バイクのヘルメット、何にしよう??
安全性を考えてフルフェイスがいいけど、せっかくならおしゃれに格好良くバイクに乗りたいよね
そんな皆さんの希望にお応えするヘルメットあります!!
いま、レトロな見た目のクラシック系バイクが大変人気です。
2021年4月の全国販売台数TOP3は次の3車種でした。
2021年4月、全国販売台数TOP3
- ヤマハ SR400 (1008台)
- カワサキ Z900 RS / Z900 RScafe (520台)
- ホンダ GB350 (356台)
バイクに乗る時の格好は、乗っているバイクに寄っていく傾向にありますから、クラシック系のバイクに乗っていたら必然的にそのような格好になってしまうのものです。
しかし、おしゃれでクラシカルなヘルメットはジェットヘルメットやハーフヘルメットが多いもの。おしゃれに重きをおいてデザインするとどうしても機能性や安全性がが損なわれてしまいます。
安全性を考えたらフルフェイスヘルメットを被っておきたいですよね?
そこで今回は国内外の様々なメーカーから発売されているフルフェイスのレトロスタイルヘルメットをまとめました。
SHOEI|EX-ZERO
SHOEIのネオクラシックラインに名を連ねる3商品の中の一つが【EX-ZERO】です。
1980年代に登場したEXシリーズにインスパイアされた復刻版で、オフロードスタイルのクラシカルなデザインが特徴です。シンプルでスタイリッシュに仕上がっています。
歪みの少ないインナーシールドが標準装備で、走行中の巻き込み風も最小限に抑える絶妙な設計。
オプションで専用設計のバイザーをつければさらにレトロさが増します。
カラーは8色展開で価格は44,000円(税込)です。
SHOEI|Glamster
SHOEIのネオクラシックラインに名を連ねる3商品の中のもう一つがこの【Glamster】。
デザイン性と機能性を追求して使い勝手の良さを損なわないデザインに仕上がったクラシカルなオンロードフルフェイスです。
クラシックなデザインにマッチする新設計のフラットシールドを採用。窓ゴムは密着性が高く、ライディングをより快適にします。
カラーは8色展開で価格は47,300円(税込)です。
Arai|RAPIDE NEO
アライヘルメットはヘルメットの安全性をとことん追求するメーカーです。
どんなにかっこいいヘルメットでも公式サイトには安全性や機能性に関する記述ばかりでデザインやコンセプトなどの記述が殆どありません(褒め言葉)
ジュニアモデルを除くフルフェイスヘルメットの全て(かつカタログ掲載全モデル中90%)で世界一厳しいと言われるSNELL規格をクリアしています。
アライのヘルメットのデザインコンセプトは常に衝撃を『かわす』ことに重きをおいていて、どのヘルメットも滑らかで丸い、たまごのような形をしています。
この【ラパイド・ネオ】も例にもれず、衝撃をかわしやすい滑らかなフォルムを追求しています。
従来のヘルメットでは帽体とシールドの間に僅かな段差が必要でしたが、新設計のシールドシステムでヘルメット側頭部がより滑らかになりました。
ラインナップは、ソリッドモデルが4色展開で50,600円(税込)
そしてグラフィックモデルが12色展開で59,400円(税込)です。
リード工業|RX-200R
1980年代に発売された【RX-200】のリバイバルモデル。
デザインは、当時のイメージを残しつつ現代風にアレンジされ、PSC、SG(全排気量対応)を取得しているのでもちろん大型バイクでも公道仕様が可能です。
80年代のデザインに合わせてヘッドマークも【旧READロゴ】になっています。内装生地にもサテンキルティングが採用され、当時の雰囲気を完全再現。
カラーは3色展開で、サイズはフリー(57〜60cm未満)。価格は17,600円(税込)です。
マルシン工業|MNF2 DRILL
こちらはマルシン工業のネオレトロスタイルヘルメット【MNF2 DRILL】です。
70年代のオールドスタイルながら、最先端の技術でデザインと安全性を両立しました。内装にブラウンの合皮を採用して高級感を高め、圧迫感のないかぶり心地を実現しています。
クラシック系のバイクによく似合うデザインで、お好みによってバイザーやゴーグルを装着できます。
サイズはMサイズ(57〜58cm)とLサイズ(59〜60cm)、カラーは6色展開で17,600円(税込)です。
マルシン工業|END MILL
こちらもマルシン工業のネオレトロスタイルヘルメットで【END MILL】といいます。
レトロな世界観を表現しながら、最新技術で安全性も両立しています。
リブにはマシンステッチを入れて高級感を出しており、内装には肌触りのいいダークブラウンの起毛生地と合皮の組み合わせでシックに仕上がりました。
サイズは、Mサイズ(57〜58cm)、Lサイズ(59〜60cm)、XLサイズ(61〜62cm)の3種類です。
カラーは3色展開で価格は17,380円(税込)となっています。
BELL|STAR Ⅱ
1954年創業の【BELL HELMETS】は、1967年頃世界で初めてオンロード用のフルフェイスヘルメット【STAR】を発売しました。
今回紹介する【STAR Ⅱ】は、1976年頃にAMAスーパーバイクレースで人気があった同名の商品をモチーフにリメイクされています。
1960年代後半から1970年代のバイクにマッチする当時のデザインを高いレベルで再現したレトロヘルメットです。
サイズは、Mサイズ(57〜58cm)、Lサイズ(59〜60cm)、XLサイズ(61〜62cm)の3種類で、カラーはホワイトとブラックの2色展開※限定カラーのオレンジは完売しています。
価格は、35,200円(税込)です。
BELL|M3J
【BELL HELMETS Asian form】では、BELLのオリジナルモデルの【M3】を日本人の頭の形状に合うように改良し、快適で安全に着用できるように再設計されて【M3J】として販売されています。
内装には【COOL MAX】を採用しており、ヘルメット内部を快適に保つことができます。
シールドは3.2mm厚で強度を確保。こめかみ周りにはメガネラインも設けてあり、メガネやサングラスを掛けていても圧迫感がありません。
サイズ展開は、Sサイズ(55〜56cm)Mサイズ(57〜58cm)Lサイズ(59〜60cm)XLサイズ(61〜62cm)XXLサイズ(63〜64cm)と豊富。
カラーは4色で、【M3J SOLID】のホワイトとブラックが37,400円(税込)
グラフィックモデルの【M3J TRACKER】のホワイトとブラックが44,000円(税込)です。
AGV|X101
ダイネーゼから発売されているヘルメットブランドAGVの【X101】
1970~80年代の伝統的なアフリカンダカールで使用されていたモデルからインスピレーションを得て誕生したフルフェイスヘルメットです。
伝統的なスタイルを引き継ぎながら、現代の技術で快適性を両立しています。チンガードのメタルグリルは、通気性に優れていて、埃やゴミを効率的に遮断できるように設計されています。
内装はソフトで耐久性のあるエコレザーとスエードを使用し、AGVロゴの刺繍が施されています。
サイズは、Sサイズ(55〜56cm)Mサイズ(57〜58cm)Lサイズ(59〜60cm)XLサイズ(61〜62cm)となっています。
通常モデルの3色が42,900円(税込)で、グラフィックモデルの2色が47,300円(税込)です。
AGV|X3000
【AGV X3000】は、イタリアのレースで初めて導入されたフルフェイスヘルメットを忠実に再現して作られました。
オリジナルに忠実なデザインでありながら、現代のニーズにもマッチするよう安全性・快適性も追求しています。
BELL HELMETS同様、ダイネーゼでも【アジアンフィット】という、日本人の頭の形にあわせてデザインされて、内装もオリジナルのものが採用されています。
また2年間の無料修理保証が付いており、内装交換時にもアジアンフィット適合の専用パッドで、長く快適に使用することができます。
販売価格は下記の通り。
X3000 AGV JIST MULTI – INVICTUS WHITE/BLACK(右下) 59,400円(税込)
X3000 AGV JIST REPLICA – LUCKY(左上)
X3000 AGV JIST MULTI – GLORIA(左下) 67,100円(税込)
X3000 AGV JIST LIMITED EDITION – BARRY SHEENE(右上) 80,300円(税込)
リミテッドエディションは、レジェンドライダー バリー・シーンが現役時代に使用していたモデルを再現したレプリカモデルです。
まとめ
今回は、おしゃれでかっこいいレトロスタイルヘルメットを国内外の各メーカーから10個紹介してきました。
最新のネオレトロヘルメットは、最新のネオレトロバイク同様、見た目は当時のデザインを忠実に再現しながらも、最新の技術でより快適で安全なライディングが可能になっています。
それでもヘルメットはサイズやフィット感があっていなければ長時間のツーリングは耐えられません。
販売店などでは、フィッティングサービスで私達の頭の形に合わせて細かな調整をしてくれるところもありますので、ぜひ一度実物を手にとって試着してから購入されることをおすすめします。
気になる商品はありましたでしょうか?ご紹介した商品を改めてリスト化しておきます。
モトコネクトでは他にもヘルメットに関する記事が公開されているので、ぜひチェックして見て下さい!
投稿者プロフィール
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バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
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