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Moto Connect(モトコネクト) > 記事 > コラム > まとめ > 【2024年】250ccビッグスクーターに再注目!新たな転換期とジャンル別車種紹介
まとめコラム

【2024年】250ccビッグスクーターに再注目!新たな転換期とジャンル別車種紹介

プラム
最終更新日 2024/12/25 11:35
プラム
Published: 2023年6月29日
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はじめまして、プラムと申します。

突然ですが皆さんは“ビッグスクーター”と聞いてどのようなイメージを持たれますか?

もちろんイメージは人それぞれでしょうから、外観や乗り味、利便性など、ネガティブなものからポジティブなものまで、色々なイメージが挙げられるのではないかと思います。

今回は、そうした様々なイメージを持つビッグスクーターの変遷と現状について主観を交えてお話させていただきつつ、ジャンル別に現在の新車で買えるビッグスクーターもご紹介します。

目次
  • ビッグスクーター黄金期
  • ビッグスクーターブームの終焉と現状
  • 新車で買える250ccクラスビッグスクーター(国内メーカー)
    • ホンダ フォルツァ
    • YAMAHA XMAX ABS
    • スペック一覧
  • 新車で買える250ccクラスビッグスクーター(海外メーカー)
    • アプリリア SR GT Sport 200
    • イタルジェット ドラッグスター200
    • スペック一覧
  • EVモデルのビッグスクーター
    • BMW CE04
    • アイデア AA-4
    • スペック一覧
  • オーバー250ccクラスビッグスクーターの一部
    • ホンダ X-ADV
    • YAMAHA トリシティ300
    • スペック一覧
  • まとめ

ビッグスクーター黄金期

引用:foto AC

ビッグスクーターの黄金期は、2000年代、“ビッグスクーターブーム”と呼ばれていた頃になります。この時代は、国内主要メーカーがこぞって250ccクラスのビッグスクーターをラインナップし、先進技術や豪華な装備を投入していました。

このビッグスクーターブームでは、当時は“おじさんの乗り物”であったビッグスクーターが、“若者にも人気のファッションアイテム”に転換されていったのです。このため当時のビッグスクーターは、どのジャンルのバイクよりも人気があったと言っても過言ではないほどの人気を誇っていました。

ビッグスクーターブームの終焉と現状

しかし、過度なブームはバブルのごとく弾け、2010年を境に下火となっていき、近年では、250ccクラスよりも一回り小さな125ccクラスや150ccクラスのスクーターが人気を博してきているというのが実状です。

こうした実状の中、今なお生産され続けている250ccクラスのビッグスクーターはどのようなものなのでしょう?そして現行のビッグスクーターと従来のビッグスクーターにはどのような違いがあるのでしょうか?

ビッグスクーターのジャンル別で以下にてご説明します。

新車で買える250ccクラスビッグスクーター(国内メーカー)

ホンダ フォルツァ

引用:ホンダ公式サイト

ビッグスクーターブーム時代に名を馳せた名称を受け継いだビッグスクーターですが、その中身は2018年に刷新された新時代のビッグスクーターとなっています。

YAMAHA XMAX ABS

引用:ヤマハ公式サイト

ヤマハが走りの楽しさをコンセプトの1つに掲げて2018年に発表された新しいタイプのビッグスクーターです。当時人気のあったマジェスティやマグザムなどのクルーザータイプのビッグスクーターは廃版となり、現在はよりスポーツ面を意識したXMAXがヤマハの250ccクラス唯一のスクーターとなっています。

スペック一覧

主要諸元 フォルツァ XMAX ABS
全長(mm) 2,145 2,180
全幅(mm) 750 795
全高(mm) 1,360 1,410
車両重量(kg) 186 181
排気量(㎤) 249 249
最高出力(kW[PS]/rpm) 17[23]/7,750 17[23]/7,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 24[2.4]/6,250 24[2.4]/5,500
メーカー希望小売価格(消費税込み) 691,900円 715,000円

いずれも2018年を機に新たに生み出されたビッグスクーターで、フルカウルマシンのようなスポーティーなフォルムが押し出されると共に、タイヤを大径化するなど走行性能の面でも向上が図られ、従来のガラパゴス化したビッグスクーターから、ヨーロッパを中心とした世界標準のスポーツスクーターの流れを汲んだ形に生まれ変わってきています。

外観や走行性能のスポーツ指向を強めた国産ビッグスクーターですが、その中身は堅実で、実用性を踏まえたシート下の大容量ラゲッジはそのままに、フロント回りの小物入れにUSBジャックを備える他、スマートキーやハンドル位置、スクリーン高さの変更を可能とするなど、快適性を向上させるための最新装備にも余念がありません。

新車で買える250ccクラスビッグスクーター(海外メーカー)

アプリリア SR GT Sport 200

引用:アプリリア公式サイト

上述したフォルツァやXMAXよりもさらに攻撃的なスタイルで、最低地上高を175mm(フォルツァ:145mm、XMAX:135mm)として、燃料タンクを高い位置に置けないスクーターでありながら、重心位置を高める事で運動性能の向上が図られていることが判ります。

イタルジェット ドラッグスター200

引用:イタルジェットジャパン公式サイト

見る者を魅了する圧倒的なスタイリングは、他と違う物を求めるユーザーの所有欲を必ず満たしてくれるでしょう。アプリリアのRS GT200と同様に、重心位置が高く、走りに重点を置いている事も見てとれますね。

スペック一覧

主要諸元 SR GT Sport 200 ドラッグスター200
全長(mm) 1,920 1,890
全幅(mm) 765 680
全高(mm) 1,295 –
車両重量(kg) 148 112
排気量(㎤) 174 180.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 13[17.4]/8,500 14.6[19.8]/8,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 16.5[1.6]/7,000 17[1.7]/6,250
メーカー希望小売価格(消費税込み) 605,000円 814,000円

スポーツスクーターの本場であるヨーロッパに本拠地を置くアプリリアやイタルジェットからリリースされているビッグスクーターは諸元からも判るように、国内では150ccクラスのスクーターに近い車格を持ち、現行の国産ビッグスクーターよりも更にスポーツ指向を押し出したコンセプトの下に開発されてきている事がわかります。

EVモデルのビッグスクーター

近年注目を浴びている電動スクーターの分野では、BMWのCE04や、販売を前提に開発が進められているアイデアのAA-4が250ccクラスに分類されます。

BMW CE04

引用:BMW MOTORRAD公式ページ

エッジを効かせたロー&ロングなスタイルは、近未来の乗り物としてのEVのイメージにもピッタリですね。400ccクラス並みのパワーと、EV独特の初速からのパワフルな加速は、230kgという車重をものともしないのではないでしょうか。

アイデア AA-4

引用:アイデア公式ページ

雨にも対応できる開閉式のルーフと、キャンプ道具もまるまる積め込める90Lの大容量トランクを備えた実用性に富んだEVです。荷物が載る大柄な車体は時として、“走る”よりも“止まれるか”という点が重要になりますが、その足元には、重い車体でもしっかりとした制動力を発生させるブレンボ製のキャリパが備えられている点にも注目です。

スペック一覧

主要諸元 CE4 AA-4(2020年公開情報)
全長(mm) 2,285 2,240
全幅(mm) 855 900
全高(mm) 1,150 1,760
車両重量(kg) 231 271
排気量(㎤) – –
最高出力(kW[PS]/rpm) 31[42]/4,900 35[47]/–
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 62/0-4,900 —
メーカー希望小売価格(消費税込み) 605,000円 —

CE04とAA-4を比較すると、EVという共通点を持ちつつも、その方向性は両極端で、圧倒的な個性を持つCE04に対し、実用性を重視したAA-4と言う事ができます。

この事からEVモデルのビッグスクーターには、エンジンモデル以上に広い振り幅の自由度が設けられつつあると言えるのではないでしょうか。

オーバー250ccクラスビッグスクーターの一部

これまでは、250ccを超えないクラスについて見てきましたが、さらに視野を広げると国内でも、ホンダのX-ADVや、トリシティ300など、大型かつ個性的なビッグスクーターがラインナップされています。

ホンダ X-ADV

引用:ホンダ公式ページ

スクーターでありながら大型二輪に属する排気量を誇り、かつオフロードも走る事ができるという常識を打ち破った唯一無二のビッグスクーターです。

YAMAHA トリシティ300

引用:ヤマハ公式ページ

走りに余裕と力強さを与えてくれる排気量と、悪路でも安心感を与えてくれるフロント2輪を兼ね備え、他と一線を画す個性派ビッグスクーターです。

スペック一覧

主要諸元 X-ADV トリシティ300
全長(mm) 2,200 2,250
全幅(mm) 940 815
全高(mm) 1,340 1,470
車両重量(kg) 236 237
排気量(㎤) 745 292.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 43[58]/6,750 21[29]/7,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 69[7]/4,750 29[3]/5,750
メーカー希望小売価格(消費税込み) 1,320,000円 957,000円

 

まとめ

こうして見てみると現行のビッグスクーターは、従来の“ファッションスクーター”から、“利用用途に合わせた個性を備えたスクーター”へと変化し、選ぶ者の相棒として見た場合には、より永い付き合いができるバイクになってきていると言えるのではないでしょうか。

スクーターの概念を維持しつつ、用途に応じて選べる相棒に進化したこれからのビッグスクーターから目が離せなくなりそうですね!

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