皆さんはバイクに乗る際、荷物をどのように背負っているでしょうか?
ツーリング用のリュックサックにバイクに固定するシートバック、シート部分にぶら下げるサイドバッグまで、運搬方法は様々。
中には、「ちょっと近くまで用がある」という理由でバイクに乗る方もいるでしょう。しかし、リュックを背負ったりシートバックを取り付ける程持っていく荷物はないし、そもそも貴重品さえあれば十分…。
そういった方には、ウエストバッグの利用がおすすめです。身につけた時の見た目から一般的なファッションとしては評価されていないようですが、腰に巻くタイプのバッグはライダーにとって便利な点が様々。
この記事ではウエストバッグの特徴やメリット、おすすめの商品を紹介します。
ウエストバッグは貴重品入れに最適!
バイクに乗車する人はショルダーバッグといった肩掛けバッグを利用してスマートに荷物をまとめる方が多い印象があります。
一方でウエストバッグは腰に巻いて身に着けるタイプです。また、ヒップバッグも尻に巻くタイプであるため、ウエストバッグと同じような使い方ができます。
本稿ではバッグを腰に巻いて持ち運ぶメリットについて解説します。
財布、鍵が取り出しやすく
財布や鍵といった貴重品類は利用する頻度も多め。ウエストバッグに入れて持ち運ぶことで、手を伸ばせばすぐに取り出しやすくなります。
ショルダーバッグはポケット部分を背中側に背負う形になる事が多いですが、ウエストバッグでは身体の前にポケットを持っていくことが可能。より持ち物を取り出しやすくなります。
また、腰に巻くといった特徴から複数のバッグを同時に利用可能。取り出す頻度の高い持ち物をウエストバッグに入れて、出先で利用する持ち物は肩掛けバッグやシートバッグに入れておく、という事ができるのです。
より多くの荷物を入れる場合は5リットル以上を選択
市販のウエストバッグの容量は3リットル〜5リットルのものが多く、あまり多く詰め込むことはできませんが、ちょい乗り程度であれば問題ありません。
容量が3リットルのバッグは貴重品類を入れると満杯になりがちですが、非常にコンパクトで中身もごちゃごちゃになりづらい。
5リットルであれば貴重品類に加えて、ペットボトルなども追加で入れやすくなります。
側面に複数のポケットを搭載したタイプは小物を入れたり、モバイルバッテリーを入れて走行中にスマホの充電といった形で利用しやすい点もポイントです。
また、ヒップバッグにはウエストバッグ以上の容量で積載が可能なアイテムがいくつか販売されています。一般的なウエストバッグの2倍、10リットル程度の容量まで詰め込めるものもあるため、より多くの荷物を詰め込みたい場合におすすめです。
また、見た目にこだわる場合は、各容量ごとにどの程度の利用感となるのか見ておくと良いかもしれません。例えば2リットル程度のバッグを身に着けた際はこのような形になります。
5リットル程度のバッグは腰の大部分を覆う形になります。
10リットル程度のバッグになると 、5リットルのバッグに比べてシルエットが縦に伸びます。
肩への負担が減る
身につけるタイプのバッグといえば、肩掛けタイプやナップザックといったデイパックタイプの利用が多いかと思います。しかし、人によりますが肩こりが起こることがあるため、長時間の利用には向かない場合も。
一方ウエストバッグは腰に巻き付けて体に固定するタイプのため、肩への負担を軽くすることが可能です。また、ウエストバッグでも肩掛けができるアイテムが販売されているため、状況や気分に応じて使い分けることもできます。
雨天時の浸水が気になる場合は防水加工品を選択
長時間のツーリングでは突然の雨に降られてしまう場合があります。どのバッグにも言えることですが、あまりにも雨脚が強いとバッグが浸水して中の持ち物が濡れてしまうことがあります。
ウエストバッグであればレインウェアを着た上でバッグを被せて守れますが、それでも突然の雨には対応ができません。そういった状況下が気になる場合は防水加工が施されたバッグの購入を検討しましょう。防水カバーが付属する製品もあります。
おすすめのウエストバッグ7選
今回紹介するウエストバッグは、バイク用品店に並んでるものを多く取り上げています。
実際の装着感や、服装に合うかどうか気になる場合は実際にお店に足を運んでみることをおすすめします。
また、ウエストバッグ以上の容量を持つヒップバッグのおすすめアイテムも併せて紹介します。
ヘンリービギンズ ウエストバッグ DH-735
ウエストバッグといえばこの形。容量は5リットルで貴重品に加えてペットボトルも入るメインポケット、さらに側面ポケットやカードポケットも搭載しています。
メーカー希望小売価格:6,050円(税込み)
タナックス ウエストバッグ10 MFK-070
シートバッグやサイドバッグで名を馳せるタナックスからシンプルモデルのウエストバッグが発売されています。2リットルと積載量は少なめながら、貴重品を入れるには十分な大きさ。
メーカー希望小売価格:3,630円(税込み)
RIDEZ TRANSPORTER SOFTSHELL WAIST BAG RTS06 ソフトシェル ウエストバッグ
メインポケットの積載は少ないものの、両側のベルト接続部分もポケットとなっている特徴的な見た目となっています。鍵や小銭入れといった小物類をしっかり振り分けたい方におすすめ。
メーカー希望小売価格:4,840円(税込み)
ヒューストン HTVB-2203
素材はフェイクレザーを採用しており、普段使いしやすいデザインとなっています。
色はブラックまたはブラウンから選択可能です。同メーカーからはナイロン製のバッグも発売されているため、色選択の幅が広い点もポイントの1つ。
メーカー希望小売価格:4,400円(税込み)
↓ナイロン製はこちら。3色から選ぶことができます。↓
タナックス デジパックプラス(ウエスト) MFK-203
バイク用のウエストバッグの中でも特に機能性に優れているアイテムです。容量も6.3リットルと広めでスマートフォン用の収納スペースに加え、側面にはなんと500mlまでのペットボトルを収納できるホルダーまで搭載。荷物がかさみがちな方におすすめの作りとなっています。
メーカー希望小売価格:7.590円(税込み)
ヘンリービギンズ 防水ウエストバッグ DH-737
こちらは4リットル収納可能な防水タイプのアイテムです。最大の特徴はメインポケットの開口部がロールトップ式で、ウエストバッグの定番であるジッパー式ではない点。ロールトップ部分には防水加工が施されているため、濡れて困る荷物はこちらに収納しましょう。
メーカー希望小売価格:4,950円(税込み)
KUSHITANI(クシタニ) ウエストバッグ ブラック K-3585
ライダー全員の憧れといわれるブランド、クシタニ発のウエストバッグ。3リットルと積載は少なめながら、多機能かつシンプルなデザインが光る製品です。メインポケットは止水加工が施されており、本降り対策に防水カバーも付属しています。
メーカー希望小売価格:9,350円(税込み)
コミネ SA-204 ライディングヒップバッグ
安価な値段ながら従来のウエストバッグより積載性能が高いアイテム。特筆すべきはメインポケットの広さで、B5〜A4サイズの書籍といった面積の広い荷物まで収納できます。表面パネルに衣服やレインウェアを収納することができるため、バイクから降りた後にウェアを手で持ち運ぶ必要がなくなる点も注目です。
メーカー希望小売価格:5,500円(税込み)
ちなみに、コミネから最新のウエストバッグ 「SA-252 ライディングウエストバッグ 10L」(税込み4,290円)が発売予定です。デザインはよりシンプルかつ10リットルの積載を誇ります。製品の詳細は下記画像の引用からどうぞ。
RSタイチ RSB287 | WP ヒップバック
容量10リットルと、一般的な5リットルバッグより多く入る上、付属のショルダーベルトを利用して肩掛けにも利用可能。ポケットの数も多く、ドリンクホルダーも付属しています。また、ロールトップ式ポケットで急な雨にも対応でき、本格的な防水対策にカバーも付属。走行中に身につけた衣服をバッグに固定するためのベルトもあり、ごちゃごちゃしやすい荷物をまとめやすくなっています。
持ち物にもよりますが、人によってはこれ一つで一泊できてしまうでしょう。
メーカー希望小売価格:8,910円(税込み)
ウエストバッグを身に着けよう
ウエストバッグはちょい乗り時に手軽に利用したり、長距離移動や積載が増えた際も他のバッグと併用しやすかったりと、様々な利点があります。
さらに自分の服装に合わせたウエストバッグを身につけて走ると、気分も上がります。
本記事が自分に合ったツーリングバッグを見つけるための助けになれたら幸いです。
投稿者プロフィール
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主に千葉、神奈川へツーリングに行くことが好きな鈴木敬です。ライダー歴は今年で3年になりました。スズキですがYAMAHA MT-25乗りです笑
一緒にツーリングに行っていた友人がバイクを降りてからソロツーリングメインになり、月一の遠出やソロキャンプを楽しんでいます。
一人気ままなツーリングをしながら得た知見をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
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