こんにちは、kanaeです。
今回は愛知県の三谷温泉街へカブで行ってきました。
三谷温泉街の旅館に最新のサウナ施設が誕生するとの事で、オープン前に潜入させて頂きました。これからの時期バイクで温泉や、さらにサウナも楽しめたら最高ですね。三谷温泉街のある蒲郡市も美味しいグルメの宝庫でした。
カブで愛知県の三谷温泉街へ
愛知県の三谷温泉は蒲郡の温泉郷の一つです。半径500メートルに5つの旅館があるので、それぞれのお宿を巡り、日帰り温泉を楽しむことができます。旅館からの海を望むロケーションも魅力です。
どの旅館も広い駐車場がありバイクの駐車に関しても安心。JR三河三谷駅から旅館送迎車が利用できます。自分バイクで、家族は電車で、でもいいですね。
名古屋から蒲郡へは、東名高速道路を走り「音羽蒲郡IC」から20分ほど走ると到着します。音羽蒲郡ICからはオレンジロードと呼ばれる道、オレンジ畑を通ります。
蒲郡市は「蒲郡みかん」の産地でも有名で、オレンジロードの名前もみかんに由来しているそう。親しみある名称ですね。そして走り進めると三谷温泉街が見えてきます。
貸切サウナがオープン「平野屋」
三谷温泉の旅館「平野屋」さんが、なんと、個室型のサウナをオープンさせるとの事で、オープン前に潜入させて頂きました。
当日はサウナ好きのメンバーと一緒に最新のサウナ施設を楽しんできましたよ。
温泉旅館でプライベート空間のサウナが楽しめるなんて聞いたことがありません。しかも歴史ある温泉旅館に最新のサウナ施設を作るなんて、旅館の存続をかけたチャレンジ精神を感じます。
実際に三谷温泉というと、歴史があり、古き良き趣のある建物のイメージです。そこへ最新のサウナ施設建設とは驚きです。昭和、平成、令和の融合した「平野屋」さんの空間もサウナを楽しむ要素の一つになります。ただ新しい施設だけでは味わえない趣があります。平野屋さん社長が、サウナが好きなのだなと分かるこだわりの貸切サウナでした。
日帰りもできる個室貸切サウナ体験
平野屋さんのサウナは貸切のサウナルームです。サウナと水風呂、外にはリラックスできるテラスがあります。リクライニング式のチェアで涼むことが出来るテラスが「ととのう」を演出します。
ここまではよくあるサウナ施設かもしれませんが「平野屋」さんのこだわりは「音響」にもあります。Bluetooth対応のスピーカーがあり、スマホと繋いで自分な好きな音楽をサウナ内で流すことが出来るのです。リラックス出来る空間に「音」はとても大切ですよね。
水風呂も室内の製氷機の氷を足して、さらに温度を低くすることが出来るそう。個人的には、水風呂は17度以上の、水風呂としては高めの温度が好きなのです。仲間となら自分で温度を調整できるのは嬉しいですね。
さらに、水を飲んでくつろげる交流スペースがありました。広々とした空間で仲間同士で会話を楽しめる演出までしてくれます。仲間や家族と一緒に楽しめるのは貸切サウナの素敵なところですね。
バイク仲間とサウナツーリングはどうだろう。荷物の多いライダーにとって、広々とした貸切り部屋はありがたいです。着替えに気を遣う必要もなく、ヘルメットだって持って入れる。バイクでサウナツーリング「あり」ですね。
旅館の「非日常空間」を求めて走り、現地ではバイク仲間と交流できる時間を持てる。愛知の三谷温泉の魅力を知る機会にもなりますね。周辺にグルメスポットもあります。
「平野屋」さんのサウナ施設の素晴らしさは、ライダーに新しいツーリングスタイルの提案をしてくれたことにあります。今後、ツーリングは、より個性的な内容や、個々のこだわりが増えて行く気配を感じています。サウナ好きだけに囚われず、新しい大人の癒しの空間をライダーも楽しみたいものです。温泉に入ってまたヘルメットを被るなんて気が引けるなんて思う方は、ぜひ宿泊しましょう。でも案外、サウナの後にバイクに乗って浴びる夕方の風が気持ちいいのです。
蒲郡グルメ
三河湾に面した蒲郡市は新鮮な海の幸を使った料理が頂けるお店が沢山あります。実は深海魚の街でもあります。愛知県内の9割以上の深海魚は蒲郡市で水揚げされています。三河湾の深海で漁れる深海魚は美味しいと評判との事。
また、蒲郡市はみかんだけでなく、イチゴの生産でも有名です。アサリやえびせんなど名物も沢山あります。
蒲郡のラグーナテンボスも有名です。ラグーナテンボスはテーマパークやプール、ショッピングモールがある複合施設です。冬はイルミネーションが綺麗で、夏はプールが賑わいます。
私は、免許をとってまもない頃のマスツーリングで、集合場所としてラグーナテンボスへバイクで行ったことがありました。
施設内のお魚市場では蒲郡の魚介料理を頂くことが出来るので、ツーリングのランチスポットとして立ち寄るのもいいですね。
「山麓園」ジンギスカン鍋
今回訪れたのは蒲郡市にある「山麓園(さんろくえん)」と言うジンギスカン料理が頂けるお店です。
形原温泉の近くにあります。「あじさいの里」で有名ですね。ツーリングコースでも有名な「三ヶ根山」の麓にあるので、愛知県のライダーさんは近くを走った事がある方が多いのでは。あじさいの里へフォトツーリングへ行くライダーさんも毎年多く見かけます。
ただ、この周辺で食事をするのは実は初めて。今回はサウナ体験でご一緒してくれた方におすすめして頂き、行くことに。山の上にあるイメージで、山麓園からは三河湾が望めました。敷地が非常に広く、自然の中で、それぞれ独立した建物の中で食事を頂く事ができます。
独立した建物や、他にない独特の雰囲気が思わず写真を撮りたくなります。
ここで味わったのはジンギスカンです。専用の七輪で焼いて頂きます。
山麓園は複数の野菜や果物を煮込んだ特製のタレを使っているそうで、これも美味しい。
他にも野菜や鴨肉、豚肉、飲み物など注文をして皆んなで分け合いましたよ。最後はお茶漬けです。臭みが少なく柔らかいお肉はおすすめです。
プライベートな空間で食事を頂きました。サウナ好きのメンバーとあって、愛知県のおすすめの温泉施設を教えて頂いたので近いうちに訪れてみます。
まとめ
正直、「三谷温泉がこんなことになっていたなんて」という驚きから入りました。それほど平野屋さんの個室サウナはサウナ好きが唸るほどのプライベートと最新の空間でした。それが歴史ある温泉旅館の一角にあるのだから他にない魅力を感じるのです。
実は2023年1月21日から2月19日にかけて三谷温泉で「ととのう温泉美術館」という現代アートの芸術祭が開催されました。ととのう温泉美術館とは「郷愁を誘う温泉美術館」で「現代アートを鑑賞する」まるでサウナと水風呂、温冷交代浴のように鑑賞する者に「ととのう」を提供するという芸術祭でした。
例えば、日の入りの時刻に毎日、夕刻のバイオリン弾きがバイオリンを聞かせてくれます。
アートを鑑賞しながら各旅館を周り日帰り温泉を楽しむことができます。古き良き温泉街に、現代のアーティストが集まり同じ空間で同じ時間を共有する素晴らしい取り組みでした。
ライダーとして、ととのう温泉美術館に足を運んだことで、まだ知らない愛知県の温泉街の魅力を知ることができました。それが今回の平野屋さんのサウナ施設を訪れるきっかけです。
バイクに乗っていないメンバーの中にライダーとして飛び込むことで、いつもと違うツーリングになる事もあるのですね。今回はアートやサウナが好きなメンバーとご一緒させて頂きました。その土地をライダーとして楽しむ為に、ライダーの壁をこちらから取り払い飛び込んで行きたいものです。
「ととのう温泉美術館」第2回目が開催されたら必ず三谷温泉へ行きたいですね。
投稿者プロフィール
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愛知県でHONDAのX-ADVとスーパーカブ110に乗っていますkanaeです。
バイクが好きでバイクに関わるお仕事がしたくて2021年に会社を退職。
SNSを活用しバイクの楽しい事を発信したり、アパレルブランドを立ち上げました。
YouTubeではその土地で出逢った人々や綺麗な景色、美味しいグルメにスポットを当てています。
全国のゲストハウスをバイクで巡るのも目標!