「半ヘル」や「半キャップ」と呼ばれ、昔から親しまれているハーフヘルメット。
最近はさまざまなデザインやおしゃれなタイプ、実用的なモデルなど、豊富に販売されています。
そこで今回は、おすすめのハーフヘルメットを8種類、厳選して紹介します。
どのタイプにするか、お悩みのライダーは必見ですよ。
タイプ別に紹介しているので、ご参考にしてください。
※今回紹介するのは、全てSG規格適合(125cc以下用)のハーフヘルメットです。排気量125cc未満のバイクで使うことを想定し販売されています。乗るバイクや使用状況に合わせ、自己責任で使いましょう。
※「半キャップ」とも呼ばれるハーフヘルメット。この記事では表現を「ハーフヘルメット」に統一して記述します。
ハーフヘルメットとは
その名の通り、球体を半分(ハーフ)にしたような、お椀のような形状のヘルメットです。
フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットに比べ、安くて軽いモデルが多く販売されています。
ハーフヘルメットのメリット
・おしゃれ
・安い…セカンドヘルメットによい
・軽い
・着脱が簡単
・手軽
・普段使いにちょうどいい
ハーフヘルメットのデメリット
・安全性は(フルフェイスやジェットに比べ)劣る
・雨、風、虫などがモロに顔に当たる(シールドがないタイプ)
・日焼けする(特に夏)
・寒い(特に冬)
大型バイクでハーフヘルメットを使う際の法的な部分や、ヘルメットの安全規格については、モトコネクトの過去記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
オシャレ系ハーフヘルメット
オシャレかわいいスクーターにはコレ。
まるで1960年代のレーサーのような、レトロでヴィンテージな雰囲気です。
スクーターばかりでなく、ヴィンテージ系のバイクにもマッチします。
スピードピット CL-950(TNK工業)
ヴィンテージな雰囲気のおしゃれなヘルメット。
ゴーグル付きです。
イヤーカバー(ヘルメットの下の黒い部分)は取り外し可能。
暑い夏も使えます。
アゴ紐は簡単なワンタッチ式ホルダー。
着脱が簡単で使いやすいヘルメットです。
ハーフヘルメット CR-750(リード工業)
流行りのマット(ツヤ消し)ブラックが特徴的なハーフヘルメット。
こちらもゴーグル付きです。
ゴーグルが脱落しないよう、ゴーグルストラップ付き。
アゴ紐はラチェット式バックルで簡単着脱。
耳当て部分も着脱可能です。
マット仕上げなので、お手入れにはマットカラー専用クリーナーがイイですよ。
ポリススタイル系ハーフヘルメット
映画に出てくるアメリカンポリスやハイウェイパトロールに憧れているライダーにはコレ。
バイザーを取り外せるモデルもあるので、あなた好みにカスタマイズできますよ。
ハーフヘルメット U.S.A POLICE STYLE MP-110(マルシン)
アメリカンポリススタイルのハーフヘルメット。
耳当ては着脱可能。寒い冬は装着して防寒、暑い夏は外して快適に使えます。
アゴ紐は着脱が簡単なワンタッチバックル。
Dリング付きでバイクのヘルメットロック(ホルダー)に保管が可能。
防犯上も安心です。
FUJI300Cヘルメット Silver (コミネ)
こちらはコミネから販売されているポリススタイルのハーフヘルメット。
イヤーパッドは無線機の使用に便利な着脱式。
会話が聞き取りやすいよう、イヤーカバー部分にはパンチング処理を施してあります。
ヘルメットの表面はツヤがある光沢タイプ。
お手入れにはクリーナーとワックス両方の効果がある、ヘルメットクリーナー&ワックスが便利です。
実用性重視のシールド付きハーフヘルメット
通勤や通学で雨の日も風の日も、バイクに乗らなくてはならない…
そんなライダーにオススメなのが、こちらの2アイテム。
シールドが雨や風からあなたの顔を守ります。
メガネ族も安心のヘルメットですよ。
バブルシールド付きヘルメット CROSS CR-760(リード工業)
人気の開閉式バブルシールドが標準装備のハーフヘルメット。
シールドは豊富なカラーバリエーション(別売り)がそろっているので、お好みのカラーに付け替えることも可能です。
イヤーカバーはファスナー式で取り外せます。
こちらもアゴ紐にはラチェット式バックルを採用し、着脱はラクラク。
実用的でオシャレなヘルメットです。
シールド付きハーフヘルメット SERIO(リード工業)
こちらは、エアベンチレーションを装備したハーフヘルメット。
走行風をエアインテークからヘルメット内部に取り込み、蒸れを防ぎます。
内装の素材には通気性の良いメッシュ材を採用。
帽体内の熱や蒸れを軽減します。
樹脂製のシールドはとてもデリケート。
シールドの汚れを拭き取る際は、シールド用のシールドクリーナーを使いましょう。
クリーナーでキレイになったシールドには、レインブレーカーを塗っておくと雨の日も安心ですよ。
ワイルド系ハーフヘルメット
ワイルドなヘルメットでキメたい…
そんなライダーにおすすめのヘルメットがこちら。
アメリカンタイプはもちろん、さまざまなカテゴリーのバイクに似合うヘルメットです。
ハーフヘルメット REVEL BLACK(ダムトラックス)
アヒルの尻尾のようなダックテールデザインが特徴的な、ダムトラックスのハーフヘルメット。
特性オリジナルシールが同梱されているので、あなた好みのヘルメットにカスタマイズできます。
アゴ紐は着脱が容易なバックル式。おしゃれでクールなヘルメットです。
ELZO ハーフヘルメット(リード工業)
こちらもベーシックなダックテールモデル。
リーズナブルでおしゃれなハーフヘルメットです。
アメリカンタイプによく似合います。
サイズ調整スポンジ付きなので、頭のサイズや形に合わせてフィッテングが可能です。
ハーフヘルメットは、バイクやシチュエーションに合わせて使おう!
今回はおすすめのハーフヘルメットを8種類ご紹介しました。
ハーフヘルメットの良いところは、軽くて手軽な点です。
その反面、フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットに比べ安全性が劣る部分もあります。
それらの特性をよく理解したうえで道路交通法を遵守し、バイクやシチュエーションに合わせて使いましょう。
安全性を優先したいライダーには、フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットがおすすめです。
モトコネクトの過去記事を参考にしてください。
この記事が読者の皆様のお役に立てば嬉しいです。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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