コロナ禍における密を避ける遊びとして、今大人気なのがキャンプです。
もともとライダーには「キャンプツーリング」という遊びがありますが、こちらもキャンプブームと相まって人気が高まっています。
しかし、ビギナーにとっては1から道具を揃えるのは中々ハードルが高く、そもそも何が必要なのか分かり辛くもあります。
そこで、まずは初期費用を抑えるという意味でも、キャンプツーリングをするにあたって最低限必要なものをまとめてみました!
これが無いと始まらない:「テント」
キャンプツーリングをするにあたって、最低限必要なものの筆頭が「テント」です!
日帰りのデイキャンプを除けば、テントがないと寝る場所を確保することができないので、真っ先に揃える必要があります。
バイクツーリング向けのテントの条件としては、収納サイズがコンパクトであること、1〜2人用のサイズであること、前室があること、設営が簡単なこと、耐水性があることなどで、以上の条件に合致するおすすめテントは「モンベル」の「ムーンライト2型」です。
テントと一緒に揃えたい「グラウンドシート」
テントの床が地面と直接触れてしまうと、凸凹や尖った石などで痛むペースが早まってしまいます。
また、雨の日は床下が濡れてしまうペースが早まり、秋冬は地面からの冷気も伝わりやすいので、テントと地面の間に「グラウンドシート」を敷くことをおすすめします。
一番は各テントメーカーがリリースしている専用品を購入することですが、割と高価なケースが多いので、はじめは安価なブルーシートで十分です(テントのサイズに注意)
これがないと寝れない「マット・シュラフ」
テントの中で寝るために必要なアイテムが「マット・シュラフ」です。
ビギナーにありがちなのがシュラフだけを揃えるケースですが、それでは背中が痛くて残念な結果となってしまいます、、、
バイクの場合は収納スペースが限られているので、マットは空気を入れて膨らますタイプのエアマット、シュラフは収納サイズがコンパクトかつ気温10度以下にも対応できるものを選ぶのがポイントで、おすすめは「モンベル」の「U.L. コンフォートシステム エアパッド」と「バロウバッグ#3」の組み合わせです。
テントに関する記事も書いているので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。
灯りがないと夜は真っ暗「ランタン」
キャンプでは灯りがないと夜は真っ暗なので、必ず「ランタン」を持っていきましょう。
ランタンには燃料が必要な「ガスランタン」と、電池やバッテリーで駆動する「LEDランタン」がありますが、バイクツーリングでは圧倒的に後者がおすすめです!
理由としては燃料を持っていく必要がないこと、本体がコンパクトなこと、そして1〜2人用のツーリングテントなら光量的に十分であることです(マスツーリングならガスランタンもあり)
座る場所がないと辛い「アウトドアチェア」
キャンプではテントの中で過ごす時間よりも、睡眠時間を除けば食事や寛ぎタイムなど、実はテント外で過ごす時間の方が長くなります。
つまりはテント外で座る場所がないと辛いものがあるので「アウトドアチェア」は最低限必要なものに入ります。
最近は華奢なものなら100円ショップでも手に入りますが、やはりキャンプをするならしっかりとした専用品、特に「ヘリノックス」の「チェアワン」は多くのライダーが愛用している間違いない選択です。
令和ならではの必需品「モバイルバッテリー」
昔は必需品ではなかったですが、令和の今となってはあるキャンプで意味一番無いと困るものが「モバイルバッテリー」です。
キャンプ中はコンセントからの充電ができないので、モバイルバッテリーが無いとスマホはもちろん、GoProやインカムなども充電することができません。
なのでツーリングの日数にもよりますが、大容量かつコンパクトなモバイルバッテリーを1つもしくは複数台用意しておくべきで、おすすめは「Anker」の「PowerCore 10000」です。
これが無いと荷物を積載できない「ツーリングバッグ」
最低限必要なキャンプ用品を揃えたら、最後はそれらを収納する「ツーリングバッグ」が必要です。
愛車のタイプや形状にもよりますが、まずはシートバックが最低限必要で、それから徐々にサイドバッグ、タンクバッグと積載量を増やしていきましょう(必ずしも増やす必要はありません)
おすすめは雨が降ってもそのまま走れる防水性の高いバッグで、特に仕切りがなく荷物をポンポン突っ込める「防水ダッフルバッグ」の使い勝手が良いです。
スイスのアドベンチャーバイク用品ブランド「エンデュリスタン」の「トルネード2 ドラムバッグ」なら、愛車に応じてサイズが選べる上に防水性が完璧で、車体への固定も簡単なのでビギナーにもおすすめです。
まずは最低限の荷物で出かけよう!
キャンプツーリングは非常に奥が深い遊びなので、あれもこれもと欲しいものを揃えていたらキリがありません。
なので、まずは最低限の荷物を揃えて出かけましょう!
そうすれば自分にとって足りないもの、逆に不要なものが見えてくるので、そこから「自分スタイル」を作り上げていく過程も楽しめます。
パッキングについて下記の記事で解説しているので、ぜひ読んでみて下さい↓
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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