自転車やクルマでは当たり前になったシェアリングサービス。
バイクにも似たサービスがあるのはご存じでしょうか。
レンタルバイクよりも安く、手軽に、魅力的なバイクに乗れると知ったら試してみたくありませんか?
そこでこの記事では、バイクシェアリングサービスの魅力と、レンタルバイクとの違い、メリットとデメリットをご紹介します。
この記事を読み終わるころには、バイクシェアリングを試してみたくなるはず。
ぜひ、最後までお付き合いください。
今、話題のバイクシェアリングサービスって知ってる?
「バイクシェアリングサービス」と聞くと、自転車を思い浮かべる人が多いと思いますが、エンジンを積んだバイクにもシェアリングサービスはあります。
バイクを借りる点ではレンタルバイクと同じですが、もっとも違うのは個人が所有しているバイクを借りるところ。
これだけ聞くと「ちょっと怖いな」と思うかもしれませんが、個人間でのシェアバイクは魅力がたっぷりなんです。
気軽に利用できる
レンタルバイクは各営業所に出向く必要がありますが、バイクシェアリングサービスなら受け取り場所や時間を自由に選べます。
ツーリングは早朝出発が多いですが、自分の都合に合わせてバイクを受け取り、日の出と一緒に出発することだって可能です。
もちろん、バイク所有者との交渉次第ですが、レンタルバイクより気軽に利用できるのはありがたいですね。
ネットで簡単予約
予約は専用サイトで行うので、事前に連絡先を直接交換することはありません。
料金についても、シェアリングサービスの運営業者が間に入ってくれるので手続きがスムーズ。
シェアリングサービスによっては、完全非対面でバイクを借りられるので、初対面が苦手な人でも安心して利用できます。
利用料金が安い
レンタルバイクと違って、実店舗がないので料金設定が安くなっています。
ツーリング前日から借りたとしても、レンタルバイクより安くなることも。
普段乗らないジャンルのバイクや、大型バイクでも借りやすい料金なので、自分に合うバイクを探すためにバイクシェアリングサービスを利用するのも良いですね。
レアなバイクに乗れる
バイクは個人所有なので、レンタルバイクのラインナップにないバイクに乗れることも。
高級なスポーツバイクだったり、カスタムされたバイクなど、個性豊かなバイクを借りることができます。
シェアリングサービスに登録されているバイクを見るだけでもワクワクが止まりません。
バイク保険付きで安心
自動車保険は事前に加入しておく必要はなく、シェアリングサービスの契約時にバイク保険に加入します。
シェアリングサービスによっては、車両保険をつけたり、立ちゴケ安心制度もあるので、もしもの時も安心して利用できます。
レンタルとどう違うの?メリットとデメリット
バイクシェアリングサービスの特徴をご紹介しましたが、レンタルバイクとどう違うのかを簡単にまとめると、バイクシェアリングサービスは個人から借り、レンタルバイクは企業から借りるところ。
信用できるかわからない初対面の人からバイクを借りるのに抵抗を感じるかもしれませんが、バイクシェアリングサービスでは企業が間に入って取り持ってくれるので、個人で貸し借りするよりも安心なのは間違いありません。
バイクシェアリングサービスとレンタルバイク、どちらもメリットとデメリットはありますが、まとめてみると、それぞれに向いている人が見えてきました。
ぜひ、参考にしてください。
メリット
バイクシェアリングサービスのメリット
- 受け取り場所や時間を自由に選べる
- 利用料金が安い
- バイクのラインナップが豊富
レンタルバイクのメリット
- プロが管理しているバイクに乗れる
- サポートが充実している
- もしものトラブルでもスムーズ
デメリット
バイクシェアリングサービスのデメリット
- 整備が所有者任せ
- もしものトラブルは個人間で交渉
レンタルバイクのデメリット
- 店舗の営業時間に合わせないといけない
- 利用料金が高い
- バイクのラインナップが少ない
向いている人
バイクシェアリングサービスが向いている人
- 色んなバイクに乗ってみたい人
- トラブルを自分で解決できる人
- 安く借りたい人
レンタルバイクが向いている人
- 信頼できる企業からバイクを借りたい人
- 手厚いサポートがほしい人
おすすめのバイクシェアリングサービス
バイクシェアリングサービスといっても、サービス内容はさまざま。
ここでは代表的な2社のサービスをご紹介します。
業界初のセルフレンタル「BestBike」
株式会社ベストBikeが運営するBestBike(ベストバイク)は、バイクシェアリングサービスとレンタルバイクの中間のようなサービスです。
駅周辺の駐車場で完全非対面でバイクを借りることができ、返却も元の駐車場に戻して返却フォームを入力するだけ。
ほとんどの拠点が24時間対応で、ヘルメットやグローブなどのオプションも豊富です。
利用料金は他社より高いですが、料金設定が排気量ごとに一律で分かりやすいのもポイント。
所有者に12カ月点検を義務付けているので安心感もあります。
個人間なのでリーズナブル「AirRide」
株式会社MockLabが運営するバイクをシェアするためのプラットフォームサービスです。
登録料と月額が無料なので、バイクを貸したい所有者も登録しやすく、レンタルバイクでは借りられないようなバイクもたくさん登録されています。
利用料金や利用ルールは所有者が決めているので、中にはとてもリーズナブルな価格に設定されていることも。
受け渡し住所や車種、排気量の上限などの細かな条件で検索ができるので、簡単に乗りたいバイクを見つけられます。
まとめ
今回は新しいバイクの借り方、バイクシェアリングサービスについてご紹介しました。
レンタルバイクと違って、企業ではなく個人から借りるのでハードルが高く感じてしまいますが、バイクシェアのためのプラットフォームサービスを利用すれば、簡単・安心にシェアができます。
バイクシェアリングサービスは「一度は乗ってみたかった」「購入前に試乗したい」「安く借りたい」など、いろんな願いが叶うサービスなので、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ではまた!
投稿者プロフィール
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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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