春〜初夏は気候も良く、休日には連なって走るライダーたちがいっぱい。
バイク日和になり、ツーリングデビューを検討している人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、私がツーリングデビューした時のエピソードも含めビギナーや初ツーリングのコツや注意点をご紹介します。
走る前にぜひ一読して参考にしてくださいね。
初めてのツーリング!ビギナーが心得るべきコツ
初めてのツーリングは安全第一に。
ツーリングビギナーも含め、心得てほしいツーリングデビュー時のコツを紹介します。
最初は好条件を揃えてツーリングに臨む
ざっくり言えば「走りやすい天気」「走りやすい気候」「走りやすい道」という好条件下でのツーリングデビューがおすすめです。
いきなり峠や雨の中を走るのは危険であり「怖い」という思い込みによってバイク自体が嫌になりかねません。
「一緒に走る人とインカムで話しながら…」というのも楽しいですが、これもある程度バイクに慣れてからの方がベター。
いっぱいいっぱいの状態の時は走りに集中した方がいいし、走行時返事をする余裕すらないかもしれないので(実体験済み)。
ビギナーや初ツーリングのベストな距離・時間
初めてのツーリングはあくまで「慣らし目的」だと割り切り、距離にして遠くても片道100km先が無難。
途中で渋滞に巻き込まれる可能性や迷う可能性、寄り道や休憩を考えると、予想以上の体感距離を走ることになるからです。
時間は日帰りの場合は出発〜戻りまでが12時間以内に収まるのが理想的。
「もう少し走りたい」「もっと行けそう」と思えるところで、いったん終えることをおすすめします。
すべては安全のためですね。
初ツーリングはソロツーリング・マスツーリングのどっちがおすすめ?
結論を言えば「どちらでもいい」です。
近場であればソロツーで十分だし、グループで走るマスツーリングもトラブルがあった時などに頼れるメンバーがいると心強いですからね。
【ソロツーリングのメリット】
- 人と合わせなくて済むので自分のペースで走れる
- 行き先の決定も変更も自由
【ソロツーリングのデメリット】
- 喜びや楽しさを共有できる人がいない
- 自分で対処しきれないトラブル(迷子や転倒時)の心配が大きい
【マスツーリングのメリット】
- 人について行けばいいので道に迷わない
- 思い出や楽しさを共有できる
【マスツーリングのデメリット】
- 日程を合わせるのが大変
- 自分のペースで走る自由がない
どちらが良い・悪いではないので「自分がどう走りたいか」を基準に考えてみましょう。
個人的にはバイク慣れした人2〜3人とのツーリングがベスト
あくまで筆者である私個人の意見ですが…。
ガンガンかっ飛ばす人と一緒に走ると、どうしても無理やりついていこうとしてしまったり、置いていかれた時に焦ってしまって危険。
こちらが初心者だということを理解した上で、無理な走りをしない人と一緒がベストだと思います。
【注意点】高速に乗るならETCがおすすめ
バイク教習には高速道路がないため、ツーリングデビューにはぶっちゃけ不向き。
それでも今後に備えるなら、ETCの取り付けをおすすめします。なぜなら地方などでは、料金所が「ETC専用」に移行しつつあるからです。
自力での取り付けは危険過ぎるので、ETCは必ず登録店で付けてもらいましょう。
【ETCの搭載器の費用相場】
アンテナ別型のもの 9,000〜30,000円
アンテナ一体型 7,000〜20,000円
取付費用はバイクによって異なりますが、8,000〜20,000円。全部で4〜5万ほど見積もっておいた方が良いでしょう。所要時間は60〜1時間30分ほどで完了する事が多いです。
筆者・上田のツーリングデビューは…
【ツーリングデビュー】
筆者上田の場合、バイクを購入したその日にツーリングデビューしました。
バイク店に店主の知り合いライダーさんが来ており、「一緒にその辺走ってもらってきたら?」という流れで、田舎町を2〜3kmゆるやかに一周してきたのが初めての走り。
距離的にもちょうどよかったし、バイク歴15年のベテランライダーさんと一緒だったことで、大変心強かったのを覚えています。
あれから10年の時を経てバイクにリターンした私。
ブランクがあったので大変でしたが、近所を何周も何周も回ってタイヤ慣らししました。
【その3ヶ月後】
職場と家を行き来するだけだったんですが、本格的なツーリングはなんと…愛媛県から静岡まで!
広島まで船でバイクを乗せて移動し、そこから600Kmの距離を高速道路ぶっちぎって走りました。
楽しかったけれどあまりにも無謀過ぎるので、初心者にはあまりおすすめしませんね。
ツーリングデビューは安全第一。自分を過信しないこと
納車してどんどん走りたくなる気持ちは分かりますが、初心者の場合は安全第一(もちろん走り慣れてからも常に安全第一ですが)。
「もっと行けそう」と思う一歩手前くらいでストップし、徐々に距離や時間を伸ばしていくのがおすすめです。
誰でも最初は初心者だし、バイクの運転は乗ったら乗っただけ上達していくもの。ソロツーリングやマスツーリングも経験し、コツやマナーを覚えてどんどん自分の糧にしてくださいね。
投稿者プロフィール
- 愛媛県今治市在住のママライダー。フリーランスのWEBライターです。主に文章を書き、趣味でイラストを描いてます。CB400SSに10年乗ったのち、2023年秋よりHONDAのグロムに乗り換え。田舎の下道や海沿いを、気の向くままにのんびり走るソロツーリングを好みます。地図と数字と冬が苦手。好きなのは旅、東京、コーヒー。初心者や女性ライダーさんに優しい記事をお届けできればと思います。
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