mの8合目で、ここからリフトと徒歩で岩木山の山頂を目指すこともできます!
しかも、徒歩区間はたったの40分程度と「登山ではなくトレッキングレベル」なので、せっかくここまで来たら実は日本百名山の岩木山を制覇することをおすすめします!
なお、津軽岩木スカイラインは下界との気温差が大きいので、必ず防寒インナーやカッパを準備してからアタックしましょう(走りも歩きも)
津軽岩木スカイライン
〒036-1345 青森県弘前市大字常盤野字黒森56-2
TEL:0172-83-2314
営業時間:8:00~17:00
冬季閉鎖期間:11月中旬〜4月下旬
通行料:1,050円(バイク)
駐車場:8合目駐車場(無料)
公式HP:https://www.iwaki-skyline.jp/
4 不老ふ死温泉
「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない・・・」という果たして薬事法に引っかからないのか?と不安になるくらいの抜群の効能と、海沿いスレスレにある強烈なビジュアルのコンビネーションが織りなす名泉が「不老ふ死温泉」です!
あまりにキャッチーなどストレートなネーミングに加えて、なんと!名物の露天風呂が混浴だったりするので(女性専用露天風呂あり)、、、もしかしたら1度入ると2度と忘れることの出来ない温泉かもしれません、、、
そもそも「不老ふ死温泉」とは、青森県屈指の夕陽スポット「黄金崎」にある一軒家の温泉旅館で、名物の「海辺の露天風呂」を含めて日帰り入浴が可能となっています!
ちなみに入浴料は600円で、もちろん旅館内の内湯の入浴も可能で、全部で3種類の温泉を楽しむことができます!
とにかくツーリングに旅情や非日常を求めるライダーにはもってこいの、色々な意味でインパクト大の温泉です。
不老ふ死温泉
〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
TEL:0173-74-3500
日帰り入浴営業時間:9:00〜19:00(お風呂によって終了時間が異なる)
入浴料:600円
駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.furofushi.com/
5 キリストの墓
えぇ、、、はい、、、何となくアナタの言いたいことは分かります、、、が!決して僕はふざけているわけではありません!
とにかく青森県の新郷村には、かの有名なキリストの墓があり、、、一般的には「ローマ帝国により処刑された」とされているキリストですが、実は処刑されたのは身代わりとなった弟「イスキリ」であり、キリスト本人はその後日本に渡り新郷村で余生を過ごした、、、という仮説によるものです、、、
まさに「信じるか信じないかはアナタ次第です」と何処かで聞いたようなセリフが頭によぎる仮説ですが、少なくても可能性が0ではない限り、ある意味ロマンあふれる場所ではないでしょうか?
キリストの墓はその名も「キリストの里公園」の敷地内にあり、何と!仮説ではキリストの身代わりとなった弟「イスキリの墓」もあります!
同じく敷地内にある「キリストの里伝承館(200円)」では「キリスト新郷村移住説」を詳しく知ることができるので、歴史ロマンが好きなライダーはぜひ立ち寄ることをおすすめします!
ちなみにあくまでこれは余談ですが、、、新郷村には何と!あのピラミッド(大石神ピラミッド)まであるというから驚きです、、、ってか、新郷村マジでヤバすぎませんか?
キリストの墓
〒039-1801 青森県三戸郡新郷村戸来野月33-1(キリストの里公園)
TEL:0178-78-3741
料金:入場無料、キリストの里伝承館は200円
駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:http://www.vill.shingo.aomori.jp/sight/sight_main/kankou/sight-christ/
青森県は色々とヤバい!
いやぁ〜色々とヤバいですね!極上のアップルパイにまさかのキリストの墓?それから69ヶ所のヘアピンカーブに不老ふ死になれる温泉、、、から〜の?ライダーの大好物の端っこ!本州最北端!?、、、こ、これはヤバい、ちょっと青森県ヤバすぎませんか?
ということで、もはや青森県しか見えなくなっているアナタは、今週末に愛車と北を目指していることでしょう!
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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