今年もこの季節がやってきました!そう、“モタサイ”です!
会場に足を踏み入れた瞬間、感じるあの独特の空気。 オイルの香・・・はしないけど、なぜか脳内で再生されるエンジン音。 そして人、人、人。みんな目がキラキラしてる?いや、ギラギラしている?!
昨年は「ちょっとコンパクト?」なんて思っていたので 正直、今年はさらに縮小されるという事も覚悟していたのですが・・・ 安心してください!
戻ってます!規模、ちゃんと戻ってます!むしろ ブース間の移動がちょっとしたツーリング的な距離・・・まではいきませんが、歩き回ると十分に疲れる規模でした!
今年の“モタサイ”の目玉は何だろう?
やっぱりHONDAの伝統ネイキッドのコンセプトモデル?それとも、SUZUKIの新型アドベンチャー?はたまた海外メーカーのバイク?
人それぞれに注目ポイントは違うと思いますが、やはり欠かせない国内4メーカーを中心に色々見て回ってきました!各車両についての技術的な説明は既に様々なところで成されていると思いますので今回はできるだけ、見たまま、感じたままを伝えることで、初めて展示会に行った人でも楽しめるような解説ができたらと思います。
国内バイク4メーカー!(順不同)
なんだかんだで気になるのは、やっぱり国内メーカーですよね!一時期の大型主体の開発傾向から、近年では中、小排気量の新型車両も増えて来て、選択肢の幅が広がっていますね!
ホンダブース
国内4メーカーの中でも、やはり別格の集客力を見せるのがHondaブース。
今年も例外ではなく、とにかく人、人、人。
「とりあえずホンダ行っとくか」が全員一致してる説すらあるんじゃないでしょうか?
そんなホンダブース、今年は参考出品車両がかなり豊富でした!
その中でもひときわ人だかりを作っていたのが
“CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept”

来ました、“みんな大好きCB”
コンセプトモデルと聞くと“見るだけでしょ?”と思いきや、なんと実際に跨がれるという太っ腹仕様。
そして皆が気になっている(と思われる)このフタ!
何なのか聞いてみました!

スタッフさんの答えはズバリ!
「コンセプトモデルなので・・・」
お、おう・・・そうだよね・・・と、納得せざるを得ない完璧な答えでした(笑)
まぁ、コンセプトモデルには、謎はつきものですよね。

電子過給機付きのV型3気筒、V3R 900 E-Compressor Prototypeも注目されてましたね!
タービンが回るV3エンジン。
この響き、どこか既視感があると思ったら・・・そう、仮面ライダーV3!
風を切り、唸るエンジン。
そこにタービンの加速が乗るとなれば、もはや気分は完全にヒーローでですよね!?
そしたらもうおじさん世代はこう思うはず!
“これはもう仮面ライダーになれるんじゃないか!”と・・・
・・・まぁ、私はリアルタイムでV3は見ていないんですけどね・・・
それでもなぜか分かってしまう、この感じ。
“男の子心”のどこかに刻み込まれている何かが、確実に反応する!そんな気持ちにさせてくれるHONDAブースでした。
ヤマハブース
そしてこちらも安定の人気、Yamahaブース。
今年は主力モデルであるYZF-R、MT、XSRシリーズが勢ぞろいという豪華っぷり。
しかも驚くべきは、ほぼ全部、跨がれる!
これはもう、体験型アトラクションといっても過言ではないのではないでしょうか?!
見て、跨って、ポジション確認して、妄想する。
気づけば「これ欲しいな・・・」そんな言葉が自然と口から出てくる・・・これこそ良い意味での魔窟!それがYAMAHAブース!危険だ(笑)

中でも注目を集めていたのが、生産終了の噂もささやかれていたYZF-R1(写真はR1M)の新型車両!
「やっぱりR1いいよな・・・」と呟く声があちこちで聞こえていた・・・はず。

そして個人的にグッときたのがこちら!新型、新色のYZF-R3!
ライトグリーン?ペパーミントグリーン?この絶妙なカラーリングが、とにかく目を引きますよね!?
爽やかで軽やか、それでいてしっかりスポーティ!
「かわいい」と「かっこいい」を両立してくるあたり、さすがヤマハ。
これ、多分同色でR25も来ますよね?来るでしょ?いや、むしろ来て欲しいって気分になりませんか?
そしてこの新色、フルカウル好き女子には、これまで以上に刺さるのではないでしょうか?
“速そう”だけじゃなく、“乗りたい”と思わせるデザインですよね?
カワサキブース
続いて足を運んだのは、グリーンがひときわ目を引くKawasakiブースです!
(そんな事を書きつつ、いきなり黒いNinjaを載せてるじゃん!と、心の中で突っ込んだ人、手を挙げてください(笑))

やはり主役はNinjaシリーズ。
安定の人だかりでです!250ccから1000CCまで、どこをとってもNinjaだとすぐに判るの意匠は、もはや説明不要のカッコ良さ!

しかし当然、Ninjaだけではありません!視線を横にずらすと飛び込んでくるのが、爽やかなカラーの KLX230 Sherpa Sです!

軽量で扱いやすそうな車体は、どこかに・・・にとどまらず“どこでも行けそう”な雰囲気を醸し出していました!「これで林道入ったら楽しそうだな…」と、思わず妄想してしまう、身近なオフロードバイクですね!

さらに目を引いたのが、異色の存在!Ninjaの心臓(エンジン)が内蔵されたBimota車両です!
カワサキブースに並ぶこの違和感・・・いや、特別感!、NinjaのようでNinjaでない!それは何かと尋ねたら?・・・なんて言葉が頭の中をグルグルしていました。
王道のNinja、遊べるKLX、そして異端のBimota!この振れ幅の広さこそ、今年のカワサキブースの面白さかもしれませんね!
※写真を撮り忘れましたが、アパレルも豊富に展示されていました!
スズキブース
そして最後は、やっぱりこのメーカー!堅実さとクセの強さを絶妙に両立するSuzukiブース。
ここも負けじと人だかり。中でも盛り上がっていたのが、1/1のパッケージモデルとしてのコンセプトで展示されていたKATANAの跨り体験!
数年前の復活時には色々言われる事もありましたが、やっぱりカタナは打たれる事で強く、そして美しくなるものなのでしょう!独特のシルエットで、カタナ好きの人の心を一刀両断していました!

そんな中、個人的に注目していたのがSV-7GXや、GSX-S1000GXといったあたりです!
SV-7GXに関しては、SUZUKI党、特に今までのSV好きからは厳しい声も聞こえてきてましたが、そこはSUZUKIのバイク!じっくり見ているとそのクセが好きになってしまう不思議さというか、妖艶さを持っているように感じます!
まぁ、個人的には最初から“カッコいい”と思ったのですが・・・

一方で、実用目線で気になったのが灯火類です!アドベンチャーバイクとして考えると、
「夜間や悪条件でどこまで見えるか」はやっぱり重要なポイントだと思うのです!
とはいえ最終的に残る印象はやっぱり見た目!いくら理屈を並べても、最後に勝つのは結局ここだったりするんですよね(笑)

見た目!といえば、コチラも刺さりましたね!
スズキのネオレトロ!GSX-8Tと、8TT!どこかのお笑い芸人が喜びそうなネーミングですが、素直にカッコいい!渋いおじさんを演出するのに最高の相棒になりそうです!
思わず自分主体で感想を述べてしまいましたが、もちろん、おじさん以外でもカッコよさをアピールできる相棒だと思います!そう、世の中は“おじさん”か、“おじさん以外”かの二択では無いのです。若者も、女性も、全てがそれぞれのカッコ良さを表現できる相棒!GSX-8Tと8TTは、そんな雰囲気を持っているような気がします。
海外メーカー(順不同)
大排気量車両というイメージが大きい海外メーカーの車両。一昔前は、国内メーカーの車両に比べて高価だという風に思っていたのですが、近年では、車種によって国産バイクと変わらないモデルも多くありますよね!
Harley-Davidson
海外メーカーのバイクといえばハーレー!
バイクに興味が無い人でも知っているメーカーですよね。
毎年ニューカラーが投じられており、その年にしか手に入らないバイクがあるというのも、Harley-Dabidsonの特徴ですよね!


BMWmotorrad
BMWmotorradは、ハイテクマシンのイメージですね!
ステージ上に展示されていたR1300RSも、先代モデルからさらにブラッシュアップされた雰囲気で、未来感が出ていますよね!近年はやりつつあるクラッチレス!昔からのライダーにはちょっと寂しい気もしますが、より安全に、より快適に!を求めて行くと、こういった方向性になっていくのかもしれませんね。
車両後方には、レーダーセンサーもついており、安全装備も充実です!

Triumph
トライアンフは、ネオレトロというか、ネイキッド系の車両は、とにかく美しい曲線を持つ車両が多いですね!
人気のThuruxton(スラクストン)に400ccモデルも登場して、国内での流通量も一気に増えそうな予感がします!


ROYAL ENFIELD
現存する世界最古のバイクブランドとしても有名なロイヤルエンフィールドは、新しいのにレトロ感、そしてかわいらしさが印象に残る車両が多いですね!特に、無骨感の無い丸みは、シティー派ライダーのオシャレな相棒としても人気が高そうですね!


Indian Motorcycle
こちらも老舗バイクブランドであるインディアンモーターサイクル!
車両を見た人が感じる第一印象は“デカい!”ではないかと思わせてくれる迫力があります。
インディアンと同様に“大きいな!”と感じるハーレーよりもさらに大きく感じるのは、カウル類の張り出し具合やボリュームから来るものなのか、それとも立て札に記載されている値段から来るものなのか・・・

その他
KADOYA
会場を歩き周る中でふと立ち止まったKADOYAさんのブースで見かけた“ライダース分解図展示”かなり斬新でした!
一見するとバラバラにされたパーツの集合体ですが、よく見ると確かに“あの一着”を構成していることが理解できます。バイクで言うところの“カットモデル”に近い!そう、近いだけで全然違うのがこの分解展示!
「なるほど、こうなってるのか」と理解できる一方で、
逆に新しい疑問が湧いてくるんです!
例えば“これ、どこから縫い始めるんだろう?”とか、そんな疑問です!
パーツごとに分かれているからこそ見える構造。
でも、見えてしまったがゆえに考えてしまう製作工程・・・新しい展示形式が新しい疑問を生むんですね。

SHOEI
個人的に欲しいSHOEIさんのZ8!カラーモデルがカッコ良かった!
そして、実際に手にとってみるとやはり軽い!
ヘルメットの軽さって、長距離ツーリングでは100gでも50gでも、首への負担軽減に効いてくるんですよね!

QJMOTOR
QJモーターさん、中排気量のかっこいいバイクが多かったですね!えぇ、ちゃんとバイクを見てましたよ!気になったのはバイクだけです!

まとめ
車両はもちろんですが、アパレルを含めたライディングギアも見れば見るほど欲しい物が増えてしまいますね。
ヘルメットやジャケット、グローブ・・・どれも手に入れたくなる魅力があります。
前回のモーターサイクルショーでは、EV車両がかなり多く見られましたが、今回は純粋なEV車両というものが少なかったような気もしました。バイクは車に比べて搭載できるバッテリー容量が小さいため、遠出を考えると内燃機関を完全に切り離すのはまだ難しいのかもしれませんね。
一方で、電子クラッチを含めた電子制御系の装備が充実した車両も増えてきているように感じました。こうした技術進化は、乗りやすさや安全性の向上につながるだけでなく、バイクの新しい可能性を示しているように思えます。
つまり、今回の展示会は単に“新しいバイクを見せる場”ではなく、“これからのバイクが進化していく方向性を体感できる場所”とも言えるかもしれません。そんな風に考えると今回の展示会のコンセプトである“「好き」を極めろ”に込められたメッセージの幅も広がるような気がしました。
投稿者プロフィール
-
BMW F900XRとDucati MonsterS2Rでチョイノリからロングツーリング、サーキット走行まで楽しむリターンライダー。
リターン後のツーリングは首都圏内での日帰りをメインとして、美味しい物や良い景色を堪能している。
ご当地"グルメ調査隊"と称してマスツーリングの企画運営なども手掛けることから、バイクの様々な楽しみ方を伝えて行く事を目標としている。
若い頃は、日帰りで埼玉-青森間を往復したことがある、 "自称"やれば出来る男。






























