- 冬もツーリングを楽しみたい
- でも路面の凍結が心配・・・
- ソロでも安心なプランを教えて!
冬のツーリングでは、走りたい気持ちはあっても、腰が重たくなりがちです。厳しい寒さや路面の凍結、日没の早さが気になり、行き先選びに悩む人も多いのではないでしょうか。
しかし、ポイントを押さえることで、初心者やソロでも安全に冬ツーリングを楽しむことが可能です!
そこで今回は、知っておきたい冬ツーリングのポイントと、冬の兵庫ツーリングプランをご紹介。凍結を避けやすい道を選びつつ、絶品グルメも無理なく入れたので、そのままのルートで楽しめます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
冬の初心者ソロツーリング|3つのポイント

冬のツーリングでは、走る距離や目的地よりも、どんな条件で走るかが重要です。特に初心者の場合、夏と同じ感覚でルートを選ぶと、負担が大きくなる場合があります。
ここでは、冬ツーリングを安全に楽しむための3つのポイントを解説します。
路面が怪しい区間は避ける
冬ツーリングでもっとも警戒すべきは路面の凍結です。夜の冷え込みで凍結した路面は、日が昇っても溶けていない場合があります。
標高が高い場所は気温が上がらないため、コンディションが回復しないことが多いです。凍結していなくても、路面に撒かれた融雪剤でスリップすることもあるので、冷え込みが厳しい時期は近寄らない方が無難といえます。
また、標高が低い道でも、日陰や橋の上、トンネルの出入り口には注意が必要です。路面温度が上がらず、凍結したまま残っている可能性があります。
路面に関する注意点をまとめると、次のようになります。
- 標高が高い場所(〇〇峠など)を通らない
- 橋の上や高架は慎重に走る
- 日が昇り切ってから出発する
- 「路面凍結予報」をチェックする
- 怪しいと感じたら引き返す
怪しい区間を安全に通過するためには、急な操作を控え、後続車がいなければスピードを落とすなどの対処が効果的です。
日没前に余裕をもって帰る
冬は、気がつくとあっという間に日が暮れてしまいます。周囲が暗くなると、路面状況が見えにくくなり、対向車との距離感も掴みづらいため、昼間よりもずっと神経を使わなければなりません。
また、午後3時を過ぎる頃からはグッと気温も下がり始めます。体が冷えると、ブレーキが遅れたり、カーブが思い通りに曲がれなくなったりと、思い通りの運転がしづらくなります。
こうした視界の悪さと寒さが重なる前に、市街地へ戻れるルートを組むのが冬の鉄則です。17時には街中にいることを目標に、1日の走行距離を200km以下に抑えると、冬の寒さの中でも余裕を持って楽しめます。
バイク初心者に最適な走行距離の目安やツーリングプランの立て方は、こちらで詳しく解説しています。
立ち寄りスポットを絞る
ツーリングでは、あれもこれも回ろうとしてしまい、走行距離が長くなりがちです。冬は距離が延びるほど、寒さによる体力消耗が大きくなります。立ち寄りスポットは厳選し、走りと休憩のバランスを意識することが大切です。
立ち寄りスポットを絞っておけば、予定のズレにも対応しやすくなり、気持ちに余裕が生まれます。「体が冷えてきたな」と感じたとき、時間に縛られず気軽に休憩を挟めることが、冬のソロツーリングを無理なく楽しむための秘訣です。
今回のツーリングプラン
冬の初心者ソロツーリングのポイントをもとに、兵庫県ツーリングのルートを作成しました。走行距離は約75kmと短めに設定し、冬でも凍結しにくい道を選びつつ、絶品グルメと日帰り温泉を満喫するプランです。
おすすめのタイムスケジュール
- 10:00頃 道の駅 いながわ|まずは温かい飲み物で一息
- 11:00頃 KONdA to(ランチ)|古民家カフェで絶品バーガーを堪能
- 12:20頃 デカンショ街道|冬の澄んだ空気を感じる、のんびり快走ルート
- 12:40頃 福住伝建地区|静かな旧街道で、古民家が並ぶ景色を楽しむ
- 14:00頃 渓山閣(日帰り温泉)|冷えた体を芯から温めてリフレッシュ
- 15:00頃 帰路につく
寒空の下を走る道中では、パンチの効いたグルメが何よりのご馳走です。今回のプランの主役となる、とっておきの一軒をご紹介します。
選んだ絶品グルメ|KONdA to(コナト)

ご紹介するのは、兵庫県丹波篠山市にある「KONdA to(コナト)」。以前は西宮市で「Esquerre(エスケール)」として食べログ百名店にも選ばれた伝説のバーガーショップが、古民家を改装して移転オープンしたお店です。
お店に近づくと、換気扇から漂うお肉の焼ける香ばしい匂いに、思わず顔が緩んでしまいます。



店内は古民家とアメリカンが融合した、ライダー好みの落ち着く空間が広がっています。店主自らDIYされたという内装は温かみがあり、冬の冷えた体をホッとさせてくれます。
特に、ソロでも気兼ねなく過ごせるカウンター席や二人掛けのテーブルが充実しているのが嬉しいポイント。「オシャレなカフェは一人だと緊張する」という初心者の方でも、周りを気にせず自分のペースでゆったりと食事を楽しめます。
ケイジャンチキンバーガー ¥1,560

数あるメニューの中でも食べて欲しいのが、香ばしい風味とボリューム感があるケイジャンチキンバーガーです。
運ばれてきてまず驚くのが、バンズからはみ出すほどドーンと鎮座した大きな鶏もも肉!ケイジャンスパイスを纏ってグリルされたチキンは、外はカリッと香ばしく、中は驚くほどジューシーでプリップリの食感です。
一口かぶりつけば、複雑に絡み合うスパイスの香りが鼻を抜け、寒さで縮こまっていた胃袋が一気に目覚めるような感覚に。ワイルドな見た目ですが、添えられたライムをギュッと絞れば、爽やかな酸味が加わって最後まで飽きることなくペロリと完食できてしまいます。
さらに注目したいのが、竹炭を練り込んだ真っ黒なバンズ。見た目のインパクトもさることながら、ザクザクとした食感がチキンの香ばしさをより一層引き立ててくれます。
「バイクじゃなかったらビールを頼みたい……!」
そんな誘惑と戦うことになるほど、香りと旨味のパンチが効いた中毒性のある一品です。
KONdA to(コナト)の基本情報
| 電話番号 | 079-506-8334 |
| 営業時間 | 月・水・木・金 11:00~15:00(L.O. 14:30) 土・日・祝 11:00~20:00(L.O. 19:30) |
| 定休日 | 火曜日・第三月曜日 祝日の翌日 |
| 駐車場 | あり(舗装) |
| 公式サイト | https://konato.jp/ |
立ち寄りスポット&ルートまとめ
ここからは、今回のルートで立ち寄るスポットをご紹介します。関西のバイク乗りにはお馴染みの定番スポットでも『えっ、こんなのあったの?』という意外な発見が隠れていました。
次の行き先も探したい方は、西日本の冬ツーリングで走りたい絶景スポットも参考にしてください。
軽くウォームアップ|道の駅 いながわ

休憩や待ち合わせ場所として、多くのバイク乗りに親しまれている定番スポットが「道の駅 いながわ」です。本格的に走り出す前に立ち寄って、トイレを済ませたり、最新の交通情報を確認したりと、準備を整える場所として活用しましょう。
この先、兵庫県道12号線(猪名川渓谷ライン)をそのまま進むと、適度なカーブが続くワインディングロードになります。ただ、北上するにつれて標高が上がり、タイトなヘアピンも現れるため、冬は路面凍結がちょっと怖い区間でもあります。
そのため、今回のルートではあえて12号線の北上は避け、より安全に走れる道を選択しました。こうした割り切ったルート選びも、冬ツーリングを楽しく続けるコツです。

多くの人がそのまま通り過ぎてしまいがちなのが、道の駅から少し南にある「屏風岩(びょうぶいわ)」。猪名川にかかる橋の上からは、そびえ立つ迫力満点の奇岩を拝めます。
バイクに乗りながらでも一瞬目に飛び込んでくるその景色は、猪名川の豊かな自然を感じさせてくれます。わき見運転には注意が必要ですが、ぜひチラッと視線を送ってみてください。
のどかな田園の風景|デカンショ街道

兵庫県丹波篠山市から京都府へ続く国道372号線、通称「デカンショ街道」。信号が少なくて走りやすく、視界の開けたのどかな田園風景が広がる、関西のバイク乗りにはお馴染みの快走路です。
冬の冷たく澄んだ空気の中、一定のペースでゆったりと流すのも本当に気持ちがいいもの。
もう少ししっかり走りたいときは、途中で国道173号線を南下し、大阪・京都府道731号天王亀岡線をルートに組み込むのもありです。その日の気分に合わせて、柔軟にルートを変えられるのもソロツーリングの気楽なところ。地図も載せておくので、余裕がある方はぜひ参考にしてみてください。
昔の面影残る宿場町|福住伝建地区

そんなデカンショ街道を少しそれると、突如としてタイムスリップしたような古い町並みが現れます。それが「福住(ふくすみ)重要伝統的建造物群保存地区」です。


かつて宿場町として栄えたこの場所には、茅葺き屋根や立派な古民家が今も大切に残されています。バイクでゆっくり通り抜けるだけでも、その歴史ある風情を存分に感じられます。
ただ走り抜けるだけではもったいない。そんな景色がデカンショ街道には隠れています。
ぽかぽか日帰り温泉|渓山閣

ツーリングの締めくくりには、京都の奥座敷・湯の花温泉に佇む「渓山閣(けいざんかく)」に立ち寄ります。ここは「料理がおいしい宿」として有名ですが、日帰り入浴の満足度も高く、落ち着いた雰囲気の中でリフレッシュできます。
冬のライディングで冷え切った体にとって、広いお湯に浸かる時間はまさに至福。大浴場に体を沈めれば、寒さで強張っていた肩の力も、じわ〜っと解きほぐされていくはずです。
開放感のある露天風呂は、冬の冷たい空気を感じながらのんびり過ごすのにぴったり。寒さと温かさのギャップを全身で楽しむのは、冬ツーリングの醍醐味といえます。
温泉でしっかり温まったら、湯冷めしないよう、ウェアなどをしっかり着こんでから出発しましょう。
渓山閣の基本情報
| 電話番号 | 0120-417-004 |
| 営業時間 | 11:00~20:00(最終受付20:00) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | あり(舗装・無料) |
| 公式サイト | https://www.keizankaku.com/ |
- 泉質:アルカリ性単純弱放射能温泉
- 湯舟:内風呂 / 露天風呂 / 寝湯ジャグジー
- サウナ:あり
- タオル:タオル 200円 / バスタオル 400円
- アメニティ:シャンプー / リンス / ボディソープ
- ロッカー:鍵付き 無料
- ヘルメット預かり:可能
冬ツーリングを楽にする防寒対策
冬の寒さは耐えるのではなく、しっかり防寒対策を行って楽に走るのが、冬ツーリングを楽しむためのコツです。ここでは、私が実際に取り入れている防寒対策とおすすめアイテムをご紹介します。
冷えやすい先端を守る


冬のツーリングでもっとも辛いのは、体から突き出た先端が冷えることではないでしょうか。走行風をまともに受ける「あご先」「ひざ先」そして「手先」は、真っ先に体温を奪われ、痛みすら感じるポイントです。
あご先やひざ先はウェアでガードできますが、操作に直結する手先は、厚手の冬グローブでも限界があります。そこで、最強の対策としておすすめしたいのがハンドルカバーです。
見た目の好みは分かれるかもしれませんが、走行風を直接遮ってくれるので、薄手のグローブでも操作ができるほど手先が温かく保たれます。実際、冬はハンドルカバーを装備して、オフロードグローブで出かけています。
一度この快適さを知ってしまうと、もうハンドルカバーなしで冬を越すのは考えられません。
ハンドガード装備車でも「ZETA CW ハンドウォーマー」なら、取り外さずに装着が可能です。
ハンドガードを装備していないバイクにはこちら。スポーツスターで使用しています。
体の中から温める

ウェアで外側を固めるのはもちろん、体の中を冷やさない工夫も大切です。私は冬のツーリングには、お気に入りのホットドリンクを水筒に入れて必ず持参しています。
冬は休憩のたびに自販機で温かい飲み物を買いがちですが、すぐに冷めてしまいますよね。保温性の高い水筒なら、飲みたいときに、いつでもアツアツの状態で楽しめるのがメリットです。
景色の良い場所や、何もない道端でも、自分の好きなタイミングでホッと一息つけるところも水筒の良いところ。冷えを感じる前にこまめに一口飲むだけで、内側から体温を維持しやすくなります。
走行風を抑える

どれだけ着込んでも、冷たい風がウェアを通り抜けてくると体温は一気に奪われます。そこで重要なのが防風に特化したインナーです。
愛用しているダイネーゼの「NO WIND LAYER D1」は、その名の通り風をシャットアウトしてくれる優れもの。非常に薄手でライディングの邪魔にならないのに、これを一枚仕込むだけで体感温度がガラッと変わります。
近場の買い物程度なら、ヒートテックの上にこれを羽織るだけで出かけてしまうこともあるほどです。
正直、インナーとしてはなかなかの高額商品ですが、かれこれ10年近く使い続けても防風性能が衰える気配はありません。今も現役でしっかりと温かさを保ってくれるので、結果的にはコストパフォーマンスも抜群だと感じています。
冬は走りすぎないツーリングがちょうどいい
冬のソロツーリングは、目的地を詰め込みすぎず無理をしないのが楽しむコツ。今回ご紹介したプランのように、絶品グルメを食べて、温泉で温まって、早めに帰路につく。それくらいのゆるさが、冬にはちょうどいいんです。
寒さ対策を万全に整えれば、冬ならではの澄んだ空気や、凛とした景色を独り占めできる贅沢な時間が待っています。無理に距離を伸ばそうとせず、そのときの気分やコンディションに合わせて、柔軟にルートを選んでみてください。
それでは、皆さんも安全に冬のツーリングを楽しんでくださいね。
ではまた!
投稿者プロフィール

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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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