バイクの世界にも着々と浸透しつつある「シェアリングエコノミー」という考え方。
具体的には「バイクを所有せず、皆でシェアする」という仕組みで、それを現時点で具現化しているサービスが「レンタルバイク」です!
実は車両に加えてバイク用品もレンタルできますが「一体何を借りられるのか?逆に持って行くべきものは何か?そして要らないもの何か?」そんな疑問にレンタルバイク経験者がお答えします。
レンタルバイクショップで借りられるもの
まずはレンタルバイクショップで借りられるものを解説しますが、ラインアップはあくまで店舗によって異なるので、詳細は利用する店舗にお問い合わせください(用品レンタル不可の場合もあり)
ということで、レンタルできるのはライディングにおける三種の神器「ヘルメット、ジャケット、グローブ」それから雨の日の必需品「レインウエア」荷物の積載に必要な「ツーリングネット、ツーリングバッグ」そしてあると便利な「スマホホルダー、インカム、防犯ロック」などです。
逆に言えばこれ以外に必要なものは自分で持っていくか、事前に店舗に送る必要があります(荷物受け取りサービスがある場合)
持っていくべきバイク用品
ここからはレンタルバイクを利用する際に「自分で持っていくべきバイク用品(または店舗に送っておく)」を解説します。
ライディングギア一式
ライディングギアは基本レンタルできるケースが多いですが、結論自分で持ち込むことをおすすめします!
何故なら店舗側のストックが、必ずしも自分に合うサイズや用途のものとは限らないからです。
例えばレンタルヘルメットはジェットタイプが多いので、フルフェイス派なら持ち込むのが無難ですし、ジャケットやグローブはやはり使い慣れたものが一番です。
もちろん、現地まで身軽に行きたいならレンタルもありですが、その場合は事前に送っておく(店舗による)のも一つの手です。
レインウエア
わざわざ雨の日にレンタルバイクを予約する人はいないと思いますが、レインウエアは突然の雨や寒い時の防寒着としても使えるので、やはり持っておいた方が無難です。
店舗でも借りれるケースが多いですが、心理的に晴れていたら借りないと思いますので、ならば最初から持参することをおすすめします。
最低限の工具
工具は基本的に店舗でのレンタルができません。
もちろんレンタル車両に車載工具は入っていますが、特に宿泊を伴う場合はそれだけでは心許ないので、あくまで最低限の工具を持っていくことをおすすめします。
ちなみに不幸にもレンタル車両を倒してしまったり、最悪事故にあってしまった場合は、仮に手持ちの工具で直せる範囲でも、絶対に自分の判断で直してはいけません!
何故なら勝手に直すと保険が使えなかったり、逆に他の箇所を破損させるケースがあるので、必ず店舗に指示を仰ぎましょう(なので最低限の工具でOK)
ETCカード
近年のレンタル車両には、大抵ETCが標準装備されています(例外あり)
しかし当然「ETCカード」はセットされていないので、高速道路や有料道路を使う予定があるなら忘れずに持ち込みましょう。
防犯ロック・ヘルメットロック
これはあくまで店舗で借りれないケースの場合ですが、レンタルバイクを利用するなら防犯ロックは必需品です!
仮にレンタル車両を盗まれたら大変なことになるので、停車時は必ず防犯ロックをつけましょう。
ちなみにヘルメットロックがない車両を借りる場合は、ワイヤー式のヘルメットロックも合わせて持参すると便利です。
インカム
インカムはレンタルできる店舗が多いですが、ペアリングや操作方法を覚える時間がもったいないので、ヘルメットと一緒に持参することをおすすめします。
特にマスツーリングの場合は、使い慣れたインカムじゃないと、ペアリングで皆が混乱する可能性があります。
養生テープ
別にバイク専用品じゃなくて、100円均一のものでいいので「養生テープ」を持っていくことをおすすめします。
あまり神経質になる必要はありませんが、ツーリングバッグやネットを使う際の擦り傷を防止するためです。
実際は擦り傷くらいなら問題ないケースがほとんどですが、たった100円で不要なトラブルを回避できるなら、投資しない理由がないですよね?
要らないもの
次は要らないもの、具体的には「持参せずレンタルした方がいいもの」そして「そもそも要らないもの」を解説します。
スマホホルダー
大手のレンタルバイクショップを利用するなら、まず間違いなくスマホホルダーはレンタルできます。
金額的に大した負担にはならないので「自分のスマホホルダーを愛車から取り外す手間と時間」そして「現地でレンタル車両に取り付ける手間と時間」を考えると、レンタルした方が圧倒的に費用対効果が高いです!
ツーリングバッグ
ツーリングバッグも大抵のショップでレンタルできますが、自分のバッグが必ずしもレンタル車両に合うとは限らないので、これも借りることをおすすめします。
色々試したのに結局取り付けできなかった、、、なんて時間が勿体なさ過ぎるので、特に大型のバッグは素直に借りましょう。
地図・ガイドブック
現地の地図やガイドブックはそもそも要りません!
ただ荷物が増えるだけなので、地図や情報はスマホで調べましょう。
それと、レンタルする際に店員さんにおすすめルートやスポットを聞くのも一つの手です(喜んで教えてくれます)
はじめは誰でも失敗します
レンタルバイクを初めて利用すると「あぁ〜、これを持って来れば良かったなぁ」とか「これ要らなかったじゃん、、、」っと思うものが必ず出てきます。
はじめは誰でも失敗するものなので、この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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