【ツーリング×グルメ】愛知県のオススメツーリングプラン

最終更新日 2024/12/14 18:08

カゲモト公開日 2024年12月14日

日本の三大都市の一つ名古屋市がある愛知県。一見、走るところが少なそうですが、実際は都市と自然のバランスがちょうどいい地域です。県外からのアクセスも良好なため、気軽にツーリングが楽しめます。

そこでこの記事では、関西をバイクで走り回っていると気づけば全国を走り回っていたカゲモトが選んだ、愛知県のオススメツーリングスポットと、ツーリングに欠かせない！近所のおいしいごはん屋さんをまとめてご紹介します。

ぜひ、最後までお付き合いください。

「愛知県を堪能したい」「ご当地グルメを食べたい」その欲望、叶えます記事を読めば簡単にツーリングルート作成ができる！愛知県オススメのツーリングスポット＆グルメ三重へワープ｜道の駅伊良湖クリスタルポルトフォトスポット｜小島海岸石垣の棚田｜四谷の千枚田絶景スポット｜本宮山スカイラインご当地グルメ｜FAT まるで京都？｜ちたの竹林ご馳走ロード｜三河湾・三ヶ根山スカイラインまとめ

「愛知県を堪能したい」「ご当地グルメを食べたい」その欲望、叶えます

愛知県は西部の尾張地方と中東部の三河地方の2つに分けられ、それぞれに魅力的なスポットがあります。特徴の違う2つの半島を朝駆けするのも楽しそうです。ちなみに、名古屋港からは、宮城県仙台市や北海道をつなぐ太平洋フェリーが発着しています。思い立ったらサッとフェリーに乗れるなんて羨ましすぎますね！

私は愛知県へ5回ほど訪れていますが、まだ三河地方の一部しか走ったことがありません。これまでに立ち寄った写真や、気になるスポットを調べていると、じっくりと腰を据えて愛知ツーリングを楽しみたくなってきました。

今回は、実際に訪れたスポットと、次は訪れたい！気になるスポットをまとめてお送りします。

記事を読めば簡単にツーリングルート作成ができる！

実は、この記事でご紹介しているスポットは、1日で立ち寄れるであろう範囲から厳選しています。
つまり、ご紹介するスポットを巡るだけで簡単にツーリングルートが完成します！

バイク乗りさんによって、スタート位置や心地のいい総走行距離は異なるので、お好みでカスタマイズしてみてください。

愛知県オススメのツーリングスポット＆グルメ

愛知県の数あるツーリングスポットの中から、じっくり撮影を楽しめるスポットや、気持ちのいいワインディングロードをご紹介します。ランチは港町の名物料理をチョイスしました。

三重へワープ｜道の駅伊良湖クリスタルポルト

渥美(あつみ)半島のさきっちょにあるのが「道の駅伊良湖クリスタルポルト」です。2023年6月にリニューアルオープンしました。道の駅へ続く道は、先端に近づくにつれて最果て感が増していくワクワクロードです。

駅内の「岬めぐり亭」では地元食材を使ったグルメが楽しめます。伊良湖のあおさ蕎麦は絶品なので、小腹が空いていたら食べてみてください！道の駅周辺には、プロポーズの名所として知られる「恋路ヶ浜」や、ひっそりと海を見守る「伊良湖岬灯台」があります。時間を忘れて長居してしまいそうなスポットです。

伊良湖クリスタルポルトはただの道の駅ではなく、三河湾内の島々や三重県鳥羽市間を60分で結ぶフェリー乗り場でもあります。大型バイクでも5,000円で乗船できるので、ツーリングで大活躍する航路です。

フェリーを活用して立ち寄ったスポットはこちらでご紹介しています。

道の駅伊良湖クリスタルポルトの詳細情報

電話番号	0531-35-6631
営業時間	7:30～19:00 売店　8:00～17:30 レストラン　9:00～16:00
定休日	無休
公式サイト	https://www.aichi-now.jp/spots/detail/218/

※投稿時点の情報です。

フォトスポット｜小島海岸

渥美半島の太平洋側の海岸線では、視界いっぱいに広がる海が楽しめます。サーフィンや海釣りのスポットとしても人気のエリアです。かなり海に近づけるため、風景を活かしつつ愛車の撮影が可能です。トイレや東屋も完備され、ツーリング中の休憩スポットとしても便利です。

小島海岸以外にも「太平洋ロングビーチ」をはじめ、さまざまな海岸沿いの道があります。場所によっては砂が浮いていたり、道が荒れていたりするので、走行には十分注意してください。

石垣の棚田｜四谷の千枚田

約400年前に開墾された石垣の棚田が「四谷の千枚田」です。山裾に広がる階段状の水田は、どこまでも果てしなく続いているように見えます。全盛期は1,296枚もの田んぼが耕されたといわれ、今も約420枚が現役だそうです。駐車場やトイレも完備された訪れやすいスポットです。

絶景スポット｜本宮山スカイライン

国道301号線に沿って南北に走る「本宮山(ほんぐうさん)スカイライン」は、見るからに気持ちよさそうなワインディングロードです。南側から入ると、ループ橋で一気に標高を上げ、スカイラインらしい景色が広がります。全長11.6kmの中高速コーナーが続く走りごたえのある道です。

ループ橋を越え4.6km走ると、左側には180度のパノラマ絶景が臨めます。天気のいい日だと、南アルプスや富士山を一望できるそうです。道は荒れぎみで、アスファルトを破って草が生えている場所もあります。景色を楽しみつつ、のんびり走りましょう。

ご当地グルメ｜FAT

名古屋グルメといえば、ひつまぶしや味噌カツ、天むすなど魅力的なものが多いですが、ご紹介するのは港名物のトンカツスパゲティ「とんスパ」です！提供していたお店の閉店によって、一時は忘れられていましたが、とんスパのファンだった「FAT(ファット)」のマスターの手によって30年ぶりに復活しました。

極太パスタの上には、厚みのあるトンカツとトマトベースのソース。野菜の甘みとトマトの酸味をしっかり感じるソースとモッチモチのパスタは、懐かしさと新しさを感じます。トンカツの衣がしっかりしているので、ソースに負けずサクサクでした。あんかけパスタとはまた違うおいしさのとんスパ、ぜひご賞味ください。

FATでは、スパゲティやピラフなどの定番メニューにお好みのソースをかけるアレンジが人気なのだそう。他にも、豪華客船の味を再現したドライカレーや、名古屋の喫茶店といえば定番の小倉トーストもあります。名古屋港水族館のすぐ近くなので、街中ツーリングの際に立ち寄りやすいスポットです。

FAT(ファット)の詳細情報

電話番号	052-652-0570
予約	不可
営業時間	07:00～19:00
定休日	水曜日(祝日を除く)
公式サイト	–

※投稿時点の情報です。

バイクの駐車場は「ガーレンふ頭駐車場」が1日150円で利用できます。
駐車場の入り口は「ガーデンふ頭観光バス駐車場」と同じです。

まるで京都？｜ちたの竹林

愛知ツーリングで訪れたいスポットNo.1が「ちたの竹林」です。京都嵐山を思わせる美しい竹林が200m続いています。きれいな景観は地元住人の手によるもので、クリスマスシーズンになるとライトアップされ、キッチンカーが出店されるそうです。

知多の竹林は生活道路として使用されています。訪れる際は、譲り合って楽しみましょう。

ご馳走ロード｜三河湾・三ヶ根山スカイライン

愛知県で気になるご馳走ロードが「三河湾スカイライン」と「三ヶ根山スカイライン」。

三河湾スカイラインは有料道路でしたが、2006年に無料化されています。無料化に伴って3つの駐車場と展望台は閉鎖されました。現在は整備が行き届いているといえる状態ではありませんが、まだまだ現役の山岳道路です。

三河湾スカイラインに入ると、当分は荒れた路面が続きます。日当たりも良くないので路面はややウェットな状態も多いです。尾根までくると、道をふさぐ勢いでガードレールから草木がはみ出しています。コーナーはワインディング向きですが、気持ちよく走るには不向きに思います。探検感を味わいたい、ワイルドな雰囲気が好きなバイク乗りさんにはオススメの道です。

変わって三ヶ根山スカイラインは、有料のおかげか整備が行き届いています。中高速コーナーが続くエリアと、走りごたえのあるワインディングエリアに分かれていて、楽しさのあまり全長5.1kmを一気に走り抜けてしまいそう。

三ヶ根山スカイラインは、「あじさいライン」とも呼ばれており、6月になると道路沿いをアジサイが彩ります。残念ながら、125cc以下のバイクは走行できませんが、愛知ツーリングでは1度は走りたいスポットです。

三ヶ根山スカイラインの詳細情報

電話番号	052-961-1621
料金	バイク(125cc超)　280円クルマ　480円～
料金徴収時間	9:00～16:00
公式サイト	https://www.aichi-dourokousha.or.jp/rosen/toll/sangane/

※投稿時点の情報です。

三ヶ根山スカイラインでETCは使えません。

まとめ

今回は、カゲモトが厳選した愛知県のツーリングスポットとオススメのランチをご紹介しました。

愛知県は都会的なイメージが強いですが、魅力的なツーリングスポットは多くあります。市内からふらっと気軽に立ち寄れる半島や、がっつり自然を堪能できる三河地方など、とてもバランスの良い地域です。他県へのアクセスも良好なので、1日多めに休みを取って愛知ツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ではまた！

投稿者プロフィール

カゲモト: バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。

今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。

愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。

執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。