ツアラーやアドベンチャーバイクに乗っているライダーなら、必ず欲しくなるアイテムが「トップケース」です。
頑丈かつ防水性が高く、荷物をポンポン入れられる上に、鍵付きで防犯性にも優れている、、、となれば、やっぱり欲しくなりますよね?
しかもトップケースを取り付けると、愛車のヘビィーデューティー感が増すので、旅バイクとしてのルックスが爆上がりするオマケ付き。
、、、と、そんな良いことづくめのトップケースのおすすめ商品を、現役アドベンチャーバイク乗りの僕が紹介します!
トップケースの種類
トップケースは大きく分けて「ハードケース」と「セミハードケース」の2種類があり、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
ハードケース
一般的に「トップケース」と聞いて、ライダーが頭に思い浮かべるのが「ハードケース」です。
金属製、もしくは樹脂製のハードな素材で覆われたケースで、専用の鍵でしっかりと施錠することができます。
メリットとしては堅牢性と防水性が高いことですが、ある程度の設置スペースが必要であること、それなりの重量であること、そして高価なことがデメリットです。
セミハードケース
ハードケースとソフトバックの中間に位置するのが「セミハードケース」で、樹脂製素材と繊維素材を組み合わせて作られています。
堅牢性や防水性はハードケースに劣りますが、取り付けやすく軽い作りになっているので、気軽に導入できるというメリットがあります。
しかし、構造上施錠しても荷物が盗られる可能性があること、そしてそもそもの数が少ないというデメリットがあります。
取り付けベースの種類
トップケースはバイクのキャリアに設置する「取り付けベース」に接続して固定します。
取り付けベースには「汎用ベース」と「車種専用ベース」の2種類があり、それぞれの特徴を解説します。
汎用ベース
キャリアが装備されていれば、ある程度の範囲のバイクに取り付け可能なベースが「汎用ベース」です。
大抵のものはベースと金属プレートでキャリアを挟み込む仕様になっており、比較的簡単に取り付けることができます。
基本はトップケースの付属品として同梱されていますが、あくまで汎用品ですので、一部車種には取り付けできないケースもあります。
車種専用ベース
車種ごとに用意された専用品が「車種専用ベース」で、トップケースとは別に揃える必要があります。
汎用ベースに比べて取り付けの手間はかかりますが、専用品ならではの見た目の美しさと安定感があります!
しかし、必ずしも愛車にマッチするベースが出ているとは限らないので、取り付けできる車種は限定されてしまいます。
おすすめのトップケース5選
数あるトップケースの中から、特におすすめのものを5つセレクトしました。
GIVI モノロックケース B32
ハードーケース世界シェアNo.1を誇るイタリアンメーカー「GIVI」のスタンダードなトップケースです。
日常使いに最適な32Lの収納力があり、汎用ベースが付属しているのですぐに取り付けることができます。
オプションで機能を拡張することもできるので、バイクに応じたカスタマイズが可能です。
SHAD SH45 トップケース
スペイン発祥のメーカー「SHAD」のトップケースは全体的にコスパが良く、特にSH45はフルフェイスヘルメットを2個収納できるのでおすすめです。
容量が45Lもあれば、大抵のものは収納できますし、汎用ベースが付属しているので幅広いバイクにマッチします。
また、付け替え可能なカラーパネルで見た目を変更できるユニークな機能も備わっています。
RIDEZ HARD WORX トップケース HX45
いかにもアドベンチャーバイクにマッチしそうな、ハードな見た目が魅力のトップケースです。
しかし、そのハードな見た目に反して、内部に衝撃緩和用のクッションが貼ってあったり、蓋の後ろに小物入れが付いていたりと、国産メーカーならではの「おもてなし」を感じる逸品です。
なお、取り付けは付属の汎用ベースを使いますが、車種によっては加工が必要となる場合があります。
ヘプコ&ベッカー Xplorer トップケース TC60
大陸横断や世界一周クラスのツアラーに愛されているメーカー「ヘプコ&ベッカー」の大容量トップケースです!
フルフェイスヘルメットが2個余裕で収まる58Lの容量を誇り、荷物の多いロングツアラーを強力にバックアップしてくれます。
しかしその反面、いかにも重そうに見えますが、実は旧型から大幅な軽量化を実現しており、重心が高くならないように横幅で容量を稼いでいます。
SW-MOTECH アーバンABS CASE
用途に応じて容量を16L→29Lまで可変できる、ドイツ発祥のパーツメーカー「SW-MOTECH」のセミハードケースです。
車種専用ベースを用いるモデルと、タイダウンベルトで固定する汎用モデルがあり、幅広い車種にマッチします。
防水インナーバッグとジッパー用のナンバーロックが付属しており、セミハードケースの弱点の防水性と防犯性を補っています。
トップケースを装着して旅に出よう!
ここまで散々トップケースの魅力を語ってきましたが、結局僕が思うにトップケースの最大の魅力は「旅に出たくなること」だと思います!
愛車にトップケースを取り付けると「旅心」が強く刺激されるので、ツーリング好きなライダーはくれぐれもご注意を(?)
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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