バイクに乗り始めた十数年前は、『インカムなんて邪道』みたいな言い方されてたけど、いまやソロツーでもマスツーでもインカムなしなんて考えられません!
『バイクは排気音や駆動音、周囲の自然の音を楽しむもので、ツーリング中に会話したり音楽を聞いたりするのは邪道だよ。』
みたいなことを言う人が十数年前にはいました。(もしかしたら今でもいるかも知れませんが。)
バイクの楽しみ方は人それぞれで、そういう楽しみ方もありだと思います。ですが、10年インカムを使ってツーリングに出かけている私は、もうインカムなしのツーリングには戻れません。
インカムは、使わなければ排気音や駆動音を楽しむこともできますし、必要に応じて通話したり音楽を聞いたりできるという選択肢が増えるのは素晴らしいことだと思います。
ということで、今回はインカムデビューを考えているあなたのために、おすすめの商品をご紹介します!
インカムのメリット
『自分は一人でしかバイクに乗らないからインカムなんて必要ない!』
と考えている方はいらっしゃいませんか?
インカムのBluetooth機能を利用してスマートフォンと接続することで、音楽の再生やナビゲーション案内を受けることができます。これにより、快適なライディングが楽しめます。
また、スマートフォンとペアリングしていることで通話機能を利用することもできます。走行中に着信があった場合でもワンプッシュで応答でき、大変便利です。
ただし、通話する際には手短に。急ぎの用事でなければ安全のため後で折り返すと伝えるか安全な場所に停車しましょう。
また、二人以上でのマスツーリングをする機会には更にメリットがあります。
インカムを使うことで、同じグループ内のライダーと簡単に連絡が取れます。これにより、ルートの変更や休憩場所の指定などをスムーズに行えて便利です。
インカムを使用しなければ『次の交差点を右折』『交差点で隊列が途切れた』『トイレに行きたい』『給油したい』など、インカムがなければ信号待ちで止まったときに大声で話しかけなくてはいけません。
それでは次の項から金額ごとに人気のあるインカムを紹介していきます。
【5000円以下】Uandear LX3
バイク用通信機器売れ筋ランキング第10位になんと5,000円以下で購入できるインカムがありました。
現時点で61個の評価がついており、5段階評価中星4つです。
走行中に電話がかかってきても、わずか10秒で自動的に応答することができます。
【5000円台】Excuty 6riders
バイク用通信機器売れ筋ランキング第7位に5,000円台で購入できるインカムがあります。
私も初めてのインカムには(10年前)これと同じようなモデルを使っていましたが通話品質には全く問題がありませんでした!
マイクやスピーカーの品質は高くありませんが、会話や音楽再生には支障がありません。良いスピーカーやマイクがあっても結局走行風やロードノイズで音質は下がってしまいます。
このモデルは6台まで接続することができますが、同時通話は親機と子機1台の2台間のみのようです。
私はこのタイプのインカムを数年使っていたのですが、ヘルメットにつけていたステー(両面テープどめ)が剥がれ落ちて後続車に踏まれ、壊れてしまいました😂
【1万円以下】FODSPORTS M1-S Pro
記事執筆時点のバイク用通信機器売れ筋ランキング第1位は1万円以下で買えるインカムでした。
このインカムは最大8人と同時通話が可能(安定した通話品質を保つためには4〜6人推奨とのこと)。また、異なるモデルやメーカーのインカムとも接続できます。
また、【AUX有線接続】機能を使えばスピード検知器、ナビなどと接続でき、インカム通話と音楽・ナビの同時使用が可能です。
【1万円以下】Amison M10
バイク用通信機器売れ筋ランキング第4位には最大10人で通話できる(推奨は4人まで)1万円以下のインカムがありました。
6台以内の接続の場合、自動でペアリングが可能。大きめなボタンを取り入れることで、操作しやすく誤操作しにくい設計です。
他にもFMラジオを聴くことができたり、他社製インカムとの接続もできるなど申し分のない機能を有しています。
【1.5万円以下】LEXIN LX-B4FM
バイク用通信機器売れ筋ランキング第2位には1.5万円以下で買えるインカムがランクイン。
最大10人で同時通話ができます(インカム同士の通話中は、音楽などの同時使用はできません)。
また、音楽シェア機能搭載のため、仲間とお気に入りの音楽を同時に聴くことができます(音楽のシェアリング中は通話できません)。
【1.5万円以下】FODSPORTS FX8
バイク用通信機器売れ筋ランキング第14位には1.5万円以下で買える【FX8】がランクイン。
最大8人での同時通話が可能で(推奨人数は4〜6人)、他社製品との接続ができるユニバーサル接続機能や、FMラジオ、AUX接続機能を有しています。
バッテリー容量は900mAhで、20時間連続通話を実現。
【2万円以下】デイトナ DT-E1
バイク用通信機器売れ筋ランキング第3位にランクインしていたのはデイトナの【DT-E1】です。
最大4人での通話が可能。距離が離れて通話が切れても、通話可能範囲内に戻れば自動復帰します。
プラス5,000円ほどで上位モデルの【DT-01】も発売中です。こちらは最大6人まで通話可能。
【5万円以下】B+COM SB6XR
バイク用通信機器売れ筋ランキング第13位には皆さんご存知【B+COM SB6XR】がランクイン。
2023年3月17日に発売された最新モデルです。
これまでハイエンド機だった「SB6X」は、世界的な半導体不足、材料や製造コストの高騰により安定供給が困難になりました。
現在では生産中止しており、ECサイトでは価格が高騰しているので購入する際は安定的に手に入るこちらのモデルを購入しましょう。
B+LINKという独自の通話機能を持った機種(「SB6XR」「SB6X」「ONE」)なら、ワンタッチで最大6人まで通話可能。
他社インカムでは音楽を聞いているときには通話ができないものがほとんどですが、B+COMなら音楽やナビ音声を聴きながら通話できる【聴きトーク】という機能がついています。
直感的に使いやすいスマホアプリも便利。
業界内唯一の「ユニバーサルインターコール・レシーブ」機能により、スマートフォンとの接続を保ったまま、他社製インカムと通話することができます。
まとめ
今回はバイク用通信機器売れ筋ランキングにランクインしていたインカムからおすすめのものを8種類ご紹介してきました。
私は10年以上インカムを使ってツーリングしていますが、マスツーリング時はもちろんソロツーリングでも大変便利で、今ではインカムなしのツーリングは考えられません!
ソロツーリングや多くても2,3人でのツーリングがメインであればどのメーカーのどの機種を使っても大丈夫。
音質や通話品質に多少の差はあれど問題なく使えます。初めてのインカムには試しに5,000円台のものを買ってみてもいいかもしれません。
ただし、マスツーリングの人数が多くなってくると同じ機種で揃えたほうが通話品質や同時通話人数を確保できます。
4万円以上する高級品ですが、ユーザー数の多いB+COMは直感的な操作で品質も安定していておすすめです。
また、ランキングには乗っていませんでしたが(価格が高騰しているため)SENAの【SENAメッシュ】搭載型機種は、グループメッシュで最大24人、オープンメッシュだと無制限に通話することが可能!
定価は税込み32,780円なので、気になる方はバイク用品店などで購入することをおすすめします。
インカムを使用しなければ『次の交差点を右折』『交差点で隊列が途切れた』『トイレに行きたい』『給油したい』など、インカムがなければ信号待ちで止まったときに大声で話しかけなくてはいけません。
まだインカムをお持ちでない方はこの機会に是非購入を検討してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
-
バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
最新の投稿
- コラム2024年11月20日【夜間の街乗り攻略法!】初心者でも安心して走るためのマナーや注意点を解説!
- コラム2024年10月31日【疑問】「オービス」と「Nシステム」ってどう違う?知っておくべき取り締まり装置の役割
- メンテナンス2024年10月24日【バイクのサビ取り完全ガイド!】簡単サビ取り法と長持ちパーツの選び方
- コラム2024年10月22日【これで安心!】バイクで煽られないための運転術と万が一の対処法