雨の日や寒い日にバイクに乗ると、突如襲ってくる白い悪魔、それが「ヘルメットシールドやメガネの曇り」です。
ただ視界が悪くなるだけで恐怖なのに、一度発生すると止まるどころか悪化していく厄介な現象ですよね。。。
しかし、そんな白い悪魔に対抗できる「曇り止めアイテム」があるので、特におすすめのものを紹介します!
なぜ「曇り」が発生するのか?

ヘルメットシールドの表面は外気温が低いと当然冷たくなりますが、ところがヘルメット内部は特にライダーの吐息などである程度の暖かさがあります。
つまりヘルメット内外で気温差が発生している状態になり、それが原因でシールドが曇るのです。
そしてメガネの曇りも同じ理屈で、バイクを降りている時(ヘルメットを外している時)に冷やされたメガネが、ヘルメット内の暖かい空気に触れることで曇るのです。

単純に曇ったシールドやメガネを拭いたり、シールドを若干開けて気温差を軽減する方法は有効ですが、残念ながらこれらは根本的な解決策にはなりません。
そもそも曇り具合によっては、上記の方法では全く歯が立たないケースもあるので、今回紹介する専用の対策アイテムを使うことを強くおすすめします。
曇り止めケミカル:タナックス PITGEAR スーパーくもり止めミニ

ヘルメットシールドの内側にサッと吹きかけるだけのお手軽曇り止めアイテムが「タナックス PITGEAR スーパーくもり止めミニ」です。
ツーリング先に気軽に持ち運べるサイズで、専用のウエスが付属しているので、吹きかけた後に伸ばしやすく使い勝手が良好です!
長時間効果が持続しないのが唯一の難点ですが、常に手元に置いておきたい便利アイテムです。

ピンロックシート:アライ TX ピンロック 120(あくまで一例)

一般的にヘルメットシールドの曇りは、外気とヘルメット内の気温差による結露が原因ですが、それを二重構造によって防ぐアイテムが「ピンロックシート」です。
シールドとピンロックシートの間に隙間を作ることにより、内外の気温差を緩和して曇りを抑制します。
基本的にはメーカー純正のオプション品で、取り付けできるヘルメットも決まっていますが、その分曇り止め効果は絶大です!

汎用ピンロックシート:ウインズジャパン FOGWIN

コストパフォーマンスが抜群のヘルメットをリリースしている「ウインズジャパン」の画期的な曇り止めアイテムが「FOGWIN」です。
メーカーを問わず幅広いヘルメットに取り付け可能な「汎用ピンロックシート」で、傷が付きにくく歪みにくい構造になっています。
ヘルメットの種類に応じて「汎用ミニ、汎用スタンダード、汎用ラージ」の3種類から選択可能です。

曇り止めマスク:SHOEI エアマスク5

ヘルメットの口元に専用のカバーを取り付け、呼気による曇りを軽減できるアイテムが「SHOEI エアマスク5」です。
ヘルメットシールドに加えてメガネの曇り止め効果もあり、あくまでSHOEIのオプション品ですが、形状が合えば他メーカーのヘルメットでも使用可能です!
取り付けはマジックテープで貼り付けるだけなので、気軽に導入できる曇り止めアイテムです。

メガネ専用ケミカル:メガネクリンビューくもり止めクリーナー

メガネライダー御用達の曇り止めアイテムが「メガネクリンビューくもり止めクリーナー」です。
スティックタイプのメガネ用曇り止めケミカルで、バイク用ではないですがライダーの愛用者が多く、十分な効果を発揮してくれます。
しかも500円を切るお手軽価格なので、メガネライダーは常にストックしておくことをおすすめします。

対策アイテムを活用すれば怖くない!
ヘルメットシールドとメガネの曇りは、ライダーなら誰もが経験する身近な恐怖体験です。
しかし、専用の対策アイテムを活用すれば、確実に曇りを抑制・軽減することができます。
今回紹介したアイテムの一つでも手に入れれば、いつ起こるか分からない曇りへの恐怖が和らぐかもしれません。
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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