大分県は、美しい自然と歴史的なスポット、絶品グルメを堪能できるツーリングの楽園です。この記事では、地元ライダーだからこそ知る、おすすめのツーリングルートや立ち寄りスポットを厳選してご紹介します。
温泉で癒されたり、絶景を眺めたり、地元の味覚を堪能したりと、大分ならではの魅力を満喫できる情報が満載です。ぜひ最後まで読んで、大分ツーリングのご参考にしてください。
大分のツーリングスポット編
「大分」といえば、温泉、海、山…ですね。どれも最高です。
せっかく大分にツーリングするのであれば、この章で紹介する場所を、ぜひ目指してみてください。
不老泉(別府温泉)(大分県別府市)
不老泉は、別府市中心部に位置する別府市営の温泉です。「市営」の温泉なんて、さすが「温泉県 大分」ですね。不老泉はツーリングの疲れを癒すには最適なスポットです。
清潔感のある脱衣場の隣に「あつ湯」「ぬる湯」の大きい浴槽があります。「ぬる湯」の方も結構な湯温なので入浴時はご注意を。
温泉の歴史は明治時代までさかのぼります。泉質は単純温泉で、疲労回復やストレス軽減に効果があるとされています。
駐車場(駐輪場)は無料です。施設の清掃時間帯(14~15時)は入浴できないため、訪問時間にはご注意ください。
ツーリングの途中にふらりと立ち寄れる不老泉は、大分を訪れるなら外せないスポットです。ただし、冬は湯冷めに注意しましょう。
【不老泉 位置情報】
住所:〒874-0936 別府市中央町7-16
種別:源泉、かけ流し
営業時間:6:30〜22:30
※14:00~15:00までの1時間は清掃時間のため、入館・入浴不可
休館日:第1月曜日(祝日のときは変更の場合あり)
入浴料金:大人(中学生以上)250円
無料駐車場:あり
(参照:別府市公式サイト)
九重“夢”大吊橋(大分県玖珠郡九重町)
九重“夢”大吊橋は、高さ173m、長さ390mを誇る歩行者専用の吊橋で、日本一の高さを持つスリル満点の観光スポットです。標高777mから周囲を見渡す壮大な景色を楽しめます。
橋からは「日本の滝百選」にも選ばれた震動の滝のほか、新緑や紅葉が美しい九酔渓を望むことができ、季節ごとに異なる魅力が満載です。秋は紅葉の名所としても知られており、11月上旬の見頃には多くの観光客が訪れます。
施設内の「天空館」では地元の食材を使ったグルメも楽しめます。駐車場も完備されているため、ツーリング途中の立ち寄りにも便利です。
橋の中央部には下が透けて見える場所があり、足下からはるか下の地上が見えるため、高所が苦手な方は用心しながら渡りましょう。九重“夢”大吊橋は、大自然を全身で感じられる絶景スポットです。
【九重“夢”大吊橋 位置情報】
住所:〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野1208
営業時間:8:00〜17:00
※7〜10月の間は18:00まで営業
休業日:なし
料金:大人(中学生以上)500円
無料駐車場:あり
(参照:公式サイト)
宇佐神宮(大分県宇佐市)
宇佐神宮は全国にある八幡宮の総本宮として、歴史と文化が息づく特別な場所です。西暦725年創建とされ、応神天皇をはじめとする神々が祀られており、国宝に指定された八幡造の本殿や、呉橋など見応えのある建築物が点在しています。
広大な境内は約50万平方メートルに及び、四季折々の自然が楽しめるのも魅力です。春にはソメイヨシノ、夏には蓮の花が咲き誇り、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
厄除けや交通安全、恋愛成就など幅広い御利益を求め、多くの参拝者が全国各地から訪れます。バイクで訪れるライダーにも、広々とした駐車場やアクセスのよさが人気です。
駐車場(駐輪場)が国道10号に面しており、大分自動車道・宇佐ICから車で約15分とアクセスがよく、ツーリングルートの休憩地としても最適な宇佐神宮。自然と歴史、文化が調和した特別な時間を楽しめるスポットです。
【宇佐神宮 位置情報】
住所:〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859
開門時間:6:00〜18:00
※正月期間中を除く
休業日:なし
駐車場:あり
駐車料金:普通車400円、二輪100円
(参照:公式サイト)
空の展望所(大分県佐伯市)
空の展望所は、大分県佐伯市の「豊後くろしおライン」沿いに位置する、海を一望できる絶景スポットです。標高約250メートルの高台からは、美しい太平洋(日向灘)の水平線を見渡せます。
とくに春が魅力的で、3月下旬から4月下旬にかけて芝桜が咲き誇り、駐車場から展望所までの遊歩道をピンク色に彩ります。まるで絨毯が敷き詰められたかのような美しさです。6月にはアジサイが見頃を迎え、季節ごとに異なる花々が訪れる人々を魅了します。
展望所近くには物産館「海風館」があり、地元の名産品を使った食事やお土産選びを楽しめます。空の展望所で、雄大な自然と景色を満喫しながら、時を忘れてゆったり過ごしてみませんか?
【空の展望所 位置情報】
住所:〒876-1403 大分県佐伯市米水津大字宮野浦
営業時間:24時間
休業日:なし
駐車場:あり(無料)
(参照:Googleマップ)
大分のグルメ編
大分には海の幸も山の幸も、盛りだくさんです。しかもおいしい。
腹ごしらえをしながらのツーリングは、最高ですよ。
ライダーズカフェ CORSE BASE(コルセベース)(大分県日田市)
日田市のツーリングスポットとしても名高い「コルセベース」は、ライダーが立ち寄りやすいライダーズカフェです。国道212号沿いに位置し、阿蘇周辺をツーリングするライダーが集まる場所となっています。
外観はシンプルで、秘密基地のような趣を感じられます。店内は地元の日田杉を使用した温かみのあるデザインで、バイク好きが喜ぶ装飾が満載です。レース車両や希少なバイクが展示されるガレージビューも楽しめます。
朝6時から営業しており、早朝ツーリングに最適なモーニングセットが人気です。モーニングセットのコーヒーは、なんと飲み放題。ついつい飲みすぎてしまいます。
地元特産の柚子胡椒を使ったメニューや、ハニートーストといったスイーツも充実しており、ライダーだけでなく観光客にもおすすめです。ツーリング途中に立ち寄って、大分の自然と食を満喫してみませんか。
【ライダーズカフェ CORSE BASE(コルセベース) 位置情報】
住所:〒877-0055 大分県日田市大字高瀬1224-2
営業時間:6:00~16:00(サマータイム)
8:00~16:00(ウィンタータイム)
定休日:火曜日・木曜日(祝日と重なる場合は営業)
駐輪場:あり(無料)
(参照:公式サイト)
出来立て豆富 湧水茶屋(大分県竹田市)
湧水茶屋は、大分県竹田市の名水「小津留湧水」を活用した手作り豆腐が評判のお店です。朝6時の開店と同時に地元客や観光客、ライダーで賑わいます。出来立ての豆腐や厚揚げを買い求める客と、食事目当ての客で、祝祭日は早朝からレジに行列ができるお店です。
豆乳プリンやソフトクリーム、おはぎなどのスイーツもあり、子供から大人まで楽しめます。筆者は個人的に「きなこおはぎ」が大好きです。ライダーにも愛されるこの店では、豆腐に合う特製醤油や手作り味噌などのお土産も充実しています。
朝食メニューを目指して早朝ツーリングでやってくるライダーも多数います。筆者も「牛すじ麻婆豆腐セット」を目指して何度も早朝ツーリングしました。
広々とした駐車場や食事席があり、利便性も抜群。素材の良さを活かした豆腐料理は、クセになるおいしさです。
竹田市の清らかな湧水が生み出す逸品料理を、ぜひ味わってください。
【出来立て豆富 湧水茶屋 位置情報】
住所:〒878-0404 大分県竹田市直入町大字下田北1385-5
営業時間:6:00~16:00
定休日:火曜日
駐輪場:あり(無料)
(参照:Googleマップ)
レストハウスうさぎ亭(大分県佐伯市)
佐伯市の海岸沿いに佇む「レストハウスうさぎ亭」は、新鮮な海の幸を楽しめる絶好のグルメスポットです。元猿海岸を望むロケーションで、波の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごせます。
メニューには地元で獲れた新鮮な魚介類を使った「海の幸丼セット」や「りゅうきゅう丼セット」、季節ごとのお刺身定食など、地元の味覚を堪能できる料理が並びます。「味噌ホルモン」や「鳥天」といった大分ならではのメニューも人気です。
筆者は昼の日替わりランチをオーダーしました。この日の日替わり「お魚フライ定食」は、リーズナブルで美味、しかもボリューミーで大満足。
心温まるサービスと、地元の恵みを活かした料理が魅力的な、ステキな食事処です。
【レストハウス うさぎ亭 位置情報】
住所:〒876-2401 大分県佐伯市蒲江大字竹野浦河内2186-2
営業時間:11:00~14:00
11:00〜21:30(土曜日のみ)
定休日:月曜日
駐輪場:あり(無料)
(参照:Googleマップ)
まとめ:大分は海も山も、おいしくて楽しい!
大分県は、豊かな自然と歴史、そして美味しい地元グルメが楽しめるツーリングスポットが充実しています。別府の癒しの温泉「不老泉」や、日本一の高さを誇る「九重“夢”大吊橋」、八幡宮の総本宮「宇佐神宮」など、それぞれ個性あふれる観光名所は、ライダーにとって心に残る特別な思い出になります。
ライダーズカフェ「コルセベース」や地元食材を活かした「湧水茶屋」、「レストハウスうさぎ亭」など、グルメスポットも見逃せません。
ぜひ、次のツーリング計画の参考にしてください。大分の魅力を存分に味わい尽くしましょう。
この記事がお役に立てば、嬉しいです。
読者の皆さまのバイクライフを応援しています。
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投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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