ヤマハ発動機株式会社は、スーパースポーツ「YZF-R3 ABS」をマイナーチェンジし、5月10日に発売します。
主な変更点
今回の変更では、エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合し、前後フラッシャーランプには新たにLEDを採用しました。また、別売アクセサリーとして機敏で滑らかなシフトアップ操作を可能にするクイックシフターを新たに設定しました。
さらにカラーリングとグラフィックも変更。新設定の“パープル”は、スポーティなイメージを持たせつつ、これまでにない新鮮なトレンドカラーを取り入れました。ヤマハのレーシングカラーを強調した人気の“ブルー”は、「YZF-R1」や「YZF-R7」とリレーションを図り、アンダーカウル等にマットブルーを配して高いパフォーマンスを表現しました。“ブラック”は今回、ブラックとマットダークグレーの組み合わせでモダンさを演出、グラフィックにはアクセントとなるシアンを添えて、スポーティさとカジュアルさを兼ね備えています。
「YZF-R3ABS」は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、高次元な走行性能とスタイリング、さらに日常での扱いやすさも兼ね備えたモデルで、10代・20代を中心とする若年層のユーザーから支持されています。
製品情報と主要諸元
名称:YZF-R3 ABS
カラー:ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー/新色)、ブラックメタリック12(ブラック/新色)、ダークブルーイッシュパープルメタリック3(パープル/新色)
メーカー希望小売価格:726,000 円(消費税込み)
発売日:2023年5月10日
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
主要諸元
認定型式/原動機打刻型式 | 8BL-RH21J/H406E | |
全長×全幅×全高 | 2,090mm/730 mm/1,140mm | |
シート高 | 780mm | |
軸間距離 | 1,380mm | |
最低地上高 | 160mm | |
車両重量 | 169 kg | |
燃料消費率 *1 | 国土交通省届出値 定地燃費値*2 | 41.6km/L(60km/h)2名乗車時 |
WMTC モード値 クラス *3 | 25.4km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
原動機種類 | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ | |
気筒数配列 | 直列2気筒 | |
総排気量 320 | 総排気量 320cm 3 | |
内径×行程 | 68.0mm×44.1mm | |
圧縮比 | 11.2:1 | |
最高出力 | 31kW(42PS)/10,750r/min | |
最大トルク | 30N・m (3.1kgf・m) 9 ,000r/min | |
始動方式 | セルフ式 | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
エンジンオイル容量 | 2.50L | |
燃料タンク容量 | 14L(無鉛レギュラーガソリン指定 | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
バッテリー容量/型式 | 12V, 7.0Ah(10HR)/GTZ8V | |
1次減速比/2次減速比 | 3.043(70/23)/3.071(43/14) | |
クラッチ形式 | 湿式, 多板 | |
変速装置/変速方式 | 常時噛合式6速/リターン式 | |
変速比 | 1速:2.500/2速:1.823/3速:1.347/4速:1.086/5速:0.920 /6速:0.800 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
キャスター/トレール | 25°00′/95mm | |
タイヤサイズ(前/後) | 110/70R17M/C(54H)/140/70R17M/C(66H)(前後チューブレス) | |
制動装置形式(前/後) | 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ 懸架方式(前/後) | |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/スイングアーム | |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | LED/LED | |
乗車定員 | 2名 |
■製造事業者:PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing ■製造国:インドネシア ■輸入事業者:ヤマハ発動機株式会社
※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3 WMTC モード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
リリース:ヤマハ発動機株式会社
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