きっとライダーなら、誰でも感じているはずです「今まさにオフロードブームが来ている」と。
実際ここ数年のバイク界隈では、オフロード関連の記事や動画が確実に増え、それに伴い「林道デビュー」を果たしたライダーが増加中です!
何を隠そう僕も1年半くらい前に林道デビューを果たした立派なミーハー、、、いやいや、初心者オフローダーなので、その経験を踏まえて「林道デビューに必要な装備」をまとめてみました。
オンロードとオフロードの装備の違い
普段から安全運転を心がけているという前提で、オンロードはライダーの不注意や突発的なトラブルを除けば、バイクが転倒することは滅多にありません。
しかし、オフロードは路面状況が不安定かつ変化しやすい未舗装路を走るので、どうしても転倒する可能性が高くなってしまいます。
加えて砂利道を走った際に飛び石がライダーに当たったり、場合によっては木の枝が体に当たることもあります。
つまり、オフロードの装備はオンロードのそれよりも転倒や障害物との接触を前提に作られており、尚且つマシンの操作がし易く、ライダーが動きやすい作りになっています。
林道デビューに必要な装備
ここからは実際に林道デビューをするにあたって、必要な装備を紹介していきます。
ちなみにオフ車はもちろんですが、例えばハンターカブやスクランブラー、それからアドベンチャーバイクのような「オフも走れるマシン」も含めた、ライトな林道ツーリング向けの装備です。
※本格的なガチオフ林道ツーリングは想定していません
オフロードブーツ
林道デビューをしようと思ったら、真っ先に手に入れるべき装備が「オフロードブーツ」です。
オフロード走行で最もヒットしやすいのは足で、例えば石や枝などの障害物が当たったり、転倒した際にぶつけたり、最悪バイクが倒れて足が下敷きになるケースもあります。
なので、必ずくるぶしまで覆われた、プロテクション性に優れた専用品を揃える必要があります。
おすすめは「ガエルネ Gミッドランド」で、高プロテクションかつ柔らかい作りで動きやすく、しかも防水仕様という優れものです(やや高価ですが、、、)
オフロードグローブ
オンロードグローブは転倒時にアスファルト上を滑ることを想定して、どちらかといえば厚手のゴツめのものが多いですが、ところがオフロードグローブは操作性を重視しているので、全体的に薄手のものが目立ちます。
なぜなら林道ツーリングはとにかく運動量が多く、微妙なアクセルワークやレバー操作が必要だからです。
しかし、これから林道デビューをするライダー、それから僕のような初心者は、転倒することも想定した上で、操作性とプロテクション性の両方を重視しないといけません。
そこでおすすめなのが「KNOX オルサ MK3」で、操作性と通気性の良い薄手のグローブながら、しっかりとしたプロテクション性が確保されています。
各種プロテクター
ニーシンガードやエルボーガード、それからチェストガードやプロテクションパンツなど、オフロード走行用の各種プロテクターは可能な限り揃えましょう。
とは言っても、最初から全部揃えるのは経済的負担が大きいので、例えば手持ちのライディングウェアにプロテクターが入ってる場合は、その部分を省く、、、など、今ある資産を活かしつつ、無防備な場所から揃えていきましょう。
防水バックパック
林道ツーリングをする際の荷物は、防水バックパックに収納するのがおすすめです。
ついついシートバックやリアBOXに荷物を入れてしまいますが、スタンディング時に背中に接触する場合がありますし、そもそも走行中の振動でズレたり、最悪落下する可能性があります。
林道には水たまりがあったり、時に泥が飛んでくることもあるので、基本は防水仕様のものがよく「ラフアンドロード RR9411 AQA DRY ザック&シート」は高い防水性と十分な収納力、そしてシートバッグにもなる優れものなので愛用しています。
最低限の工具
林道デビューをするなら、オフロードブーツと各種プロテクター並に重要なアイテムが工具です!
オフロードでは転倒によりレバーが折れてしまったり、ハンドルが曲がってしまったり、その他諸々のトラブルが起きる可能性が高いので「自身にバイクいじりスキルが無くても」最低限の工具を用意することをおすすめします。
何故なら工具さえ持っていれば、緊急時はスマホで調べながら何とか自分で直したり(僕のことです)同行者や通りすがりのライダーに助けてもらえるからです。
おすすめは「デイトナ コンパクト車載ツールセット」で、基本的な工具がコンパクトにまとまっているので、これから林道デビューするライダーに最適です。
エアゲージ
ある程度の林道ツーリングをこなしたライダーなら、アタック前にタイヤの空気圧を下げて、地面との設置面を増やして「グリップ力」を得るという技を使います。
しかし、僕を含めた初心者サイドのライダーは、そもそも空気圧をいじらないと走れないような林道には行かないですが、それでも突然ガレた場所に遭遇する可能性はあるので、そんな不測の事態に備えて「エア抜き機能付きのエアゲージ」を持っていくことをおすすめします。
ちなみにエアを抜いた場合は、帰り道のガソリンスタンドなどで補充しましょう。
おすすめは「エーモン エアゲージスタンダード」で、初心者でも空気圧を計りやすく、エア抜き機能が付いていて、さらに付属のケースにコンパクトに収納できる上にコスパが良い!とナイスなアイテムです。
はじめはオンロード用でも問題ない装備
これから林道デビューをするにあたって「オフロード用のヘルメットは用意すべきか?」という質問に対して、僕は「余裕があったらでいい」と答えます。
オフロードヘルメットはオンロード用より重量が軽く、シールドやゴーグルを飛び石や枝から防ぐバイザーが付いていて、それから視界が広く確保されているなどの特徴がありますが、はじめはオンロード用でも特に支障はありません。
というのも、最初からガチな林道に行く初心者はいないと思うので、とりあえず万が一の際に頭を守れれば問題ありません。
実際、僕の妻はオンロードヘルメットで林道を走っていますが、特に支障はないそうです(僕から見ても支障はなさなそうです)
ライディングウェアに関しては、もちろんオフロード用のものが一番ですが、ちゃんとプロテクターが入っているものなら、オンロード用でも特に支障はありません。
実際僕もオフロードの専用ウェアではなく、オンロード用のウェアで林道を走っています(あくまで初心者レベルの林道の話です)
ただし「胸部プロテクター」が入っていないウェアの場合は、別途購入することをおすすめします。
ちなみに最近はアドベンチャーバイクブームなので、オン・オフ兼用のウェアも増えています。
装備はしっかり整えよう!
大好きなバイクで怪我をしたいライダーなんていないと思うので、林道デビューをするなら装備をしっかりと整えましょう!
もちろん、最初から全部揃える必要はなく、まずは最低限オフロードブーツとプロテクターから揃えましょう。
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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