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【2022年版】カフェレーサー人気オススメ車両まとめ

近年のネオクラシックブームで「カフェレーサー」という言葉を耳にすることが多々あります。カフェレーサーをご存知でしょうか?

「当然知っている」という方も、「聞いたことはあるけどよくわからない」という方も、いらっしゃると思います。

ここでは「カフェレーサーとは何なのか?」「どんなバイクなの?」そんな疑問を解決しながら、おすすめ車両も含めて紹介していきます。

カフェレーサーとは

引用:Unsplash

1960年代のイギリス・ロンドンで当時24時間営業を行っていた「エースカフェ」に改造したバイクに跨り「ロッカーズ」と呼ばれる若者たちが毎晩のように集まっていました。

彼らの間では、ジュークボックスにコインを入れ、曲が始まるとともにバイクでスタートさせて、曲が終わるまでにカフェに戻ってくるという公道レースが流行していました。

当時彼らが改造して乗っていたバイクは、TRIUMPH(トライアンフ)・Norton(ノートン)・BSA(ビーエスエー)などのネイキッドバイクです。それらのバイクを、ハンドルはセパレートハンドル(セパハン)など低く幅の狭いものに変更し、車体後方寄りのシングルシートなどを取付け、状態を伏せて乗車することで空気抵抗を少なくし、車体をコントロールし易くするためなどのカスタムが主流でした。

当時のカフェレーサーカスタムは、快適性や利便性よりも公道レースに勝つための速度や旋回性能を追求し、’60年代当時のグランプリロードレース車両を模倣したものでした。

そんなレースに熱中する「ロッカーズ」を「カフェレーサー」と呼ぶようになりましたが、いつしか彼らのバイクの改造スタイルを指す言葉となったのです。

現在では、上記のようなカスタムスタイルを「カフェレーサー」と呼び、バイクメーカーからも多くの「カフェレーサー」が販売されています。

正統派カフェレーサーおすすめ車両 5選

ここでは、これぞカフェレーサーという車両を紹介します。

TRIUMPH(トライアンフ):『THRUXTON RS TON UP EDITION』

引用:TRIUMPH公式

イギリス・TRIUMPH(トライアンフ)からは、『THRUXTON RS TON UP EDITION』です。

レース仕様のボンネビルが、スクラクストン500レースで優勝したことに由来して名付けられた初代モデル「THRUXTON(スクラクストン)」。マン島TTレースでも活躍し、当時のカフェレーサーと呼ばれた若者たちからも大人気のモデルでした。

その往年の名車のイメージを残しつつ、現代のロードシーンにマッチさせるカタチで登場したのが、『THRUXTON RS』です。

その中でも、2021年11月から1年限定販売で登場したのが、この「Ton Up Special Edition」です。

「Ton Up 」は1950年代後半から’60年代にかけて流行したカフェレーサー「ロッカーズ」たちの別称「Ton Up Boys」から名付けられました。

『THRUXTON RS TON UP』 スペック

エンジン:水冷SOHC並列2気筒8バルブ270°クランク
排気量:1,200cc
最高出力:105PS(77kW) / 7,500rpm
最大トルク:112N・m / 4,250rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射 (インジェクター)
車両価格:¥2,027,000(消費税込み)

ROYAL ENFIELD(ロイヤル・エンフィールド):『Continental GT650』

引用:ROYAL ENFIELD公式

イギリス発祥で、現在はインドのオートバイブランドとなっている「ROYAL ENFIELD」からは、『Continental(コンチネンタル) GT650』です。

このモデルは1965年に発売されたカフェレーサー「Continental GT250」、その後半世紀近く経過した2013年に発売された「Continental GT535」を継承する形で2017年に発表されました。

そのルックスは、当時のカフェレーサーを彷彿させる美しい形状であり、ネオクラシックの見本と言っても良いほどの完成度です。「GT535」は単気筒であったのに対し、「GT650」は2気筒に変更されています。

『Continental GT650』 スペック

エンジン:空冷SOHC並列2気筒4バルブ270°クランク
排気量:648cc
最高出力:47bhp / 7,150rpm
最大トルク:52.3N・m / 5,150rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:電子制御式燃料噴射(インジェクター)
車両価格:¥795,000~920,700(消費税込み)

MOTO GUZZI(モト・グッツィ):『V7 III Racer 10th ANNIVERSARY』

引用:MOTO GUZZI公式

イタリアのMOTO GUZZIからは、『V7 III Racer 10th ANNIVERSARY』です。

MOTO GUZZIは、1921年にイタリアで設立された老舗バイクメーカーで、現在はピアッジオグループの傘下に入っています。

このモデルは2010年に『V7 Racer』が登場、2015年に『V7 Ⅱ Racer』へと進化し、2017年に『V7 Ⅲ Racer』へと更なる進化をしました。

そして2020年、このモデル誕生から10年を記念して製作された「V7 III Racer 10th ANNIVERSARY」は、カフェレーサースタイルにさらに磨きをかけて登場しました。10周年記念の特別なディティールを際立させる赤色が、フレームやスイングアームなど各所に採用されています。イタリアらしいカラーリングがとても美しいです。

『V7 III Racer 10th ANNIVERSARY』 スペック

エンジン:空冷OH縦置き90° V型2気筒2バルブ
排気量:744cc
最高出力:37kW(52HP) / 6,200rpm
最大トルク:60N・m / 4,900rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:マリレ製電子制御式燃料噴射(インジェクター)
車両価格:¥1,375,000

KAWASAKI(カワサキ):『W800 CAFE』

引用:KAWASAKI公式

日本のKAWASAKIからは、「W」シリーズ最新のカフェレーサー『W800 CAFE』です。

「W」は1965年にアメリカ向けに開発された『650-W1』から始まります。『W1S』『W1SA』を経て’73年『650-RS』(通称:W3)が発売されました。しかし、悔しくも時代は同社が同年に発売した『750-RS』(通称:Z2)に人気が集まり、Wシリーズは’75年に一旦幕を下ろします。

その後、’99年に『W650』として復活し、2008年まで生産され、’06年からは『W400』も販売され、’09年まで生産されました。

そして、2011年『W800』が登場し、’19年『W800 STREET』と『W800 CAFE』の2モデルが追加されます。

クラシカルなWのカフェレーサーモデルは、国産車でありながら英国の香りを感じさせてくれる1台です。

『W800 CAFE』 スペック

エンジン:空冷SOHC並列2気筒4バルブ360°クランク
排気量:773cc
最高出力:38kW(52PS) / 6,500rpm
最大トルク:62N・m / 4,800rpm
トランスミッション:5速
燃料給油方式:フューエルインジェクション
車両価格:¥1,210,000(消費税込み)

KAWASAKI(カワサキ):『Z900RS CAFE』

引用:KAWASAKI公式

同じくKAWASAKIから、「Z」シリーズ最新のカフェレーサー『Z900RS CAFE』です。

「Z」は1972年の『Kawasaki 900 super4』(通称:Z1)の登場によって、「Z」の伝説が始まります。’73年には日本国内向けに『750RS』(通称:Z2)が発売されました。ここから「Z」と名の付くモデルが多種多様に登場していきます。

’81年にエディ・ローソンが『KZ1000J』に乗りAMAスーパーバイク王者になった際には、『Z1000R』が記念として販売され、「ローソンレプリカ」として人気を集めました。

‘84年に『GPZ900R』(通称:NINJA)の登場により、「最速への探求」はNINJAに引き継がれます。

その後、’90年に『ZEPHYR』が登場し、’97年に『ZRX』などが発売されました。

そして、2018年『Z900RS』が発売されました。こちら『Z900RS CAFE』はフロントカウルやシングルシート、ローポジションハンドルなど、カフェレーサーモデルとなっています。

『Z900RS CAFE』 スペック

エンジン:水冷DOHC並列4気筒4バルブ
排気量:948cc
最高出力:82kW(111PS) / 6,500rpm
最大トルク:98N・m / 6,500rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:フューエルインジェクション
車両価格:¥1,419,000(消費税込み)

いまどきカフェレーサーおすすめ車両 3選

スポーツとカフェレーサーの融合、現代車らしい車両を紹介します。

HONDA(ホンダ):『CB1000R』

 

引用:HONDA公式

HONDAから、伝統と最先端を融合させたNEO SPORTS CAFEのフラッグシップとして発売された『CB1000R』です。

現代のバイクらしさを持ち、スポーツバイクのカフェレーサー仕様といった感じです。

『CB1000R』 スペック

エンジン:水冷DOHC直列4気筒4バルブ
排気量:998cc
最高出力:107kW(145PS) / 10,500rpm
最大トルク:104N・m / 8,250rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:電子制御燃料噴射装置(インジェクター)
車両価格:¥1,670,900(消費税込み)

SUZUK(スズキ):『SV650X 』

 

引用:SUZUKI公式

SUZUKIから、スポーティとカフェレーサースタイルを融合させた『SV650X 』です。

ハンドル、カウル、シートとカフェレーサーらしさを織り込みつつ、同社が持つスポーツイメージを独自のスタイルで融合させて表現しています。

『SV650X ABS』 スペック

エンジン:水冷DOHC90° Vツイン2気筒4バルブ
排気量:645cc
最高出力:53kW(72PS) / 8,500rpm
最大トルク:63N・m / 6,800rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:フェールインジェクションシステム
車両価格:¥847,000(消費税込み)

YAMAHA(ヤマハ):『XSR700 & XSR900』

引用:YAMAHA公式

YAMAHAから、新たなスタイル「ネオ・レトロ」によりスポーティな魅力を加えられた『XSR700』&『XSR900』です。

スポーティ&パワフルを明快にアピールするため、1980年代ヤマハレースシーンを彷彿させるカラーリングを採用しています。メーカーがカフェレーサーを謳っているわけではありませんが、「ネオ・レトロ」を「スポーティ」にすることで「カフェレーサー」っぽく仕上がっています。

『XSR700』 スペック

エンジン:水冷DOH直列2気筒4バルブ
排気量:688cc
最高出力:54kW(73PS) / 8,750rpm
最大トルク:67N・m / 6,500rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:フェールインジェクションシステム
車両価格:¥935,000(消費税込み)

『XSR900』スペック

エンジン:水冷DOH直列3気筒4バルブ
排気量:845cc
最高出力:85kW(116PS) / 10,000rpm
最大トルク:87N・m / 8,500rpm
トランスミッション:6速
燃料給油方式:フェールインジェクション
車両価格:¥1,061,500(消費税込み)

カフェレーサーのカスタムベースおすすめ車両 3選

こちらではノーマルからカフェレーサーに、カスタムベースとしてのおすすめ車両を紹介します。

KAWASAKI(カワサキ):『MEGURO K3』

引用:KAWASAKI公式

およそ一世紀前の1924年より創業した『メグロ』(目黒製作所)が、’37年にメグロ一号機『Z97型』の生産を開始しました。そして1964年に現在の川崎重工との統合によりメグロブランドは消失してしまいます。上記『W800』のところで触れた『650-W1』は『KAWASAKI 500 メグロ K2』をベースに開発されました。

この『MEGURO K3』は、『メグロ K2』以来の「メグロ」のネームを使用したモデルで、プレミアムな「W」として『W800』をベースに開発されました。

そのルックスは往年の英国車を感じさせ、カフェレーサーのカスタムベースとして最高のパフォーマンスを備えています。

『MEGURO K3』 スペック

エンジン:空冷SOHC並列2気筒4バルブ360°クランク
排気量:773cc
最高出力:38kW(52PS) / 6,500rpm
最大トルク:62N・m / 4,800rpm
トランスミッション:5速
燃料給油方式:フューエルインジェクション
車両価格:¥1,320,000(消費税込み)

HONDA(ホンダ):『GB350』

引用:HONDA公式

2021年4月にHONDAから発売されたばかりの『GB350』です。

クラシックなルックスと美しい新型の空冷エンジンを持つこのバイクは、カフェレーサーのカスタムベースとして、最適なバイクのひとつでしょう。

関連記事:大人気!HONDA「GB350」は「SR」に代わるカスタムベースとなれるのか?

『GB350』 スペック

エンジン:空冷OHC単気筒2バルブ
排気量:348cc
最高出力:15kW(20PS) / 5,500rpm
最大トルク:29N・m / 3,000rpm
トランスミッション:5速
燃料給油方式:電子制御燃料噴射装置(インジェクター)
車両価格:¥550,000(消費税込み)
※『GB350 S』は¥594,000(消費税込み)

YAMAHA(ヤマハ):『SR400』

引用:YAMAHA公式

YAMAHAから1978年に発売が開始され、2021年1月まで生産された『SR400』です。

日本車のカフェレーサーカスタムのベース車として間違いなく一番多く使用されているのは、この「SR」でしょう。

関連記事:大人気!HONDA「GB350」は「SR」に代わるカスタムベースとなれるのか?

『SR400』 スペック

エンジン:空冷SOHC単気筒2バルブ
排気量:399cc
最高出力:18kW(24PS) / 6,500rpm
最大トルク:28N・m / 3,000rpm
トランスミッション:5速
燃料給油方式:フェールインジェクション
車両価格:¥605,000(消費税込み)
※上記スペックはSR400 Final Edition

まとめ

「2022年版 カフェレーサーおすすめ車両【まとめ】」ということで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

カフェレーサーがどんなバイクなのか分かっていただけたのではないかと思います。カフェレーサーは非常に美しいスタイルで、とても人気があります。

今後のバイクの購入・カスタムの方向性を決めるときに「カフェレーサー」を選択肢のひとつに入れてもらえれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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呉東和虎(Kazu_Ghost)

バイク大好きで30年近く乗っています。 バイクのメンテナンス・カスタムは、ほぼ自分ですべてやります。 愛知県在住でツーリングも大好きです。 ◇バイク保有経歴
 ゼファー400(マフラーはモリワキのワンピース搭載) ⇒ボルティ(カフェレーサーフルカスタム) ⇒Roiyal Enfield Bullet350 ⇒エストレヤ(カフェレーサー・CRキャブ搭載) ⇒GN125H(カフェレーサカスタム進行中・現在所有) 読者のみなさんが【楽しめる記事・役に立つ記事】をお届けします。 よろしくお願いします。

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