あなたのバイク野ざらしになっていませんか?雨も多いこの季節、雨に当たる愛車をどうにかしたいですよね。もしくは、防犯対策も兼ねて何かバイクを守ってくれるものはないのか?そう思っている方にバイクカバーがおすすめです!しかし、買おうと思ってもこんなこと困っていませんか?
バイクカバーのお悩み
- どれを買えばいいのか
- どんな機能が必要なのか
- 値段高い、ピンキリ
今回はそんな悩みを解決すべく、初心の方向けた「バイクカバーの選び方と、おすすめの商品」をご紹介します。
バイクカバーとは
このようにバイク全体を覆う、化学繊維で出来たカバーです。色は大まかに黒、もしくはシルバーが代表的です。恐らくマンションの駐輪場などで見たことがある方も多いと思います。
バイクカバーの3つのメリット
それではさっそく、バイクカバーの3つのメリットについて解説致します。
雨対策
これはイメージしやすい機能ですね。雨からバイクを守ってくれます。また、雨水による汚れからも守ってくれます。本来濡れて欲しくない電装系やメーター周りの保護をしてくれるでしょう。
劣化防止
そして、雨以外にも車体を劣化させものがあります。それは雨とは反対の紫外線です。紫外線による塗装の劣化も抑えてくれます。
防犯対策
これも大きなメリットの1つです。車種によって狙われやすいバイクがあります。ターゲットにされるリスクを下げるためにもカバーは必須と言えます。
バイクカバーの3つのデメリット
バイクを様々な脅威から守ってくれるのがバイクカバー。
それでは逆に、バイクカバーにはどんなデメリットがあるのでしょうか?
風による横転
こちら、意外かもしれませんが横転のリスクがあります。通常の雨などの日は大丈夫なのですが、台風などの風が強い日は横転する可能性があります。
巻きあげられた風によってカバーがパラシュートのように引っ張られて倒れてしまうケースが報告されています。
なので、風の強い日などはあえてカバーを外すか、バイクが倒れないようにカバーと一緒に柱などに固定する必要があります。
熱による電装系へのダメージ
「耐熱素材」と表示しているカバーがよくあります。走り終わった後マフラーの熱が残っていてもカバーをかけられる便利な機能に見えます。しかし、エンジンなど他に熱を持った状態でカバーをかけると、カバーによって熱が逃げられずカバー内がサウナのような状態になります。この状態がバイクの電装系にダメージを与えるきっかけになります。なので、ある程度バイク全体の温度が下がってからカバーをかける必要があります。
※この季節は特に雨上がりの後に地面からの湿気がカバー内にこもりやすいので、雨上がりにはバイクもカバーも乾かした方が良いでしょう
完全な防水は難しい
台風や大雨では完全な防水は難しいそうです。そのような場合はビニールシートをかけた上に、バイクカバーなどで対策するといいでしょう。
※この季節は特に雨上がりの後に地面からの湿気がカバー内にこもりやすいので、雨上がりにはバイクもカバーも乾かした方が良いでしょう。
バイクカバーの選び方
では、バイクカバーを購入する上でどんなことに気を付ければいいのでしょうか。ここでは欲しい機能を含めて解説します。
予算
車種やサイズ、用途にもよりますが、最低でも5000円程度はかけたいところです。2000円台の格安なカバーもありますが、かなり薄い生地なので耐久も低く、被せるだけのものになってしまいます。
バイクのサイズ
サイズについては商品の裏面に適合表が乗っています。サイドバッグやパニアケース、ハンドルなどカスタムをする予定の方は指定より大きめのサイズがおすすめです。
通気ダクト(ベンチレーション)
殆どのカバーには基本的に通気ダクトが設けられています。特に、梅雨のような湿気が強い季節には欠かせない機能です。何故なら、カバーはバイクを覆って守る反面、温室のような効果が出てしまいます。それによって、グリップやシート、サイドバッグにカビなどが発生しやすくなってしまします。なので、通気を良くするために通気ダクトがあるものを選ぶといいでしょう。
ベルト
ベルトがあることで簡単にめくられないようになります。防犯目的もそうですが、多少の風でもめくれないようになっています。バイクの下回りからカバーをロックするために必要な機能です。風がある日はカバーがめくれてしまうことがよくあります。なので、せっかくの防犯目的で購入したのに、どこかに飛んで行ってしまってはもったいないですよね。
チェーンロック対応
このように、カバーをかけた状態でもチェーンロックが使えるものがいいでしょう。同時にめくり防止にもなるので、この際にチェーンロックを持ってない方は一緒に購入するのもおすすめです。
おすすめのバイクカバーまとめ!
以上のポイントを押さえた上で、5000円から1万円程度の予算で購入出来るバイクカバーをまとめてみました。大手バイクメーカーの物から、通販でも評判の良いものまで、初心者の方におすすめな入門カバーになります。
デイトナ バイクカバー SIMPLE
大手バイク部品メーカー「デイトナ」の入門用のバイクカバーです。以前のモデルより装備が豪華になっていますが、名前の通りシンプルにまとまったリーズナブルなアイテムです。
ヤマハ バイクカバー Eタイプ
ヤマハ提供するこちらのバイクカバーですが、量販店でも人気で売れ行きがかなり良いそうです。Eタイプというものがお手頃な値段帯なので、こちらのモデルがおすすめです。
GBT GLOBAL BRIDGE TRADING
Global Bridge Tradingはサイクルパーツを扱う小売りからスタートした会社で、現在は製造小売をしているグループです。かなり商品にこだわりを持っているので、耐久性やコストパフォーマンスがかなり良いです。
Active Winner
Active Winneもアウトドア、ヘルスケア、フィットネスなど、バイク用品などの商品の企画・製造を行っている企業です。こちらもかなり評価が高く、リーズナブルでお買い求めしやすいカバーの一つです。
Barrichello(バリチェロ) バイクカバー
なんとこちら「バリチェロ」はバイクカバー専門の会社です。今までのバイクカバーの悩みを解決すべく、自らバイクカバーを企画、販売しています。「無駄なものを省き、最高のものを作ろう」をモットーに活動しており、ユーザー目線のお値段で提供しています。
まとめ
今回はカバーの必要性や選び方、おすすめ商品についてまとめてみました。日常生活の中でバイクを守ってくれる代表的なアイテムです。これからは本格的に台風や雨が多い季節に入っていきます。なので、横転防止の為のロープや、小さい物でもいいのでビニールシートなどと併用することがおすすめです。
投稿者プロフィール
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神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。
好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。
苦手:集中すること、単調作業。
愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ
風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。
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