今回は【2022年】の中型バイクに注目して、おすすめランキング形式で紹介していきます。
近年、「排出ガス規制」の関連などで国産中型バイクの製造が終了するケースをよく耳にしてきました。多くの魅力あるバイクが消えていくのは、寂しさを感じます。そんな中でも新しいバイクの登場は、やはり楽しみですよね。
2022年現在の注目バイクをお楽しみ下さい!
中型バイクとは
引用:Pixabay
中型バイクとは、普通自動二輪免許で運転できる126~400ccまでの排気量のバイクのことを指します。これは、1975年に自動二輪免許(無制限)に関する法改正が行われたことで、中型限定自動二輪免許(400ccまで)が設けられたことに由来します。この中型免許と呼ばれていたものが、1995年に現在の普通自動二輪免許という名称に変更されました。
免許証の区分で見てみると、50cc以下は原付免許、125cc以下は小型自動二輪免許、400cc以下が普通自動二輪免許、400ccを超えると大型自動二輪免許に分類されています。2005年からは小型・普通・大型にそれぞれAT限定の免許も設けられました。
このように、免許証の区分から「中型バイク」と呼ばれています。
【2022年】中型バイクおすすめ注目ランキング12選
【2022年】注目されている人気バイクを期待値も含めまして、中型バイクを多数所有してきた筆者がランキング形式にまとめてみました。
まずは、気になる第1位から発表していきます!
1位:YAMAHA『SR400 Final Edition / Limited』
引用:YAMAHA公式
そして、第1位は「YAMAHA」の「SR400 Final Edition / Limited』です。
1978年に登場して以来、2021年で最後の「Final Edition」までの43年間、良い意味で変わらない姿を見せ続けてくれた「SR」。
国産ビッグシングルを牽引してきた「SR」には、最後に「ありがとう」という言葉を送りたい。
2位:HONDA『GB350 / GB350S』
引用:HONDA公式
第2位には「HONDA」の『GB350』です。
2020年9月にインドHONDAで発表された「ハイネスCB350」をベースに日本向けに開発され、’21年4月に『GB350』として日本で発売が開始されました。同年7月にはよりスポーティーなモデルとなる『GB350S』もラインアップに追加されました。
発売以来とても人気があり、現在も新車で購入するのに数か月待ちの状態が続いています。
3位:HONDA『Rebel 250』
引用:HONDA公式
第3位は「HONDA」の『Rebel 250』です。
Rebel(レブル)が初めて登場したのが、1985年。日本国内では、’98年に生産終了、’99年に販売終了となりました。
しかし、2017年に現行モデルで再登場し、低シート高とホバースタイルを採用し、大人気となります。’20年モデルからは全ての灯火類がLED化され、ビキニカウル付きのSエディションも追加されました。で再登場し、低シート高とホバースタイルを採用し、大人気となります。’20年モデルからは全ての灯火類がLED化され、ビキニカウル付きのSエディションも追加されました。
4位:HONDA『CB400 SUPER FOUR』
引用:HONDA公式
第4位は「HONDA」から『CB400 SUPER FOUR』です。
1992年4月に初代が発売されてから、30年もの長い間ずっと製造・販売されてきた人気モデルです。自動車学校でこのバイクのお世話になった方も多いのではないでしょうか?
当時の400ccネイキッドバイク「ZEPHYR」「XJR 400」など人気車種が生産終了となっていく中、唯一の生き残りである『CB400 SUPER FOUR』は、「さすが、HONDA」と言わしめる、日本を代表する中型ネイキッドバイクです。
5位:DUCATI『Scrambler Sixty2』
引用:Unsplash
第5位には「DUCATI」から『Scrambler Sixty2』です。
1946年からイタリアでバイクの製造を開始した「DUCATI」。そんなDUCATIが米国向けに初代スクランブラーの販売を開始したのが’62年。
初代スクランブラーからのスピリットを強く受け継ぎ登場した「Sixty2」は、現代版のスクランブラーであり、普通二輪免許で乗ることができる「DUCATI」としても注目を集めています。
関連記事:スクランブラーってどんなバイク?おすすめ車種も紹介
6位:HONDA『CB250R』
引用:HONDA公式
第6位は「HONDA」の『CB250R』です。
2018年に「ネオスポーツカフェ」をコンセプトに、新しくCBシリーズに仲間入りした『CB250R』。
水冷4ストロークの単気筒エンジンで、低速トルクもあり高回転もしっかり回り、車両重量144kgと非常に軽くコンパクトなことから取り回しも楽で、人気を集めています。
7位:KAWASAKI『Ninja 250』
引用:KAWASAKI公式
第7位は「KAWASAKI」の『Ninja 250』です。
2008年に『Ninja 250R』として登場し、2013年の2代目からは車名を『Ninja 250』に変更され、2018年2月から販売された3代目『Ninja 250』。
250ccクラスのロードスポーツの人気復活の火付け役であり、KAWASAKIの走りを代表する「ニンジャ」の250ccモデルとして多くのファンを魅了しています。同じく中型バイクとして『Ninja 400』も人気モデルです。
8位:HONDA『CBR250RR』
引用:HONDA公式
第8位は「HONDA」の『CBR250RR』です。
2017年に『CBR250RR』の名で登場しました。2020年9月に発売した2代目となる『CBR250RR』は、初代から数多くの部品が刷新され、よりスポーティーに生まれ変わりました。
『CBR250RR』は、4スト250cc並列2気筒という枠の中で、スポーティーな走りを重視したモデルであり、レーシングマシンの雰囲気を存分に味わえる、まさしくスーパースポーツな1台です。
9位:SUZUKI『GSX250R ABS』
引用:SUZUKI公式
第9位には「SUZUKI」の『GSX250R ABS』です。
2017年に市場に投入された『GSX250R』に、2020年12月から追加されたABS仕様。現在はABS仕様のみの販売となっています。
この『GSX250R』のスタイルはフルカウルスポーツなのですが、他メーカーの同クラスのモデルとは走りのコンセプトが違います。エンジンはロングストローク設計を採用し、直進の安定性とトルクを重視し、ハンドリングや操縦の安定性など扱いやすさを重視したスポーツツアラーなのです。
10位:ROYAL ENFIELD『Classic 350』
第10位は「ROYAL ENFIELD」の「Classic 350」です。
「ROYAL ENFIELD」は現在はインドのバイクメーカーですが、元はイギリスのバイクメーカーで、1901年から120年以上もの長い間、バイクの製造をしている老舗メーカーです。
1950年代に誕生した戦後のC2モデルにインスパイアされ、デザインは当時のクラシックな姿のままに、最新の装備を搭載した本物のネオクラシックとして登場したのが、この新型「Classic 350」です。
この時代を超えたバイクは、ライダーに魅了し、癒しを与えてくれます。
11位:BMW MOTORRAD『G310 R』
第11位は「BMW MOTORRAD」の「G310R」です。
ドイツのBMWの自動二輪車部門の「BMW MOTORRAD」は、1923年からオートバイの生産を行っています。100年の歴史を持つBMWから、独自の設計思想から生まれた型破りな単気筒エンジンを搭載し、「S1000R」のDNAを受け継ぎ登場したのが、この「G310R」です。
312ccの4ストローク単気筒エンジンは、その軽さと俊敏さを併せ持ち、扱いやすい操作性でスポーティな走りを楽しめます。
12位:YAMAHA『YZF-R25』
引用:YAMAHA公式
第12位は「YAMAHA」の『YZF-R25』です。
2014年に東南アジア向けに販売された『YZF-R25』が、同年12月に国内仕様で販売を開始しました。2019年モデルにおいて、大幅なマイナーチェンジが行われ、倒立式サスペンションの採用や、MotoGP車両の「YZR-M1」をモチーフとしたデザインに変更され、そのレーシーなルックスが人気を集めました。
まとめ
「【2022年】中型バイクおすすめランキング12選」というこでで、紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
中型バイクも一時期の車両の衰退期を越えて、少しづつ新しい車両が登場してきました。しかし、国産単気筒バイクや国産アメリカンバイクなど、著しくラインアップが減少したままの状態のモデルもあります。
近年、大型自動二輪免許が取得しやすくなったおかげで、大型車両のほうは充実してきていますので、普通自動二輪免許で乗ることができる、中型バイクも元気を取り戻してもらいたいところです。
海外からは逆に日本に入ってくる中型バイクは増えていますので、今後の中型バイクの動向にも注目してみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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バイク大好きで30年近く乗っています。
バイクのメンテナンス・カスタムは、ほぼ自分ですべてやります。
愛知県在住でツーリングも大好きです。
◇バイク保有経歴
ゼファー400(マフラーはモリワキのワンピース搭載)
⇒ボルティ(カフェレーサーフルカスタム)
⇒Roiyal Enfield Bullet350
⇒エストレヤ(カフェレーサー・CRキャブ搭載)
⇒GN125H(カフェレーサカスタム進行中・現在所有)
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よろしくお願いします。
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