大排気量が多かった外車や輸入車ですが、普通自動二輪免許で乗れる400cc以下モデルが増えてきています。大型免許がなくても乗れる、おすすめ2024年版外車・輸入車をご紹介します!
■普通自動二輪免許(中型免許)とは?
「普通二輪(普通自動二輪)免許」では、排気量400ccまでのバイクを運転できます。
以前は「中型二輪免許」という名称だったので、中型二輪や中型、いわゆる中免とも呼ばれていました。
国内のバイクでは主に150ccクラス、250ccクラス、400ccクラスの3カテゴリーとなっています。国内の高速道路や自動車専用道路は、125cc超のバイクで走行可能となります。
バイクの外国車といえば大型車ばかり、といった時代はもう昔のこととなりつつあり、魅力ある小・中排気量の外車や輸入車が日本でも手に入るようになってきています。
■125ccまでの外車・輸入車
【Aprillia:アプリリア】SR GT Sport125(124cc)
アプリリアのSR GT Sport 125は、アプリリアのスポーティーなスピリットがデザインされているスクーター。SR GT Sport 200に続き、車体や装備などがそのままでSR GT Sport 125が発売されました。スポーティなカウル、レッドステッチが入ったグレーとブラックのツートンシート、レッドペイントされたホイールなど、レーシーなデザインがアプリリアらしさを醸し出しています。
街乗りはもちろん、スクーターでありながらツーリングや多少の悪路も走れるように作られています。原付二種クラスでは他のバイクは敵わない走りやすさと行動範囲の広さが魅力です。スクーターなのでシート下には大容量の収納スペースがあるのも魅力の一つ。
SR GT Sport 125 は主に街中でのライフスタイルを最大限に楽しむ理想的なスポーツスクーター。
SR GT Sport 200 は最新の環境基準をクリアする 174cc i-get 単気筒エンジンで、頼もしい力強さが楽しめます。カラーはストリートゴールド・イリジウムグレー・レッドレースウェイの3色。
【Aprillia:アプリリア】RX125(124.2cc)
アプリリアのRX125は、原付二種にあたるフルサイズのオフロードエンデューロバイク。都市部での通勤など日常走行でも、過酷なオフロードトレイルなどスポーティな走行でも楽しい走りを実現してくれる、本格志向のバイクです。
搭載しているエンジンは低燃費性能に加えて低回転域でもパワーを発揮し、素早いスロットルレスポンスを感じられます。さらに最新のサスペンションとクラストップレベルのABS付きブレーキシステムを搭載していて、完璧な制動力と優れた安全性・効率性を実現しています。
2023年11月にはRX125(オフロード)とSX125(モタード)でホワイトを基調にパープルをアクセントとして取り入れた新しいグラフィック「ホワイトワンダー」が追加されました。さらに2024年4月には、ブラックを基調とし、レッドのラインとロゴが目を惹く「ブラックスパイダー」も追加されます。
【F.B Mondial:F.Bモンディアル】SPARTAN 125 CBS(124.6 cc)
F.BモンディアルのSPARTAN125(スパルタン125)は、EICMA 2022(2022 ミラノ国際モーターサイクルショー)で世界初公開された、空冷単気筒のロードスポーツ。124ccの空冷単気筒エンジン採用で、最大出力11.56馬力、最大トルク9.5Nmとなっています。
デザインは、今時でもありながら懐かしさもあるクラシック・レトロなデザイン。丸みのある膝当て付きタンク、デジタルオドメーターにLED搭載のフロントライトユニット、ステッチが施されて高級な雰囲気のシート、個性的なカラーリングなど、トレンドも押さえつつ伝統的なスタイルのバイクです。
燃料タンクは15Lあり車重は125kgと同クラスのバイクでは軽め、操作しやすいハンドリングとポジションで、初心者にもベテランにもおすすめです。カラーは絶妙な渋さの組み合わせが特徴のブラックとブルーの2色です。
【Benelli:ベネリ】Leoncino125(124.8cc)
ベネリのLeoncino125(レオンチーノ125)は、水冷125cc単気筒エンジンで原付二種フルサイズのスポーツバイク。レオンチーノの250ccモデルと共通の外装パーツを使っており、欧州では若者やビギナー向けに作られました。
レオンチーノとはイタリア語でライオンの仔という意味で、1950年に誕生してから大衆車としてベネリの販売を大きく押し上げたバイクです。ちなみにレオンチーノシリーズには、フロントフェンダー上にライオンが鎮座しています。
ベネリ伝統のスチール製トレリスフレームに、前後17インチの足回り、ロードタイヤにダウンマフラーという、ストリートもオフロードもいける攻めたスタイル。レトロモダンで個性的なデザイン、125ccならではの優れたランニングコスト、コンパクトでも窮屈さを感じさせないポジション。街乗りや通勤などはもちろん、高性能サスペンションと燃費の良さからツーリングにもおすすめのバイクです。カラーはグリーン・グレー・ホワイトの3色。
【主要諸元】
SR GT Sport125 | RX125 | SPARTAN 125 CBS | Leoncino125 | |
メーカー | Aprillia | Aprillia | F.B Mondial | Benelli |
全長 | 1,920mm | 2,145mm | 1,960mm | 2,030mm |
全幅 | 765mm | 820mm | 810mm | 840mm |
全高 | 1,295m | 1,180mm | 1,065mm | 1,115mm |
シート高 | 799 mm | 905mm | 800mm | 795mm |
ホイールベース | 1,350 mm | 1,430mm | 1,350mm | 1,370mmm |
車量重量 | 148Kg | 134kg | 125kg | 145kg |
エンジン形式 | 水冷単気筒 SOHC 4バルブ | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 空冷単気筒 SOHC 4バルブ | 空冷単気筒 SOHC 4バルブ |
排気量 | 124cc | 124.2cc | 124.6cc | 124.8cc |
最高出力 | 11kW(15PS)/8,750rpm | 11kW(15PS)/10,000rpm | 8.5 kW / 9,000 rpm | 9.4kw(12.8PS)/9500rpm |
最大トルク | 12Nm/6,500rpm | 11.2Nm/8,000rpm | 9.5Nm/ 7,500 rpm | 10.0Nm/8500rpm |
タイヤ(前) | 110/80-14 | 90/90-21 | 110/70-17 | 100/80-17 |
タイヤ(後) | 130/70-13 | 120/80-18 | 130/70-17 | 130/70-17 |
価格(税込) | ¥583,000 | ¥473,000 | ¥426,800 | ¥453,200 |
■126cc~250cc未満の外車・輸入車
【KTM:ケーティーエム】2024 KTM250 ADVENTURE(248.8cc)
KTM 250 ADVENTURE(250アドベンチャー)は、水冷4ストDOHC4バルブ単気筒で、トラベルエンデューロタイプの軽量かつ扱いやすいエントリーモデル。レース実績のあるラリーバイクと同様の、超軽量鋼格子状のフレームが特徴的です。
14.5Lのタンクは人間工学に基づいた形状で、膝周りがスリムになっていてライディングフォームにフィットし、優れたコントロール性を発揮します。ゆったりしたポジションに最新鋭のショックアブソーバーを搭載し、2分割された座りやすく脚付を良くするシートを装備。
舗装路からダート道まで、オフロードスタイルでありながら長時間のライディングや長距離ツーリングもこなせる、コンパクトかつパワフルなバイクです。2024バージョンでは「オレンジ×グレー」と「ブルー×ホワイト」の2色の新しいグラフィックが採用されています。
【Benelli:ベネリ】TRK251(249cc)
ベネリのTRK251は、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒を搭載し、ツインプロジェクターヘッドライトが特徴的な、イタリアブランドらしいアドベンチャースタイルのツーリングモデル。
前後ディスクブレーキに、倒立式のフロントフォークを採用。トレリスフレームに前後17インチホイール、高いスクリーンのフロントカウル、容量18Lの燃料タンク、高性能サスペンションなど、長距離を走るのに適した装備が搭載されています。別売りのアルミケースをつければ大容量の収納力。
250のクラスでは大柄に見えますが、比較的軽量で操作性も高く、市街地からロングツーリングまでオールラウンドで扱いやすいマシンなので、初心者にもベテランにもおすすめです。カラーはホワイト・ブラック・レッドの3色。
【MUTT MOTORCYCLES:マットモーターサイクルズ】MUSHMAN250(249cc)
イギリスのMUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)は、カスタムバイクやビンテージバイクをベースにしたモデルを展開するブランドで、シンプルでレトロかつ無骨なデザインに、マットな質感を持ったスタイルというのが大きな特徴。普通自動二輪でカスタムバイクに乗れる、というところが大きな魅力です。
MUSHMAN250(マッシュマン250)は、創業当時のマッシュマンにマットモーターサイクルズのツインショックバイクの良い部分を結集し、さらにユーザーが欲しがっていた様々なアップグレードが施されたバイクで、まさにクラシックとモダンが融合したバイク。
アルミニウム製LEDヘッドライトやウインカーに、オフロードらしさを醸し出すフッドペグ、クラシックな18インチホイールとディープトレッドオフロードタイヤなどが装備されています。特にマットブラックのハンドルバーやエンジンガード、レザーのタンクカバーとスチールのタンクラックが特徴的で、スタイリッシュさに実用性を追求したものとなっています。カラーはマットグリーンとチタニウムグレーの渋い2色。
【主要諸元】
250 ADVENTURE | TRK251 | MUSHMAN250 | |
メーカー | KTM | Benelli | MUTT MOTORCYCLES |
全長 | – | 2,070mm | 2,060mm |
全幅 | – | 840mm | 760mm |
全高 | – | 1,300mm | 1,150mm |
シート高 | 855mm | 800mm | 810mm |
ホイールベース | 1,430mm | 1,390mm | – |
車量重量 | 156kg(乾燥) | 176kg | 140kg |
エンジン形式 | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 空冷単気筒 SOHC 4バルブ |
排気量 | 248.8cc | 249cc | 249cc |
最高出力 | 30PS/9,000 rpm | 19kw/9,250rpm | 13kW(17.2HP) |
最大トルク | 24Nm | 21.1Nm/8,000rpm | 18Nm |
タイヤ(前) | 100/90-19 | 110/70R17 | 4.10-18 |
タイヤ(後) | 130/80-17 | 150/60R17 | 4.10-18 |
価格(税込) | ¥769,000 | ¥649,000 | ¥749,100 |
■251~399ccの外車・輸入車
【BMW Motorrad:ビーエムダブリューモトラッド】G310R(312cc)
G310R は、BMW MotorradのGシリーズのネイキッドタイプで、水冷単気筒4ストロークエンジン、312ccの普通二輪免許で乗れるBMW。S1000 Rのスタイルを受け継ぐ大柄でスポーティなデザインですが、車体の軽さ、扱いやすさが魅力です。
電子制御スロットルシステムライド・バイ・ワイヤーを採用し、スリッパークラッチ装備で、混雑した街中でも乗りやすく、ツーリングでも安定感のある走りができます。毎日乗っても長距離ツーリングでも楽しめる、初心者やベテランはもちろん女子にもおすすめのバイクです。
2023年には新色の「ポーラーホワイト/レーシングブルーメタリック」「レーシングレッド」2色が設定されました。またハンドルスイッチ部分ではハイビーム・ロービーム・DRL(デイタイムランニング・ランプ)の切り替えができるようになっていて、昼間の視認性が高まってより安全に配慮されています。
【Royal Enfield:ロイヤルエンフィールド】METEOR 350 (349cc)
ロイヤルエンフィールドのMETEOR350(メテオ350)は、丸みのあるクラシックで時代を超越したデザインのネオレトロなクルーズタイプ。通勤でも高速でもこなす、サラブレッドなクルーザーというバイクです。
空油冷4ストOHC2バルブ単気筒で総排気量は349cc。強度・剛性・耐久性を向上させた新しいシャシーは、直進の安定性、コーナリング、操縦性を高めるように設計されています。そのため安心感があり長距離も乗りやすく、女性ライダーにも人気があります。
METEOR 350 にはソリッドカラーでベーシックスタイルのFireball(ファイアボール)4色、バックレスト付きのStellar(ステラ)3色、ツートンカラーでウインドスクリーン付きのSupernova(スーパーノバ)3色の3シリーズがあります。
2024年にはさらに新たなカラーバリエーションと機能を持ったAurora(オーロラ)が追加となりました。オーロラは、ステラとスーパーノバの中間に位置する装備のシリーズとなり、エンジン・エキゾーストにクローム仕上げ、さらにスポークホイールと、レトロな要素が加えられています。カラーは「オーロラ・ブルー」「オーロラ・グリーン」「オーロラ・ブラック」の3色。
【Harley-Davidson:ハーレーダビッドソン】X350(353 cc)
Harley-DavidsonX350は、排気量353ccの水冷並列2気筒DOHC4バルブでショートストローク設計という、最新レイアウトのエンジンを搭載したアメリカンフラットトラッカースタイルのバイク。
デザインはハーレーの伝説とも言われるXR750を取り入れたものとなっていて、普通二輪免許で乗れるハーレーダビッドソンというのが最大の魅力。
足回りは前後17インチアルミホイールに前後ABSを採用しています。またDRLヘッドライトなど、灯火類は全てLEDタイプで統一していてグレードの高さが感じられます。
ハーレーでありながら195kgと軽い部類であり、スリムな車体にシート高777mmと足付きも良く、小柄な人や女性ライダーでも十分乗りこなせるスタイルです。コンパクトな車体に人間工学に基づいた余裕のあるライディングポジションで、中速域でのトルクを重視しており、街乗りを想定したスポーティな乗り心地が追求されています。カラーは「ドラマティックブラック」「ダイナミックオレンジ」「スーパーソニックシルバー」「パールホワイト」の4色。
【Triumph:トライアンフ】SPEED 400(398.15 cc)
SPEED400(スピード400)とSCRAMBLER400X(スクランブラー400X)は、トライアンフのモダンクラシックシリーズに仲間入りした2024年最新モデル。
この2台はトライアンフの伝統的なスタイルを踏襲しながらも、エンジンプラットフォームが一から設計されており、新型デュアルメーターにオールLEDライト装備と、伝統とテクノロジーをバランスよく融合させた新型400ccです。どちらのモデルもオン・オフで切り替え可能なトラクションコントロールシステムが装備されています。DRL(デイタイムランニングライト)やリア灯火類は全てLEDとなっています。Bosch製デュアルチャンネルABSで安全性も配慮され、かつ機動性も高く、普通二輪免許で楽しめるトライアンフです。
Speed 400(スピード400)は無駄を削ぎ落としたデザインのモダンクラシックスタイルネイキッド。
往年のトライアンフを彷彿とさせるスタイルに、最先端テクノロジーを取り込んだバイクです。
ロードスター専用のホイールベースを採用し、ニュートラルなライディングポジションで多くのライダーが乗りやすいスタイル。膝部にくぼみが設けられた特徴的な形状のタンクは、トライアンフのロゴ入りでグラフィックも美しく、高級感を感じさせます。カラーは目をひくツートンカラーで「カーニバルレッド/ストームグレイ」「カスピアンブルー/ストームグレイ」「ファントムブラック/ストームグレイ」の3色です。
【Triumph:トライアンフ】SCRAMBLER 400X(398.15 cc)
Scrambler 400X(スクランブラー400X)は、Scrambler 900・1200・初代スクランブラーといったトライアンフの歴史を受け継ぐオフロード。
大型 19 インチフロントホイールで、目線が高いライディングポジションにワイドなアジャスタブルハンドルバー、ホイールベースも長めでオフロードもオンロードも楽しめるスタイルのバイクです。スリムなベンチシートで足付きも良好。ヘッドライトガードやナックルガード・サンプガード付きで悪路や不整地にも対応しています。カラーは「マットカーキグリーン/フュージョンホワイト」「カーニバルレッド/ファントムブラック」「ファントムブラック/シルバーアイス」の3色です。
【Husqvarna:ハスクバーナ】Svartpilen 401(398.6cc)
水冷単気筒DOHCで軽量かつ剛性の高いシャシーが融合した、ハスクバーナのSvartpilen401(スヴァルトピレン401)とVitpilen401(ヴィットピレン401)。
基本構成のトレリスフレームやエンジンは共通で、KTMのDUKE390をベースとしています。黒と白というカラーリングとスタイルでキャラクター分けがされている姉妹ブランドと言えるでしょう。
Svartpilen 401(スヴァルトピレン401)は、スクランブラーがコンセプト。
スヴァルトピレンとはスウェーデン語で黒い矢という意味で、ダートレーサースタイルのダークかつワイルドなイメージが、見た目だけでなく名前にも表されています。個性的なタンク形状にアップタイプのバーハンドル、タイヤはブロックパターンというオフロードスタイルで、高品質の薄型シートにピリオングラブハンドルも標準装備されています。
2024年にフルモデルチェンジを受けて、排気量は373ccから398.6ccに拡大され、調整可能なWPサスペンションに、イージーシフト、ボッシュのABS、STREET・RAIN・TRACKから選択できるライドモード変更システムも搭載されています。カラーはブラックの色味とダークなシルバーになり、イエローの差し色が入っています。5インチTFTディスプレイLEDのヘッドライトにDRL(デイタイムランニングライト)など電子機能も最新となっています。
【Husqvarna:ハスクバーナ】Vitpilen 401(398.6cc)
Vitpilen 401(ヴィットピレン401)は、カフェレーサースタイルがコンセプトのロードスポーツ。スウェーデン語でヴィットピレンは白い矢という意味です。
2024年にはスヴァルトピレンと同じくフルモデルチェンジを受けました。左右のロゴ部分が滑らかに張り出した独特なタンクの形状はヴィットピレンの中心的な特徴です。ホワイトのボディカラーをベースに、イエローのラインとブラックを組み合わせたセパレートのカラーリングになっています。
前モデルではセパレート式だったハンドルがロードスタースタイルの真っ直ぐなバータイプとなって若干ポジションが上がり、シート高は15mm低くなったことでライディングスタイルの自由度が増しました。足回りはスポークホイールからキャストホイールへと変更されています。
排気量は373ccから398.6ccに拡大、調整可能なWPサスペンションに、ボッシュのABS、STREET・RAIN・TRACKから選択できるライドモード変更システムも搭載されました。もちろん、5インチTFTディスプレイにLEDのヘッドライト、DRL(デイタイムランニングライト)など電子機能も最新となっています。
【KTM:ケーティーエム】2024 KTM 390 DUKE(398.7cc)
KTM 390 DUKE(390デューク)は、コーナーロケットとも称されるネイキッドのストリートモーターサイクル。個性的な見た目とカラーリングが人気です。
従来まで373ccだったエンジンは、水冷単気筒DOHCなのは同じですが、2024年にはフルモデルチェンジを受けて398ccに拡大されました。怒涛のパワーにスムーズな加速、さらなる軽量化を実現させたものとなっています。KTMならではのスチールトレリスにアルミのサブフレームを組み合わせた構成となり、少し長くなったホイールベースと新しいシートポジション、WP製フロントフォーク、調整可能なサスペンションによって、コーナリングの挙動・安定性・ハンドリングも向上しています。
また搭載されたライドモードにより、STREET・RAIN・TRACKの3段階の出力特性変更が可能。最適なコンディションがTFT液晶ディスプレイで簡単に選択できます。軽さと俊敏性が高く、街乗りでもツーリングでもまたレースシーンでも、パワフルな走りができるバイクとなっています。
フロントマスクも以前のモデルより鋭角が強めでよりワイルドな見た目になり、サイレンサーはショートタイプになりました。カラーは新色の「エレクトロニック・オレンジ」と「アトランティック・ブルー」の2色。
【主要諸元】
G310R | METEOR 350 | X350 | SPEED 400 | |
メーカー | BMW Motorrad | Royal Enfield | Harley-Davidson | Triumph |
全長 | 2,025mm | 2,140mm | 2,110mm | – |
全幅 | 820mm | 845mm | – | 814mm |
全高 | 1,120mm | 1,140mm | – | 1,084mm |
シート高 | 785mm | 765mm | 777mm | 790mm |
ホイールベース | 1,380mm | 1,400mm | 1,410mm | 1,377mm |
車量重量 | 164kg | 191kg | 195kg | 170kg |
エンジン形式 | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 空冷単気筒 | 水冷並列2気筒 | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ |
排気量 | 312cc | 349cc | 353cc | 398.15cc |
最高出力 | 25kW(34PS)/ 9,250 rpm | 14.9kW(20.2PS)/6,100rpm | 27kW(36HP)/8,500rpm | 40PS(29.4kW)/8,000rpm |
最大トルク | 28Nm/7,250rpm | 27Nm/4,000rpm | 31Nm/7,000rpm | 37.5Nm/6,500rpm |
タイヤ(前) | 110/70 R17 | 100/90-19 | 120/70-ZR17/58W | 110/70 R17 |
タイヤ(後) | 150/60 R17 | 140/70-17 | 160/60-ZR17/69W | 150/60 R17 |
価格(税込) | \740,000~ | \710,600~ | ¥699,800 | ¥699,000 |
SCRAMBLER 400X | Svartpilen 401 | Vitpilen 401 | 390 DUKE | |
メーカー | Triumph | Husqvarna | Husqvarna | KTM |
全長 | 2,115mm | – | – | – |
全幅 | 901mm | – | – | – |
全高 | 1,169mm | – | – | – |
シート高 | 835mm | 820mm | 820mm | 820mm |
ホイールベース | 1,418mm | – | – | – |
車量重量 | 179kg | 159kg(燃料無し) | 154.5kg(燃料無し) | – |
エンジン形式 | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ | 水冷単気筒 DOHC 4バルブ |
排気量 | 398.15cc | 398.6cc | 398.6cc | 398.7cc |
最高出力 | 40PS(29.4kW)/8,000rpm | 33kW(44.9PS)/8,500rpm | 33kW(44.9PS)/8,500rpm | 33kW(44.9PS)/8,500rpm |
最大トルク | 37.5Nm/6,500rpm | 39Nm/7,000rpm | 39Nm/7,000rpm | 39Nm/7,000rpm |
タイヤ(前) | 100/90-19 | 110/70 R17 | 110/70 ZR17 | – |
タイヤ(後) | 140/80-17 | 150/60 R17 | 150/60 ZR17 | – |
価格(税込) | ¥789,000 | ¥799,000 | ¥799,000 | ¥789,000 |
普通自動二輪免許で外車・輸入車に乗ろう!
排気量400cc以下となると以前は国産バイクを選びがちでしたが、そんなことはありません。普通自動二輪免許でも乗れる、外車や輸入車の選択肢が広がっています。バイク免許を取得してすぐ外車に乗るのも珍しくはありません。
大排気量のバイクと遜色ない見た目やデザイン、乗り心地の良さ、そして軽量で扱いやすい小・中車両が多く、初心者はもちろんベテランまで満足できて、バイクライフの楽しみ方は広がっていると言えるでしょう。
投稿者プロフィール
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GPZ750R改に乗っているねこにんじゃと申します。
ライターでイラストレーターです。
「おすすめグッズを知りたいけど面倒だから誰かまとめて」
「整備について知りたいけど難しいから簡単に知りたい」
などなどのバイクライダーの希望をかなえます。
バイクライフがより楽しくなるような情報を、できるかぎりわかりやすくお届けしていきます。
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